今日の小なた22(こなかがBBS)

このページを編集する    
不機嫌こなた

かが「おーす、こなた!
   って、アレ・・どうしたの、こなた?」
こな「ぅぅぅー・・ぶえーん! ががびー! じゅがざー!」
つか「じゅがざ・・」
かが「誰がががびだ! 何があったのよー?」
こな「私が大事にしていた『俺の屍を越えていけ!』のセーブデータをさっき上書きしちゃったんだよ・・
   何十時間もやったのに!」
かが「・・・はぁ」
こな「反応薄!? ヒドイよ! すごい大切にしてたのに!」
かが「またやればいいじゃないのよ・・」
つか「こなちゃん! セーブデータの屍を超えて頑張ろうよ!」
こな「あ・・うーん・・ううーん・・
   ・・折角ネタを振ってくれても、今日はもはや面白い反応すらできそうにないよ・・」
かが「あらら・・とっさにボケが出てこないとは・・こりゃ重症だわ」
つか「うわぁー・・こんなにアホ毛がふにゃふにゃになったこなちゃんも久し振りだね・・」
こな「ううぅ・・自分のミスだから誰に対して怒ることもできないのが辛い・・ただ虚無感だけがー・・」
かが「相当ダメージを受けてるな・・」
つか「私たちに何か出来ることがあればいいんだけど・・」
こな「・・もうちょっとしたら元に戻るから、しばらく一人にして下さい・・」
つか「あぁー・・」
かが「ハイハイ・・しょーがない、いったん私達だけで食べる物とか買ってこよっか?」
つか「そ、そーだねー・・ちょっとお買い物してくるね・・早く元気になってね、こなちゃん・・」
こな「うぅぅ・・」
かが「それじゃ行くわよ、つかさ」
こな「・・かがみ」
かが「ん?」
こな「用意するから待ってて」
かが「はぁ・・」
つか「あ、あれ? ムリしなくていいよー、こなちゃん・・」
こな「・・うぅー・・」
かが「待ちましょ、つかさ
   コイツの『一人にして』は『そっちから話し掛けてこないでほしいけど、近くにいろ』だから」
つか「・・機嫌が悪いネコちゃんみたいだね・・」

こな「ふぅ・・」
かが「お、元に戻ってきたかな?」
つか「あんまり触れないであげた方がー・・」
こな「うー・・さっきは無愛想でゴメンよ、つかさ・・段々、諦めがついてきたよ・・」
かが「そうそう、アンタには膨大な時間を掛けたセーブデータがまだまだ山ほどあるんでしょー? 本当にもー」
こな「タハハ~・・それを言われるとねぇ・・でも、一つ一つのゲームに色々な思い出があるのだよ」
かが「ハイハイ、セーブデータは消えても、アンタが覚えてりゃーいい話じゃない?」
こな「うーん・・だってさぁ、今日消えたデータはかがみと初めてキスした日に浮かれて作ったデータなんだよ? ガッカリだよ・・」
かが「え!? そ、そうなの・・?」
こな「そうだよー!」
かが「何かあんまり貴重な気がしないんだけど・・」
こな「そんな事ないもん! 貴重なファーストキス記念ゲームだもん! 主人公の一族の名前は『かがみらぶ』家だもん!」
つか「ファーストキスでゲームかぁ・・ロマンチックだね!」
かが「・・いや、そうでもないでしょ・・ゲーム名が『俺の屍を越えていけ』だし・・」
こな「私のメモリアルに何てことをー!」
つか「ひどーい、お姉ちゃん!」
かが「何で私が責められてるのよー! まったく・・普段はキスしよーって言っても逃げ回るクセに・・」
つか「(そーなんだ・・)」
かが「ほら元気出しなさいよー」
こな「・・うー、でもなぁ」
つか「(・・お姉ちゃん、お姉ちゃん・・ここは言葉だけじゃなくてアクションが必要じゃないかな?)」
かが「(いや、それがね・・こういう雰囲気でもこっちからキスしようとすると、コイツ暴れるのよ・・)」
つか「(暴れるって・・)」
かが「(それよりもこう、微妙に視線を逸らしてね・・気付いてない感じで景色を見るようにしてた方がいいわ)」
つか「(へー・・?)」

