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&bold(){69名無しさん@お腹いっぱい。sage2008/03/10(月) 06:49:06 ID:TbimtSa6} 『(……眠れない!)』 「(こなたの奴、もう寝ちゃったのかしら? 私の胸に顔埋めてるから全然表情が読めないけど……)」 「(かがみん、もう寝ちゃったのかな? かがみんの胸元で強く抱きしめられちゃって、寝てるかどうか確認する事ができないんですケド……)」 「(あ"~、私がこうやって眠れずに悶々としてるの、コイツ分かっているのかしら?)」 「(う"~、私がいまどれだけドキドキしてるのか、かがみん分かってないんだろうな……)」 『(そうだ……!)』 「(ちょっと体を離して顔を覗き込んでやりましょ)」 「(そうすればかがみんの可愛い寝顔が見れるかも……♪)」 「(それじゃタイミングを計って、と)」 「(1、2の3で行こうかね)」 『(1、2の3っ!)』 チュッ 「む!?」 「ふぐ!?」 『~~~~~っ!?!?!?』 ゴロゴロゴロゴロ……ガンッ!! 『痛っ!?』 「あ~いたたた……こなた、あんた起きてたの?」 「起きて……いたともさ。 可愛いかがみんの寝顔をばっちり見てあげようと……いたた」 「何だ、あんたもか……」 「結局タイミング重なってキスしちゃったけどね(=ω=.;)」 「ぷっ……」 「あは……」 『あはははははは……』 「寝よっか、こなた」 「うん……それにしても痛い……」 「二人とも驚いてベッドから転がり落ちちゃったからねー」 「傷口あったら舐めてあげるよ?」 「い、いいから早く寝ろっ」 「うぃうぃ~♪ いや~、照れ屋さんなかがみん萌え~♪」 「うるさいっ」 &bold(){75名無しさん@お腹いっぱい。age2008/03/10(月) 13:38:56 ID:SDcupAuB} こなた「いい?エーピーティー、ハイフン、ジーイーティー、スペース、(ry」 かがみ「えーと、A… P… T… Gどこ?」 こなた「Gは上から3段目の真ん中あたり」 かがみ「G,G,G…ごめん、見つからない」 こなた「うそだー、よく見てみ。かなで『き』のとこだよ。隣がF」 かがみ「『き』ね…ないーどこだー」 こなた「ちょ…どこ見てるの。上から3段目左から、A,S,D,Fときて次がGだよ」 かがみ「3段目って数字なんだけど」 こなた「?有り得ないよそりゃw」 かがみ「嘘じゃないって、数字だよ」 こなた「じゃあ数字の上は何w」 かがみ「F1とかF2とか」 こなた「(苦笑)…それは普通のキーじゃないから、段に数えなくていいんだよ」 かがみ「だって3段目って言ったじゃん」 こなた「(苦笑)…わかった、わかった。じゃあそれも含めて上から4…っと、Fキーが2段目だっけ?」 かがみ「うん」 こなた「(苦笑)…じゃあ、一番上は何w Fキーより上はありえないよ普通」 かがみ「メールとかインターネットとか書いてあるけど?」 こなた「(爆笑)…それはキーのうちに入れないんだよ、普通は」 かがみ「そんなのわかんない、キーボードの4段目じゃないの?」 こなた「あー、じゃもういいよ、そのインターネットとか書いてある段も含めて5段目の。真ん中のFとHの間がGだよ」 かがみ「…あった」 こなた「次、Eね」 かがみ「…あのさ」 こなた「どしたの?」 かがみ「…なんでそんな偉そうに言うの?」 こなた「いや、別に偉そうにとかは無いけど?」 かがみ「なんかバカにしてるでしょ。感じ悪い」 こなた「いや、そんな事ないよ。いいから次EだよE」 かがみ「…もういい。頼まない。(ガチャン)」 こなた「…」 &bold(){78名無しさん@お腹いっぱい。sage2008/03/10(月) 14:53:35 ID:FW0yKzFD} 翌日、パソコンの前にかがみを座らせ、パソコン講座をするこなた 「こなたーこれどうやってやるの?」 