つかさの大作戦

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ある日、バス停でこなた、かがみ、つかさがいつものように話をしている。
「朝、幼馴染みの女の子に起こしてもらって、一緒に登校するシチュって萌えるよね~」
「うんうん!わあ~好きな人と一緒に登校できるって、素敵だよぉ~」
「…そんな、あんたのやるギャルゲーみたいなことなんて、滅多にないわよ…」
「でも、かがみはそれ実行してるよね?」
「なんでよ?」
「かがみんは、すでに私の嫁だからね!」
「バ、バカ…!またあんたはそんなしょうもないこと言うんだから…」
「む…そこまで言うか…じゃあ、いーよ。私はつかさと結婚するもん」

つかさが言った。
「いいよ~」


ぴしっ(その場が凍り付いた)


「…ちょ、ちょっとつかさ!!ダメよ!こ、こんな奴となんて!!こいつは…すぐ人にちょっかい出すし…宿題すぐ見せろって言うし…!そ、それに   …」


「な~んちゃって、えへへ」

「な、なんだ…そ、そうよね」
「でも、大慌てで必死に止めようとしてるかがみん萌え。そんなに私のことが気になるなんて…あぁ、かがみん、それなんていう乙女?」
「ち!違うわよ!私は妹の身を心配しただけで…!」
「だ~いじょ~ぶ、そんな心配しなくたって、こなたはかがみのものだよ!ずっと側にいてあげるからね~。よしよし」
「…ば、ばかっ…!」
かがみは赤い顔で言う。

(うふふ、お姉ちゃん、こなちゃんと遊んでいる時ってすごく嬉しそう…
 よ~し、私がお姉ちゃんとこなちゃんをもっと仲良しにさせてあげるね!!)



「でも、私がつかさと結婚なんてしたら、すごく苦労しそうだよね」
(! こなちゃんのくせにぃ~!)








   つかさの大作戦








「それで、その女の子が触手に襲われて服を脱がされちゃってさ~」
「へえ、そうなんだ~」
「なんて話をしてんのよあんた…」
登校中のバスの最後部席で、こなた、つかさ、かがみの順で座って喋っている。

(う~ん、どうすればこなちゃんとお姉ちゃんをもっと仲良しにできるのかな~?
 そうだ、二人を隣同士にして座らせてあげよう!そうすれば…)

【つかさの妄想】
   こなた「かがみの隣にいると私…ドキドキするの」
   かがみ「こなた…実は私もそうよ…」
   こなた「かがみ…このまま一緒に駆け落ちしよっ!」
   かがみ「うん…九十九里浜まででも私を連れてって!(ぽっ)」
(うん、これでうまくいく!)

「あ、あの、お姉ちゃん、私…お姉ちゃんと座る場所変わってもいい?」
「いいけど、どうして?」
「え…えっと…それはその…」
「つかさバス酔いしちゃったの?」
「そ…そう!そうなの!私なんか酔っちゃったみたいで…窓際がいいなって…」

そして、つかさはかがみと座る場所を変わる。
(うふふ、これでお姉ちゃんとこなちゃんは隣どおしで…)
「ほらみなさい!あんたが変な話するせいよ!」
「むぅ、私のせいにするか…ちょっとエロゲーの話をしてただけじゃないか」
「それがまずいんだろーがっ!!」

(えぇ~!なんか私のせいでかえって悪いムードになっちゃってるよう…!)



2時限目終了後。

「困ったなあ… 次の時間の、歴史の教科書忘れちゃったよ。…まいっか。ばれないようにやりすごせば」
つかさは、そこですかさず言った。
「お、お姉ちゃんに借りてくれば!?」

【つかさの妄想】
   こなた「かがみ…私、歴史の教科書、忘れちゃったんだけど…」
   かがみ「はい、私の使っていいわよ…ドジね、こなたは…でも私の愛まで忘れちゃいやよ?」
   こなた「大丈夫だよ!かがみへの愛は時空を越えて歴史に刻まれているんだから!!」
   かがみ「こなた…1万と2千年経っても愛してるっ!(抱)」
(うん、これでうまくいく!)


