ある日の放課後、私はいつものようにかがみにじゃれつきながら、からかっている。
かがみが顔を赤くして慌てる様子は可愛くて萌えるんだよねぇ~…
かがみは「や、やめろっ!」とか赤い顔で言ってくるけど
それが私の求めるものなのだよかがみん♪
かがみが顔を赤くして慌てる様子は可愛くて萌えるんだよねぇ~…
かがみは「や、やめろっ!」とか赤い顔で言ってくるけど
それが私の求めるものなのだよかがみん♪
もっと、かがみの恥じらいを引き出すためには、腕を抱きしめて、顔を近づけてやればいいんだヨ。
「ねえ、かがみぃ~ん」
「は、恥ずかしいからやめろ~!!」
「ねえ、かがみぃ~ん」
「は、恥ずかしいからやめろ~!!」
と、その時だ。
私の顔が近寄り過ぎたのか、かがみが目をつぶったまま頭を動かすからなのか。
私の顔が近寄り過ぎたのか、かがみが目をつぶったまま頭を動かすからなのか。
私は、単にふざけてたつもりだったのに、偶然、キスしてしまった。
「…」
「…!!」
かがみが慌てて唇を離した。
「な…な、な、何してんのよあんた!!」
そう言って、かがみは何も言えなくなってしまった。
私も本当にびっくりした。しかし、こんな時にお互い何もしゃべらないのは、いくらなんでも気まずすぎる。私はすぐにいつも通りのふりをしながら、
「…むふふ~、とうとうかがみんとキスしちゃったね~、どう?始めてのキスの味は?照れてる~?」
「ば…バカ!!そんなこと…ないわよ、別に」
かがみもいつも通りに返した…つもりらしい。
「…!!」
かがみが慌てて唇を離した。
「な…な、な、何してんのよあんた!!」
そう言って、かがみは何も言えなくなってしまった。
私も本当にびっくりした。しかし、こんな時にお互い何もしゃべらないのは、いくらなんでも気まずすぎる。私はすぐにいつも通りのふりをしながら、
「…むふふ~、とうとうかがみんとキスしちゃったね~、どう?始めてのキスの味は?照れてる~?」
「ば…バカ!!そんなこと…ないわよ、別に」
かがみもいつも通りに返した…つもりらしい。
私の顔も赤くなってくる。思考が麻痺してきた。そして、ちょっと罪悪感を感じた。
その後二人で帰ってる時も、ぎこちない会話しかできなかったし、あまり話せなかった。
その後二人で帰ってる時も、ぎこちない会話しかできなかったし、あまり話せなかった。
「…じゃあね」
「うん…」
どうみても気にしている。
「うん…」
どうみても気にしている。
…かがみ、私…そんなことするつもりはなかったんだけどな…
私は家に帰ってから、ずっと今日の事の責任をずっと感じていた。
何も手がつけられない…あ…宿題あったんだった…。 あ…そうだ。
何も手がつけられない…あ…宿題あったんだった…。 あ…そうだ。
「あ、こなちゃん、おはよー」
「ん…うん、お、おはよ…」
「お… …おはよ」
「ん…うん、お、おはよ…」
「お… …おはよ」
あいさつもぎこちなくなって、その後はお互いに一言も何も言えなかった。つかさはちょっと心配してるみたい。
わざと宿題をせずにいて、かがみに見せてもらう口実も作ったのに…結局言えなかった…先生にはやっぱり怒られるし。
授業中も全く集中できない…
昼休みの時間が近づく…かがみが来たらなんて言おう…
昼休みの時間が近づく…かがみが来たらなんて言おう…
かがみ、傷ついてないかな…?彼氏が欲しいってしょっちゅう言ってたもんね。なのに最初のキスが私なんて…
思えば思うほど罪悪感が強くなる。ひどく心配になる。
もしかして、かがみ今日はお昼は来ないんじゃないかと心配になった。
思えば思うほど罪悪感が強くなる。ひどく心配になる。
もしかして、かがみ今日はお昼は来ないんじゃないかと心配になった。
お昼の時間、かがみはちゃんと来てくれた。
でも、普段私とかがみが会話の中心になっているのに、今日は私もかがみも黙ったままだったため、4人の会話がほとんどなくて、気まずい状態になってしまった。
