甘えたい

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こなたがここまで甘えん坊だとは思わなかった。

学校じゃそんな素振りを全く見せないのに…。

え?いつも抱きつかれてるじゃないかって?

あ、あれはふざけてるだけでしょ!!
別に抱きつかれて嬉しいとか思ってるんじゃないんだからね!!ほ、本当よ!!


「…かがみぃ…」


…か細い声でこなたが私を呼ぶ。

えーと…学校と様子が全く違くないか?こなたさん。



――甘えたい――



「どうしたの?こなた」


「…えーとね…その…」


ん?こなたにしては歯切れが悪いわね………。


「何よ?言ってごらん」


「いやね……別に用がある訳じゃないんだけどさ…」


「はぁ?何よそれ」


「…ごめん」


ちょ!!そこで泣きそうになるの!?


「いやいやいや!!そこは謝る所じゃないでしょ…」


「ごめん…」


「だから謝るなって」


私はこなたを抱き寄せる。


「こなたが好きな時に私を呼んでくれたっていいわよ、用がないから呼んじゃ駄目な訳ないし」


「…うん…」


「…もしかしたら甘えたいから私を呼んだんじゃないの?」


「ひぐぅ!?」


なんか凄い驚き方だな…。
しかも図星みたいね…。

「…だって…かがみに甘えたいんだもん…かがみから一時でも離れたくないんだもん…」


「アンタねぇ…学校の時はどうなのよ?授業中はどうしてるの?」


「皆に気付かれない様に泣いてるよ…」


な…マジですかこなたさん!


「泣いてるって…アンタねぇ…」

「だって離れたくないんだもん!ずっと側にいてほしいんだもん!!」

「分かってるわよ、だから今一緒じゃない」

「…足りないよぉ…もっとかがみと一緒にいたい…」

「はぁ…アンタってこんなに甘えん坊だったっけ?」

「…だって…甘える事が出来る人がかがみだけなんだもん…」

「え?いやアンタ…」

「…お父さんの前じゃ…泣けないもん…泣いたらきっと…お父さんも泣いちゃう…」

「こなた…」

確かこなたのお母さんは死んじゃったんだよね…だからこそ甘えられる人が少ない…ん?

「ねぇこなた、何で私だけなの?つかさもみゆきもいるじゃない」

そう、何で私だけなんだろう…つかさにみゆき…更に他の人もいるじゃない。

「だって…かがみが好きだから…」

なっ!?コ、コイツ……素で言うか!?しかもこのタイミングで!!

「かがみが好きなんだもん…好きな人に甘えたいよ…」

「っ……もう…!」

「かがみは…嫌?」

嫌……?じゃないっての。
いいからその涙を溜めての上目遣いはやめてほしい、私の理性が砕け散る。
ってかもう既に限界を突破している、最初からね。

「…私は…嫌…かな」

「っ!!!」

なーんて、嘘だけどね。
いつも学校でからかわれてるからそのお返しも兼ねて言ってみた。

「…う……ふぐ………」

……ってあれ?

「ひっく………えぐ………」

な、泣いちゃった!?
アンタこんなに泣き虫じゃないでしょ!!

「ち、ちょっとこなた!?」

「ひぐ…うぅ……ふぇ…」

まさか私にツンデレな台詞を言わせたいだけじゃないだろうな………。
…と思ったけど…本当に泣いてる…!!

「な、泣かないでこなた…」

「…ひっく…嫌わ…れた…かがみに…嫌…われ…た…」

「嫌ってないわよ…今のは嘘よ…甘えられるの…嫌じゃない」

「…甘えたから…私が…甘えたから…嫌われた…」

「っ!!そんなことないわよ!!取り敢えず落ち着いて!ね?」

「私が…私が…」

…私の声が聞こえてないみたいだ。

えぇい!!こうなったら!!

「わた……はぅ!?」

…え?何をしたんだって?
決まってるでしょ、ここまで読んでくれたあなた達なら。

①手で口を塞いだ
②部屋から追い出した
③口で口を塞いだ…要するにキスをした

これで①・②を選んだ人は…。

「辞世の句をどうぞ」

ん!?今みゆきの声が聞こえてきた様な…まぁいいや。
そう、お察しの通りこなたにキスをした。

「…えーと…こなた…?」


泣き止んだみたいだけど…今度は俯いたまま何も喋らない。

…まさか…怒った?


「おーい…こなたー?」


「………」


ちょっとこなたの顔を覗き込んでみる。

…うわ!!顔が真っ赤だ!!


