愛する人と(授業編)

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一時間目、数学

数学、数字ねぇ……
うっ、そういえばいつも気にしてるあの数字。確かこの一ヶ月で2kg増えたんのよね。
原因は……いろいろと心当たりがありすぎる。
まず時々作ってくれるこなたのお弁当。毎回あの豪華さは反則よね。美味しいから全部食べちゃうし。
次にこなたの家に泊まりに行ったときのこなたの手料理。同じく結構なボリュームがあるけどついつい食べきってしまうから。
あとはたまにポッキーゲームとかのお菓子のつまみ食いかしら。糖分の摂りよね。

全部こなたのせいよね。わかっていたことだけど。
運動しないと……っていってもどちらかというとこなたのほうが体力使ってるわよね。
でも私だって体重かけないように自分の体を支えてるからそうでもないか。
回数増やせたらいいんだろうけどあいつ嫌がるしなぁ。
やっぱり幸せ太りってことにしよう。

そういえばもう一つ重要なのがあったわね。
私159cm、こなた142cm。その差17cm。
この差って結構大きいのよね。
たとえばキスするとき私から不意打ちのキスはしやすいけど、こなたからはあまりされない。
いや、もちろんキスしてほしいんだけどね?でも私のほうがすぐしたくなるというか、恥ずかしがってしてくれないから。
それにキスするときつま先立ちなのがすっごく可愛いし。

あと抱きしめやすいこととか、守ってあげたくなる愛らしさとか。
うん、この身長差がある限りこなたが私の嫁だというのは絶対よね。



休み時間

私は急いで隣のクラスへ向かう。一分一秒でもこなたと一緒にいたいから。
私の愛しい人は笑顔で迎えてくれた。
思わずぎゅっと抱きしめる。
この小さな、華奢な体を強く抱いて、私はこの子をずっと守っていきたいと心に誓った。

あ、ここは教室の中だったわね。別に関係ないけど。
つかさとみゆきは真っ赤になってる。他の生徒は悪いけど目に入らなかった。
だって私の視界に広がっているのは綺麗な青。揺れるあほ毛が可愛らしい。
きっと羞恥に頬を染めているんだろうこなたは私の胸に顔を埋めている。
そんな恥じらうこなたを可愛いと思いながら、母性本能からかずっと頭を撫でていた。


二時間目、国語

私は帰ってきた。
ネタじゃないわよ。危うく幻想世界に迷いこみそうだった意識を現実世界に呼び戻したってこと。
だってこなたはあんなにも温かくて、柔らかくて……
言っとくけどやましいことは何もないから。
ただ抱きしめて頭を撫でてただけじゃない。
誰かが誰かの頬にキスしてるシーンが全年齢対象なのと同じよ。

さて国語ですか。
読解力ニアイコール洞察力。
つまり今日のこなたはどうだったって聞いてるのよね。
わかったわ、私のラノベで鍛えた(ような気がする)表現力で説明してあげるわ。

まず頭の天辺にそりたつあほ毛。
まるで意思を持ってるかのようにこなたの気持ちに合わせて揺れ動く。
相変わらずそれは元気よく立っていたわ。
あんなことやこんなことをしてるときだって、雨に濡れたって自己主張してるものね。
はい、上の一文でいかがわしいこと考えた人は例の板にお世話になってるってことでおk?答えは聞いていない。

さて次は、いつも半分閉じてるような瞳。
ホントは大きくて綺麗な緑色してるんだけど、あの目がぱっちり開かれることはそうない。
だけど抱きしめたときとか、不意打ちにキスしたときとか、思わず襲っちゃったときとか。
驚きに開かれた瞳は、それはそれは吸い込まれそうなほど綺麗で、それゆえ私は止まれなくなる。
って話がそれてきてるわね。
私の理性が脆いんじゃなくてこなたが魅力的すぎるってこと。
以上。説明終わり!

あとは、そうねぇ……あの憎たらしい笑みを浮かべる口かしら。
えっ?説明は終わってはずだって?
何言ってるのよ。それはこなたのエメラルドグリーンの瞳についてでしょ。
柔らかい唇の説明はまだまだこれからよ。

最初に言っておくけどあの小悪魔的な猫口は嫌いじゃない。
こなたが楽しいならいいか、みたいな感じで。私の反応をこなたが喜んでるみたいだしね。
でもやっぱり花のような笑顔のほうが好き。
最近は照れ笑いが多いんだけど、恥ずかしがり屋なこなたは可愛いからよしとする。
あれ?唇はどこ行った?

