「誕生日」の編集履歴(バックアップ)一覧はこちら

誕生日」(2022/12/15 (木) 02:26:53) の最新版変更点

追加された行は緑色になります。

削除された行は赤色になります。

【あらすじ】明日はこなたの誕生日。       そして、以前から料理の腕に悩んでいたかがみが一発奮起。       こなたの為に自分の力だけで手作りケーキを作ろうとするが……。 ガチャッ… ゴソゴソ… バタン! かがみ「え~っと…。 これで材料はそろったわね。      苺も、冷蔵庫に長い間入れてただけあってよく冷えてるし、      スポンジやクリームの材料も揃ってるし、これで準備万端ね。」 つかさ「お、お姉ちゃ~ん。」 かがみ「ん? どうしたの、つかさ?」 つかさ「本当にいいの?ケーキ作るの手伝わなくて?」 かがみ「大丈夫よ。この位、ちょちょいと作っちゃうわよ。それに…。」 つかさ「それに?」 かがみ「こなたを見返すいいチャンスだしね。アイツの中のイメージでは、      私は料理とかすると鍋とか爆発させちゃう…ってな感じみたいだから。」 つかさ「う、うん。わかったよ。じゃあ、頑張ってね、お姉ちゃん。」 かがみ「おう、期待して待ってなさい。すんごく美味しいケーキ作るからね!」 30分後…。 かがみ「うわっ!クリームの分量間違えちゃった!」 1時間後…。 かがみ「ん…。なんかスポンジがパサパサしてる…。やり直しかな…。」 2時間後…。3時間後…。 ………そして翌日。 つかさ「…ん! …ちゃん! お姉ちゃん!」 かがみ「う… う…ん…。 つかさ…?」 つかさ「びっくりしたよ~。 椅子にもたれかかったまま寝てたんだもん。     それで、ケーキはちゃんとできたの?」 かがみ「あ、そうだった! 確か、ちゃんと完成させて盛りつけて…。」 つかさ「あ、もしかして、冷蔵庫に入れたとか?」 かがみ「そうそう、確か冷蔵庫に……あった!」 つかさ「わぁ~。美味しそう。よく出来てるね~。」 かがみ「つかさのお墨付きが貰えたからこれで完璧ね。     さてと、じゃあこなたの家に行く準備でもしよっか!」 つかさ「うん!」 そしてその日の午後…。 ピンポーン♪ かがみ「ふぅ~。何とか崩さずに持って来れたわね。」 つかさ「そうだね~。」 ガチャッ! ゆたか「あ、いらっしゃ~い。」 つかさ「こんにちは~。 あれ?こなちゃんは?」 ゆたか「あれ?さっきまで、先に来てたみゆきさんと一緒に居たはずですけど…。」 こなた「(そろ~り、そろ~り。)」 かがみ「全く…。しょうがないわね~。今日くらいは、大人しくしてればいいのに…。」 こなた「か~がみん!(だきっ)」 かがみ「えっ! わわっ!(どさっ)」 つかさ「こ、こなちゃん!?」 かがみ「いつつ…。こらぁ~!いきなり何してんのよ~!」 こなた「うふふ、ただ祝ってもらうだけってのもアレだから、     たまにはパターンを変えてみよっかな~…ってね。」 かがみ「全くも~。びっくりしたじゃないのよ…。」 こなた「いや~、ごめんごめん。」 かがみ「もう…、早く家の中に入りましょ。」 こなた「そだね~。時にかがみさんや。その手に持ってる四角い箱はなに?」 かがみ「ん?ああ、これ? 後で見せてあげるわ。きっと驚くわよ~。」 こなた「ふ~ん…。(ま、大体予想はつくけどね~。)」 かがみ「それより、早く入りましょうよ。」 こなた「あ~い、りょうか~い。」 ※数十分後…。 つかさ「こなちゃん、お誕生日おめでと~!はい、プレゼント!」 みゆき「泉さん 、おめでとうございます。はい、私からもプレゼントです。」 ゆたか「お姉ちゃんおめでと~! はい、プレゼントだよ!」 こなた「お~、ありがと~。わたしゃ幸せもんだよ… あれ?」 かがみ「………(もじもじ)」 こなた「おや~、どうしたのかな~。かがみんや(ニヤニヤ)」 かがみ「うっ…うるさいわねっ。」 つかさ「ほらっ、お姉ちゃん。せっかく用意したんだから…。」 かがみ「わ、わかってるわよ。じゃあ、開けるわよ。(ガサガサ…)」 ボロッ…。 かがみ「え……?」 つかさ「あ……。」 ゆたか「? これって、ケーキかな? 大分崩れてるけど…。」 かがみ「(ど、どうして…? 確かにここに着くまでは大丈夫だったのに…。)」 こなた「だ、大丈夫だよ~。形が崩れてても美味しければ…。ね、かがみん!」 かがみ「(!そ、そういえばさっきこなたに抱きつかれた時に箱が……!      で、でも言えるわけないじゃない。それに、こなたのせいになんて出来ない…。)」 つかさ「お、お姉ちゃん……。」 かがみ「………。ご、ごめんね~。