こな「・・・(じー)」
かが「(視線を逸らしつつ) ・・そうだ、何買おっかねー、つかさ?」
つか「えーと・・」
こな「・・・
   ・・・とりゃ!(ペロッ!)」
かが「あ、コラ!」
こな「フフ~! 隙アリ! 新たな思い出ゲットー!」
かが「もー!」
こな「今度は『かがみつんでれ』一族にしよっかなー?」
かが「ハイハイ、今度は大切にしなさいよー」
つか「・・本当にネコみたいだね・・」


寝たふりこなた

こな「てりゃー! かがみん分補充!」
かが「どわー!?」
つか「こなちゃん、こんにちわー! 今日も元気だね」
かが「もー! 遊びに来るなりソレかよ!」
こな「まあまあ、平日は学校でハグができなくなったからねぇ・・我慢の限界なのだよ」
かが「もっと我慢しなさいって・・大体、私に抱き付く事で一体ナニを補給してんのよ・・」
つか「愛だよ! お姉ちゃん!」
かが「恥ずかしい事を・・」
こな「んー? と言うか、かがみの匂いかなー?」
かが「ちょっ!? え、えぇー!?」
こな「そんなにパ二くらないでよ~、別に臭いわけじゃないからさ
   かがみん普段からいい匂いがするんだって!」
かが「本当かー? 別に香水とか使ってないけど・・」
こな「いやいや~、そういうハッキリした匂いじゃなくてだね
   何というか・・分かるか分かんないかぐらいの匂いが、うっすらと漂ってくるんだよね~」
つか「へぇー・・」
かが「そんなん生まれて初めて言われたんだけど・・勘違いじゃないの?」
こな「うーん、私は分かるんだけどなぁ・・」
かが「動物みたいな嗅覚だな・・」
つか「どんな匂いがするの?」
こな「強いて言うと・・お日様の匂いだね!
   洗濯したての毛布とかさ、日向ぼっこ中のネコみたいな匂いがするよ!」
かが「家の匂いかな? 古い家だし・・
   しかし・・アンタから見ると私は毛布だったんかい・・」
こな「そうそう、何度でも抱き付きたいね! ヌクヌクして気持ちいいよー!」
つか「私も毛布大好きー!」
かが「あんまり嬉しくない表現だな・・」

こな「でも、かがみんと一緒にいると眠くなってくる事は事実ですよ」
かが「それはこなたが深夜まで起きてるからじゃないの?」
こな「そんな事無いヨー、かがみの甘い匂いのせいだって! 久し振りにかがみの匂い嗅いだから、もう眠くなってきたし・・」
つか「こなちゃんの目がいつもトロンとしてるのはそのせいだったんだ・・」
こな「そーだよ~! 今日はつかさがいるからいいけど、普段はもー危ないのなんのって! 眠くさせられちゃうんだからねぇ」
つか「うわー・・大変だね、こなちゃん・・」
かが「人聞きの悪い・・お客さんが来てるのにベッドに横になろうとするのはアンタぐらいでしょーが・・
   それに普段だって何もしてないわよ」
こな「本当に~? 私の髪の毛クンクンしたりとかしてるじゃーん?」
かが「ちょっ!? 寝てるのに何で知ってんのよ!?」
つか「(語るに落ちてる・・)」
こな「何故なら! 半分ぐらいは寝たふりだからさー!」
かが「くぅ・・やっぱりそうだったのか・・!」
こな「フフ~! まあ、かがみは結構ジェントルレディだからさ、私もつい隙を見せたくなっちゃうのだよ
   私的には、もっと攻めてきてくれてもいいんだけどねぇ・・いつも、折角のナイスパスが空振りだもん」
つか「あらら・・お姉ちゃんももっと頑張らないとー!」
かが「なにその厳しい評価!? どうしろと!?」

