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騎馬戦・その2」(2009/05/30 (土) 15:38:06) の最新版変更点

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―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 『騎馬戦・その2』 ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――  不意にみさおの周囲の景色が歪む。いや、正確には彼女の見ていた外の世界が。  (あ、あれ?)  彼女には何が起きたのか把握できない。ただ、鍛え抜かれた肉体が非言語レベルでの警告を発していた。ここは危険だ、逃げろ、と。わずかに残された理性が行動を開始しようとする。しかし圧倒的な多幸感の前に、たちまち抵抗も空しく押し潰されてしまう。  (なんか、すっごくいい気持ちだ……)  そのまま彼女の意識は闇に呑まれた。  そして。  みさおの顔から表情が消える。眼に獣のごとき紅い光が宿る。筋肉という筋肉にかつてない緊張が走る。身体が三割ほど膨れ上がる。 「……Va……」  そこに存在しているのは、かつて日下部みさおと呼ばれた何かだった。      ◇ 「ナイスフォロー、さすがみゆき」  間一髪でつかさがみゆきにキャッチされるのを見届けたかがみは、改めてみさおを睨みつける。 「今度はこっちの番よ。日下部、覚悟はできてるんでしょうね」 「Va?」  もしかがみが怒りに我を忘れていなければ、みさおの異変にいち早く気づくことができたかも知れない。こう見えても中学以来、五年近くの付き合いである。彼女がやっていいことと悪いことの区別がつく人間だ、というくらいは理解していたはずなのに。全てが終わってからしばらくして、かがみはそのことに思い至ることになるが、それはまた別の話である。  首から上は激情に支配されていたかがみだが、肩から先は極めて冷静だった。慣れ親しんだドグファイト・スイッチを指だけでオン。HUD(ヘッドアップディスプレイ)の表示はガン・モードに替わる。自動的にロックオン。だが最適射撃体勢をとる前にみさおが動く。かがみはただちに戦闘機動を開始。大推力にものをいわせて急旋回。逃げるみさおを追撃する。照準環に入る。射程内。トリガーを引く。みさお、右にブレイク。HUDの残弾表示の数字があっという間に減る。命中しない。 「くっ」  思わずかがみは奥歯をかみ締める。やはり高機動能力では向こうが一枚上か。  後下方に敵騎、の警報音。反射的にブレイク。大G加速。あざ笑うようにみさおが下方を高速ですり抜けていく。照準する余裕もない。急ロール。距離を取って体勢を立て直す。  かがみはストア・コントロール・パネルをちらりと見る。RDY GUN、RDY AAMⅢ-4、RDY AAMⅤ-4、RDY AAMⅦ-6──対空兵装は完全武装。ミサイル発射レリーズに指をかける。心に迷いが生じる。これを押したらもう引き返せない。  不意にインカムの呼び出し音が鳴り響く。 「はい、こちら柊」 『桜庭だ。お楽しみのところ悪いが、少し話がしたい。すまんが運営席まで戻ってくれ』 「でも……」 『日下部の相手なら、あとでいくらでもさせてやる』 「話というのは」 『なに、ちょっとしたことさ』  まるで世間話でも始めようといわんばかり。だが、かがみは、この桜庭ひかるという教師がある種の韜晦癖の持ち主であることを知っている。  (暗号化通信でも話せないヤバイ内容ってことか)  FC(射撃管制)レーダーがみさおを捉えている。HUDにキュー。ブリップの脇にHシンボル。高速接近中の表示。  (つかさの容態も気になるし。しかたない、一度戻るか) 「了解。戻ります」  かがみ騎、MAXアフターバーナー。戦場から離脱する。最高速度で劣るみさお騎は追いつけない。      ◇  一方、一対四で防戦中だったこなたにも異変が起きていた。 「つかさ、つかさ、つかさ、つかさ……」  何も見えない。  何も聞こえない。  何も感じられない。  こなたの脳内でリフレインされる、つかさが吹き飛ばされる瞬間の映像。 「つかさを、返せーーーーーっ!」  種が、割れる。 「な、なんだ。急に動きが──」  圧倒的優位に立っていたはずの四騎は、突然のこなたの反撃に対応し切れない。 「ハルカ、右にブレイクッ!」 「へっ?」  