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『問い』~こなた~ この気持ちは何なんだろう・・・? つかさが好き。 みゆきさんが好き。 これはきっと友達としてだよね・・・ かがみが好き。 これも友達として・・・? ううん。何か違う。 最近なんだかかがみのことが気になって仕方が無い。 私はいま、自分の部屋の真ん中で『そのこと』について悩んでいる。 ・・・なんでこんな気持ちになっているんだろう。 ゲームをしていても、 何をしていても、 頭の片隅にはいつもかがみがいる。 この気持ちは何なんだろう・・・? 自分で考えては答えの出ない自問自答を繰り返す。 じゃあ誰かに聞く? つかさ? ・・・なんかそういうのに疎そう。 みゆきさん? みゆきさんも疎そう・・・ ゆーちゃん? なんか聞きにくい・・・ 姉としての威厳(?)がそうさせる。 ・・・あっ 私は時計を見つめた。 針は既に午前2時を回っていた。 いつもならネトゲに勤しんでいる時間だが、 今日はそんな気分じゃない。 「・・・今日はもう寝よう。」 そう思い私はベットに入って目を瞑る・・・ 明日は日曜日で学校は休み。・・・って今2時だからもう日曜日か。 ゆっくり寝て、起きてから考えよう。 日曜日 いつも通り起きて、 いつも通り朝食を食べ、 いつも通り過ごしていたが、 ゲームなどはせず、 自分の部屋でぼーっとしていた。 「・・・なた」 「・・・こなた」 「こなたってば!」 「ふぇ?」 「『ふぇ?』じゃないわよ!」 声のするほうを見るとかがみとつかさがいる。 「あれ?かがみ?つかさ?なんでいるの?」 「あんたが呼んだんでしょ?」 「・・・あぁ」 「まさか、忘れてたわけじゃないわよね?」 そういえば昨日かがみやつかさと遊ぶ約束をしていたのをすっかり忘れていた。 「ごめん。すっかり忘れてた。」 「あのなぁ・・・」 「まぁ思い出したんだからいいじゃん♪」 「普通覚えておくだろう・・・というか一晩で忘れるな。」 「相変わらずかがみんはきびしいなぁ~」 昨日の悩みを隠すように振舞った。 「とにかく何して遊ぶつもりなの?」 「あぁちょっと皆でゲームをとね。」 「まぁあんたのことだからそんなことだろうと思ったけど。」 つかさが空気な気がするがとにかくゲームをやることにした。 ゲーム機を準備している間、沈黙が続く。 「それにしてもこなちゃんとお姉ちゃん仲いいよねぇ~」 空気がその沈黙を破った。 「まあ、そうかもね。」 ・・・あれあれ?かがみさん? いつもなら「別にそんなんじゃなんわよ」とかっていって 隣で私がニヤニヤしているんだけれど・・・ 今日はなんだかかがみも少し変だ・・・ それから少しして・・・ 「ねぇこなちゃん」 「ん~?」 「好きな人とかいるの?」 いきなり前振り無くダイレクトに来ますか。そうですか。 いや、人生ゲームやってましたがね。 「あ~、私も気になるわね。」 ちょっとちょっとかがみまで・・・^^; でも今、私がかがみに対して思う気持ちの正体がわかるかもしれない。 そう思い、 そのことを気になる人の前で話し始めた。 「ん~好きなのかどうかは分からないけれど・・・  なんだか気になる人はいるんだよ。  その人と一緒にいるとなんか安心するんだけど、  でも何でか分からないけど少し・・・なんというか  なんか胸が締め付けられるというか・・・  ドキドキするんだよね・・・」 いろいろ省略はしたが、 今の悩みはすべて語った。 「ふぅ~ん」 そうしてつかさは私の話を聞いてくれた。 無論かがみも。 そしてつかさは少し考えた後、 「こなちゃん」 「ん?」 「それは『恋』だよ。」 「・・・」 何故か黙ってしまった。 でも、そういうことなんだよね・・・ 「それで?」 「ん?」 「誰なの?」 「い・・・言えないよ~」 その後のことはあまり覚えていない。 でも何故か空気だったつかさはおしゃべりになって、 何故かかがみは黙っていた・・・ その後いろいろあったがとにかくつかさとかがみは、家に帰っていった。 その後私は晩御飯を食べて、そのあとベットの上で ずっとつかさの一言についてを考えていた。 恋・・・か 私が・・・ かがみに・・・ 『恋』をしている。 今まで私は普通のオタク高校生として過ごしてきた。 百合とかはゲームとかも見たことがある。 でもまさか自分が同性を好きになるなんて思ってもいなかった。 もちろん今でも信じられない。 でもそれは、隠せない事実。 私はかがみに恋をしている。 それが今日分かったこと。 それが私が自分に聞いていた問いの答え。 私の頭の中での答え。 でも、 私の心にその答えはまだ出ていない。 告白しよう。 私は決心した。 そして私は眠りについた・・・ かがみに告白した時のかがみの答え。 それが私の心に対する問いの答えだから・・・ -[[『答え』~こなた~>http://www13.atwiki.jp/oyatu1/pages/651.html]]へ続く **コメントフォーム #comment(below,size=50,nsize=20,vsize=3) - 続編、お待ちしてます。 -- kk (2008-06-15 00:39:09) - 空気だったつかさww -- 名無しさん (2008-06-14 21:33:14)