こな「しかしまあ、今日はつかさもいるし・・かがみが退屈しないように片ひざ立てて寝るから、それで我慢しておくれ」
かが「・・の、覗かないからね!」
つか「・・・(その発想は無かったなぁ・・)」
こな「えー? こんな事もあろうかと、今日はレースのピラピラが付いてる気合いの入ったパンツにしたのにナー」
かが「こなたの大人下着なんてどうでもいいわ・・」
つか「お姉ちゃん、こなちゃんのフリフリを見てあげないの?」
こな「私のビラビラに興味無いのかな?」
かが「微妙に際どい表現になってるわよ!?」
こな「・・むぅ・・かがみぃー! 今のは『見たーい!』って言ってからのノリ突っ込みを期待したんだよ!
   何年間私と組んでバラエティをやってるのさー?」
かが「いやいやいや! バラエティで高校生活は送ってないし! 見たいなんて言わない!」
こな「でも2人きりの時なら見るんでしょ?」
かが「もちろん見・・るワケあるか!」
つか「(さすがお姉ちゃん!)」
こな「まあ、次回はかがみんが即答できるようにノーパンで決めてくるよ」
かが「ぶっ!?
   ・・ちょっと待ちなさいよー、こなた! そんなので私が大喜びするとでも思ってるワケ?
   ノーパンて事は一番大事なパーツが無いってことでしょ? パンツが無いんじゃ萌えられないわ!」
こな 「・・・スピー・・・zzz」
かが「ちょっ!? おいィ!? 折角、ボケたんだから寝るなって! こなた! こなた!
   あ・・つ、つかさ、今のはね! ボケだからね?」
つか「グ、グー・・スヤスヤ・・」
かが「露骨に寝たふりすんな! 二人ともフォローしなさいよ!」






タイミングってすごい大事。現実世界においてはセーブすることなんてできないし、逃した糸は帰ってくることもない。
一度逃した糸を捕まえるのは難しい。
だけど、捕まえたかった。ちゃんと言いたいことがあるんだ。
そんなこんなを考えながら、糸を探しながら、でも捕まえられないで、ゲームで反省をする…なんて一日を過ごす…ようになって何ヶ月たったかな。

期間が開けば開くほど捕まえられる確率って低くなるのに…。
頭では理解してる。だけど行動に移せない。
私もとんだへたれなもんだね、と自嘲気味に笑う。
簡単なことなのにな…。



「あんた最近おかしくない?」
不意を突かれるって正にこういうことを言うんだろうね。
「別に…。」
その不意打ちに対する私の返事はこんな素っ気ない言葉。
違う。違うよ。こんな風に言いたいわけじゃないのに。
「やっぱりおかしいわよ。言いたくないんだったらいいけど、話すと楽になることだってあるんだからね。」
あぁやっぱりこの人は優しいんだね。
今なら、今なら言える気がした。
「…かがみんって優しいよね。」
思ったより素直に言葉が紡がれる。
「えっ」
彼女からしたら思いもよらない言葉だったのだろう。3秒ほど固まって頬を赤く染めた。
「なっ!?…いきなりどうしたのよ?」
「私ね、かがみにずっと言わなきゃって思ってたことがあるんだ。」
一呼吸おいてそっと目を閉じる。
…思い出す、あの記憶。
目を開け、彼女をしっかり見据えてあのときの気持ちを言葉にする。
「あの時はありがとうね、かがみ。」
「…へ?あのときってどのとき?ってかなんでいきなり…ぁっ、ありがとう、だなんて…」
そりゃあもうあの日から何ヶ月も経つもんね。彼女がこんな反応するのも無理ないよね。
でもこれで、胸のつっかかりがとれたよ。
「本当になんのことなのよ!?」
だいぶ混乱してるみたい。だけど今更言えないよ。

あのライブのとき席を替わってくれたお礼を言いたかっただけ、だなんて。
恥ずかしいじゃん。

でも…

「ほんとにありがとうね。」


今まで捕まえられないでいた糸を、結局また彼女がもたらしてくれて…。あのときに似た、よくわからない気持ちが体中に染み渡るのを感じながら、私は彼女に微笑んだ。



お風呂でゆたかが

かが「こなたー? 先にお風呂入るわねー?」
こな「うーい! キレイになっちゃってー!」
かが「(カラカラカラ・・) ふー、アイツ今日も元気過ぎ・・って、え!? て、天使!?」