「ん、これはねーって、ちょっち失礼」 マウスに重なる2人の手。 「ちょ…!こなた、言ってくれれば手、離すわよ!」 「ん~?いいじゃん、すぐ終るんだし(≡ω≡.) 「(こなたの手…あったかい…////)」 &bold(){79名無しさん@お腹いっぱい。sage2008/03/10(月) 15:35:18 ID:FUMSiPDM} 75 かがみ「…もういい。頼まない。(ガチャン)」 こなた「…」 ~30分後~ ピンポーン 「?はーい」 「あ、こなた?もうめんどいから来ちゃった。パソコン借りるわよ。さっきの続き教えて?」 84名無しさん@お腹いっぱい。sage2008/03/10(月) 20:19:53 ID:TbimtSa6 75 「もういい、頼まない(ガチャン)」 「……あれ? かがみん?」 ツーツーツー 「嘘……怒らせちゃったの……?」 ツーツーツー 「か、かがみん! ねえ、かがみん返事してよ!」 ツーツーツー 「そんな……。 (普段勉強を教わってるかがみんに、色々教えられる事が嬉しかったのに……。 かがみんが悪戦苦闘してるのが微笑ましくて、ついつい笑っただけだったのに……。 それで……かがみんの心を……傷つけちゃった……?)」 ツーツーツー 「どうしよ……グスッ……かがみん、ごめんね……」 ツーツーツー 「うあぁぁぁん! かがみん! かがみん! ごめん、かがみん許してっ! グスッ……わ、私が……悪くて……グスッ……。 うわあぁぁぁん!」 『で、私はいつになったら教えてもらえるんだ?』 「かが……ふぇ?」 「おーっす。 あんまりもどかしいから来ちゃったわよ」 「あ……」 「そしたらいきなり泣いてるんだもん、びっくりしたわ。 全く、あんたに泣き顔は似合わないってのよ」 「か……かが……」 「ほらほら、ティッシュあげるからチーンってして?」 「かがみん……グスッ……わたし、こどもじゃないよ……グスッ……」 「そうね。 でも大人でも無いわ」 「うん……」 「私だってそうよ。 だからこなたに色々教わりに来たんだから。 ……これからもずっと一緒に学んでいこうね、こなた」 「……何かプロポーズみたいだよ、そのセリフ」 「……そのつもりで言った……って言ったら?」 「え!?」 「さあ、時間はたっぷりあるんだし。 あんたの知ってる事色々教えてね、こなた?」 87名無しさん@お腹いっぱい。sage2008/03/10(月) 20:57:46 ID:TbimtSa6 「おふぁよ……」 「おはよう、こなた」 「んー」 シャコシャコシャコシャコ 「ちょ! その歯ブラシ私のだって!」 「んあ? ……あ~、まあ一回だけ使わせて」 「そう言ってお前は前も私のを使ったんだが?」 「まあ細かい事は気にしない気にしない」 「気になるわっ! ……というか気付いてないだろうから言っておくけど、あんたの着てるそのパジャマも私のだ」 「あれ? そだっけ?」 「そうよ。 (全く色々と目に毒なんだから、早く着替えなさいよね……特にその、ブカブカに着たパジャマとか……鼻血出そうだし)」 「ところでさ、かがみ」 「(前傾姿勢になるなっ!) ……何よ?」 「私も着替えたいんだけどさ」 「……私に構わず着替えなさいよ。 私は背景、通行人Aだと思ってくれればいいわ」 「そうも言ってられないんだヨ通行人Aさん。 早速だけど、パジャマ脱いで?」 「なあっ! (それはどんなお誘いだっ! キャッキャウフフしちゃうわよ? いいの?)」 「だってそのパジャマ私のだし」 「……そうだっけ?」 「そう。 伸びるから早く返してネ?」 &bold(){135名無しさん@お腹いっぱい。sage2008/03/11(火) 18:17:39 ID:usLZGP/a} 本当の刺青は想像し難いが、こなたにキスマークつけてもらって、 刺青代わりとか言い張る子供っぽいかがみが脳内に(ry &bold(){137名無しさん@お腹いっぱい。