坂本美緒の警告と迫水ハルカのハチマキが奪われたのは、ほぼ同時だった。  (なんだあいつ、反応速度が今までとは桁違いだ)  危険を感じた美緒は列騎に指示を飛ばす。 「智子、宮藤、一旦引いて距離を取れ。体勢を立て直して、ジェットストリームアタックをかける」 「了解っ!」  生き残った三騎は思い思いの方向に離脱する。 「お願いします、仇を取ってくださいよ~」  ハチマキを奪われリタイアしたハルカが、瓶底眼鏡をずり上げながら情けない声で叫んでいた。  スーパーフェニックスが吼える。こなたは姿勢を変化させずに美緒騎の後を追い上昇する──騎首をもたげることなく、対地水平姿勢のまま上昇増速。 「狙いはあたしか。ずいぶんと舐めてくれる」  こなたは六発の中距離仮想高速ミサイルを発射。美緒騎のMTI(移動目標インジケータ)上に仮想ミサイルの航跡が合成シミュレートされて表示される。  来るぞ。美緒はMTIからHUDに目をうつす。最初の五騎はこれで一方的に潰滅したのだ。  美緒騎、C組の新型高速ミサイルを発射。四発。これもシミュレート。ミサイル迎撃成功。その前に美緒騎は魔法障壁を展開しながら高機動回避に入っている。残りの二発の敵ミサイルはなおも接近、十秒で美緒騎に達する。美緒騎は騎首を敵ミサイルに向けたまま螺旋を描き、第一弾を回避。二発目を高速射撃で撃墜、瞬時に騎体を右にスライド、三発目にそなえて騎体をバンクさせずにジグザグ機動、こなたに接近する。こなたは逃げずに突っ込んでくる。真正面から。  突然、こなたはエアブレーキを開いて急減速した。速度を殺す。ダイブ。急降下。  美緒は目を見開く。こなたのふるまいは騎馬戦のセオリーからはずれている。  美緒騎、こなた上空を亜音速で通過。  一瞬、美緒はこなたを見失う。とっさに騎首を下げ、そのままロールせず順面のまま逆宙返り。美緒の頭に血がのぼり、視界が真っ赤になる。レッドアウト。思わずループ径をゆるめ、こなたを捜す。上後方に敵騎、の警告音。急反転上昇旋回。こなた、最大AOA、ガンサイト=オープン。上昇に移る直前の美緒騎をロックオン。もちろん実弾射撃はしない。ファイア。射程ぎりぎりでのこの攻撃は運営席の戦術シミュレータにより失敗と判定される。美緒騎、ただちに反撃。  急旋回した美緒騎はこなたの左後方に占位。こなた、アフターバーナー点火。亜音速から大G加速。すかさず美緒騎は騎首をこなたに向けて、振る。騎体がぐいと回転。ロックオン。自動射撃。射程外。短距離高速ミサイル発射。四発。こなた、突発的に一六Gをかけて仮想ミサイル群を回避。 「なんてやつだ──あいつは……泉こなたは化け物だ」  (作者:もう少し続けてもいいですか?) ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 『騎馬戦・いんたーみっしょん』 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― こなた:……なんか、妙なところで引きになってますネ。 かがみ:話によると、作者の中の人があそこまで書いたら朝になってた、ってことらしいわよ。 こなた:あー、なんかわかるなぁ。深夜のテンションって、ときとして異常なものがあるけど、いざ朝になって見直してみたら『なんて恥ずかしいことしてんだ、私は』みたいな? かがみ:まあ、わからないでもないかな。でもそう言うからには、あんたもそういう経験とかあるの? こなた:そりゃぁ……(何故か頬を朱に染める)。ほら、昨日だって一晩中あんなことやこんな──。 かがみ:はいストーップ! アブない発言禁止ーっ! こなた:……むぅ、読者の人はむしろそっちの方を期待してんじゃん(ブツブツ)……。 かがみ:何か言ったか。 なんなら一度、拳で教育が必要か? こなた:えー、気を取り直しまして。なんかみさきちがヤバイ雰囲気ですよ。暴走? かがみ:こなたも種割れしてたしね(笑)。あ、それと桜庭先生が私のことを呼び戻したりしたのも、気になるといえば気になるわね。 こなた:なるほど、未回収の伏線がいろいろあるわけだね。これはやっぱり続編に期待でしょうか、解説者のかがみさん。 かがみ:誰が解説者だよっ。まあでも、確かにあのまま終わらされちゃ、演じてるこっちとしても後味悪いもんね。 こなた:ではそのあたりの期待感なども盛り込みつつ、上手にまとめていただけますかね。 かがみ:そこで私にふるのかよ。たまには自分でやったらどうなんだ? かがみ:いやまあ、そこはそれですよ、お代官様。