ゆた「いえ、天使じゃないですよ!? ゆたかです!」
かが「あー・・ゆたかちゃん・・いつの間に?」
ゆた「・・かなり前から家にいましたけど・・」
かが「うわ、全然気付かなかったわ・・」
ゆた「挨拶に伺おうと思ったんですが・・タイミングがー・・」
かが「う・・こちらこそ気を遣わせちゃってゴメンね・・ちょっと、取り込んでて・・」
ゆた「ハイ・・お取り込み中でしたね・・///」
かが「・・見た!? 見たのね!?」
ゆた「スイマセーン!」
かが「・・まあ、それは置いといて。 お風呂もうしばらくかかるかな? 一旦戻るか・・」
ゆた「あ、先輩! ちょっと良いですか・・?」
かが「ん?」
ゆた「あの、少しお聞きしたい事がー・・」
かが「何か?」
ゆた「・・今までにかがみ先輩が、お姉ちゃんに貰って一番嬉しかった物って・・何でしょうか?」
かが「え・・? どうしたの?」
ゆた「あの・・今度みなみちゃんに、学年上がったお祝いと去年のお礼をしたいなーって思ってて・・
   どんなのがいいかな、と・・」
かが「へぇー・・ゆたかちゃんは礼儀正しいわねぇ」
ゆた「本当にお世話になりましたから・・」
かが「ふーん・・フフ~!」
ゆた「え?」
かが「学年変わって、みなみちゃんにも友達が増えたから、お礼のついでにポイント稼ぎってとこね?
   ゆたかちゃんもなかなか・・」
ゆた「えぇー!? そ、そんなんじゃないですー!!」
かが「まあまあ・・裸同士なんだし隠さない隠さない!」
ゆた「うぅー・・出来ればオフレコで・・」
かが「髪洗おうか?」
ゆた「あ、はい・・」

かが「うーん・・そうね、みなみちゃんに料理とか作ってあげたらどう? 私は・・こなたが目の前で料理してくれるととっても嬉しいかな」
ゆた「料理ですかー・・お菓子なら結構作れますけど・・かがみ先輩は、お姉ちゃんの手料理がお好きって事ですか?」
かが「そうじゃなくてね。 料理自体は関係無いの・・料理してる姿が重要でさ」
ゆた「料理中の姿・・?」
かが「そうそう、後ろ姿ね! 私にはコレが一番だなぁ」
ゆた「へぇー」
かが「アイツ意外と家庭的な面があるじゃない? あんなに小っちゃいのに、母親っぽいって言うか・・
   その可愛い背中を見ながら、野菜を切ったり鍋を運ぶ音とか聞いてるとね
   あ~、今この子は私の為に熱心に色々してくれてるんだなぁ・・って、自然と幸せな気分になってきて・・」
ゆた「な、なるほどー!」
かが「ゴメン・・我ながらちょっとアレだったな・・」
ゆた「すごい! すごい参考になります!」
かが「口に出すとさすがに恥ずいけどね・・まあ、この事はこなたにはオフレコでお願い」
ゆた「ハイ!」
かが「フフ・・これからも相談に乗るから、ゆたかちゃんも頑張ってね」
ゆた「ありがとうございます、先輩!」

こな「かがみー! ドライヤーの場所は・・・・ふぉっ!?
   ・・へぇー」
ゆた「あ・・」
かが「うおっ!? こ、こなたっ!?」
こな「・・ゆーちゃん、こっち来て・・何言われたか分からないけど、かがみ口が上手いからさ」
かが「待って、こなた! コレは違うの!!」
ゆた「あの・・お姉ちゃん! かがみ先輩は別に何も・・」
こな「おやおや、素直なゆーちゃんに何を吹き込んだのカナー?」
かが「ちょっ!? ゆたかちゃん、私、無実だよね!? 何もしてないよね!?」
こな「(ゆーちゃん・・かがみは実は責められプレイ好きだからサー・・お願いね?)」
ゆた「(そうなんだ・・)ゴメンねお姉ちゃん、先輩に・・今日の事はオフレコだって・・」
かが「えぇ-っ!? こなた今、何か言ったでしょ! 素直なゆたかちゃんに何吹き込んだ!?」
こな「ナイスだゆーちゃん! フフ、コレを使うことになるとは・・(ゴソゴソ・・)」
かが「え? あの・・こ、こなたさん・・何を熱心に用意して・・!? とりあえず、こっち向いてよ!? ね? ね?」
こな「かがみー、恋人同士秘密はナシだよー? ゆーちゃんと何をしたの?」
かが「分かった言う! 言うから!」
こな「もっとテンパってるかがみじゃないと信用できないもんねー! でもお風呂で良かったよ、後で掃除しやすいし!」
かが「これ以上無いほどギリギリよ、今の私!?」
こな「ゆーちゃん、後でみなみちゃんが好きそうなお蕎麦の作り方教えよう! その代わりに・・今夜の事はオフレコで!」
ゆた「ありがとうお姉ちゃん!」
かが「おま、全部聞いてただろっ!? ちょ、待てって!
   ハニャー!!」