sage2008/03/11(火) 19:12:39 ID:2AwQfBP4} 135 「柊ぃ~、何か首筋に赤い痕が付いてるみたいだけど、何だそれ?」 「ああ、これ? タトゥーみたいなものかな?」 「た、たとぅー?」 「まあ厳密に言うと違うんだけどね」 「あやの~、柊が不良になっちまった~」 「…………」 「あり? どうした、あやの?」 「柊ちゃん、ちょっと聞いてもいい?」 「いいけど……」 「そのタトゥーは誰に付けてもらったの?」 「これ? こなたよ」 「……うん、わかったわ」 「あやの、何がわかったんだ?」 「お幸せにね、柊ちゃん」 「ありがと、峰岸」 「な、何が分かったんだってヴぁ?! 教えてくれ、あやの~!」 &bold(){141名無しさん@お腹いっぱい。sage2008/03/11(火) 19:39:05 ID:2AwQfBP4} 137のおまけ 「こなちゃん、首に赤い痕がいっぱいついてるよ? 虫さされ?」 「ん~、まあそんなとこ……」 「ふ~ん。 きっと虫さんはこなちゃんが美味しかったから沢山痕を付けていったんだね~♪」 「そりゃ美味しかったと思うよ? 一晩中吸われてたもん」 「え!? かゆくないの?」 「あ~、ちょっとむずがゆいかな?」 「大丈夫? こなちゃん」 「むずがゆいというか、照れくさい、だね」 「?」 「嬉し恥ずかしって言うのかな? 何かとっても幸せな気分だよ」 「こなちゃん、保健室行こっか?」 「あ~、夜が待ち遠しいにゃ~♪」 &bold(){159名無しさん@お腹いっぱい。sage2008/03/11(火) 23:36:43 ID:FaiI+Ofp} こなかがデートルート アキバ駅 →アソビットでゲームを眺める →ツクモでPCゲームを眺める →とらのあな(淑女棟)でかがみをあたふたさせる →とらのあな(紳士棟)で買い物 →とらのあな(淑女棟)でやっぱり買い物 →クレバリーでPCパーツを眺める →クラブセガでアカツキを対戦したり、デススマイルズを二人プレイする →セガ横のエロタワーに興味本位で入店 →おナベさん用のグッズを見つけて気まずくなりすぐに脱出 →アキバ駅に戻る &bold(){187名無しさん@お腹いっぱい。sage2008/03/12(水) 22:24:50 ID:IhvTTpyC} かがみんルーム かが「あちゃー、紅茶花伝切れたわ。」 こな「2Lが一瞬で…さすがだねぇ、かがみん。」 かが「私だけじゃないわよ!四人いるんだから。確か冷蔵庫にも無かったわね。     まだみんなしばらくいるんでしょ。ちょっと買いに行ってくるわ。」 こな「ありー。」 こな「うん?…違うか…むむ…」 つか「こなちゃん、何か探し物?」 こな「うーん、最近のかがみんはどんな本を読んでるのかナーと。」 ゆき「こちらに本棚がありますよ。これはー…『狼と香辛料』に、しおりが刺さっています。」 こな「いやいや、そじゃなくてさ。もっともっと剥き身のかがみんを知りたいじゃん…ベッドの下は…無いか。」 ゆき「…(ヒュババババ!)…チェックしましたが残念ながら、本棚も一般向けの本だけですね。本棚奥にもありませんし、    カバーと中身も一致しています。しかし見て下さい、二段目と三段目に不自然に空きスペースが。」 こな「移動したってことかなぁ…」 つか「…???」 こな「うーむ、かがみんの気持ちになってみるか…ブツを箱か何かに入れて…    『こなたに見つかんないように』でしょ……うーん………む!上か!わかった、たんすの上だ。」 つか「こなちゃん、イスの上で跳ねると危ないよー。」 こな「くっ…シンプルだが強力な相手だ…あとちょっとなのに。」 ゆき「しょうがありませんね。つかささん、合体です。」 つか「え…えぇー!そ、そんな、急に…その…」 ゆき「こうやって、つかささんの腕をこう持ってきて…ここでギュッと。さあ、乗ってください!こなたさん。」 つか「あ、これ中学の組み体操でやったヤツだ。私、上に乗る役だったよー。」 こな「(別にみゆきさんがイスに乗ってくれてもいいのに…まあいいや)ありがとう!