待ちぼうけ

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「待ちぼうけ」

直接渡すのが一番なんだろうけど、私にはそんなことできそうもない。
きっと直前になって、恥ずかしくて渡せなくなると思う。
だから、机の中に入れておくことにした。

昨日、つかさに手伝ってもらってなんとか完成させたチョコレート。
市販のものとかつかさが作ったのみたいに綺麗には出来なかったけど、それでも自分で作ったやつを渡したかった。
やっぱりこういうのは、自作のものじゃないといけないと思う。
自分で作らないと、チョコに気持ちを込められないから。

今まで。
私は本気で練習してきたし、本気で作った。
これが、私の全力。
後はこの思いの形を届けるだけ。

委員会の仕事があるからとつかさに言って、いつもより早起きして、誰よりも早く学校に来て、
今いるのはB組の教室。

誰もいない教室はいつもの活気を失い、不気味なまでに静まり返っていた。
そんな中、誰もいるわけないのに物音を立てないよう注意しながら、そっと鞄を開けてラッピングしたチョコを取り出す。
ハートマークのプリントが、今更ながらに恥ずかしい。

カードにメッセージ書いてみたら? とつかさに言われるがまま、それ用のカードに文章を綴った。
チョコは、そのカードと一緒に、小さな紙袋に入っている。
すぐには見つからないように、カードはチョコの下に隠すように入れた。
内容は……思い出したくない。
何を書いたのか詳しく覚えていないのは、単に忘れっぽいだけなのか、それとも忘れようという無意識が働いているのか。
でも、目の前で読まれるわけじゃないからいいわよね。

気づいてくれるかな。分かってくれるかな。
机の中のこれを。
私の気持ちを。


徐々に人が増えてきて、始業のチャイムがなって、授業が始まっても、私は一向に集中できなかった。
そもそも教科書とかノートを机に入れようという気にもならない。
教科書を出し忘れて注意されたのは、何の授業の時だっけ?
頭に浮かんでくるのは、机の中に入れたチョコと、それを見つけた時のあいつの反応。
今頃、とっくに気づいているんだろうか。あの手紙を読んだんだろうか。
確かめたいけど、でも、会おうとは思わない。
なんだか気恥ずかしいし、カードを読んだのだとしたら、今は会うべきじゃないと思う。

カードを書こうと思っても、いきなりすらすらと自分の気持ちを文章に出来るわけもない。
出来たとしても、私は多分書くことは出来ないと思う。
だから、一文だけ。
問題の先延ばしみたいな感じだけど、二つ折りの小さなカードの真ん中に、もっと小さな文字で、それだけ書いておいた。

――大事な話があるから、放課後屋上に来て。

先生の話なんて耳に入らなくて、ぼんやりと窓の外を眺めた。
空は青く晴れ渡っていて、千切った綿菓子のような雲がぽつぽつと浮かんでいる。
なんとなく、心のもやもやが晴れたような清々しさを感じた。
それは多分、一方通行だけど、自分から行動することが出来たから。
……放課後も、晴れていてくれればいいんだけど。

小さく溜め息をついて、下を向き、また窓の外を見上げた。
いつからだろう。
自分の中に、この気持ちが生まれたのは。
気づかないうちに、私は惹かれていた。
何処に? って問われたら、それは難しい質問だ。
性格? 趣味? 容姿?
どれが最初だったかは分からないけど、でも今ではその全てが愛しい。
そんなものでしょ?