かがみボックス

かが「あれ? どこいったかなー・・?」
こな「どったのー、かがみ?」
かが「いや、久し振りにハルヒを読み直そうと思ったんだけどさー・・いつの間にか本棚から無くなってるのよ・・」
こな「あー・・ハルヒなら下の引き出しの中だね。 かがみんが昔、移動させたじゃん」
かが「え・・? うわ、覚えてないわ・・よく知ってるわねー、こなた」
こな「かがみんの部屋のことなら、何でも知ってるよ!」
かが「・・そう言えばこなたって、私の部屋に来るたびにグルグル何かチェックしてるわね・・
   借りてきたネコじゃないんだからさー」
こな「私のテリトリーをチェックしてるのさ!」
かが「いつの間に私の部屋がこなたの縄張りになったのよ・・」
こな「知らないうちに、私の縄張りの物を誰かが動かすかも知れないし! 警戒しとかないと!」
かが「私の部屋なんだから、私が動かすに決まってるでしょーが」
こな「いやいや、かがみんが他の女の子連れ込んだりするかも知れないじゃーん? 証拠探しだよん!」
かが「なによー、浮気なんかしないって」
こな「私の苦労も分かって欲しいね・・だって、かがみの携帯のメモリーなんか女の子ばっかりだもん・・本当、参っちゃうよね~」
かが「いや! 確かにそうだけど! 人聞き悪いなぁ!」
こな「まあ、かがみんの不器用さについては大体分かってるから、あんまりその心配はしてないけど」
かが「そう・・こなたに信頼されてるみたいで、とっても嬉しいわね・・(脱力)」

かが「大体、家捜しなんか趣味悪いわよー?」
こな「家捜しじゃないよー。 相方のエッチな本のチェックは恋人の勤めじゃーん?」
かが「それは母親の仕事だろ・・って、アンタ!? エッチな本って、何やってんのよ!?」
こな「私は、かがみの事を保護者的愛情で見守っているのだよ」
かが「どう考えてもこっちのセリフでしょーが!」
こな「え・・? も、もしかして・・私のエッチな本とか見ちゃった・・? かがみも好きだねぇ・・」
かが「探さなくても、いつも丸出しだろ! ちょっとは隠せ!」
こな「まあまあ、お互いにハダカの心になって自らの萌えを見せ合おうぜー!」
かが「うわ、何だその男らしい発言!?」
こな「かがみんの事もっと深~く知りたいワケだよ」
かが「・・生憎だけど、そんな本は持ってないわ・・」
こな「そう言えば、この前チェックした時も見つからなかったねー? 一体、どこにかがみのお宝が隠してあるのやら?」
かが「持ってる前提で話を進めるな!」
こな「持ってないの?」
かが「持ってないって!」
こな「フフ・・そちらの手の内は読めてるのさ~! 本棚じゃないんでしょー? 勉強机の引き出しがアヤシイなぁ!」
かが「・・え!? な、な・・!? (コイツ知って・・!? いや! カマ掛けだわ・・反応するな、私!)
   はぁ・・見てみなさいよー? ほら、卒業アルバム・・ココにはいつもアルバムとかプリクラ帳しか入れてないけどー?」
こな「またまた~! 今日は緊急避難したんでしょ?」
かが「してない!」