みゆきさん。」 ゆき「はい、せーの、上へ参ります……何かありましたかー、こなたさん?」 こな「見えた!奥にクッキーの空き缶がある!ふふー、かがみんの秘密を御開帳といきますか。」 こな「(意外にBLは無しか…脈有ると思ったんだけどな…マリみてにストパニ…って隠すほどでも無いのに。     ナハトイェーガー、幽霊列車?…なんだろ?お、これは漫画だ。少女セクト。後で調べてみよ。     そして底には……う、私の写真じゃん…かがみん何で保存してんの…)」 ゆき「どうでした?」 こな「あー、残念!思い出のアルバムみたいな感じだったよ。いいネタになると思ったのに。    (何か悪いから、お詫びに今度私の写真一杯あげよっかな)」 &bold(){231名無しさん@お腹いっぱい。sage2008/03/13(木) 20:21:42 ID:8J1YCp1b} 『かがみ、私結婚することにしたよ』 高校を卒業して以来、ずっと連絡が取れなかったこなたからの第一声がそれだった。 何故かわからないけど、頭を金槌か何かでズガンと殴られたような気分。 「そう、おめでとう」 結局私は、久々の会話に何の感動も見いだせないまま、こなたとの電話を切った。 「こなた……」 わかっていた。 私が高校の時からこなたの事好きだったって事、わかっていた。 わかっていたからこそ、届かない今が悔しい。 この胸に秘めた一途な想いを、解凍する間もなく永久に氷付けにしてしまう今が悔しい。 「ふっ……うぇぇ……」 枕に顔を押し付ける。 涙は自然と流れ落ちた。 だけど、明日からは普通の柊かがみに戻らなくちゃ。 ところで、普通って何だったっけ? “ピンポーン” 一人で住むには広すぎる部屋に、鳴り響くインターホン。 来客が来たみたい。 出迎えに行かなくちゃ。 でも、体は全く動かない。 “ピンポーン、ピンポーン” 外からの来訪者は容赦を知らないらしい。 ……うるさいわね、静かにして欲しい。 第一、失恋直後に来客だなんて、どんな顔して出ればいいのよ……。 悪態付きながら鉛のような扉を開けた、その先には――。 私はどんな顔をしたらいいのか分からなかった。 そこに立っていたのは、ウエディングドレス姿のこなた。 しかもそいつは頬を染めながら、 「エスコートしに来たよ、かがみん」 なんていうものだから、私は、 「そういうのは普通新郎がやるもんでしょ、ばか」 としか、返事を返す事が出来なかった。 とりあえず私は、羽毛のように軽い扉を開けて、こなたを招き入れようと思う。 拝啓 柊ただお様 みき様。 私に恋人が出来ました。 彼女の名前は『柊こなた』です。 &bold(){292名無しさん@お腹いっぱい。sage2008/03/15(土) 00:29:50 ID:ekaoQz6H} 「ホワイトデーだね」 「何よ、チョコのお返しでもくれるのか?」 「そだね……それじゃ、頭の中が真っ白になるくらいキスしてみよっか?」 「はい? ……ちょ、おまっ!」  ―― 二人がイチャイチャしています しばらくお待ち下さい ―― 「ホワイトデー、美味しかった?」 「…………うん///」 「どんな味だった?」 「…………こなた味/////」 &bold(){321名無しさん@お腹いっぱい。sage2008/03/16(日) 08:35:55 ID:MmG6Po5/} つかさを活躍させてみる かが「おはよ、つかさ。」 つか「おはよー、お姉ちゃんって、うわぁ!」 かが「なにー?どうしたのよ、つかさ。」 つか「い、いや、何でもないんだけど…お姉ちゃん、ちょっと今、気分悪いとか機嫌悪いとかない?」 かが「……別に。何にも無いけど。」 つか「昨日は、結構遅く寝た?」 かが「…あー、昨日はアイツに約束すっぽかされて待ちぼうけくらったのよ。謝ろうとしてんのか夜中に電話かけてきてたけど    言い訳ばっかだったんで、怒ったら途中で切れちゃった。