こなたがB組に戻ってきた。
「ど…どうだった?」
「うぅ…貸してはくれたけど、また忘れ物したなって、たっぷり怒られた…」
「え…;」



昼休み。

いつも通り4人で昼食を食べる。いつも通り、こなたはチョココロネを持ってきていた。

(う~ん、こなちゃんとお姉ちゃんの仲を接近させるには…そうだ!)
「ねえ、こなちゃんいっつもチョココロネだと飽きるから、たまにはお姉ちゃんとお弁当交換してみたら?」

【つかさの妄想】
   こなた「かがみ!!私たちの愛はチョココロネのように渦巻いているっ!」
   かがみ「愛の卵焼きよ!!こなた!!」
   こなた「かがみの愛がチョコみたいに甘いよ…」
   かがみ「私たちの愛はまだ卵からかえったばかりなのよ、こなた…(ちゅっ)」
(うん、これでうまくいく!)


「いやよ 」
「チョココロネ飽きないからいい」

(…どんだけ~)


(う~ん、私がやると失敗しちゃうよぉ…そうだ!ゆきちゃんに協力してもらおう!)

「…というわけで、ゆきちゃん…私に協力してくれないかな~?」
みゆきが笑顔で言った。
「分かりました。つかささんがそうおっしゃるのなら喜んで」
「わあ、ありがと!ゆきちゃん!」
「うふふ、どういたしまして」

(それで私は、ゆきちゃんが二人きりにさせてあげればいいんじゃないかというアドバイスをもらって、
 手紙でお姉ちゃんとこなちゃんを呼びだして、学校の体育館倉庫で二人を合わせてあげようという作戦を立てた。)

【つかさの妄想】
   こなた「…かがみ、私…跳び箱の高さよりかがみのことが大好き!!」
   かがみ「こなた…私なんて、50m走くらいこなたのこと愛してるんだから!!」
   こなた「かがみっ!」
   かがみ「こなたぁ!(アッ-!)」
(うん、これでうまくいく!)


「あ、お二人が来たようですね」
「ゆ、ゆきちゃん!隠れよう!」
つかさはみゆきの手をとって、急いで跳び箱の裏に隠れた。

(せ、せまいとこに隠れちゃった…)
つかさはみゆきの背中にぺったりくっついて様子を見る。
(あ…つかささん、こ、こんなにくっついてるなんて…)

「あれ?こなた?」
「かがみが書いたの?あの手紙」
「え?ううん。私は机の中にここに来て下さいって書いてあったから」
「でも、誰もいないね」
「そうね…誰が呼んだのかしら?こんなとこまるでムードもないし、告白するような場所でもないわよね。イタズラだったのかな」
「おやおや、かがみん、男から呼び出されたと思ってたのカナ?」
「ち、違うわよ…」
「もう~私というものがありながらぁ~、浮気しないでよ、かがみ~ん♪」
「く…くっつくな!でも、こんなとこ呼び出すなんておかしいからやっぱりイタズラみたいね」
「…そうだ!せっかくかがみに会ったんだからさ、これから私と一緒にゲマズとアニメイトと…いろいろ寄ってこ!」
「ええ!?またぁ?2日前さんざん私を振り回したってのに!」
「いいじゃ~ん、何度でも行こうよ~」
「も…もう、あんたは…」
(こなちゃんがお姉ちゃんにすりすりしてお願いしている。でも、これってデートになるのかな…)



倉庫の隅から、つかさとみゆきが覗いている。その時、つかさは足下でバランスを崩して、倒れそうになってしまった。
「わあっ!!」
思わず声が出てしまう。


「ん?なんか今つかさの声が…」
「どしたのかがみん?」
「…気のせいか。誰もいるわけないわよね。こんなとこさっさと出ましょ」
「ねえかがみ~ん、帰りにゲマズとアニメイト…」
「あ~あ、聞こえな~い。早く帰ろ~っと」
「え~!かがみのいけずぅ…」

(えええ~~っ!?普通に帰っちゃうよぉ~;orz)