『問い』~こなた~ この気持ちは何なんだろう・・・? つかさが好き。 みゆきさんが好き。 これはきっと友達としてだよね・・・ かがみが好き。 これも友達として・・・? ううん。何か違う。 最近なんだかかがみのことが気になって仕方が無い。 私はいま、自分の部屋の真ん中で『そのこと』について悩んでいる。 ・・・なんでこんな気持ちになっているんだろう。 ゲームをしていても、 何をしていても、 頭の片隅にはいつもかがみがいる。 この気持ちは何なんだろう・・・? 自分で考えては答えの出ない自問自答を繰り返す。 じゃあ誰かに聞く? つかさ? ・・・なんかそういうのに疎そう。 みゆきさん? みゆきさんも疎そう・・・ ゆーちゃん? なんか聞きにくい・・・ 姉としての威厳(?)がそうさせる。 ・・・あっ 私は時計を見つめた。 針は既に午前2時を回っていた。 いつもならネトゲに勤しんでいる時間だが、 今日はそんな気分じゃない。 「・・・今日はもう寝よう。」 そう思い私はベットに入って目を瞑る・・・ 明日は日曜日で学校は休み。・・・って今2時だからもう日曜日か。 ゆっくり寝て、起きてから考えよう。 日曜日 いつも通り起きて、 いつも通り朝食を食べ、 いつも通り過ごしていたが、 ゲームなどはせず、 自分の部屋でぼーっとしていた。 「・・・なた」 「・・・こなた」 「こなたってば!」 「ふぇ?」 「『ふぇ?』じゃないわよ!」 声のするほうを見るとかがみとつかさがいる。 「あれ?かがみ?つかさ?なんでいるの?」 「あんたが呼んだんでしょ?」 「・・・あぁ」 「まさか、忘れてたわけじゃないわよね?」 そういえば昨日かがみやつかさと遊ぶ約束をしていたのをすっかり忘れていた。 「ごめん。すっかり忘れてた。」 「あのなぁ・・・」 「まぁ思い出したんだからいいじゃん♪」 「普通覚えておくだろう・・・というか一晩で忘れるな。」 「相変わらずかがみんはきびしいなぁ~」 昨日の悩みを隠すように振舞った。 「とにかく何して遊ぶつもりなの?」 「あぁちょっと皆でゲームをとね。」 「まぁあんたのことだからそんなことだろうと思ったけど。」 つかさが空気な気がするがとにかくゲームをやることにした。 ゲーム機を準備している間、沈黙が続く。 「それにしてもこなちゃんとお姉ちゃん仲いいよねぇ~」 空気がその沈黙を破った。 「まあ、そうかもね。」 ・・・あれあれ?かがみさん? いつもなら「別にそんなんじゃなんわよ」とかっていって 隣で私がニヤニヤしているんだけれど・・・ 今日はなんだかかがみも少し変だ・・・ それから少しして・・・ 「ねぇこなちゃん」 「ん~?」 「好きな人とかいるの?」 いきなり前振り無くダイレクトに来ますか。そうですか。 いや、人生ゲームやってましたがね。 「あ~、私も気になるわね。」 ちょっとちょっとかがみまで・・・^^; でも今、私がかがみに対して思う気持ちの正体がわかるかもしれない。 そう思い、 そのことを気になる人の前で話し始めた。 「ん~好きなのかどうかは分からないけれど・・・  なんだか気になる人はいるんだよ。  その人と一緒にいるとなんか安心するんだけど、  でも何でか分からないけど少し・・・なんというか  なんか胸が締め付けられるというか・・・  ドキドキするんだよね・・・」 いろいろ省略はしたが、 今の悩みはすべて語った。 「ふぅ~ん」 そうしてつかさは私の話を聞いてくれた。 無論かがみも。 そしてつかさは少し考えた後、 「こなちゃん」 「ん?」 「それは『恋』だよ。」 「・・・」 何故か黙ってしまった。 でも、そういうことなんだよね・・・ 「それで?」 「ん?」 「誰なの?」 「い・・・言えないよ~」 その後のことはあまり覚えていない。 でも何故か空気だったつかさはおしゃべりになって、 何故かかがみは黙っていた・・・ その後いろいろあったがとにかくつかさとかがみは、家に帰っていった。 その後私は晩御飯を食べて、そのあとベットの上で ずっとつかさの一言についてを考えていた。 恋・・・か 私が・・・ かがみに・・・ 『恋』をしている。 今まで私は普通のオタク高校生として過ごしてきた。 百合とかはゲームとかも見たことがある。 でもまさか自分が同性を好きになるなんて思ってもいなかった。 もちろん今でも信じられない。 でもそれは、隠せない事実。 私はかがみに恋をしている。 それが今日分かったこと。 それが私が自分に聞いていた問いの答え。 私の頭の中での答え。 でも、 私の心にその答えはまだ出ていない。 告白しよう。 私は決心した。 そして私は眠りについた・・・ かがみに告白した時のかがみの答え。 それが私の心に対する問いの答えだから・・・ -[[『答え』~こなた~>http://www13.atwiki.jp/oyatu1/pages/651.html]]へ続く **コメントフォーム #comment(below,size=50,nsize=20,vsize=3) - (≧∀≦)b -- 名無しさん (2023-04-03 06:46:26) - 続編、お待ちしてます。 -- kk (2008-06-15 00:39:09) - 空気だったつかさww -- 名無しさん (2008-06-14 21:33:14)

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