こっちからかけ直すのもシャクだから放っておいてたんだけど、    全くもう…今朝は庭掃除だってのに、睡眠不足だわ。」 ただ「……つかさ、さっき何が見えた?」 つか「小さい包丁?かな…それの刃の方を握ってるのが見えて…びっくりしちゃった。」 ただ「エンキリボウチョウか。ふーん、俺にはほとんど見えんかったぞ。    前も言ったけどな、つかさ。柊の目はかなり悪い障りしか見えないんだ。    つかさは特別によく見えてるみたいだが、他のヤツに見えんなら大した障りじゃないだろうよ。放っておきゃ治るさ。」 つか「えぇー…でも、お姉ちゃん本当はすごい落ち込んでるんだよ…きっと。」 ただ「しょうがないな……    エンキリボウチョウはワレドウロクとも言ってな、親しい人間との関係が上手くいってない人に現れる。    こいつが憑いてみえる人は、自己嫌悪や疎外感を強く感じてるんだそうだ。    おおかた、友達と喧嘩したときに言い過ぎたとか思ってるんだろう。当てがあるなら仲直りを手伝ってやりなさい。」 つか「…もしもしー、あ、こなちゃん、つかさだけど。あーあーあー、泣かないで。私もよく充電忘れるからねー。    大丈夫だよー。怒ってないよ、もうお姉ちゃん怒ってないから、大丈夫だって…そうそう、もうちょっとすれば    お姉ちゃんからこなちゃんに電話かかってくるから。いきなり謝っちゃえばお姉ちゃんも機嫌直すよ。うん。」  つか「(お姉ちゃんの携帯から、こなちゃんの携帯へ、と)お姉ちゃーん、携帯鳴ってるよー!とるよー!」 ただ「ご機嫌だね。」 つか「うん!お姉ちゃんに憑いてたやつ、見えなくなったみたい。」 かが「あー、あのね、お父さん、つかさ。今週末、みんなで食事に行く予定だったけど友達の家に    泊まりに行くことになったんで。」 ただ「そうか。ご迷惑のないようにな…」 つか「おー。行ってらっしゃーい(今度はお父さんにエンキリボウチョウが刺さってる…)。」 327名無しさん@お腹いっぱい。sage2008/03/16(日) 13:06:40 ID:FQNm2jev 「お姉ちゃん、これこなちゃんから預かったんだけど」 「え?わざわざ手紙作るなんてこなたらしくない…ともかくありがと」 あいつにしては妙にこだわりのある封筒だけど…え~何々? 『  初めて会ったときからあなたのことが好きでした。   つきあってください。                                こなた      』  ぐはっ!? な、なによこれ!??? 冗談にもほどがあるわよ!! こんなギャルゲーみたいな手紙出すなんて、まったくこなたらしい… 明日とっちめてやるんだから!! ☆  ☆  ☆ 「こなた!何よこれ!!」 「あ~来た来た、おはようかがみ」 「全く、悪い冗談はやめてよ!」 「え、冗談じゃないよ??」 「だとしても、あんなギャルゲみたいな文面じゃ私の心は動かないわよ」 「ん~~、ってことはそういうつもりあるってことだよね??」 「………」 「どうしたのかがみん、真っ赤になっちゃって」 「うるさいうるさいうるさい!!!!!」 「痛い痛い!かがみんそれキャラ違うって」 「まったく、今度はちゃんとした文面の手紙書きなさいよ!!」 &bold(){345名無しさん@お腹いっぱい。sage2008/03/16(日) 23:33:33 ID:FQNm2jev} いつものように登校して靴箱を開けると… …封筒…この間と同じ… あいつまだ懲りずにやったのね… ちょっと離れたところで… 『        やらないか                                こなた』  「な、なによこれぇぇぇぇぇええええ!!!!!!!!!」 しまった!!つい大声を… は、恥ずかしい… ☆  ☆  ☆ 「お~っす、こなた」 「あれ? かがみがいつも通りなんて」 「何よ?何か変なことある?」 「いや~靴箱の中ちゃんと見た?」 