こな「アレー・・? うぅ、つかさ達の手前、本も買えないんだね・・可哀想なかがみん!」
かが「可哀想じゃない! 私には、こなたという恋人がいるんだから!」
こな「あ~、なるほど! ゴメン気付かなくて・・いやらしい本なんかより、私の匂い付きの衣類の方が良いって事だよね?」
かが「良くねえよ!」
こな「遠慮しないでいいよ~! 私に言ってくれればハンカチでも制服でも下着でもいくらでも貸したげるから!」
かが「借りないって!」
こな「ふふー、照れ屋のかがみんのために、かがみがウチに来るときにはさりげなく目に付く場所に配置しとくよ!
   是非、ご自由にお持ち帰り下さい!」
かが「脱ぎ散らかしてないで片付けなさい! 大体、こなたの制服にも下着にも興味ないから!」
こな「・・さすがは、かがみ・・狙いはただ一つ、私のスクール水着なんだね? 神をも恐れぬマニアックな・・」
かが「狙わねーよ! まだ持ってたのかよ、あの水着! どんだけ物持ちいいのよ! 何で出来てるのか見てみたいわ!」
こな「うむ、かがみがそう言うんじゃないかと思って、さっきその引き出しに入れておいたよ」
かが「そんな手回しがありえるのか!?」
こな「かがみのお宝ボックスを充実させてあげてるのさー!」
かが「お宝ボックスって・・さっきからアレはアルバムしか入ってないって言ってるじゃないのよ・・」
こな「かがみの豊かな想像力を持ってすれば、私の顔写真からだけでも・・じゃないの?」
かが「・・!? ・・しょ・・そんなわけないでしょ!」
こな「バレバレすぎて、リクエストしてるみたいだね・・」
かが「うるさーい!」


喫茶かがみん

そう「今日は妙にご機嫌だなー、こなた?」
こな「ムフフー! 実はねぇ、かがみんに秋葉デートに誘われたのだよ! いいでしょ?」
そう「父親前にして、なかなか言うね・・」
こな「もう娘も子供じゃないのサー!」
そう「・・まあせめて、遅くなるならメールしてくれよ」
こな「ん! お土産は買ってくるから、笑顔で巣立っていく私を見送ってネ!
   やーしかし、かがみも秋葉でデートなんて染まってきたねぇ! かがみんの萌えを知るチャンス!」
そう「どこに行くんだい?」
こな「んー・・コロナって言う喫茶店だってさ。 知ってる?」
そう「・・ほぅ、なるほど。 知ってるよ。 と言うか、俺がかがみちゃんに教えてあげたんだよ」
こな「そっかー! 良し! お父さん殺す!」
そう「いや、ちょっと待ってくれ! 誤解があるぞ!?」
こな「誤解も何も、私の許可無しでかがみの周囲30万キロには入らないで欲しいんだけど!」
そう「おいおい、地球上に居場所が無いじゃないか・・かがみちゃんには店の割引券があったから勧めただけだよ」
こな「・・そうなの?」
そう「ちょっと昔話のついでにな・・そのお店は俺がかなたと最初に秋葉行ったときに入ったんだよ
   秋葉にある喫茶店だと、ムードのある場所なんて今も昔もそこぐらいだな」
こな「へぇー」
そう「『俺もかなちゃんもこの街のようにどんどん変わっていっちゃうのかも知れない・・けどね、このお店みたいに
   いつまでも変わらずに残したい、今の気持ちもあるんだ。 かなちゃん、俺はかなちゃんの全部が好きなんだぜ』と」
こな「ウソだ!」
そう「ちょっ・・ウソじゃないぞ!?」
こな「かがみんの前で格好つけたかったんでしょ? 私には通じないね」
そう「う・・いや、一応そう言う事も言ったんだぞ・・まあ最後は『見捨てないでくれ~!』って泣いて土下座したけど・・」
こな「・・初めてのデートで、そこまで下手に出たんだ・・」
そう「秋葉でデート自体、ちょっと引かれてる空気だったからな・・」
こな「すごい・・全くどこにも惚れる要素がないよ。 また私の出生に新たなナゾが生まれたね・・」
そう「でも、かがみちゃんは興味ありそうな感じだったが・・」
こな「土下座の話もちゃんとしたのー? かがみは素直だからきっと信じちゃうよ? 迷惑だナー」
そう「いやいや俺の貢献を見落としてるぞ、こなた。 かがみちゃんは俺のプロポーズの思い出に感心していたわけだ。
   そして、このデートのお誘いだからな」
こな「ほぅ・・そ、そうか・・確かに! ・・そうだよ、わざわざ秋葉だし! ・・きっとかがみは!」
そう「だろー?」
こな「危なかったぁ・・! 私、普通にババシャツで出発するとこだったよ!
   告白イベントが待ってるんなら、髪型も下着も勝負用に変えなきゃ!
   ヤバイヤバイヤバイ! 服はどうしようカナ・・? 念のため、ボイスレコーダーも・・!」
そう「ははは、慌てて転ぶなよ」
こな「あ、先に言っとくよ! 今日は遅くなるんで!」
そう「言うねぇ・・」