教室にて。

「うぅ~、結局失敗だったよお…」
そう言いながら、つかさは泣いている。
「くすん、やっぱり私じゃうまくいかないのかな~」
みゆきはつかさの頭をなでる。
「つかささんは頑張りましたよ…ですからその思いはきっと届くと思います」
そう言ってみゆきは優しい顔で笑ってくれた。
「ゆきちゃん…ぐすっ」

「あっ…!」
突然バランスを崩して、倒れそうになったところをみゆきに受け止められた。
「だ、大丈夫ですか?つかささん…」
「えへへ…何にもないとこなのにつまづいちゃった…」

「…」
それから、つかさはみゆきに抱きついたまま、離れようとしなかった。
「あ、あのう…つかささん…?」
みゆきの顔が赤くなっている。
「あのね、私ね…家の姉妹の中で一番甘えんぼなの…
 だから、お母さんやお姉ちゃんによく甘えてたんだけど…今は…ゆきちゃんがいいの…」
ゆきちゃんと一緒にいるとすごく安心する…でも、なんだか私の顔が熱いよぅ…

「つかささん…」
みゆきはつかさの顔を両手で包んで、涙をぬぐった。

(え…え…?ゆきちゃんが私の顔を…まさかキスしようとしてるの…!?)


「ゆきちゃん…はずかしいよ…」
「…え??…そ、そうですか…すみません…」

「ううん、そうじゃなくて…私の心の準備がまだ…」
つかさは心を落ち着けようとした。

「はい、いいよ。ゆきちゃん」
つかさは、赤くなってる顔を少し上げて、目をつぶった。

(ええっ!?つかささん…私に口づけを求めているのですか!?ど、どうしましょう…
お気持ちは嬉しいのですが…でも、その、私、こういうことは初めてなので…)

「ゆきちゃん早くぅ」
「は…はいっ!!」

みゆきがつかさの唇に顔を近づけていく…
(ドキドキドキドキ……   つかささん…)

二人の唇が重なる。
教室で夕日に照らされながら…




「つかさ…あんたいつの間に…」
「夕日の中で萌ゆる二人…おぉ~、なんとお熱いこと!」

こなたとかがみは、教室の扉の外から2人の様子を見ていた。
しかし、邪魔してはいけないと、そこから立ち去った。



帰り道。
夕日が照らす中、こなたとかがみが話している。
「まさかあの二人ができていたとはねぇ~」
「そうよね…私も意外だったわ…」
「きっと同類同士で惹かれ合ったのかもね。二人とも天然!」
「うふふっ。そうかもね!でも、みゆきなら安心して任せられるわ」


「…ねえこなた、なんであの二人はお互い好きになったのかな?」
「さあ~、かがみと私がイチャイチャするのを見て影響されたんかもよ」
こなたがニヤニヤ顔で言った。
「そ、そんなわけあるかっ!!///」
すぐにかがみの顔が赤くなる。

「いやいや、案外そうかもよ~、あっ、つまづいちゃった…!」
そう言って、こなたはかがみの腕にしがみついてきた。
「うそつけっ!…は、離れなさいよ!!」
「いいじゃ~ん、たまにはこうゆうのも!」
「いっつも私にそうしてくるでしょ…」
「かがみぃ~お願い~、私も甘えんぼさんなんだヨ?」
「…もう…しょうがないわね…  …いいわよ」
かがみが笑って、そう言った。
「!」
予想とは違ったかがみの意外な反応に、こなたは嬉しくなった。
「くふふ…ありがと!かがみん」