「ち、ちょっと!!アンタ大丈夫!?」


「…甘い…」


へ?


「甘かった…かがみのキス…」


いやいやいや、何を言ってるんですかこなたさん。


「と、取り敢えず泣き止んだみたいね……アンタこんなに泣き虫だったっけ?」


「……駄目?」


いや、駄目じゃないけど……だからその上目遣いはやめてほしい、理性がヤバいから。
もう崩れるから。
既に崩れてるけど。


「…駄目じゃないわよ、好きなだけ甘えていいから…」


「…ありがとう…かがみ…大好き…」


う…改めて言われると結構恥ずかしいわね…。


「ね…かがみ…」


「なに?こなた」


「…ずっと…一緒にいてね」


「…分かってるわよ、アンタが嫌って言っても一緒にいるから」


「…やっぱり…私の事…」


いやいやいや!!だから何でそこで泣く!?

聞き間違えなのか!?そしたら物凄い聞き間違えだぞ!?


「だから違うわよ!!こなたが嫌って言っても一緒にいるって言ったの!!」


「…私…言わないよ?」


「例えよ例え!!とにかくずっと一緒にいるから!」


本当にもう!!世話が焼けるんだから!!

このままじゃ私がついていてあげないとね…。


「ピーピー(cvくじら)」


ん?…もう9時…ってこの時計…こんな機能があったのね…。
(実際はありません、こなかがへの愛です)


「こなた、もう9時だけど…」


「え……嫌…」


嫌…って私まだ何も言ってないわよ…。


「どうする?もう遅いし…泊まってく?」


「いいの…?」


「勿論いいわよ、こなただし」


ってか何を今更…もう何回も泊まってってるじゃない。


「…うん…そうする…」


まぁ予想はしてたけどね、絶対に泊まっていくって。


――――――――――
その後、一緒にお風呂入ったりご飯を食べたりして今二人で寝ようとしている。

一緒にお風呂入ったって?

当たり前でしょ、当然よ。


「どうする?布団がいいなら布団を持ってくるけど」


「…一緒」


ですよねー。


「じゃあ…おいで、こなた」


私が呼ぶと子供みたいにやって来るこなた。

…なんか妹みたいね…。

つかさだけで充分なんだけど。こなたは妹より恋人の方が断然にいいわ。

今遠くで「どんだけー」って聞こえた様な気がした。


「大丈夫?狭くない?」


「…うん…かがみ暖かい…」


「う……恥ずかしい事言わないでよ…」


「だって本当の事だもん…」


まぁいいけどね…。


「…かがみ」


「…なによ」


「大好きだよ…」


「…私もよ、こなた」


本当に私と2人っきりだと甘えん坊になるな…。

ま、いっか!!

お休みこなた、いつまでも一緒にいるからね。

  • END-


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  • らきすたこんな話だったらいいのになぁ。
    ところでこなたとかがみって誰の家にいたのだろう? -- 名無しさん (2014-02-22 22:16:23)
  • ヤバい2828が止まらない。甘えるこなたの破壊力が高い。 -- 一条ニート (2013-11-22 23:50:20)
  • だば(ry -- 名無しさん (2013-01-16 19:13:17)
  • もえ -- かがみんラブ (2012-09-21 08:41:15)
  • いい。これはいいw -- 名無しさん (2010-07-11 17:55:28)
  • ニヤニヤが止まらない…弱気になったこなたってヤバいぐらいにクる物がありますねwww -- 名無し (2010-07-02 14:54:40)
  • いつ読んでもニヤニヤw
    鼻血モノですわwww -- 名無しさん (2010-04-05 19:26:54)
  • にやにやが止まらんww -- 名無しさん (2009-11-22 10:14:27)
  • 泣き系のこなたはガチ -- 名無しさん (2009-09-05 00:26:58)
  • リアルに泣いた -- 名無しさん (2009-09-04 02:37:24)
  • こ. ..これは俺の脳内設定のかがこなそのものだ! GJ -- 紫電 (2009-06-22 21:55:50)
  • 甘すぎDEATHぁwwww -- 名無しさん (2009-06-02 00:39:33)
  • 甘えんぼこなたは破壊力でかすぎるww -- 名無しさん (2009-06-01 01:45:26)
  • 好きな人にだけ見せる自分の弱い姿。
    こなたの場合普段が元気の塊みたいだからそのギャップがすごいんでしょうね。
    もうかがみんの理性の箍は弾け飛ぶ3ミリ秒前ってとこでしょうか?
    今回もまた素晴らしいです! -- こなかがは正義ッ! (2009-05-18 13:49:06)


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