私は……つかさや…みゆきさんにまで…4人の関係まで傷つけたんだ。私のせいだ。
その思いが私を一層追い詰めた。
私は……つかさや…みゆきさんにまで…4人の関係まで傷つけたんだ。私のせいだ。
その思いが私を一層追い詰めた。
5時限目が終わった時…
「こなちゃん」
「なあに?つかさ…」
「お姉ちゃんね、今日の放課後は委員会の仕事あるから先に帰っててって言ってたよ」
「こなちゃん」
「なあに?つかさ…」
「お姉ちゃんね、今日の放課後は委員会の仕事あるから先に帰っててって言ってたよ」
一瞬、「かがみに逃げられた」と思った。でも委員会じゃしょうがない。かがみ忙しいもんね。
なんで…こんな時にあるんだろ… …もう、やだよ、こんなの。
なんで…こんな時にあるんだろ… …もう、やだよ、こんなの。
6時限目の時、私はもうあまりに落ち込んでいて、涙がこぼれそうになっていた。
でも、必死で我慢した。これ以上つかさとみゆきさんに迷惑かけちゃいけない…
でも、必死で我慢した。これ以上つかさとみゆきさんに迷惑かけちゃいけない…
放課後、私はつかさとみゆきさんと一緒に帰るのを断った。
「いや~、ちょっと別のクラスの人とゲームのことで相談してほしいってことがあってね~。だから先に帰っていいよ~」
我ながら、うまく演技してごまかせたと思った。でも、そうウソついたのが余計虚しい。
もし…ちょっと寂しげに話したら、つかさが気にしてかがみを呼んできてくれるんじゃないかとか、勝手なことを考えた。
「いや~、ちょっと別のクラスの人とゲームのことで相談してほしいってことがあってね~。だから先に帰っていいよ~」
我ながら、うまく演技してごまかせたと思った。でも、そうウソついたのが余計虚しい。
もし…ちょっと寂しげに話したら、つかさが気にしてかがみを呼んできてくれるんじゃないかとか、勝手なことを考えた。
その後ずっと、私は教室に一人でいた。一人でずっと泣きたかったからだ。
「うぅ~…うっ、うっ、かがみぃ…つかさ…みゆきさん…ごめんね…ごめんね…」
涙がぽろぽろこぼれるのに、ちっとも止まらない。
「うぅ~…うっ、うっ、かがみぃ…つかさ…みゆきさん…ごめんね…ごめんね…」
涙がぽろぽろこぼれるのに、ちっとも止まらない。
外を見ると、学校の生徒がどんどん帰っていく。なんでか知らないけど、みんな楽しそうな顔だ。
私はまた泣き続ける。
私はまた泣き続ける。
気が付くと、もう6時半を過ぎて、外は暗くなっていた。この暗さがさらに私を追い込む。
校庭には誰もいない。委員会なんてとっくに終わってる。もう誰もいない。
校庭には誰もいない。委員会なんてとっくに終わってる。もう誰もいない。
全部私がいけないんだ…全部…私が壊したんだ…かがみの友情も…つかさとみゆきさんとの友情も…朝のしゃべる時間も…楽しいお昼の時間も…4人の関係も…!!
私は一人で絶望した。
私は一人で絶望した。
「うわあああああああああああ!!!!!」
私は大声で泣いた。私が本気で泣いたのは本当に久しぶりだと思う。
でも私は、かがみと、つかさと、みゆきさんとの関係が壊してしまったことが、何よりも辛かった。
私にとってこんなに辛いことはないよ…!!
でも私は、かがみと、つかさと、みゆきさんとの関係が壊してしまったことが、何よりも辛かった。
私にとってこんなに辛いことはないよ…!!
「ぐすっ、ぐすっ…辛いよぉ…さみしいよぉ…ふえぇぇん…! …かがみぃ…」
もしかしたら…かがみが心配して向かえにきてくれないかな…?そうしたらすぐに本気で謝って、また明日からいつもの生活に戻れるのに…!!
「かがみぃっっ!!!!」
…そんな期待を何度もしてしまう自分が憎らしく思えた。どうして人に頼ってしまうんだろう…
どうして自分から言おうとしないんだろう…
どうして自分から言おうとしないんだろう…
…自分から…
そうだ。やっぱり私から言わなきゃだめなんだ…
私は真っ暗になった道を一人で帰る。今、8時くらいかな…?
