チョコレート騒動

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 今日は2月13日。言わずもがな、バレンタインデーの前日だ。
 今年は、すっかり私の嫁であるこなたが、私の為に特製のチョコを作ってくれるという事で、前日にも関わらず既に私の期待感は最高潮に達していた。
 ああ、早く明日になれば良いのにな…と妄想に耽っている私の元に、こなたからのメールが届いた。

「放課後、教室に残ってて こなた」

 …という訳で、今私は誰も居なくなった放課後の教室に一人待っている。
 期待と不安が渦巻く中、こなたが教室に入ってきた。

「会いたかったわ、マイスイートハニー」
「…やけにテンション高いね、かがみ」

 そんなの当たり前じゃない。とこなたに即答したが、こなたはそれを意に介する事も無く、自分の鞄を開けだした。

「…今年は早チョコっていうのは流行ってるんだってね。肝心の本番が土曜日だから自然とそうなるのかも知れないけどさ。まぁ、そーゆーわけで、私もそのブームに乗っかってみたのだよ~」

 そういって、鞄から取り出されたのは綺麗にラッピングされた小さな箱だった。
 こなたの粋なサプライズに私は感激のあまり意識を飛ばしそうになったが、飛んだらチョコが食べれなくなるのでなんとか踏みとどまった。
 さっそく、それを受け取ろうとする私だったが、何故かこなたはそれを制した。

「渡す前に、一つだけお願いしたい事があるんだけど、良いかな?」
「な、何よ…?」
「これを開けて食べるのは、家に帰ってからでおk?」
「おk」

 その後、指切りまでしてこなたのチョコを受け取った私は、早速前言撤回して、ラッピングされた包装紙を速やかに剥がした。

「ちょっ!? だからそれは家に帰ってからって――」
「うん、それ無理♪」

 チョコの為なら、この後本当に針を千本飲む事になっても、笑顔で飲み干してみせるわと意気込んで、私は箱を開けた。

「……」
「……」
「…………」
「…………」

 端的に言おう。
 チョコなんて最初から入ってなかった。
 チョコの代わりに入っていたのは、ヨットが写った写真一枚と、

『出来上がりませんでした。』

 と、簡潔に書かれた一枚の紙だけだった。

「……コレ、ナニ?」
「…い、いや、その、あの…。い、一応本物はもう出来上がってあって、明日渡すつもりだったんだよ? で、でも、ただすんなりと渡すのもアレだと思ったから、前日にちょっと釣りでもしてみようかな…なんて思った訳でして、ハイ…」
「……」
「……か、かがみ?」
「糸色 文寸 に 言午 さ な い !!」
「にやあああああああああああああああああああああああ……!!」

 結局、チョコの方は出来上がらなかったけど、その代わりに、美味しいこなたが出来上がりました。

(真剣に終われ)


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  • かがみ受けも・・・
    -- ぷにゃねこ (2013-01-25 16:38:32)
  • ねぇ、
    この人こなフェチ発症してない?気のせいかな? -- 名無しさん (2012-12-28 21:29:33)
  • にゃやややややややややゆゆややややややや -- かがみんラブ (2012-09-23 22:06:21)
  • ナイスなヨット -- 名無しさん (2011-02-17 03:13:25)
  • NICE ヨット。 -- 名無しさん (2009-10-30 15:55:08)
  • できあがりませんでしたwwwよい子は真似しちゃいけないぜ
    しかしハルヒちゃんの件は完全にすべってたな -- 名無しさん (2009-02-16 18:42:30)


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