気を取り直して魅惑的な唇についてです。
いつもリップでも塗ってるのか、艶やかに光るそれは重ね合わせると柔らかくてしっとりとした感触をもたらして……
あっ、これ以上考えると私の理性が危ないのでやめます。
ちなみにキスのお味はこなた味ということで。誰にも教えてあげないわよ。
キスといえばつい舌も絡めてしまうのよね。
だっていつもお昼に誘ってると言わんばかりにチョコを舐めてるんだもん。あんなの見てたら仕方ないでしょ。
……っと、余計なことまで話してしまったわ。聞かなかったことにしてくれる?

それから羨ましいくらい綺麗で癖のない青い長髪。
もったいないことにあいつは髪をいじらない。今日もいつも通り風になびかせてやってきたもの。
まぁ寝ているときとかに手ですくのも好きだからいいけど。
でもやっぱりいろんな髪型を試してほしいわぁ。

まず何度か見たことのあるポニーテール。ちょっと大きめのリボンでまとめてね。
……これはいい。サイドから下ろしたところもグッドですよ、こなたさん。

次に私とおそろいのツインテールなんかもいいわよね。
ツンデレこなた、今日にでもお願いしようかしら。
私のリボンを貸してあげるのもポイント高いわよ(何の話だ)。

他にもいろいろできそうよね。
もしかしたらバイトでやってるのかもしれないしそれくらい聞いてくれてもいいでしょ?
見る分には萌えるとか、なんだかこなたの言ってることがわかる気がする。

最後に体型的な話は一日で変わるものでもないから省略させていただく。
まぁそれでも毎日チェックしてるんだけどね?
この場にふさわしくない内容もあるのと、私の理性を保つために、ね。
あと身長体重に関しては数字的な意味で説明したから十分でしょ。



「――を薔薇戦争と言う」

ふと聞き慣れた金髪独身美人教師の声がした。
どうやら私がこなた談義をしているうちに三時間目になっていたらしい。
こなたのこととなると時間を忘れてしまうのは仕方ないことよね。

『さて薔薇、という言葉が出てきたわけだが、この少女はフル○タのファンでさる夏の決戦にて呪ばk……し、失礼しましたっ!』

なんか不愉快な単語が聞こえた気がするけど、気のせいよね?
ええ、気のせいよ。気のせいということにしなさい。
言っとくけど私は薔薇より百合派だからね。
あんな見た目は綺麗でもトゲのある薔薇なんてダメよ。
ああ、百合は美しい……

そんなことより黒井先生、こなたをあまりネトゲに誘わないでくださいね。
私には疲れて寝ちゃったこなたを襲う趣味なんてないんだから……たぶん。
寝顔が反則なくらい愛らしいのも、舌っ足らずに寝言で「きゃがみ」って呟くのも誘ってるとしか思えない。
というわけで私の理性のためにも先生自重してくださいね。
あっ、もしかして私への挑戦状なんですか?
やけに独身という言葉が身に染みるお年頃ですもんねぇ。
すみません、お先失礼します。
法律?そんなものにこだわる人にこなたを嫁にもらう資格なんてないわ。
なんなら私が変えてみせるっ!

『以上。柊姉の心の叫びでした。世界史?そんなの関係ねぇ』


『さぁ四時間目は本日のメインイベント、体育だあぁぁ!!(大嘘)』

この場は都合の良い男No.1の白石みのるが仕切らせていただきます。
本日行う競技はバスケットボールです。
それではチームを紹介しましょうか。
(あくまで文章ですが図形的に捉えてくださいね)

ゼッケン白×ゼッケン黒

かがみ×こなた
みゆき×つかさ
あやの×みさお
おばちゃん女子高生×おばさん女子高生(声が)
おばさん女子高生×おばちゃん女子高生(中の人的な)

(×はVSの意。他に意味はない、考えちゃいかんのです)

よろしいですか?では試合開始ぃ!!