―秋葉到着―
こな「(ソワソワ・・) ふー・・」
かが「どうしたのー、こなた・・?」
こな「な、何でも無いヨー!(フフ・・気合いを入れて無いと、うれし涙が勝手に出てきてしまうのさ!)」
かが「そう・・それよりどうかな、このお店?」
こな「んー! 食べ物は普通だけど、雰囲気落ち着いてて良い感じじゃん? 秋葉にもこんなトコがあるんだねぇ」
かが「でしょ? 私も最近知ったのよね・・」
こな「まるで、時間がここだけ止まってるような・・今この時の気持ちを大事にしたい気分になるよ!」
かが「いや、それは良く分からんけど・・」
こな「かがみ!」
かが「ん?」
こな「その・・今日は何か話したいことがあるんじゃないの?」
かが「・・そう・・ね」
こな「・・!(キター!)」
かが「あのね・・その・・こなた・・」
こな「んー? どうしたのさ、かがみ?」
かが「・・う・・う」
こな「かがみ・・」

かが「ごなだぁー! わ、私の事捨てないでねぇー!」
こな「え・・えぇー!? そっちの展開!? こんな流れるような美しい土下座初めて見たよ!?」
かが「私、こなたと大学違うし! 勉強しないでも大丈夫な天才児じゃないから、毎日は構ってあげられないのよ・・デートだってたまにしか・・!
   でも、でもね! 私、もう・・他の誰と話しても・・どうしてもっとイジッてくれないのよって・・こなたなら、って!
   こなた無しじゃ、私生きていけないよぉ・・お願い、私に飽きないで! こなたぁーっ!!」
こな「かがみ・・(何だろう、この気持ち・・こういう間抜けな部分に必死なかがみって、守ってあげたくなるナ・・)」

意外と効果的だった


カモミールこなた

こな「かがみー! いるー?」
かが「お? 来たか・・こなたー! 今、姉さんと庭掃除してるところだからさ。 先に私の部屋で待っててー」
こな「うい! 早く来てネー!」
かが「ハイハイ・・すぐ行くわよ」

まつ「あーっ!? うおぉー!!」
かが「うるさいなぁ・・真面目に仕事してよー、姉さん・・こっち側はもう水まきも終わったんだけど・・?」
まつ「あうー・・聞いてくれ、妹よ・・」
かが「何か?」
まつ「さっきね、そこにある母さんのカモミールのプランターに、近所の野良ちゃんが寝てたんだよ
   アメショーっぽい毛並だった」
かが「・・つまり野良ネコと遊んでたのね、姉さん?」
まつ「ちょっ、かがみそんな怖い顔しないで!」
かが「しょーがないわねー・・後でネコ除けのペットボトルか何か置いとこっか?」
まつ「いや、カモミールがどうなっても、私は海のように広い心で大目に見るけどさ」
かが「姉さんのじゃなくて、お母さんが栽培してるんでしょ」
まつ「細かい事はイイんだよ! でね、さすがにタダで昼寝に使われるのもシャクだから
   チェックイン代としてお触りさせてもらおうと思ったんだよ。 こう『イイ尻してるねぇ、キミ』みたいな感じで」
かが「野良ネコにセクハラですか・・」
まつ「でも、アイツさー? ヒドいんだよ? 近付いても全然無関心で『お! 大人しいじゃん!』って思ってたらさ
   手が触れる瞬間に、ヒュンって跳ね起きて走って逃げちゃった・・」
かが「そりゃ、人間に体を触らせる野良はいないでしょ・・」
まつ「いや違う! 最初、近付いても全然気にしてない素振りだったんだって!
   アイツ絶対、私をガッカリさせるために誘うだけ誘っておいてギリギリで逃げたんだ!
   くぅ・・悔しーっ!!」
かが「はぁ・・(その気持ちには少し親近感があるな・・)」
まつ「野良にゃんこなんかに弄ばれてしまった・・! 捨て犬の気分さ!」
かが「人間になってよ、姉さん・・」
まつ「だってかがみも分かるでしょー!? 最初はコロリーンって寝っ転がっててさ!」
かが「コロリーンて言われても・・」
まつ「あんなに無防備な姿を見せつけておいてだよ?
   こっちがその気になったら、プイッだもん! 私のモフモフさせろ~って気分はどこにどうぶつければいいの!」
かが「・・まあ、その悔しさには覚えがないわけでもないけどね」
まつ「でしょー? くっそぉ! いつかアイツ・・罠に掛けてやる! 思う存分セクハラしてやる!」
かが「将来のことはまあいいけど、とりあえず掃除してよ・・」
まつ「いや、まだターゲットは近くに潜んでいるはずだ! アイツ用にシーチキンとか牛乳とか仕掛けるから!」
かが「姉さん、典型的な貢ぐ女みたいになってない? 踊らされてるわよ・・」
まつ「そうと分かっててもね、ダメなの私! あのモフをもう一度・・」
かが「・・まあいいか・・私はもう片付けて戻るからね・・」

