絶望から奇跡へ

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何で……何でだろ……。

私はただかがみと一緒に居たかった、かがみと一緒に過ごしたかった。

……それなのに……何で……。

……かがみぃ……。


――絶望から奇跡へ――


私は今病室の廊下にある長イスに座り、泣いている。

私がかがみをアキバに連れていかなければ、私が競争なんかせずに歩いていれば……。

何で……何で……こんな事に……なっちゃったんだろう……。


――……お前のせいだろ。


ドクン。


――……アンタが私を……。


「う……わああああぁぁ!!」


どうしよう……!!どうしよう……!!

私が……私がかがみを……!!


「こなちゃん!!」


「泉さん!!」


つかさ!?みゆきさん!?


「大丈夫?こなちゃん」


「怪我はありませんか?」


……どうして私の心配をするの?

……本当だったら……つかさに罵倒されてもしかたないのに……。


「……どうして……?」


「こなちゃん?」


「どうして……私を責めないの?」


「何を……言っているのですか?」


だって……私のせいだよ?

事故だとしてもかがみをアキバに連れていかなければ……こんな事にはならなかったんだよ?


「……私が居なければ」


「こなちゃん!?」


「私が居なければ良かったんだ!!かがみと出会わなければ良かったんだ!!」


私と出会ったばかりにこんな目に遭って……傷付いて……!!


その時、病院中に乾いた音が鳴り響いた。

次にやって来たのは痛み。

「……みゆき……さん……」


……信じられなかった、みゆきさんがビンタするなんて……。


「……本当にそう思ってるのですか!?」


……みゆきさん……泣いてる?


「泉さん……いえこなたさん!その言葉をかがみさんが聞いたらどれほど悲しい思いをするか考えたのですか!?」


……悲しい……。


「そうだよこなちゃん、自分を責めたら駄目だよ……」


つかさ……。


「……かがみさんはこなたさんが自分を責め続ける事なんて望んではいないはずです」


……かがみ……。


「こなちゃん、お願いだからそんなに自分を傷付けないで……私もお姉ちゃんも……見たくないよ……」


……かがみの……願い……。


(全く……アンタって奴は……)


「!!かがみ!?」


今……確かにかがみの声がした!!


(ホント、私が居ないと駄目なんだから……)


ごめん……ごめんなさい……かがみ……。


(ま、私は死ぬ気なんてさらさらないわよ)


でも……あんな大怪我……。


(……こなたを残して……死ぬなんて……私は認めないわよ)


っ!!


(だから待ってなさい!!今すぐアンタの所に戻ってやるんだから!!)


「かがみ!!」


……気が付くと……私は大泣きしていた……。

そして……つかさとみゆきさんも……私と一緒に……泣いていた。


その時だった。手術室のドアが開いたのは。

中から医師が出て来る。


「こなちゃん!!手術が終わったよ!!」


かがみ……かがみは無事なの!?


「貴女方は柊かがみさんのご親族でしょうか?」


「あ……はい、私が妹の柊つかさです……」


ご親族って……まさか!?


「柊かがみさんの容態ですが、絶対安静です。命の方はなんとか取り留めましたが意識がまだ戻っていません」


意識が……戻ってない……。


「……それで……お姉ちゃんは……」


「このまま昏睡状態が続くと……非常に危険です」


「っ!!」


「後は……本人の気力次第です……」


「そう……ですか……ありがとうございました……」


……意識が戻らない……このまま意識が戻らなかったら……死ぬ!?


「嫌だああああぁぁ!!」


「こなちゃん!?」


「こなたさん!?」


「やだやだ!!そんなの嫌だああああぁぁ!!」


私のせいで……私のせいでかがみが死んじゃうなんて……!!


「うわああああぁぁ!!かがみいいいぃぃ!!」


――――――――――
……ここは……何処?

私は……何でここに……。


(目が覚めましたか?)


うわぁ!?び、びっくりした!!

……ってこなた!?こなたなの!?


(……貴女は……かがみちゃんね……私の……こなたの……愛する人……)


……いや、こなたじゃない……。

姿は似ているけど……あのホクロとアンテナがない。

……って事は……こなたの……お母さん?


(はい、私は泉かなた……この世界の案内人です)


は、初めまして!!私は……ひ、ひ、柊……!!


(かがみちゃんですね?貴女の事はよく知っています……ここから下界を……よく見ていますから……)


え……あ、アハハハ……。


(貴女とこなたの熱々なカップル……とっても幸せそうですね)


っ!!……み、見られてたのか……。


(はい、私は天使なのですから)


……天使?


(自分でも分かってると思うけど……ここは……よく言う黄泉の世界に近い……)


黄泉!?って事は……私死んだの!?

……こなたを残して!?


(落ち着いてかがみちゃん、ここは黄泉に近い世界……そうね……三途の川を渡る直前と言えばいいのかしら……)


……という事は……。


(ええ、貴女はまだ死んではいない……)


……よかったぁ……。


(……でも……どうするかは貴女が決められるわ……)


どうするか……って?


(このまま黄泉に行くか、下界に戻るか……)


はぁ……って!!もちろん下界に戻るに決まってるじゃないですか!!


(フフフ……こなたが貴女の事を好きになった訳が……分かった気がします……)


へ?


(……さ、早く行きなさい……こなたを……よろしくお願いします……)


は、はい!!……ところで……戻る時にデメリットなんかあるんですか?失敗したら魂ごと消えるとか……。


(そんな事があった様な気がしたが別にそんな事は無かったんだZE☆)


はいいぃ!?なんかキャラ変わってないですか!?


(……恥ずかしい……)




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  • シリアスぶち壊しww
    まあかなたさんなら許せる -- マッドサイエンティスト (2014-05-05 11:38:34)
  • まさかのギャグ☆すた・・・
    日和とらき☆すたはどこまで合うんだろうか -- ギャグ☆すた大好き (2010-03-22 20:19:20)
  • かなたさんがギャグマンガ日和ネタを… -- 通りすがり (2009-03-14 02:50:33)
  • あれっ かなたさんが急にみさおに変わった気が… -- ラグ (2009-02-06 12:47:09)


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