さぁジャンプボールから試合が始まるわけですが、ジャンパーはなんとかがみ×こなたっ!?
さすがにこの身長差に審判である僕も動揺を隠しきれませんが、どうやらこれでいいそうです。

高々舞い上がるボール。
ゆっくりと落ちてきて、それぞれがベストのタイミングで跳ぶっ。

「つかさっ!」

なんと競り勝ったのは泉こなた!
あの身長で柊かがみを上回る跳躍を……なんてことはなく、僕のミスです。
単純に真上にボールを上げるのがこんなに難しかったなんて。
はい、すみません。

着地した二人は片方が笑顔、もう片方は怒りの表情というなんと極端な……ごめんなさい、ごめんなさい。

さて、やはり運動の苦手そうな柊つかさ、即座に日下部みさおにパスします。
それを受け取ったみさお、持ち前の足を生かして速攻をしかけるっ!
おぉーっと、ここで待ち受けたるは峰岸あやの。
さぁみさお×あやの一対一だぁ!

右に左に何度か突破を試みるみさお。
しかしことごとくあやのに阻止される。
ここでついに突破を諦めシュートの構えを見せるみさお。
が、それを待ってましたと言わんばかりに間を詰めるあやの。

「……」
「……っ!?」

慌てパスを出したみさおだがあやのはそれでも止まらなくて……
あの、お二人さん、顔がものすごく近いです。
ようやく動きを止めたあやのだがみさおのほうが上体を傾けて……

ちゅっ

な、なんとっ!?
き、キスしましたよ?
しかもそのままコートに倒れていく二人。
ああ、あやみさじゃなくてみさあやだったか……



さぁ!

もはや試合を放棄した二人はほっといてボールは?
さすがみさお、とっさのパスもしっかりと泉こなたの手に渡っている。
そしてドリブルを仕掛けるこなた。速い!そして低い!
天性の運動神経とその低い身長をフルに生かしてコートを駆ける。
これはスーパー小学生だあぁぁ!!

い、いえナンにも言ってないデスよ……?

このまま先制点はもらったかぁ!?
い、いや柊かがみが立ち塞がったぁ!

「かがみっ!?」

突然のかがみの登場だが勢いに乗ったこなたは止まらない、止まらない……

ドサッ
ピーッ
「チャージングです」

そのままこなたはタックルをかましたわけだが、かがみはしっかりとそれを受け止めた。
ええ、僕もちゃんと審判やってるんですよ。
さぁボールを渡してください。
そんで二人も立って……

「どうかしましたか?」
「こなたが足くじいたみたい」
「そっ、それは大変だ。泉、大丈夫か?」

答えはない。
というかかがみがこなたを胸に抱えてしまってる。
そういうことですか。

「はいはい。怪我人は保健室へどうぞ」
「悪いわね。えっと……セバスチャン」

抱っこは歩きにくいからか、真っ赤になって固まってしまったこなたを横抱きにしてかがみは出ていった。
ああ、どうしてこうもバカップルが多いんだ?
なんか息を切らしながらみさあやが試合に加わったけどよぉ。
つかみゆ?みゆつか?の1on1はどうやってさっきのかがこなを再現しようかタイミングを図ってやがる。

てめぇら全員アンスポじゃあぁ!



そのままかがみとこなたの二人は早退してしまったそうな。

後日ちゃんと授業に出席したかがみが、
生物の授業で桜庭先生によるカタツムリ談義で悶絶したことや、同じく生物の授業で遺伝の話から近未来の科学を夢見たこと。
家庭科の調理実習で料理ではなくこなたを調理しようとしたことなど。
高校生として覚えるべき事項の数々を間違った方向に受けとめてしまったそれらの秘話については、
語り出すと長くなってしまうため。
また、この場にふさわしくないため割愛させていただく。



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コメント:
  • みさあやか〜? -- かがみんラブ (2012-09-24 06:16:16)
  • めんたま飛び出た(割愛のせーで) -- 名無しさん (2010-01-07 03:02:59)
  • 続編マジ希望します! -- 名無しさん (2009-06-29 23:20:19)
  • 割愛しちゃらめぇぇぇぇっ! -- こなかがは正義ッ! (2009-06-29 15:39:13)
  • 眼鏡が砕けたw
    そして割愛してほしくないw -- 名無しさん (2009-05-11 12:38:54)


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