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「想う二人」 ーーーこなたの想い 夜、家でめずらしく宿題を進めているとき、ふと今日のことを思い出した。 からかったり、くっついたりすると、自分の期待通りの反応をしてくれるかがみ。 いつものように楽しく話すかがみ。 私の話題についていけず、呆れ顔のかがみ。 だらしない自分を叱ってくれるかがみ。 顔を赤らめる照れ屋さんのかがみ。 時々、すごく優しい顔を見せてくれるかがみ。 私にだけ見せてくれるツンデレのかがみ。 「…くふふ、 かがみん…」 私の顔が自然にほころぶ。 「おねえちゃん…なんだかとっても嬉しそうだね」 ゆーちゃんが尋ねてきた。 「うん~、かがみってば、クールなフリしてるのに、私の言うことにいちいち反応してくれて萌えるんだよねぇ~。ホント可愛いよかがみんは♪」 「あはは、そうなんだ~」 明日はどうやって、からかってやろうかな? かがみは、明日どんな顔を私に見せてくれるのかな? それを考えると、わくわくしてくるし、あったかい気持ちになる。 「宿題、もーいーや!明日、かがみに見せてもらおーっと!」 私はいろんな期待を浮かべてにやにやしながら、布団に寝込んだ。 ーーーかがみの想い 宿題を終えて、一息ついた頃。 寝る前に、ラノベを読むのが私の日課。 ベッドの上で枕を抱きながら、今日の事を思い出す。 私の頭の中に浮かぶのは、いつものようにおどけるこなたと、それに対してツッコんでいる自分。 私がいくら注意しても聞かないこなた。 私が分からないアニメの話を楽しそうに話すこなた。 調子に乗り過ぎて、私に怒られるこなた。 いっつも私をからかってくるこなた。 帰り道、私といろんな話をして盛り上がるこなた。 小さい体で、せわしく動く可愛らしい姿のこなた。 私に甘えてくるこなた。 「こなた…ちゃんと宿題やったのかしら?」 「お姉ちゃん?」 「わあっ!! …あ、なんだ…  …つかさか」 「どうしたの?」 「え…?なんでもないわよ」 「こなちゃんのことずっと呼んでたから電話してたのかと思って」 「…違うわよ。別にいっつもあいつと電話してるわけじゃないのよ」 「そうなんだ…お姉ちゃん楽しそうだったから…」 「…そ、そんなわけないでしょ!いっつもこなたに振り回されてばかりで大変なんだから!」 「別に私は…あいつのことなんて…     …友達だけど」 「…」 また、ぼーっとしてしまう。頭の中が熱くなって落ち着かない。 「あ~!今日はもう寝よっと!」 ラノベを読むのはやめにして、布団をかぶる。 「もぅ…明日は宿題忘れてくるんじゃないわよ… …こなた…」 私は枕に顔を埋めた。 **コメントフォーム #comment(below,size=50,nsize=20,vsize=3) - このくらいの距離感が一番好きです。GJ! -- 名無しさん (2008-10-02 09:17:57)
「想う二人」 ーーーこなたの想い 夜、家でめずらしく宿題を進めているとき、ふと今日のことを思い出した。 からかったり、くっついたりすると、自分の期待通りの反応をしてくれるかがみ。 いつものように楽しく話すかがみ。 私の話題についていけず、呆れ顔のかがみ。 だらしない自分を叱ってくれるかがみ。 顔を赤らめる照れ屋さんのかがみ。 時々、すごく優しい顔を見せてくれるかがみ。 私にだけ見せてくれるツンデレのかがみ。 「…くふふ、 かがみん…」 私の顔が自然にほころぶ。 「おねえちゃん…なんだかとっても嬉しそうだね」 ゆーちゃんが尋ねてきた。 「うん~、かがみってば、クールなフリしてるのに、私の言うことにいちいち反応してくれて萌えるんだよねぇ~。ホント可愛いよかがみんは♪」 「あはは、そうなんだ~」 明日はどうやって、からかってやろうかな? かがみは、明日どんな顔を私に見せてくれるのかな? それを考えると、わくわくしてくるし、あったかい気持ちになる。 「宿題、もーいーや!明日、かがみに見せてもらおーっと!」 私はいろんな期待を浮かべてにやにやしながら、布団に寝込んだ。 ーーーかがみの想い 宿題を終えて、一息ついた頃。 寝る前に、ラノベを読むのが私の日課。 ベッドの上で枕を抱きながら、今日の事を思い出す。 私の頭の中に浮かぶのは、いつものようにおどけるこなたと、それに対してツッコんでいる自分。 私がいくら注意しても聞かないこなた。 私が分からないアニメの話を楽しそうに話すこなた。 調子に乗り過ぎて、私に怒られるこなた。 いっつも私をからかってくるこなた。 帰り道、私といろんな話をして盛り上がるこなた。 小さい体で、せわしく動く可愛らしい姿のこなた。 私に甘えてくるこなた。 「こなた…ちゃんと宿題やったのかしら?」 「お姉ちゃん?」 「わあっ!! …あ、なんだ…  …つかさか」 「どうしたの?」 「え…?なんでもないわよ」 「こなちゃんのことずっと呼んでたから電話してたのかと思って」 「…違うわよ。別にいっつもあいつと電話してるわけじゃないのよ」 「そうなんだ…お姉ちゃん楽しそうだったから…」 「…そ、そんなわけないでしょ!いっつもこなたに振り回されてばかりで大変なんだから!」 「別に私は…あいつのことなんて…     …友達だけど」 「…」 また、ぼーっとしてしまう。頭の中が熱くなって落ち着かない。 「あ~!今日はもう寝よっと!」 ラノベを読むのはやめにして、布団をかぶる。 「もぅ…明日は宿題忘れてくるんじゃないわよ… …こなた…」 私は枕に顔を埋めた。 **コメントフォーム #comment(below,size=50,nsize=20,vsize=3) - GJ!!(≧∀≦) -- 名無しさん (2023-01-03 18:48:23) - このくらいの距離感が一番好きです。GJ! -- 名無しさん (2008-10-02 09:17:57)

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