「ただいまー」
「おじゃましゃ~すぅ」
学校帰り、私はかがみの家に遊びに来ていた。
「おじゃましゃ~すぅ」
学校帰り、私はかがみの家に遊びに来ていた。
「私昨日のテスト勉強で疲れてるから、今日は教えられないわよ」
「いいともさ~。私はかがみの宿題さえ写してもらえればいいんだからね!」
「やっぱり写すんかい!!」
「いいともさ~。私はかがみの宿題さえ写してもらえればいいんだからね!」
「やっぱり写すんかい!!」
私が宿題を(写)している間に、かがみはポッキーをくわえながらおやつを持ってきた。
「はいどーぞ」
「お~かがみん有り難や」
「はいどーぞ」
「お~かがみん有り難や」
「あ、かがみ口にチョコ付いてるヨ」
そう言って私はかがみの口のチョコをぬぐって、自分の口に入れる。
「甘い…」(これはかがみとの間接キスだね…♪)私は一人で顔を綻ばせている。
案の定、かがみの顔が赤くなって慌てている。
そう言って私はかがみの口のチョコをぬぐって、自分の口に入れる。
「甘い…」(これはかがみとの間接キスだね…♪)私は一人で顔を綻ばせている。
案の定、かがみの顔が赤くなって慌てている。
「なんだか眠くなってきたわね…」
「かがみが寝たらイタズラしちゃうよ♪」
「や、やめなさいよ…」
そう言ってかがみは横になる。
「おやぁ~ホントに寝ちゃうの~?いいのかな~?」
「…勝手にしなさいよ」
「かがみが寝たらイタズラしちゃうよ♪」
「や、やめなさいよ…」
そう言ってかがみは横になる。
「おやぁ~ホントに寝ちゃうの~?いいのかな~?」
「…勝手にしなさいよ」
しばらくして、かがみの方を見るとベッドですやすやと眠ってしまっていた。
私はベッドの横からかがみの顔をじっと見つめる。いつものかがみならよく怒ってくるのに、
今は何も言い返してこない。
「うんうん、やっぱかがみは可愛い顔してるネ♪むふふ~イタズラしちゃうぞかがみん」
イタズラッ子の顔で、かがみの頬をつつく。
「寝ている女の子にほっぺたツンツンするシチュがまた萌えるんだよね~」
私はベッドの横からかがみの顔をじっと見つめる。いつものかがみならよく怒ってくるのに、
今は何も言い返してこない。
「うんうん、やっぱかがみは可愛い顔してるネ♪むふふ~イタズラしちゃうぞかがみん」
イタズラッ子の顔で、かがみの頬をつつく。
「寝ている女の子にほっぺたツンツンするシチュがまた萌えるんだよね~」
「…んん、あんた、またチョココロネなの…たまには弁当ムニャムニャ…」
「おお…さすがかがみ。寝言でもツッこむか…」
「おお…さすがかがみ。寝言でもツッこむか…」
そしてまたじっとかがみの顔を見つめる。すーすーと気持ちよさそうに眠るかがみ。
意外と幼い寝顔に、二つに結んで流線形に伸びてつやのある髪。自分の中で
何かいつもと違う感情が溢れてきている。
「かわいい…」
つい口に出てしまった。たぶん、今の私、顔赤い。
意外と幼い寝顔に、二つに結んで流線形に伸びてつやのある髪。自分の中で
何かいつもと違う感情が溢れてきている。
「かわいい…」
つい口に出てしまった。たぶん、今の私、顔赤い。
かがみの紫色の髪をさわる。
「…きれいな髪の毛」
私はぼーっとしながら呟く。
「…きれいな髪の毛」
私はぼーっとしながら呟く。
かがみの顔にそっと近づく。すると、ほのかに香水のような香りがした。
「いいにおい…」
「いいにおい…」
髪の毛を顔に近づけてそっとにおいを嗅いでみる。
私は目をつぶった。
「あまい…」
私は目をつぶった。
「あまい…」
「おねえちゃん、こなちゃ…」
つかさがドアの前に立ってる。その顔は真っ赤だ。
私は、硬直して髪の毛は握ったままだ。
「あの、つか…」
つかさがドアの前に立ってる。その顔は真っ赤だ。
私は、硬直して髪の毛は握ったままだ。
「あの、つか…」
「こっ、こなちゃんどんだけーーーーーー!!!」
たぶんつかさは「こなちゃん、いらっしゃい」とでも言いたかったのだと思う。
しかし目の前の予想外の出来事に混乱したのか、つかさは謎の言葉を残して消えていった。
たぶんつかさは「こなちゃん、いらっしゃい」とでも言いたかったのだと思う。
しかし目の前の予想外の出来事に混乱したのか、つかさは謎の言葉を残して消えていった。
…見られてしまった。
私がポカーンとしていると、後ろに気配が…振り向くとかがみがニヤニヤしながら私を見ている!