携帯は、今日も家に忘れてしまったらしい…おとうさん心配してるかな。ゲマズによっててこれぐらい遅くなったことがあるから大丈夫かな…
携帯は、今日も家に忘れてしまったらしい…おとうさん心配してるかな。ゲマズによっててこれぐらい遅くなったことがあるから大丈夫かな…
私は「柊」と書いた表札の家の前に来た。
どうしても今すぐかがみに謝りたかった。
でも、どうしても覚悟が決まらない…かがみの家にはつかさもいるし、結構大家族なんだよな…
いろんな思いが交差して、とても入りにくい。RPGみたいにさらっとできればいいのに…
どうしても今すぐかがみに謝りたかった。
でも、どうしても覚悟が決まらない…かがみの家にはつかさもいるし、結構大家族なんだよな…
いろんな思いが交差して、とても入りにくい。RPGみたいにさらっとできればいいのに…
…でも、このままじゃ何も変わらない。私は、何と言ってこの家に上がろうかと考えることも捨て、思いきってブザーを押した。
玄関のすぐ近くにいたのか、つかさの声がした。
「は~い、今出るよ~。 あ…こなちゃん!どうしたの?こんな時間に?」
「え、えっとね…かがみにね、どうしても分からない問題があったから…」
…また私はウソをついた。もううんざりだよ…
「は~い、今出るよ~。 あ…こなちゃん!どうしたの?こんな時間に?」
「え、えっとね…かがみにね、どうしても分からない問題があったから…」
…また私はウソをついた。もううんざりだよ…
「そっか、じゃあ上がって!お姉ちゃん今部屋で勉強してるから」
私の言葉を少しも疑わずに言った。
「うん。ありがと」
出てきたのがつかさでちょっと安心した。
私の言葉を少しも疑わずに言った。
「うん。ありがと」
出てきたのがつかさでちょっと安心した。
そして、私はかがみの部屋に案内された。
「お姉ちゃ~ん、こなちゃんが来たよぉ~」
「えぇっ!?こなた?…う、うん分かった。入って…」
かがみが驚いている。…そりゃそうだよね…
「お姉ちゃ~ん、こなちゃんが来たよぉ~」
「えぇっ!?こなた?…う、うん分かった。入って…」
かがみが驚いている。…そりゃそうだよね…
「じゃあね、こなちゃん。ごゆっくり」
「ありがと…」
つかさが部屋から出ていく。
かがみは机の前の椅子に座っていた。
「ありがと…」
つかさが部屋から出ていく。
かがみは机の前の椅子に座っていた。
「どうしたのよ?」
かがみが普通に聞いてくる。なのに、私には冷たくあしらわれているように感じた。
それに、かがみはなんで私がいきなり来たのかも分かってるだろうし。
かがみが普通に聞いてくる。なのに、私には冷たくあしらわれているように感じた。
それに、かがみはなんで私がいきなり来たのかも分かってるだろうし。
「昨日の…ことなんだけど…ごめんね、かがみ。私…」
「あー…あのことねえー。いいわよ別に」
かがみもあまりこの話に触れたくないようだ。
「あー…あのことねえー。いいわよ別に」
かがみもあまりこの話に触れたくないようだ。
「でも…ごめんね…」
「もう、いいって。そんなの気にしてないからいいわよ」
なんか、とても突き離されてる言い方に聞こえた。気にしてないならもうちょっと優しく言ってよ…!
「もう、いいって。そんなの気にしてないからいいわよ」
なんか、とても突き離されてる言い方に聞こえた。気にしてないならもうちょっと優しく言ってよ…!
私は黙ってしまった。
「うぅ…」
私の目から涙が溢れてくる。
「ちょっとこなた…!なんで泣くのよ!」
「うっ…うっ、うううぅ…」
だめだ、涙が…止まらないよぉっ…!
「うぅ…」
私の目から涙が溢れてくる。
「ちょっとこなた…!なんで泣くのよ!」
「うっ…うっ、うううぅ…」
だめだ、涙が…止まらないよぉっ…!
「わあああん!!かがみぃ~~~!!!」
「ちょ、ちょっと、こなた!?なんで泣くの!?」
「かがみぃっ!!ごめんね!かがみ、ごめんねっ!!私がふざけすぎたせいで…
わざとじゃないよ!あの後私あんなこと言ったけど、わざとじゃないんだよっ!!