「あ、靴箱? あれはね」 「うんうん」 「何者かが私の靴箱に細工したみたいだから、爆破したわよ」 「な、なんですとぉぉぉぉおおおおおおお!!!!」 &bold(){352名無しさん@お腹いっぱい。sage2008/03/17(月) 01:32:48 ID:2/+V2Qbu} 「ねぇこなた」 「ん~?」 「前々からずっと疑問に思っていたけど、ここ卒業したらどうするつもりなの?  受験勉強もやってないみたいだし、今のコスプレ喫茶のアルバイトを  ずっと続けてくの?」 「いや~ 実はもう職業決まってるんだ」 「なに~ いつの間に! ってあんたができそうな職業なんて限られてるけど」 「何気にひどいな~その言い方。大丈夫、人気あって多くの人がやってる  職業だから~」 「全然思いつかないな…ゲームクリエイター? おじさんみたいな作家?」 「違うよ~」 「まぁ人のことだからあまり深く聞くのも悪いけど、何やるのよ?」 「お嫁さん」 「はぁ~~~!?? い、いつの間にそんな相手できたのよ! 私に黙って!!」 「かがみん落ち着いて、相手これから紹介するからさ」 「何よ、そんな身近な人なの?? まさかあいつじゃないでしょうね!! 「あ、当然セバスチャンじゃないよ」 「じゃあ一体だれなのよ!!」 「目の前にいるよ」 「……え?」 「だから、かがみのお嫁さんになるの」 「こ…こなた…あんた…」 「大丈夫、家事手伝いはしっかりやるから~ コミケの時期だけ我慢してね」 「そうじゃなくて」 「え?」 「私の気持ちは…聞かないの…?」 「だって…」 くちゅっ… 「あ、こ、こな…」 「今返事もらったよ」 「んも~~~!!! 何か私バカみたいじゃないのよっ!!  許さないんだから、覚悟しなさいよねっ!!!」 「わわっ、いきなりDVだよ~~」 &bold(){361名無しさん@お腹いっぱい。sage2008/03/17(月) 20:53:04 ID:KnoJwhVO} LV0 泉こなた?つかさの友達なの?まぁ挨拶くらいしとくか… LV1 ふーん…これが所謂オタクって奴?ところでそれはまた何かのアニメネタか? LV2 優しいところもあるのね…ちょっといいかも… LV3 「こなちゃん」ってのも可愛いわよね?ちょっとそう呼んでもみたい感じ・・・ LV4 やばい、気が付くといつもこなたのこと気にしてるかも…背や胸が小さいのもいい… LV5 でもクラスは一緒になれないし、宿題見せてってペタペタしてくるし、クリスマスバイト入れるし、     すぐ男関係かってからかってくるのがうぜぇ。あんたなんかもう知らないから! LV6 こなた結婚して! LV7 こなた最高だわ!こなたと水さえあれば生きていける! LV8 こなたと結婚した!私はこなたと結婚した!! LV9 やっぱこなたは最高だわ MAX そう君とちゅっちゅしたいよぉ~ &bold(){405名無しさん@お腹いっぱい。sage2008/03/18(火) 21:51:25 ID:2W22HCzL} 「かがみんかがみん」 「んー?」 「ほら、ホウキ」 「お~。 あやとりか、懐かしいわね」 「凄い? ねえねえ、凄い?」 「はいはい、凄い凄い」 「にゅふふふ~♪ ……ところで、かがみん」 「なあに?」 「今からハシゴを作るんだけど、間を取るの手伝って?」 「ん、わかったわ」 「ちょっと待っててね……ほいほいっと」 「……あんたがこういうアナログな事が出来るなんて、ちょっと意外かも」 「その意外性に惚れたかね?」 「……ばか」 「赤くなるかがみん萌え~♪ ……さて、じゃあ手伝ってくれるかね、我が嫁よ」 「誰が嫁かっ」 「え? 勿論かがみ様の事だけど?」 「……ったく、調子が良いんだから……」 「そうそう、そこをそうして……」 「……ねえ、こなた」 「何?」 「あやとりの糸、赤いわよね」 「? そだね?」 「こうやってると、赤い糸で結ばれてるみたいよね、私達」 「!?!?!?」 「うっわ、赤くなったわねー」 「……かがみんは時々卑怯だ……」 「ふふふ、私だって時々は仕返ししたくもなるわよ」 「ううう……せっかくのこなた攻めの流れが……」 「? 