「おわっ、か、かがみ様!!?」
かがみは笑いながらこちらを見ているのに、何も言わない。私の顔が熱くなっていくのが分かる。
「あっ、あの、いつから起きてたんでしょうか…?;」
「えーっと、“か わ い い”からかな~?」
「う…(ホトンド全部ジャナイデスカ…)」
私がポカーンとしていると、後ろに気配が…振り向くとかがみがニヤニヤしながら私を見ている!
「おわっ、か、かがみ様!!?」
かがみは笑いながらこちらを見ているのに、何も言わない。私の顔が熱くなっていくのが分かる。
「あっ、あの、いつから起きてたんでしょうか…?;」
「えーっと、“か わ い い”からかな~?」
「う…(ホトンド全部ジャナイデスカ…)」
「私が寝てるからって、こなた大胆すぎよねぇ?」
「くぅ…(誰がダイターンスリーだ)」
「くぅ…(誰がダイターンスリーだ)」
「私、何されるかドキドキしちゃったわよ」
よく見るとかがみの顔も少し赤い。かがみはまんざらでもないようだが、今は明らかに私の方が不利だ…。
よく見るとかがみの顔も少し赤い。かがみはまんざらでもないようだが、今は明らかに私の方が不利だ…。
「いいにおい」
ボンッ、と私の中で何かが爆発した。かがみはいつも振り回されてばかりなのに、
ここぞとばかりに主導権を握ろうと攻撃を続ける。
ボンッ、と私の中で何かが爆発した。かがみはいつも振り回されてばかりなのに、
ここぞとばかりに主導権を握ろうと攻撃を続ける。
「あま~い」
「…!!………!!!」
「…!!………!!!」
「むぅ~~~~~~~…」
もう私の頭はケムリを吹いていて、いつものように言い返す言葉が全く出ない。
「どうしたこなた~?♪うりうり」
「う、うるさいもん、かがみのくせに…///」
頬を膨らませて応える。それが精一杯の抵抗…。
もう私の頭はケムリを吹いていて、いつものように言い返す言葉が全く出ない。
「どうしたこなた~?♪うりうり」
「う、うるさいもん、かがみのくせに…///」
頬を膨らませて応える。それが精一杯の抵抗…。
その日、私は完全にかがみにターンを奪われてしまっていた…。
次の日、いつもの4人で昼食を食べているとき。
「今日も私のゴハンはチョココロネだよん」
「またか…たまにはちゃんとしたもの食べなさいよ」
「でもチョココロネも甘くて、おいしそうだよね」
「今日も私のゴハンはチョココロネだよん」
「またか…たまにはちゃんとしたもの食べなさいよ」
「でもチョココロネも甘くて、おいしそうだよね」
「そうよね、たしかに、“あま~い”わよね。」
かがみがからかうように、私に言う。
かがみがからかうように、私に言う。
「うっ…」
「“いいにおい”だもんねぇ?こなた?」
(くそぅ…かがみは昨日に続いてまた私を出し抜く気か…)
「“いいにおい”だもんねぇ?こなた?」
(くそぅ…かがみは昨日に続いてまた私を出し抜く気か…)
「それ、昨日こなちゃんが言ってたよね…」
つかさが顔を赤く染めながら言った。そして、私は開き直ってやった。
つかさが顔を赤く染めながら言った。そして、私は開き直ってやった。
「そうだよ~かがみんがあまりにも可愛い寝顔してるからイタズラしてやったんだよ~。
つかさが来てなかったらあつ~いキスをおみまいしてたのになぁ~…」
つかさが来てなかったらあつ~いキスをおみまいしてたのになぁ~…」
「なっ…バッ、バカッッ!あんたそんなことまでする気だったの!?」
「そうだよ。だってかがみんのことが“だいすき”だもん!」
「おま…教室内で…そんな大声で言うなぁっ!!!///」
「チューしようよ、かがみん♪」
私はかがみの腕を抱きしめて肩にすりすりする。
「は、は恥ずかしいからゃやめるぉっ!!///」
そして上目使いでかがみを見つめる。
「やだ、…しよ、かがみん♪」
顔を近づけてさらに懐こうとする。くらえ大こなた総攻撃。
「かがみん♪かがみん♪」
「は、離せぇ~!!!」
もう顔全部が真っ赤だ。
「そうだよ。だってかがみんのことが“だいすき”だもん!」
「おま…教室内で…そんな大声で言うなぁっ!!!///」
「チューしようよ、かがみん♪」
私はかがみの腕を抱きしめて肩にすりすりする。
「は、は恥ずかしいからゃやめるぉっ!!///」
そして上目使いでかがみを見つめる。
「やだ、…しよ、かがみん♪」
顔を近づけてさらに懐こうとする。くらえ大こなた総攻撃。
「かがみん♪かがみん♪」
「は、離せぇ~!!!」
もう顔全部が真っ赤だ。
(ふふふ、やっぱりかがみんはかわいいねぇ…
わたし、いつもよりすごいドキドキしてるけど…ま楽しいからい~や♪)
わたし、いつもよりすごいドキドキしてるけど…ま楽しいからい~や♪)
こうして結局、かがみはまたこなたに主導権を取られてしまったのであった。
おまけ
「いいなあこなちゃん…あんなにお姉ちゃんに甘えられて…」
柊姉妹一甘えんぼのつかさが指を加えて、二人の様子を見ている。