どんなに人がいっぱいいても、どんなに周りがうるさくても、その姿だけが目に入るし、その声だけが鮮明に聞こえてくる。
一秒でも長く一緒の時間を過ごしたいと思うし、もっと深く関わっていきたいと思う。
それは、友達とか親友よりも、もっと上。
ただの親友なら、こんなに求めたりしない。

そう。だから、これは友チョコじゃない。
本命だ。
だって私は……、
……泉こなたが、大好きだから。


昼休みもB組には行かず、自分の教室で過ごした。
あいつと顔をあわせると、全てが駄目になってしまう。
そんな気がしたから。

今日の授業はどういうわけか時間がいつもの倍になったようで、いつまで経ってもチャイムが鳴らなかった。
その間集中することも出来ず、ずっと空を眺めていた。
遠くに見える巨大な灰色の綿菓子は、雪雲だろうか。

ようやく放課後になった時には、二日分の授業をいっぺんに受けた気分だった。
荷物も持たず、一目散に屋上に向かう。
待ち合わせ場所は教室でも良かったけど、やっぱり人目につかないところにしたかった。
階段入り口の壁にもたれて、しばらく待つ。

見上げた視界いっぱいに広がる空は突き抜けるように青く、そこを漂う細かな雲の流れはゆったりとしていた。
風はほとんどなく穏やかで、気温の割にはあまり寒さを感じない。
これなら長い間待っていても大丈夫そうだ。
……そんなに待たされるとは思えないけど。

携帯で時間を確認すると、放課になってからすでに五分が経過していた。
……遅いわね、あいつ。
宿題でも忘れて怒られてるのか?
出来ることなら一刻も早く来て欲しいけど、時間を指定してなかった自分が悪いんだし、
あいつにはあいつのペースがあるんだから、気長に待っていよう。
きっと、来てくれるはずだ。
……絶対に。


時間を確認するのは、これで何度目だろう。
携帯の液晶にうつる表示は、六時五十五分。
とっくに下校時間なんて過ぎている。
辺りはほとんど真っ暗で、山際が僅かに水色に染まっているだけ。
風は強く、私の顔に正面からぶつかってくる。
でも、私は帰る気になんてなれなかった。

あいつが、まだ来ていないから。

入れ違いにならないようにずっとここで待っていたけど、誰一人として現れることはなかった。
いい加減に、体が冷たくなっていて、さっきから小刻みに震えている。
徐々に周囲の温度は下がり、肌に纏わりつかれて体温を吸い取られている感じだ。
大気そのものが氷のようで、体を動かすと触れていなかった空気に当たって痛い。

屋上を約束の場所にしたのを後悔しながら、私は冷えたコンクリートの壁に背中を預け、しゃがみこんでいる。
体を出来るだけ丸め、風を浴びる面積を少しでも狭くしようとしてるけど、それはほとんど意味を成さなかった。
そんなもので寒さが防げるわけないし、今の私は冬服を着ただけの防寒性ゼロだから、全身が冷えている。
せめてコートでも持ってくるんだった。
隙間という隙間から風が入り込んで、体温を奪っていく。
このままでいたら間違いなく風邪を引くと思う。

だけど、私はずっとここにいたかった。
ましてや家に帰るなんて絶対にしたくない。
それは、ここを離れたら、私のバレンタインが、私の恋が、終わってしまう気がしたから。
来てくれないってことは、私の気持ちを受け入れられないってことで、でも、ずっと待っていたら、まだ可能性は消えずに残ってくれるんじゃないか。
そんな、縋り付くような思いが、私をここに座らせている。
私がいる限り、希望はなくならないはずだから。

体育座りのまま、空を見上げる。
割と大きな灰色の雲がいくつも広がり、空の黒と合わさってマーブル模様を作っていた。
黒の中には、小さく光る沢山の星。
口から漏れた白い息が、目の前でぼんやりと消えていく。

人の気配は全くしない。
もう学校にいるのは私だけなんじゃないかと思う。
……どうして、来てくれないんだろう。
何か、大事な用事があったの?
それとも、来たくないの?