何か言った?」 「んにゃ、何も?」 「そう……。 お、完成か」 「うんっ、出来たよ! かがみんのおかげだね」 「さて、こなたさん。 この作品のタイトルは?」 「二人の恋の橋渡し、かな?」 &bold(){407名無しさん@お腹いっぱい。sage2008/03/18(火) 22:08:19 ID:2W22HCzL} 「かがみんは法学部志望か~」 「まあ一応弁護士を目指してるからね。 ところで、あんたの進路希望の紙見せなさいよ」 「いいよ、ほら」 「どれど……れ……」 『第一希望 かがみの嫁  第二希望 かがみの嫁  第三希望 かがみの嫁』 「こなた……」 「言っとくけど本気だからね?」 「ダメよ! 私一人の稼ぎだと、こなたを養っていく自信が無いし……」 「大丈夫だよ、コスプレ喫茶のバイト続けるからさ」 「よし、ならOK」 「きゃほ~い♪ かがみん大好き~♪」 「ただし!」 「ほえ?」 「……時々は家でもコスプレしなさいよ……」 「かがみん、なかなかマニアックだね~」 「うるさいっ」 &bold(){411名無しさん@お腹いっぱい。sage2008/03/18(火) 22:43:28 ID:2W22HCzL} 「きゅふふ……」 「こらぁ、泉! ウチの授業中に携帯弄ってるとはええ度胸しとるやないか?」 「えっ?! いや、その、これはっ!」 「没収!」 「え~!?」 「……とまあ、没収したのはええんやけど、泉の奴携帯見ながら何をニヤニヤしとったんや? ……ちょっとだけ見たろ。 !? なんやコレ! データフォルダが柊の写真でいっぱいやないか! しかも受信メールも殆ど柊のやし、しかも1、2分間隔て、どれだけラブラブやねん!」 誰だれだれが~♪ 「お、噂をすれば柊からメールか? なになに……」 『昨日の夜は楽しかったわよ、こなた。 久しぶりに私も熱中しちゃったわ。 また一緒にしようね♪ 約束だよ?』 「ふぐおぉぉ?! どういう関係や! どういう関係なんやコレ! むっちゃ聞きたいけど何か聞くの怖いわ!」 ガラッ 「先生~携帯返してもらいに来ました~」 「泉ぃ……」 「はい?」 「抜け駆けは許さへんで~!」 「何ですと~!?」 その頃のかがみ。 「……返事遅いな……。 こなたの写メでも見て癒されてようかしら……」 新着レス - 08/03/18 23:07:36 取得 &bold(){412名無しさん@お腹いっぱい。sage2008/03/18(火) 23:06:39 ID:2W22HCzL} 「かがみん、大丈夫?」 「大丈夫……よ……これくらい……」 「まだ寝てなよ。 熱凄いよ?」 「だって……こなたに……迷惑かけるし……」 「かがみ。 私はかがみにする事とかされた事で迷惑だなんて思った事、一度も無いよ? それよりもかがみが苦しんでるところを見るのが一番辛いよ……」 「こなた……」 「早く良くなってね、かがみん」 「……ちょっと……体起こして貰っていい……?」 「? 良いけど、汗拭くの?」 「いいから……お願い……ね?」 「……うん、わかった。 よいしょっ……うわわ! かがみ様っ!?」 「こなた……好きよ」 「か、かがみ様……抱きついてくれるのは嬉しいけど、あ……熱いよ……」 「熱……あるし。 頭も……クラクラしてるから……」 「じゃあ、何で……」 「熱暴走……かな? はは……そういう事に……しといて……」 「……うん」 「こなた……大好き」 「私もだよ、かがみん」 &bold(){416名無しさん@お腹いっぱい。sage2008/03/18(火) 23:18:59 ID:2W22HCzL} 405で入れ忘れたセリフ 「かがみとの初めての共同作業~」 「良くもまあ、そんな恥ずかしいセリフがぽんぽんと出てくるもんだわ……」

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