あとでタンマリと山吹色のカスティラが……。 かがみ:いらねーよ。 こなた:じゃあ、こういうのは? (こなたがかがみの席に回りこみ、耳元で何ごとか囁く) かがみ:(耳まで朱に染めて)……ホ、ホントに? こなた:万事このお姉さんに、泥舟に乗ったつもりで任せなさいっ! かがみ:し、しかたないわね。今日のところはだまされてあげるわ。 こなた:一見不満そうに見えてそれでもきちんと役割はたしてくれるかがみ萌え。 かがみ:萌えって言うなっ! (コホン)では、今後を楽しみにしつつ応援していただければ、またなにか新しい展開があるかもしれないので、引き続き応援をよろしくお願いします。 こなた:では最後に、恒例のお約束のあれを。 かがみ:はいはい。では、せーのっ! ふたり:バイニー! (2008.10.16 都内某スタジオで収録) 坂本:うーむ、はたしてあたし達は次回も出番あるのだろうか。 宮藤:はいはいはーい。あたし実は、高良さんの胸にすっごい興味があるんです。 坂本:……宮藤、お前だけは出なくていいから。 宮藤:えーっ、なんでですかー? 坂本さん酷いですよ~! P:OH! ユ○カは、コナタのことが心配じゃないですか? Y:そ、そんなことないけど。でもあの、本当に大丈夫なのかな、これ? H:いや、だからさパ○ィ。あの戦闘に介入するなんて、無茶を通り越して無謀という気がするんだけど。 P:問題ありませーん。我らソレス○ルビーイングのガン○ムマイスターには、この地球上の争いゴトを根絶する、という大儀があるのデ~ス! M:……いつに間に、そんなことに……。   (Fin) **コメントフォーム #comment(below,size=50,nsize=20,vsize=3) - 彼女俺にまたがりっぱなしで、朝まで休ませてもらえんかったww http://younube.net/calnova/799 -- ボンちゃん (2009-05-30 12:15:43) - まてwwこれはなんなんだwww &br()もはやらき☆すたじゃねぇww -- 名無しさん (2008-10-25 13:46:16) - カオスだがやっぱり面白いw &br()これからも枕元で毎晩囁いてみますので、これからも楽しい作品お願いします。 &br()GJ!! -- にゃあ (2008-10-23 04:41:48) - いろんな意味でカオスだ… -- 名無しさん (2008-10-19 02:13:36)
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 『騎馬戦・その2』 ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――  不意にみさおの周囲の景色が歪む。いや、正確には彼女の見ていた外の世界が。  (あ、あれ?)  彼女には何が起きたのか把握できない。ただ、鍛え抜かれた肉体が非言語レベルでの警告を発していた。ここは危険だ、逃げろ、と。わずかに残された理性が行動を開始しようとする。しかし圧倒的な多幸感の前に、たちまち抵抗も空しく押し潰されてしまう。  (なんか、すっごくいい気持ちだ……)  そのまま彼女の意識は闇に呑まれた。  そして。  みさおの顔から表情が消える。眼に獣のごとき紅い光が宿る。筋肉という筋肉にかつてない緊張が走る。身体が三割ほど膨れ上がる。 「……Va……」  そこに存在しているのは、かつて日下部みさおと呼ばれた何かだった。      ◇ 「ナイスフォロー、さすがみゆき」  間一髪でつかさがみゆきにキャッチされるのを見届けたかがみは、改めてみさおを睨みつける。 「今度はこっちの番よ。日下部、覚悟はできてるんでしょうね」 「Va?」  もしかがみが怒りに我を忘れていなければ、みさおの異変にいち早く気づくことができたかも知れない。こう見えても中学以来、五年近くの付き合いである。彼女がやっていいことと悪いことの区別がつく人間だ、というくらいは理解していたはずなのに。全てが終わってからしばらくして、かがみはそのことに思い至ることになるが、それはまた別の話である。  首から上は激情に支配されていたかがみだが、肩から先は極めて冷静だった。慣れ親しんだドグファイト・スイッチを指だけでオン。HUD(ヘッドアップディスプレイ)の表示はガン・モードに替わる。自動的にロックオン。だが最適射撃体勢をとる前にみさおが動く。かがみはただちに戦闘機動を開始。大推力にものをいわせて急旋回。