よく考えたら、変よね。
女同士なのに、大事な話があるから屋上に来てって。
そんなのいきなり言われたら、私だって怪しむ。
元々、私が一方的に思ってただけだ。
普通じゃない感情を、普通の人に押し付けても、迷惑なだけ。
こうなるのも予想がついていたはずだ。

だけど、女性キャラを攻略するギャルゲーばかりやってて、持ってるフィギュアは女性キャラがほとんどで、
だからこそ、もしかしたらなんて淡い希望を持ってしまったのかもしれない。
いつまでもここにいるわけにはいかないし、やがては帰らないといけない。
いつかは諦めて、それを受け入れないといけない。

でも、後もう少しだけ、待っていようかな。
後三十分、いや後一時間。それでこなかったら、その時はすっきり諦めよう。

――どれくらい経っただろうか。
空はすっかり暗くなっていた。
星たちがより一層光って見えるけど、今や大きな雲がそのほとんどを灰色に塗りつぶしている。

とうとう、雪まで降り出してきた。
風に乗って、いくつもいくつも降り注いでくる。
それが肌に落ちるたび、冷たい痛みが走った。
制服が徐々に雪で湿ってくる。

さすがに寒さに耐え切れなくなって、立ち上がった。
これからどんどん気温が下がっていくから、コートでも羽織ってないと本当に大変なことになる。
だから、教室にとりに行くことにした。
しばらく屋上から離れることになるけど、すぐに戻ってくるんだしノーカンだ。
そう自分に言い聞かせて、冷え切って思い通りに動かない体を無理矢理に動かして、数時間ぶりに校舎の中に戻った。


校舎の中はすでに電気が消されていて、窓から入る空の光だけが唯一の明かりだった。
窓の明かりをぼんやりと反射する床を歩くと、足音が廊下中に反響して行く。
なんとなく不気味で、怖くなってきて、自然と忍び足になりながら自分のクラスに向かった。

教室の扉は開いていた。
私が荷物を置いたままにしてたからだろう。最後に出る人が鍵を閉めて返すというのが暗黙の了解になっている。

コートを羽織って、ついでに鞄も持っていっとこうかとしゃがみこんで荷物をまとめていると、ふと、何かが目に入った。

机の中。
何かがある。

誰もいない教室、机の中。
思わず既視感を覚えた。
朝、自分が感じた雰囲気と、よく似ていたから。

急いで机の中からそれを引っぱりだす。
赤い包装紙でラッピングされた、小さな箱。
ピンクのリボンが巻かれ、包装のところどころにはハートマークがあしらわれている。

「あ……」

包装紙の隙間に、白いカードが挟まっていた。
そっと摘んで、開けてみる。

――かがみへ。
ええと、何て言えばいいのかな。いざ書こうって思うと、書くことが浮かんでこないんだよね。
一人で書いてるとなんか恥ずかしいし。
とにかく、去年はかがみが作ってくれたから、今年は私がお返しするね。
自信作だから、絶対においしいと思うよ。

それから突然だけど、ありがとう、かがみ。
変に思われるかもしれないけど、私、今までかがみと一緒にいられて嬉しかったよ。
こんなの本人の前じゃ言えないけど、かがみの傍にいた時が、一番幸せだったよ。
だから、これからもずっと、私の傍にいて。じゃないと私、駄目になっちゃうから。

それで、もしよかったら、放課後体育館の裏に来てくれない?
あ、無理にこなくていいんだよ? かがみの都合が良かったらってことで。
ちょっと、話したいことがあってね、それだけだから。
じゃ、またね。

泉こなた――

「あのバカ……」

急いで教室を飛び出す。
廊下は相変わらず薄気味悪かったけど、無視して走った。
あいつのことだ。きっとこんな時間になっても、ずっと体育館の裏で待ってるだろう。
この寒い中、外にずっといたら風邪を引くに決まってる。
だから、一秒でも早くそこに辿り着かないといけない。

走って、走って、

「!?」

いきなり背後から、教室の扉が開くけたたましい音がして、足を止めた。
背筋を冷たい何かが這っていって、自然と体が震え始める。
学校の怪談という単語が脳裏を駆け巡り、思わず幽霊とかお化けの類が頭に浮かんできた。