かが「ふぅ・・手を洗ってと・・(今の会話、聞かれてたかなー・・だとするとまあアイツのやる事は想像が付くわね
   どうせ、私のベッドの上で寝たふりして、むにゃむにゃモゾモゾ・・ゴロン!みたいに誘惑してくるつもりでしょうね・・
   しかも、私が友情を確かめようと接近したら、跳ね起きて『やーい、えろみーん!』とかなじるのが目に見えるわ・・
   全くー・・そんなにいつも飢えてがっついてるように見られるのは心外なんだけどなぁ
   私としてはマリみてのような、外でも恥ずかしくない落ち着いた大人の付き合いを目指してるってのに・・
   アイツも根が子供だから、ベタベタしたいんだろうけどさー。 まあ、子供なアイツと馬鹿やるのも楽しいケド・・)」
(ガチャッ・・)
かが「こーなーたー? 待たせてゴメ・・っと見せかけてっ!
   ダダダダッ! ・・ボフッ! ガシィッ!!
   もらったー!! (ふっ・・ドアをゆっくり開けて油断させたところで、一瞬でベッドに向かってダッシュ! そしてハグ!
   ベッドに横たわったままのこなたには回避不能よ!)
   よぉし、大人しくしなさいよー、こなた~! とりあえず口をふさいで、指先は円を描くように柔い部分を・・

   ・・? いや、待て・・これは!? ・・な、なにぃ抱き枕!? 枕になっちゃったの、こなた!?」
こな「なってないよ!」
かが「げ、背後に!?」
こな「罠にかかったね、かがみん! かがみんの情熱的な挨拶は予想の範囲内さぁ! そして!
   ダダダッ! ・・ポフッ! ガシィッ!
   ベッドに飛び込んだ状態のかがみんには、私のダイブを回避できまい! やーい、えろみーん!」
かが「アンタこそエロ・・ムーッ!?(口をふさがれて突っ込めない)」





コメントフォーム

名前:
コメント:
  • クリスマスの深夜なのに小なたでニヤニヤしてる俺って一体・・・ -- 名無しさん (2009-12-25 03:35:39)
  • かがみんの流れるような土下座が想像できんww -- 名無しさん (2009-12-25 01:34:16)
  • 物凄い心理戦でしたが、こなたの方が一枚上手でしたね♪ -- こなかがは正義ッ! (2009-06-05 13:55:31)
  • 高度なカウンターwww -- 名無しさん (2009-06-04 07:56:05)


投票ボタン(web拍手の感覚でご利用ください)


|新しいページ|検索|ページ一覧|RSS|@ウィキご利用ガイド | 管理者にお問合せ
|ログイン|
  



★Counter

TOTAL: -
TODAY: -
YESTERDAY: -

★更新履歴

取得中です。