逃げるみさおを追撃する。照準環に入る。射程内。トリガーを引く。みさお、右にブレイク。HUDの残弾表示の数字があっという間に減る。命中しない。 「くっ」  思わずかがみは奥歯をかみ締める。やはり高機動能力では向こうが一枚上か。  後下方に敵騎、の警報音。反射的にブレイク。大G加速。あざ笑うようにみさおが下方を高速ですり抜けていく。照準する余裕もない。急ロール。距離を取って体勢を立て直す。  かがみはストア・コントロール・パネルをちらりと見る。RDY GUN、RDY AAMⅢ-4、RDY AAMⅤ-4、RDY AAMⅦ-6──対空兵装は完全武装。ミサイル発射レリーズに指をかける。心に迷いが生じる。これを押したらもう引き返せない。  不意にインカムの呼び出し音が鳴り響く。 「はい、こちら柊」 『桜庭だ。お楽しみのところ悪いが、少し話がしたい。すまんが運営席まで戻ってくれ』 「でも……」 『日下部の相手なら、あとでいくらでもさせてやる』 「話というのは」 『なに、ちょっとしたことさ』  まるで世間話でも始めようといわんばかり。だが、かがみは、この桜庭ひかるという教師がある種の韜晦癖の持ち主であることを知っている。  (暗号化通信でも話せないヤバイ内容ってことか)  FC(射撃管制)レーダーがみさおを捉えている。HUDにキュー。ブリップの脇にHシンボル。高速接近中の表示。  (つかさの容態も気になるし。しかたない、一度戻るか) 「了解。戻ります」  かがみ騎、MAXアフターバーナー。戦場から離脱する。最高速度で劣るみさお騎は追いつけない。      ◇  一方、一対四で防戦中だったこなたにも異変が起きていた。 「つかさ、つかさ、つかさ、つかさ……」  何も見えない。  何も聞こえない。  何も感じられない。  こなたの脳内でリフレインされる、つかさが吹き飛ばされる瞬間の映像。 「つかさを、返せーーーーーっ!」  種が、割れる。 「な、なんだ。急に動きが──」  圧倒的優位に立っていたはずの四騎は、突然のこなたの反撃に対応し切れない。 「ハルカ、右にブレイクッ!」 「へっ?」  坂本美緒の警告と迫水ハルカのハチマキが奪われたのは、ほぼ同時だった。  (なんだあいつ、反応速度が今までとは桁違いだ)  危険を感じた美緒は列騎に指示を飛ばす。 「智子、宮藤、一旦引いて距離を取れ。体勢を立て直して、ジェットストリームアタックをかける」 「了解っ!」  生き残った三騎は思い思いの方向に離脱する。 「お願いします、仇を取ってくださいよ~」  ハチマキを奪われリタイアしたハルカが、瓶底眼鏡をずり上げながら情けない声で叫んでいた。  スーパーフェニックスが吼える。こなたは姿勢を変化させずに美緒騎の後を追い上昇する──騎首をもたげることなく、対地水平姿勢のまま上昇増速。 「狙いはあたしか。ずいぶんと舐めてくれる」  こなたは六発の中距離仮想高速ミサイルを発射。美緒騎のMTI(移動目標インジケータ)上に仮想ミサイルの航跡が合成シミュレートされて表示される。  来るぞ。美緒はMTIからHUDに目をうつす。最初の五騎はこれで一方的に潰滅したのだ。  美緒騎、C組の新型高速ミサイルを発射。四発。これもシミュレート。ミサイル迎撃成功。その前に美緒騎は魔法障壁を展開しながら高機動回避に入っている。残りの二発の敵ミサイルはなおも接近、十秒で美緒騎に達する。美緒騎は騎首を敵ミサイルに向けたまま螺旋を描き、第一弾を回避。二発目を高速射撃で撃墜、瞬時に騎体を右にスライド、三発目にそなえて騎体をバンクさせずにジグザグ機動、こなたに接近する。こなたは逃げずに突っ込んでくる。真正面から。  突然、こなたはエアブレーキを開いて急減速した。速度を殺す。ダイブ。急降下。  美緒は目を見開く。こなたのふるまいは騎馬戦のセオリーからはずれている。  美緒騎、こなた上空を亜音速で通過。  一瞬、美緒はこなたを見失う。とっさに騎首を下げ、そのままロールせず順面のまま逆宙返り。美緒の頭に血がのぼり、視界が真っ赤になる。レッドアウト。思わずループ径をゆるめ、こなたを捜す。上後方に敵騎、の警告音。急反転上昇旋回。こなた、最大AOA、ガンサイト=オープン。上昇に移る直前の美緒騎をロックオン。もちろん実弾射撃はしない。ファイア。射程ぎりぎりでのこの攻撃は運営席の戦術シミュレータにより失敗と判定される。美緒騎、ただちに反撃。  急旋回した美緒騎はこなたの左後方に占位。こなた、アフターバーナー点火。亜音速から大G加速。