そんなものはいるわけないと、意を決して後ろを振り返ると、
いた。

幽霊でもお化けでもなく、
……私が、ずっと待っていた人が。
星の光に半身を照らされて、もう半分を闇に隠して。

顔には驚いたような表情があって、多分私もそんな感じなんだと思う。
だって、目の前には、
……こなた。
こなたが、いたから。

「か、がみ……? どうして、ここにいるの?」

コートを羽織り、鞄を手にしている所を見ると、諦めて帰るところだったんだろうか。
その姿は、何となくいつもより小さく見えた。

「私……私ね、ずっと体育館の裏にいたんだよ。かがみが来るまで待ってたんだけど、全然来てくれなくて……。
でも、何で今目の前にかがみがいるの? 帰っちゃったんじゃないの?」

直立姿勢のまま、不安そうに私の顔を見上げてくる。
そして、何かに気づいたように口を開けて、すぐに視線を斜め下の床に向けた。

「あ、そっか。……来てくれなかったってことは、振られたってことだよね。……うん。分かってたよ、こうなることくらい。
 だって変だもん。女同士なのに……あんな手紙書いて、挙句の果てに呼び出すなんて、おかしいよね。気持ち悪いよね」

そう言って、ワザとらしく笑う。
でも全然笑えてなくて、無理に作った笑顔はすぐに崩れていった。
乾いた笑い声は、嗚咽に変わる。
俯いた顔から何かが落ちて、それが星の光で微かに煌いたのを、私は見た。

「か、がみ、ごめんね……。変な手紙、渡しちゃって。迷惑、だよ……ね?
 私が、勝手に……かがみを、友達じゃなくて、恋人として意識するよう、に、なって、
 それで、か、かがみに同性、趣味、なんてないのに、こんなこと……して……」

だから、そっと近づいて、右手を腰に回すと、左手で闇に映える青の髪をそっと撫でてあげた。
こなたは呆けた表情で、私を見返してくる。

「え、かがみ……?」
「こなた。私が机の中に入れといたチョコは見つけた?」
「……うん。見つけた、よ。でも、あれは、友チョコ、でしょ。
私が、渡したのは、かがみ、の、とは……違うんだよ。……本命、だから」

その顔は濡れていて、くしゃくしゃになっている。
しばらく見つめていると、私の視線に気づいたのか、こなたは急いで制服の袖でそれを拭った。
それでも、まだずっと泣きじゃくっている。

「……あんたねぇ、私がチョコと一緒にカード入れてたの、気づいてないの?」
「……カー、ド?」
「そ。チョコの下に入れといたはずなんだけど」
「え?」
「ちゃんと確認しときなさいよ。入ってるんだから」
「だ、だって、すぐにかがみからだって分かったから、嬉しくて、家に帰ってから開けようって思って……」
「こなた……」

暗い影の落ちた顔を見ていると、自然と口元が緩んできた。
この子は、何を勘違いしてるんだろう。
ふぅ、と一つ息を吐いて、

「だったら、今ここで、開けてみなさいよ」
「……う、うん」

こなたは床にしゃがみこんで徐に鞄を開け、そこから腫れ物を触るような手つきで、私が朝机の中に入れた紙袋を取り出した。
それから中を覗き……これ以上見てるのは恥ずかしくなって、目を逸らした。
今更ながらに、胸の鼓動が早くなってることに気づいた。
さっきまでの寒さが嘘のように体が熱くなってるのは、コートのせいだけではないはずだ。

「あ……」

驚きを含んだ声が廊下に響き、すぐに弱々しく消えていく。
振り向くと、こなたは手にした小さなカードを握り締めて、口を開けたまま固まっていた。
その姿は、窓からの青い光で輝いているように見える。

「ね。……分かったでしょ?」

あんたみたいに、自分の気持ちを素直に書くことは出来なかったけど、それでも私はその一文に気持ちを込めた。
大好きな人のことを思って、書いた。

だから、言葉足らずだったところは、今、埋めよう。
私の気持ちを、伝えてあげよう。
あんたが泣く必要なんて、何処にもないんだから。

「私のチョコも、あんたのと同じよ。出来栄えは比べ物にならないでしょうけど、
私だって自分の思いを、ずっと抱いてた気持ちを伝えたい人がいるんだから」
「それは……」