私のことなんてほんと嫌いになった!?だけど、またいつもの4人で一緒に帰ったりしたいんだよっ!!
いつも通りに戻りたいんだよっ!!!」
「ちょ、ちょっと、こなた!?なんで泣くの!?」
「かがみぃっ!!ごめんね!かがみ、ごめんねっ!!私がふざけすぎたせいで…
わざとじゃないよ!あの後私あんなこと言ったけど、わざとじゃないんだよっ!!
私のことなんてほんと嫌いになった!?だけど、またいつもの4人で一緒に帰ったりしたいんだよっ!!
いつも通りに戻りたいんだよっ!!!」
だんだん自分の言う言葉が変になってきてる…もう頭が混乱して…
それに…私の今の顔はひどいことになってるだろうな…
それに…私の今の顔はひどいことになってるだろうな…
かがみは椅子から降りて、私の前に座った。
「こなた、もう泣かないで」
「でも…ひぐっ、私っ…かがみのっ、最初の、キスだよっ…えぐっ…」
かがみの声が急に優しくなった気がする。
「あのね…私はファーストキスがどうこうより、こなたがそんな顔して泣いてることの方がよっぽど心配なのよ」
「ふええぇ…かがみ…かがみ…!」
「こなた、もう泣かないで」
「でも…ひぐっ、私っ…かがみのっ、最初の、キスだよっ…えぐっ…」
かがみの声が急に優しくなった気がする。
「あのね…私はファーストキスがどうこうより、こなたがそんな顔して泣いてることの方がよっぽど心配なのよ」
「ふええぇ…かがみ…かがみ…!」
かがみは私の顔をハンカチで拭いてくれた。かがみ…すごい優しいかおで見てる…
そんな…そんな優しくするから…余計に泣いちゃうんだよぉ…
そんな…そんな優しくするから…余計に泣いちゃうんだよぉ…
「うえええぇん!!」
私はかがみの膝の上で泣いた。
何度も「許してあげる」とか「そんな泣かないで」って言葉が聞こえたけど…でも、でも、
かがみが…あたま、撫でてくるんだもん…
私はかがみの膝の上で泣いた。
何度も「許してあげる」とか「そんな泣かないで」って言葉が聞こえたけど…でも、でも、
かがみが…あたま、撫でてくるんだもん…
その後、かがみがおとうさんに電話してくれた。私の方はとても電話に出られる状態じゃなかったから…
かがみはうまくごまかして、今日はこの部屋で泊まって、明日の朝私が帰るようにするよう頼んでくれた。
私はとても幸せだったけど、ちょっと情けない…結局かがみに頼ってしまってるし。
かがみはうまくごまかして、今日はこの部屋で泊まって、明日の朝私が帰るようにするよう頼んでくれた。
私はとても幸せだったけど、ちょっと情けない…結局かがみに頼ってしまってるし。
「あんたにも、こんな一面があったなんてね」
かがみは笑顔でそう言ってきた。いっつも私がかがみの主導権をとっているだけにちょっと悔しい。
なんでこうゆう時のかがみはこんなに優しいんだろう…普段は怒ったりツンツンしてるくせに、誰かが本気で困っている時はこうなるんだ。
「くぅぅ…」
私は、涙は止まったけどまだ悲しい顔をしてた。別にもう悲しいわけじゃないけど。
かがみが急に優しくしてきたり、私の泣くところを初めて見られてしまったから恥ずかしいワケで…
かがみは笑顔でそう言ってきた。いっつも私がかがみの主導権をとっているだけにちょっと悔しい。
なんでこうゆう時のかがみはこんなに優しいんだろう…普段は怒ったりツンツンしてるくせに、誰かが本気で困っている時はこうなるんだ。
「くぅぅ…」
私は、涙は止まったけどまだ悲しい顔をしてた。別にもう悲しいわけじゃないけど。
かがみが急に優しくしてきたり、私の泣くところを初めて見られてしまったから恥ずかしいワケで…
しばらくして、ようやく私が落ち着いたとき、かがみが言った。
「こなた、一緒に寝よ」
かがみがはっきり言ってきたので、私はびっくりした。でもよく考えたら、ベッドは一つしかないし、そりゃ当然か…
いつもの私だったら、「今日のかがみ、積極的~!」とか「淋しんぼかがみん萌え」とか言ってるのに。
かがみはわざとなんだろうか…
かがみがはっきり言ってきたので、私はびっくりした。でもよく考えたら、ベッドは一つしかないし、そりゃ当然か…
いつもの私だったら、「今日のかがみ、積極的~!」とか「淋しんぼかがみん萌え」とか言ってるのに。
かがみはわざとなんだろうか…
いつもと違ってネガティブになってる私は、かがみと一緒の布団に入るのがほ・ん・きで恥ずかしかった!