すかさず美緒騎は騎首をこなたに向けて、振る。騎体がぐいと回転。ロックオン。自動射撃。射程外。短距離高速ミサイル発射。四発。こなた、突発的に一六Gをかけて仮想ミサイル群を回避。 「なんてやつだ──あいつは……泉こなたは化け物だ」  (作者:もう少し続けてもいいですか?) ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 『騎馬戦・いんたーみっしょん』 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― こなた:……なんか、妙なところで引きになってますネ。 かがみ:話によると、作者の中の人があそこまで書いたら朝になってた、ってことらしいわよ。 こなた:あー、なんかわかるなぁ。深夜のテンションって、ときとして異常なものがあるけど、いざ朝になって見直してみたら『なんて恥ずかしいことしてんだ、私は』みたいな? かがみ:まあ、わからないでもないかな。でもそう言うからには、あんたもそういう経験とかあるの? こなた:そりゃぁ……(何故か頬を朱に染める)。ほら、昨日だって一晩中あんなことやこんな──。 かがみ:はいストーップ! アブない発言禁止ーっ! こなた:……むぅ、読者の人はむしろそっちの方を期待してんじゃん(ブツブツ)……。 かがみ:何か言ったか。 なんなら一度、拳で教育が必要か? こなた:えー、気を取り直しまして。なんかみさきちがヤバイ雰囲気ですよ。暴走? かがみ:こなたも種割れしてたしね(笑)。あ、それと桜庭先生が私のことを呼び戻したりしたのも、気になるといえば気になるわね。 こなた:なるほど、未回収の伏線がいろいろあるわけだね。これはやっぱり続編に期待でしょうか、解説者のかがみさん。 かがみ:誰が解説者だよっ。まあでも、確かにあのまま終わらされちゃ、演じてるこっちとしても後味悪いもんね。 こなた:ではそのあたりの期待感なども盛り込みつつ、上手にまとめていただけますかね。 かがみ:そこで私にふるのかよ。たまには自分でやったらどうなんだ? かがみ:いやまあ、そこはそれですよ、お代官様。あとでタンマリと山吹色のカスティラが……。 かがみ:いらねーよ。 こなた:じゃあ、こういうのは? (こなたがかがみの席に回りこみ、耳元で何ごとか囁く) かがみ:(耳まで朱に染めて)……ホ、ホントに? こなた:万事このお姉さんに、泥舟に乗ったつもりで任せなさいっ! かがみ:し、しかたないわね。今日のところはだまされてあげるわ。 こなた:一見不満そうに見えてそれでもきちんと役割はたしてくれるかがみ萌え。 かがみ:萌えって言うなっ! (コホン)では、今後を楽しみにしつつ応援していただければ、またなにか新しい展開があるかもしれないので、引き続き応援をよろしくお願いします。 こなた:では最後に、恒例のお約束のあれを。 かがみ:はいはい。では、せーのっ! ふたり:バイニー! (2008.10.16 都内某スタジオで収録) 坂本:うーむ、はたしてあたし達は次回も出番あるのだろうか。 宮藤:はいはいはーい。あたし実は、高良さんの胸にすっごい興味があるんです。 坂本:……宮藤、お前だけは出なくていいから。 宮藤:えーっ、なんでですかー? 坂本さん酷いですよ~! P:OH! ユ○カは、コナタのことが心配じゃないですか? Y:そ、そんなことないけど。でもあの、本当に大丈夫なのかな、これ? H:いや、だからさパ○ィ。あの戦闘に介入するなんて、無茶を通り越して無謀という気がするんだけど。 P:問題ありませーん。我らソレス○ルビーイングのガン○ムマイスターには、この地球上の争いゴトを根絶する、という大儀があるのデ~ス! M:……いつに間に、そんなことに……。   (Fin) **コメントフォーム #comment(below,size=50,nsize=20,vsize=3) - まてwwこれはなんなんだwww &br()もはやらき☆すたじゃねぇww -- 名無しさん (2008-10-25 13:46:16) - カオスだがやっぱり面白いw &br()これからも枕元で毎晩囁いてみますので、これからも楽しい作品お願いします。 &br()GJ!! -- にゃあ (2008-10-23 04:41:48) - いろんな意味でカオスだ… -- 名無しさん (2008-10-19 02:13:36)

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