しゃがみ込んで、戸惑うこなたの視線を無視して、その体を力いっぱい抱きしめる。
ほのかな温もりを感じながら、小さな体を包み込むようにして。

「こなた、……大好き」

なんて言ったらいいか分からなくて、ただそれだけを、耳元で呟いた。
でもやっぱり、言葉なんていらないわよね。
好きだっていう気持ちだけで、十分だから。

「かがみ……。良かったぁ。本当に、良かった……。
私、絶対叶わないって思ってた。こんなの、現実じゃ、ありえない夢だって。
でも、本当に、私の気持ちを、受け取ってくれて……」
「こなた。……だったら、こなたからも聞かせてよ。こなたの気持ちを」
「うん……かがみ。私も、かがみのこと……大好きだよ」

こなたが私の腰に腕を回してくる。
……嬉しかった。こなたにそう言ってもらえたことが。
私の気持ちを伝えられたことが。
思いが通じ合えたことが。

肩に手を置いて、顔を少し離して向き合う。
すぐ正面にいる、こなた。
大好きな人を目の前にして、今からしようとしていることを思うと、胸がどきどきして、体が痺れたような感じになる。
肩を掴んだ両手も、微かに震えている。
こなたも理解したのか、意を決したように、

「いつでもいいよ。……かがみの好きなタイミングで」

そう言って、ゆっくりと目を閉じた。
眠ったように佇む顔も、また可愛くて……。

「そ、それじゃ……いくわよ」

肩を抱き寄せて、少しずつ近づいていって、
触れ合う瞬間、目を瞑った。

世界中の、どんなものよりも甘かった。


ふと見上げた空は雲も少なく、今まで隠れていた天頂には半月が輝いている。
周りの空は闇だけど、ぼんやりと明るく染まっていた。
同じように照らされながら、二人並んで歩道の上を歩く。
雪はまだ降ってるけど、雲が流されているから、止むのも時間の問題だ。

「こなた、寒くない?」
「うん。かがみが傍にいるから暖かいよー」

不意にこなたが私に抱きついてきた。
こ、ここ、歩道の上よ? 誰かに見られてたらどうするのよ。

「ちょ、やめなさいよ!」
「わっ、もう、かがみのケチ~」
「そんなことより、ずっと外にいたんだから、体冷えてるでしょ。私のコート貸してあげるわ」
「え? ……い、いいってば。二枚も着たら変じゃない。それに、かがみだってずっと外にいたんでしょ。
私の方こそ、コート貸してあげるよ」
「そんなことしたら、あんたが風邪引くじゃない」
「それはかがみも一緒でしょ」

私のほうを向いて後ろ向きに歩くこなたは急に、真剣に考え込む表情になった。
待つこと数秒、こなたは徐に口を開いて、

「じゃあさ、駅まで競走しない? 体も温まるよ」
「はぁ? なんでそんなことしないといけないのよ。もっと二人でゆっくり……」
「あー、分かってないなぁ、かがみは。今私、すっごく走りたい気分なんだよね。
……ほら、速くしないと追いてっちゃうよ」
「え、ま、待ちなさいよ!」

いきなり走り出したこなたに置いていかれないよう、必死で後を追う。
こなたは全力疾走はしてないみたいで、私のすぐ前をキープして走っていた。
気づいたら、私もそれを追い抜いてやろうと全速力で走っている。
舞い散る雪に顔をぶつけながら走っていると、自然と体が温まってきた。
何の枷もなくなった体はとても軽くて、今にも飛び立てそうな気分だ。

今日は、最高のバレンタインデー。
思いはちゃんと伝えられたし、互いの気持ちも通じ合えた。そしてこなたと、繋がれた。
だからもう、待ってばかりいないで、駆けていこう。
二人で作っていくこれからに向かって。


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  • なんだこれ、画面がまったく見えんわ!
    この滲んだ画面め~! -- 名無しさん (2008-04-15 03:53:59)

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