横になると、かがみが私の体に布団をかけてくれる。なんで今日はそんな萌えるようなことばかりしてくるかな…
横になると、かがみが私の体に布団をかけてくれる。なんで今日はそんな萌えるようなことばかりしてくるかな…
でも、かがみはいつもの私に早く戻ってほしいと思ってるはずだ。よし、ここで、かがみをからかってやろう!
いつまでもうじうじしてるなんて私らしくない!
いつまでもうじうじしてるなんて私らしくない!
「むふ~、かがみ嬉しい?私は愛するかがみとお、同じ、フトンで ぅ、れ し ぃ … 」
…こんな時に噛んでしまった…しかも噛んだことで、私の表情が戻ってしまったため、冗談でなくなってしまった…
自分でどつぼにはまってしまったのだ。私の顔がかぁーっと熱くなる。
自分でどつぼにはまってしまったのだ。私の顔がかぁーっと熱くなる。
ああ~何やってんだぁ私…かがみまで赤くなってるじゃないか…こんな沈黙も気まずいよぉ…
「ば…ばかね、あんた何言ってるのよ」
「ぅぅ…」
もうだめだ、今日の私。
「ぅぅ…」
もうだめだ、今日の私。
かがみが電気を消した。
でも、真っ暗にはならず、かがみの表情がうっすら見える。恥ずかしいヨこれは…
こんな顔を合わせた状態で目つぶったら、寝顔をもろに見られちゃうし…
これじゃとても寝られませんって…
でも、真っ暗にはならず、かがみの表情がうっすら見える。恥ずかしいヨこれは…
こんな顔を合わせた状態で目つぶったら、寝顔をもろに見られちゃうし…
これじゃとても寝られませんって…
「こなた…」
かがみは私の顔を隠している髪をかきあげる。顔がはっきり見えて余計恥ずいってばぁ…
「か…がみ…」
私の心臓はすごいドキドキしている。暗くて顔が赤いのが見えないのがせめてもの救いか…
かがみは私の顔を隠している髪をかきあげる。顔がはっきり見えて余計恥ずいってばぁ…
「か…がみ…」
私の心臓はすごいドキドキしている。暗くて顔が赤いのが見えないのがせめてもの救いか…
「顔が熱いわよ…」
かがみが私の頬に手を当てる。その行為が余計、私の頭を沸騰させるし…息もうまくできない…
私はただ、ぼーっとかがみの顔を見てるだけだ。
かがみが私の頬に手を当てる。その行為が余計、私の頭を沸騰させるし…息もうまくできない…
私はただ、ぼーっとかがみの顔を見てるだけだ。
「…そうだ」
かがみが思い付いたように言った。
かがみが思い付いたように言った。
ちゅっ。
かがみが…私の額に …キスした。
「はい!これでおあいこだからね!うふふっ」
「あ…あ……」
私はもうあまりの恥ずかしさで何も言えない。かがみの顔も見れない。
私はもうあまりの恥ずかしさで何も言えない。かがみの顔も見れない。
「真っ赤になってるこなたも萌えるゾ?…なんてね」
ニヤニヤしながら私を指さして言った。しゃれにならない。
「も、もうぃいーーーー!!!」
私は慌てて布団の中に頭を隠した。
ニヤニヤしながら私を指さして言った。しゃれにならない。
「も、もうぃいーーーー!!!」
私は慌てて布団の中に頭を隠した。
フトンの外ではかがみはケラケラと笑っているが、私は心臓が飛び出しそうで息も荒いし、なんにも考えられないし…どうすりゃいいのさ!!