ちゅ。


こなたはかがみのほっぺにキスをした。
かがみは一瞬何が起こったのかわからず、固まっている。

…ようやく頭の中で理解したかがみは、すぐ顔が真っ赤になった。

「キ…キスしたなあっっ!!!」
「きゃ~♪とうとうかがみんと結ばれちった!」
こなたはすごい早さで走っていく。

「ま、待ちなさ~い!!!」
かがみは真っ赤な顔で、こなたを追いかけた。でも、怒っている顔ではない。

夕日の中で二人の追いかけっこは続いた。




次の日の昼食の時間。
いつもの4人で食事をしていると…

「つかささんのお弁当、よくできていますね」
「そ、そうかな…私が作ったんだけど…」
つかさが顔を照れる。

「ありがと、ゆきちゃん…じゃあ…はい、あ~んして」
つかさは弁当のおかずをつまんで、みゆきに食べさせてあげる。

「ど、どう…?おいしい…?」
「ええ、とっても」
みゆきが喜ぶ。

「では、私からも…あ~んして下さい、つかささん」
「あ~ん…ぱくっ」

「うふふ…どうですか?」
「と、とってもおいしいよ!ゆきちゃん…えへへ」



「…」
「かがみぃ、あ~ん」
「私にまでやるな!!しかもどう見ても一口で入らないようなデカイ肉を出すな!!!」

「むふふ、かがみだったらこれくらいいけるかと思って」
そう言ってこなたはその肉を一口かじって食べる。
「なんだとぉ!」

「じゃあ、こっち!かがみ、甘いの好きでしょ!」
こなたは大学いもをかがみの前に出す。
「い…いいわよ、別に…」
「これ、今日の私の自身作なんだよ~。食べて!食べて!」
「…」
かがみは顔を赤くしながら、仕方なさそうに食べる。

「おいしい?かがみ」
確かにこなたの料理はおいしかった。
「う…うん。おいしいわよ!」
「やった~!」
こなたは子供のように大喜びする。その様子にかがみの頬が緩む。

「じゃ、かがみ。今度は私にも、あ~ん」
「わっ…私もやんの!?」

「だ~ってかがみだけやってないじゃん。ほら、早く食べさせて!あ~ん…」
「うっ…しょ、しょうがないわね…」
かがみは弁当のおかずを一つつまんで、こなたの前に出す。
「あ~…んっと」
こなたはそれを口の中ではもはもと頬張る。

「ど、どう…?」
「うん!かがみが食べさせてくれるものなら、なんでも美味しいヨ!」
「そ、そう…なら良かったわ」
かがみは照れくさそうに言った。



(良かったですね…つかささん)
その様子を見たみゆきは、つかさに笑顔を向けた。

(ゆ、ゆきちゃんが私に微笑んでくれてる…)
「えへへ…」
つかさも少し赤くなってる頬で、笑顔を返した。





私たち4人はいつも仲良しだよ。




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コメント:
  • 俺思った。
    コレこなかがやない、つかゆきや!! -- 名無しさん (2012-11-14 17:07:44)
  • かがみとこなた、つかさとみゆき、4人共できちゃいましたね -- かがみんラブ (2012-09-14 21:54:54)
  • 本当に甘いな。
    て言うかつかさの妄想www -- 名無しさん (2012-07-17 18:05:18)
  • つかさの妄想の内容がwww -- 名無しさん (2010-02-18 20:45:31)
  • は、鼻血が止まらん!! -- 名無しさん (2010-01-07 00:27:39)
  • かがみんカワイー -- アーミン (2010-01-06 00:52:54)
  • なんて素敵なんだ -- 名無しさん (2009-12-13 03:28:19)
  • 甘さでトロトロになって、鼻血が出そうだ!
    gj -- 名無しさん (2009-12-08 20:00:17)
  • 甘い……卵焼きに林檎とハチミツとシュガーシロップを混ぜたくらい甘いぜこんちくしょう!
    久しぶりに読んだけど激しくGJでした。
    つかさとみゆきさんの組み合わせはやっぱりいいなぁ。 -- 名無しさん (2008-08-28 08:04:49)
  • ↓の名無しです。まさか作者殿からレスが来るとは…(感涙)

    超天然で健気なつかさや、時々暴走したり黒くなったり鼻血になったりするみWikiさんのような魅力的なキャラいるからこそ、メインのこなかがが輝いて見えると断言する俺は、これからも作者殿を応援し続けます -- 名無しさん (2008-08-18 14:00:41)
  • はい、好きですwだから、他のSSでは結構ごめんなさい(=ω=.;) -- 作者 (2008-08-17 01:38:23)
  • 作者殿は、つかさが大好きに違いない!!

    GJな作品ごちそうさまでした -- 名無しさん (2008-08-16 13:07:45)

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