こなた×かがみSS保管庫

25話? 未定後 番外編

最終更新:

匿名ユーザー

- view
だれでも歓迎! 編集


 桜藤祭終了後、私たちは体育館で打ち上げ会について会議していた。

「それじゃ、打ち上げ会はどこにする?」
「家が広いからゆきちゃん家かみなみちゃん家がいいんじゃないかな…?」
「なるほどぉ!」
「高良の家って広いんだってなー!鹿の頭とかトラの毛皮とかあんのかな~?」
「鹿の頭って確か薬になるんだよね?」
「それは鹿の角ね…」
「あの…私の家に来て頂くのは構わないのですが…私の家もみなみさんの家も
少し遠い所にあるので…帰る時の心配があるのですが…」
「…(コク)。…それに…ゆたかが疲れてないか心配…」
「みなみちゃん…。私は大丈夫だよ!」
「そこはみんなで泊まってしまえばいいのではナイデスカ~?」
「でも、一応そのことも考えた方がいいかなあ?じゃあ、家にしようよ!
 今日はお父さんとお母さんは旅行に行ってるし。お姉ちゃんたちもたぶん許してくれるよ」
「おぉ~。それなら大丈夫っすね!柊先輩の家からなら泉先輩の家は近いから!」
「それじゃ決まりネ☆」

「て…あれ…?おねえちゃんは?」
 ひよりが動物的な本能で、ある電波を察した。
「…はっ!かがみ先輩もいない!?パティ、まさかこれは…」
「う~ん、なんだかロマンスの香りがするネ♪」



   In体育館倉庫

「明かりを付けたらダメデ~スよ?」
 パティが既に聞き耳を立てて、みんなを手招きしている。
「暗いよぅ…」
「ね、ねえ…だ、だめだよぉ、覗き見なんて…」
「…(コク)」
「いやいや!あの二人の先輩は前々から何かあると私は睨んでたっす!私はそれを見届けなければならないっす!」
「だめだぁ…ひよりちゃんが止まらないよぉ…」
「どこ?どこだ?暗くてよくわかんねーんだってヴぁ」
「みさちゃん、そんなに押さないで…」
「あ…いましたよ。すぐ右のところに」

一同は、窓の奥を見ながら耳をすます。

『かがみって優しいよね』 はにかむようなこなたの声が聞こえる。

『な…なあに、突然?…そんなこと言って…』  少し恥ずかしがっているようなかがみの声。
『私…いっつもかがみのことからかってばかりだけどさ…』

「ちょ、ちょっと…これはマジでイイ感じじゃないっすか!?」
「なんだかこなちゃん、いつもと違う感じ…」
「うふふ、そうみたいですね…」


『私…かがみのことが好きだよ!』

「!!!!!!!」
「ワ~オ、やっぱり愛の告白ネ♪」
「お、おねえちゃん!!?」
「キ、キタぁぁぁぁぁぁぁぁぁ…」

『…女の子同士だけどさ…でも、私、かがみのこと好き』

「うおぉぉ~~~!!!!泉先輩完全百合発言っす!!!やばいっす。鼻血出そうっす」
「…ひより落ちついて…」
「なんだぁ?ちびっこの声しか聞こえねーぞ?ひいらぎはどしたぁ?」

『や…やっぱりだめかなあ…?』 こなたの心配そうな声。
『ううん。私は…嬉しいわよ。こなたがそう言ってくれて…ずっとそう思っててくれてて…』

(ドキドキ…)

『好きよ、私も。女の子同士だっていいわよ。私は…こなたのこと、好きでしょうがないんだから…』

「「「「おお~~~~~~~!!!」」」」
「お姉ちゃんも…」
「あらあら、柊ちゃんたら…」
「こ…これがツンデレの影の部分か…」

『…来て』 『…かがみっ!』 
窓の外では二人が抱きあっているのが見える。

「う~ん、なんてグッドシチュエイショ~ン♪」
「こなちゃんとお姉ちゃんが…」
「お、お熱いですね…」

『こなたぁ!』『かがみぃっ!』

「わぁ…二人ともすごい嬉しそう…」
「(…コク)」
「あらあら、柊ちゃんたら…」
「ぐはああっ…やばいっすやばいっすやばいっすやばいっすやばいっすやばいっすやば
 ひよりは悶絶している。
「…落ち着いて…」

『…今日はずっと思い出に残る日にしたいんだヨ、かがみ』

 ちゅっ

『…ほっぺただけじゃいやよ。ちゃんとキスして…』

 つかさやゆたかは恥ずかしくなって隠れてしまった。
「わーっ!わーっ!お姉ちゃんがすごい甘えてるよ~!  …どんだけ~」
「す…すごい…おねえちゃんがやってるゲームみたい…」
 ゆたかは顔を赤くして両手でほっぺたを当てながら言った。
「あらあら、柊ちゃんたら…」
「きゃあ~!☆暗闇の中でkissなんて、もう萌え萌えで~ス!」
「……!……!!!………!!………!…!!!……!!??!!………!!…?!……」
「おまえ、顔すごいことになってんぞ~」
「…ひより…」
「あ…あの…皆さん。戻ろうという声が聞こえるのですが…」
「んじゃ戻ろっか」
「そ~ですネ♪」

 そして倉庫から出て、こなたとかがみの二人を向かえてパティが言った。
「ハ~~~イ!!コングラチュエイショ~ン!!!」

 いきなり人が出てきたため、最初二人は驚いていたが、すぐにほっとしたような顔になった。
 しかし、皆の顔がニヤついているため、うすうす状況を察してきた二人にとどめを刺す。

「うふふ…灼けるわね、柊ちゃん」
「熱いぜぇ~、二人とも~!」

 二人は顔を真っ赤にして「「ぬ、ぬぁにぃ!!?」」と叫んだ。


コメントフォーム

名前:
コメント:
  • GJ! -- 名無しさん (2022-12-21 19:39:34)
  • 放送して欲しかった! -- かがみんラブ (2012-09-23 18:14:42)

タグ:

+ タグ編集
  • タグ:

このサイトはreCAPTCHAによって保護されており、Googleの プライバシーポリシー利用規約 が適用されます。

記事メニュー
目安箱バナー