「どうにも止まらない」の編集履歴(バックアップ)一覧はこちら

どうにも止まらない」(2022/12/21 (水) 11:21:48) の最新版変更点

追加された行は緑色になります。

削除された行は赤色になります。

 お昼休み。お弁当も食べ終わって、一息ついた頃。  こなたの方を向くと、少し沈んだ表情をしていた。 「ねぇかがみ」 「ん? なによこなた」 「かがみってもしかして、あんまり私のこと好きじゃない?」 「……はぁ!? 何言ってんのよあんた!! そんなわけないでしょ!?」 「うわっ!! ちょ、ごめんって」  予想だにしないショックな台詞に、一瞬我を忘れてこなたに掴みかかってしまった。 「あ、ご、ごめん、なんか頭に血上っちゃって……でもなんでそう思ったのよ」 「だってさ、キスするときっていつも私からでしょ? だから……さ」  なんだ、そんなことか……  つまり、自分が求められていないと勘違いしてるわけか。  そんなわけないのに。というかむしろ、私のほうがこなたのこと求めてると思うわよ? 「こなた……」 「……ふぇ?」  未だに表情の暗いこなたの頭を抱きしめ、目いっぱいの愛を込めて優しく頭を撫でた。  私が一番安心する匂いが、鼻を掠める。 「私からこなたにキスしないのは、しちゃうと止まれなくなっちゃうからよ。本当なら 私から手繋ぎたいし、抱きしめたいしキスだってしたい。私は、こなたが思ってるより こなたのこと大好きだから……ね? だからそんな顔しないで」 「かがみ……うん、ありがと」  私はそれから少しの間、愛しいその子を抱きしめたまま、髪に鼻を埋めて匂いをかいでいた。  すると、いきなりこなたが妙なことを言い出した。 「でもやっぱり行動で示してほしいな」 「……え?」 「ここでキスしてよ」 「……あぁ、うん。……うぇえぇええぇぇえぇぇぇえええ!!」  そういうや否や、目を瞑って少し背伸びをし、顔をこっちに傾けてきた。 「ん~」 「うぇ!? あの、いや、その」  どどど、どうしよう。キスなんてしたら止まれなくなっちゃうよ。  それにしても、柔らかそうな唇……世界で一番気持ち良さそうな唇…… 「はやくぅ~」 #image(http://www39.atwiki.jp/konaxkagamatome/?cmd=upload&act=open&page=%E3%81%A9%E3%81%86%E3%81%AB%E3%82%82%E6%AD%A2%E3%81%BE%E3%82%89%E3%81%AA%E3%81%84&file=2-716-2.jpg,width=504,height=502) 「わ、わかってるわよ!!」  言ってしまったわ……うぅ~……えぇーいママよ!!  っちゅ~ 「「……」」  やばい、やっぱり気持ちい……意識飛びそう……。 「っぷあ~……されるのってなんかどきどきするね」 「……!?」  私の腕の中で、もじもじとしながら頬を染めるこなた。 「こなたぁ」 「わ、ちょ、ちょっとかがみ!! あん♪ もう、がっついちゃだめだってばぁ♪」  あまりの不意打ちに、私の理性は粉々に砕け散ってしまっていた。 「ゆきちゃん……2人とも、ここが教室だって忘れてるのかなぁ」 「そのよう……ですね」 **コメントフォーム #comment(below,size=50,nsize=20,vsize=3) - イラストが特にNiceですネ!まさに萌え萌えでス☆ &br() -- ??? (2013-03-10 18:12:48) - 2人共続けてね? -- かがみんラブ (2012-09-19 22:51:29) - •••萌えた。真っ白に•••萌え尽きた。 &br()•••真っ白な灰に -- あしたのジョン (2011-01-18 22:34:08) - すごく、いいです。 -- 名無しさん (2009-04-04 17:54:20)
 お昼休み。お弁当も食べ終わって、一息ついた頃。  こなたの方を向くと、少し沈んだ表情をしていた。 「ねぇかがみ」 「ん? なによこなた」 「かがみってもしかして、あんまり私のこと好きじゃない?」 「……はぁ!? 何言ってんのよあんた!! そんなわけないでしょ!?」 「うわっ!! ちょ、ごめんって」  予想だにしないショックな台詞に、一瞬我を忘れてこなたに掴みかかってしまった。 「あ、ご、ごめん、なんか頭に血上っちゃって……でもなんでそう思ったのよ」 「だってさ、キスするときっていつも私からでしょ? だから……さ」  なんだ、そんなことか……  つまり、自分が求められていないと勘違いしてるわけか。  そんなわけないのに。というかむしろ、私のほうがこなたのこと求めてると思うわよ? 「こなた……」 「……ふぇ?」  未だに表情の暗いこなたの頭を抱きしめ、目いっぱいの愛を込めて優しく頭を撫でた。  私が一番安心する匂いが、鼻を掠める。 「私からこなたにキスしないのは、しちゃうと止まれなくなっちゃうからよ。本当なら 私から手繋ぎたいし、抱きしめたいしキスだってしたい。私は、こなたが思ってるより こなたのこと大好きだから……ね? だからそんな顔しないで」 「かがみ……うん、ありがと」  私はそれから少しの間、愛しいその子を抱きしめたまま、髪に鼻を埋めて匂いをかいでいた。  すると、いきなりこなたが妙なことを言い出した。 「でもやっぱり行動で示してほしいな」 「……え?」 「ここでキスしてよ」 「……あぁ、うん。……うぇえぇええぇぇえぇぇぇえええ!!」  そういうや否や、目を瞑って少し背伸びをし、顔をこっちに傾けてきた。 「ん~」 「うぇ!? あの、いや、その」  どどど、どうしよう。キスなんてしたら止まれなくなっちゃうよ。  それにしても、柔らかそうな唇……世界で一番気持ち良さそうな唇…… 「はやくぅ~」 #image(http://www39.atwiki.jp/konaxkagamatome/?cmd=upload&act=open&page=%E3%81%A9%E3%81%86%E3%81%AB%E3%82%82%E6%AD%A2%E3%81%BE%E3%82%89%E3%81%AA%E3%81%84&file=2-716-2.jpg,width=504,height=502) 「わ、わかってるわよ!!」  言ってしまったわ……うぅ~……えぇーいママよ!!  っちゅ~ 「「……」」  やばい、やっぱり気持ちい……意識飛びそう……。 「っぷあ~……されるのってなんかどきどきするね」 「……!?」  私の腕の中で、もじもじとしながら頬を染めるこなた。 「こなたぁ」 「わ、ちょ、ちょっとかがみ!! あん♪ もう、がっついちゃだめだってばぁ♪」  あまりの不意打ちに、私の理性は粉々に砕け散ってしまっていた。 「ゆきちゃん……2人とも、ここが教室だって忘れてるのかなぁ」 「そのよう……ですね」 **コメントフォーム #comment(below,size=50,nsize=20,vsize=3) - GJ! -- 名無しさん (2022-12-21 11:21:48) - イラストが特にNiceですネ!まさに萌え萌えでス☆ &br() -- ??? (2013-03-10 18:12:48) - 2人共続けてね? -- かがみんラブ (2012-09-19 22:51:29) - •••萌えた。真っ白に•••萌え尽きた。 &br()•••真っ白な灰に -- あしたのジョン (2011-01-18 22:34:08) - すごく、いいです。 -- 名無しさん (2009-04-04 17:54:20)

表示オプション

横に並べて表示:
変化行の前後のみ表示:
記事メニュー
目安箱バナー