その後、ちゃんと眠りに付けたのかどうかも分からない。
6時頃かがみに起こされたようだけど…ねむい。
6時頃かがみに起こされたようだけど…ねむい。
翌朝。
私は早くに柊家を出て、自分の家に帰った。かがみのおかげでおとうさんに心配かけずに済んだみたい。
そして、学校に行く準備をして、家を出る。
私は早くに柊家を出て、自分の家に帰った。かがみのおかげでおとうさんに心配かけずに済んだみたい。
そして、学校に行く準備をして、家を出る。
駅の待ち合わせ場所では、かがみとつかさが待っている。全部元通りだ。
「昨日はこなちゃんがお姉ちゃんの部屋で泊まったんだよ~」
「そうなんですか…それは楽しそうですね」
「昨日は、愛するかがみと同じ布団で愛し合ったもんねえ~」
「ち…違うわ、ばかっ!」
「昨日はこなちゃんがお姉ちゃんの部屋で泊まったんだよ~」
「そうなんですか…それは楽しそうですね」
「昨日は、愛するかがみと同じ布団で愛し合ったもんねえ~」
「ち…違うわ、ばかっ!」
いつも通りの私に戻れたようだ。心なしかちょっと照れるけど…
つかさが昨日のことを訪ねてきたので、ちょっと困った。でも、かがみは昨日の暗い私のことは黙っていてくれた。
つかさが昨日のことを訪ねてきたので、ちょっと困った。でも、かがみは昨日の暗い私のことは黙っていてくれた。
「昨日は、私とつかささんだけで帰ってたので、少し寂しかったんですよ」
「そうだね~やっぱりこなちゃんとお姉ちゃんがいないとね~」
「え?えへへ…ありがと、つかさとみゆきさん…」
4人の関係も完全に元通り!私は飛び跳ねたいくらい嬉しい気持ちでいっぱいだった。
「そうだね~やっぱりこなちゃんとお姉ちゃんがいないとね~」
「え?えへへ…ありがと、つかさとみゆきさん…」
4人の関係も完全に元通り!私は飛び跳ねたいくらい嬉しい気持ちでいっぱいだった。
今回の一件のおかげで私とかがみは前よりも仲良くなれた。
でも、ちゃんと今まで通り、私がからかってかがみが怒って突っ込む、といういつもの生活は変わっていないのが本当に嬉しかった。
でも、ちゃんと今まで通り、私がからかってかがみが怒って突っ込む、といういつもの生活は変わっていないのが本当に嬉しかった。
あと、かがみのすごい優しいところを見られた。
…それに、かがみから温かい母性を感じた。
私はかがみのことがいっぱい好きになった。
女の子同士なのに、かがみのことを本気で意識するようになった。
私とかがみの初めてのキスだったし…
…! べ、別に私はかがみのことなんか……
かがみのことなんかぁ…///
…ああ、私にもツンデレ属性があったなんて…
orz
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- GJ! -- 名無しさん (2022-12-21 20:05:11)
- ツンデレこなたかわいすぎるぅ -- 白夜 (2009-10-13 07:26:43)
- こなたとかがみは、スパロボでいうところの「愛」「友情」「信頼」「絆」を、SP消費無しで無限に使えるんだと思う。
そんな二人を俺達読者は、これからも「応援」して、「祝福」していきたいと思う。
作者GJ! -- 名無しさん (2009-08-13 02:00:38) - 作者殿の引き出しの多さに土下座しながら脱帽
お願いですから、才能を少しだけでもわけてください -- 名無しさん (2008-09-12 11:37:57) - フ、フフフ・・・あれ?いつの間にかニヤけてる俺が居る。 -- kk (2008-06-18 22:39:06)
- こなたが可愛すぎて泣いてしまった。 -- 名無しさん (2008-06-16 02:11:40)
- こなたのツンデレ属性www
やっぱあんた最高だよww -- 名無しさん (2008-06-08 17:12:15) - 初々しいこなたが可愛すぎてどうにかなりそうでした。お見事。 -- 名無しさん (2008-04-21 07:26:28)
- 萌えて椅子から転げ落ちてしまいました。 -- 名無しさん (2008-04-11 02:08:14)
- かがみ萌え -- 火炎 (2008-04-08 18:09:34)
- こなたマジで可愛いーーーwwww -- 名無しさん (2008-03-07 17:36:44)
- KonaKaga is one of great contents for E61i ! -- Miminashi (2008-02-13 23:36:19)
- 涙に暮れるこなた、優しいかがみに萌えましたw -- 名無しさん (2007-12-21 22:48:10)
- 受けこなた、かわいいなあ~wwwおじいちゃんのような目尻垂れ下がりで読んでしまいました。 -- 名無しさん (2007-12-11 00:39:24)