『ねぇ、知ってた?』

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   『ねぇ、知ってた?』

「知ってた?
 いつも変に想われないように
 ガマンして触れてたんダヨ?」

 私の胸の中に顔を埋めながらこなたはこんなことを言った。

「そのままずっと触れていたいのをガマンして
 自分の持っているキャラクター故の引き際をいつも演出してたんだよ? 知ってた?」

「…我慢? あれでか?」
「ひ、ひどいよー、かがみん」

 少し非難めいた声。
 いやだってそうでしょ?
 あれだけペタペタしてきてガマンもへったくれもあるわけないじゃない。
 でも…

「・・・なに私と同じようなことしてんのよ・・・(ボソッ」

 小声の本音

「えっ?」

 聞き返された、私はたまらず、すぐ近くのあんたに
 よく聞こえるようにはっきりと本音を言っていた

「私だってずっと触れていたいのガマンしてたんだから!
 変に思われたりしないように、いつもちょっとですませてたのに!!
 あんたなんか私よりぺったぺたしてくれてたじゃない…!」

「そ、それは、私がそういうキャラでそういう関係だったからだよ!
 慣れ慣れしいぐらいの距離感で触れるの、苦労してたんだよ?
 か、会話だって、変にならないようにならないようにって!」

「いつも…いつも!
 あんたを抱きしめ返したくて仕方なかったのよ!?
 あんたと私じゃ訳が全然違うわよ!」

「そうは言うけどね、かがみ
 私だってあれでもいっぱいいっぱいだったよ!」

「うー」

「むー」

「…ふふふ」
「あははっ…」


結局何となくだけど
今なら分かるような気がしたんだ

確かに私たちはいっつもギリギリだったんだなぁって


  ぎゅううううううう!!!!!

どちらともなく強く抱き締めあって、
それは「離さないから」そう言ってるみたいに聞こえた
もちろん、私もコイツを離してやるつもりなんてない。

「もー遠慮とかしないわよ?」

「かがみ、私だって…エンリョしないよ?」

「うん、もっと…」


「「するからね」」



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  • ふぉぉぉぉ!!……GJ!! -- 名無しさん (2010-04-14 21:57:27)

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