「うふふ、本当に泉さんとかがみさんは仲がよろしいのですね」
みゆきがつかさの方を見て言った。
「いいなあこなちゃん…あんなにお姉ちゃんに甘えられて…」
柊姉妹一甘えんぼのつかさが指を加えて、二人の様子を見ている。
「うふふ、本当に泉さんとかがみさんは仲がよろしいのですね」
みゆきがつかさの方を見て言った。
「ねえ、ゆきちゃん…私もこなちゃんみたいに甘えたいよ」
つかさがみゆきの手を握って、顔を赤くしながら言ってきた。
「だめかなぁ…?」
「ええっ!! …わわわ私でよければ…!///」
「ありがとゆきちゃん」
目をつぶってつかさも肩にすりすりする。みゆきは目を点にして赤くなっている。
つかさがみゆきの手を握って、顔を赤くしながら言ってきた。
「だめかなぁ…?」
「ええっ!! …わわわ私でよければ…!///」
「ありがとゆきちゃん」
目をつぶってつかさも肩にすりすりする。みゆきは目を点にして赤くなっている。
その様子を見たこなたとかがみは…
「あんた達まで…」
「Wカップルフラグ立ったね!」かがみの腕を取ったままGJポーズを取る。
そしてまたかがみにくっつき、すりすりする。
「あんた達まで…」
「Wカップルフラグ立ったね!」かがみの腕を取ったままGJポーズを取る。
そしてまたかがみにくっつき、すりすりする。
「かがみん…♪」
おまけのおまけ
その時偶然B組の前に来ていたゆたか。
「お、おねえちゃんとかがみさんが…!?つかささんとみゆきさんが…!?!?」
「お、おねえちゃんとかがみさんが…!?つかささんとみゆきさんが…!?!?」
「…てゆうことがあったの…」
「マジっすか!! それはマジっすか!! そんな百合百合薔薇ワールドが広がってたんすか!?
昼間っからラブラブっすか!! 是非その現場お目にかかりたいっす!!!
同人の参考にしたいっす!!!!!」
「ひよりん、落ち着くネ」
「マジっすか!! それはマジっすか!! そんな百合百合薔薇ワールドが広がってたんすか!?
昼間っからラブラブっすか!! 是非その現場お目にかかりたいっす!!!
同人の参考にしたいっす!!!!!」
「ひよりん、落ち着くネ」
完
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- GJ! -- 名無しさん (2022-12-20 17:12:43)
- 可愛いなぁ… -- 名無しさん (2012-11-07 16:35:00)
- たまらんW百合カップル -- かがみんラブ (2012-09-23 18:57:55)
- 枕詞みたいにさして意味無いものだと思うよ、この薔薇は -- 名無しさん (2011-05-13 14:41:35)
- 薔薇はないよ→ばらはないか→ばらないか→バラライカ→やらないか→ウホッ!いいこなかが!
こうですかわかりません>< -- 名無しさん (2009-12-08 19:36:35) - ↓確かに、薔薇は無いネ -- 鏡ちゃん (2009-10-31 22:00:54)
- ひよりん、薔薇はないよwww。 -- 白夜 (2009-10-13 01:37:09)
- かがみん主導権すぐ取られたw
こなあtだね、うんwww最高。 -- 名無しさん (2009-08-16 18:26:48) - 大こなた総攻撃、何という破壊力だwww -- 名無しさん (2008-06-10 22:05:12)
- 「コンプエース11月号に掲載された時に、『立場を逆にしてみたらどうなるか』って考えて、書いてみた」ものらしい。 -- 名無しさん (2008-04-11 12:40:57)
- でもアンソロ発売したの26日だぞ?
これはだいぶまえの作品じゃないのか?
よく分からんが -- 名無しさん (2008-03-31 15:52:42) - いや、アンソロを元に作ったんだよ。当時のログから分かる。 -- 名無しさん (2008-03-31 14:07:33)
- ん…つまりどういうこと?このSSのネタ、アンソロにパクられた? -- 名無しさん (2008-03-30 02:50:19)
- bヲー、もちろん同一作者ではありません…
んで、この後、別のアンソロのSS書いて、それのタイトルが
アフタースターになってるのは、偶然ですorz -- 5-974 (2008-03-29 20:01:41) - これか!アンソロ見てて既視感があったんだ。同一作者なんですかね? -- 名無しさん (2008-03-29 17:08:54)
- これいいなぁ
ところでらき☆すたのアンソロでこれとほとんど一緒のやつなんだけど一緒の人がかいたんだろうか? -- 名無しさん (2008-03-29 15:53:22) - やばwwwww
あかん死ぬ萌えるwww -- 名無しさん (2008-02-27 13:41:50)