実は、ここに来る途中にちょっと潰れちゃってさ~。」 こなた「な~んだ、そうだったのか~。おっちょこちょいだな~、かがみは。」 かがみ「あはは、実はそうなのよ~。あ、ちょっと廊下に出ていいかな?      なんか、携帯にメールが来てるみたいでさ~。」 こなた「? いいよ。そのくらいの用なら。」 かがみ「……うん。じゃあ、ちょっと行ってくるね。」 こなた「………(かがみ?)」 かがみ「……。(こなたのバカッ。せっかく私が一生懸命作ったのに…。)」 こなた「かがみ…。」 かがみ「!!! こ、こなた…!?」 こなた「ねぇ、かが…。」 かがみ「ど、どうしたのよ。今日の主役はこんな所にいるもんじゃないでしょ?」 こなた「かがみ…、私の部屋で少し話したいんだけど、いいかな?」 かがみ「えっ…? べ、別にいいけど…。どうして急に?」 こなた「うん。ちょっと、ね…。」 【こなたの部屋…。】  かがみ「で、何の用なの?」 こなた「ねぇ、かがみ…。あのケーキ、潰しちゃったの私なんでしょ…?」 かがみ「!! な、なに言ってんのよ、あ、あれは私がやったって…。」 こなた「…かがみは嘘つくの下手だよね。すぐに顔にでるもん。」 かがみ「………!」 こなた「ごめんね…かがみ。ちょっと調子に乗りすぎちゃったよ。」 かがみ「……うっ…ぐすっ…バカッ…そんな事言うの、こなたらしく…えっ!?」 こなた「(だきっ)」 かがみ「こ…こなた…?」 こなた「………ねぇ、かがみ…。」 かがみ「な、なに?(ドキッ)」 こなた「私のこと、かばってくれてありがとね。これはほんのお礼だよ…。」 かがみ「え…? んっ!?(ちゅっ)」 こなた「……。」 かがみ「(わ、私…。こなたにキスされてるの…? キ…キス…。)」 こなた「…う…。」 かがみ「(こんなに身長差あるのに無理して…。でも、うれしいよ。ありがと、こなた…。)」 こなた「さ、そろそろ戻ろうか。みんな待ってるしね。」 かがみ「う、うん…。」 こなた「それに…。」 かがみ「え?」 こなた「あのケーキ、早く食べちゃわないとね~。     でないとかがみにまた色々言われちゃうからさ~。」 かがみ「な、なんですって~!」 こなた「あはは、やっぱりかがみは、いつものかがみが一番だよ!」 かがみ「あ、ちょっと待ちなさいよ~。(…これからも、ずっと一緒だよ、こなた!)」 **コメントフォーム #comment(below,size=50,nsize=20,vsize=3) - 私は心を奪われた。 -- ぷにゃねこ (2013-01-26 17:59:30) - ケーキというより、心をプレゼントしたんだね。かがみんは可愛いなあ -- 名無しさん (2009-12-05 22:20:41)
【あらすじ】明日はこなたの誕生日。       そして、以前から料理の腕に悩んでいたかがみが一発奮起。       こなたの為に自分の力だけで手作りケーキを作ろうとするが……。 ガチャッ… ゴソゴソ… バタン! かがみ「え~っと…。 これで材料はそろったわね。      苺も、冷蔵庫に長い間入れてただけあってよく冷えてるし、      スポンジやクリームの材料も揃ってるし、これで準備万端ね。」 つかさ「お、お姉ちゃ~ん。」 かがみ「ん? どうしたの、つかさ?」 つかさ「本当にいいの?ケーキ作るの手伝わなくて?」 かがみ「大丈夫よ。この位、ちょちょいと作っちゃうわよ。それに…。」 つかさ「それに?」 かがみ「こなたを見返すいいチャンスだしね。アイツの中のイメージでは、      私は料理とかすると鍋とか爆発させちゃう…ってな感じみたいだから。」 つかさ「う、うん。わかったよ。じゃあ、頑張ってね、お姉ちゃん。」 かがみ「おう、期待して待ってなさい。すんごく美味しいケーキ作るからね!」 30分後…。 かがみ「うわっ!クリームの分量間違えちゃった!」 1時間後…。 かがみ「ん…。なんかスポンジがパサパサしてる…。やり直しかな…。」 2時間後…。3時間後…。 ………そして翌日。 つかさ「…ん! …ちゃん! お姉ちゃん!」 かがみ「う… う…ん…。 つかさ…?」 つかさ「びっくりしたよ~。 椅子にもたれかかったまま寝てたんだもん。     それで、ケーキはちゃんとできたの?」 かがみ「あ、そうだった! 確か、ちゃんと完成させて盛りつけて…。」 つかさ「あ、もしかして、冷蔵庫に入れたとか?」 かがみ「そうそう、確か冷蔵庫に……あった!」 つかさ「わぁ~。美味しそう。よく出来てるね~。」 かがみ「つかさのお墨付きが貰えたからこれで完璧ね。     さてと、じゃあこなたの家に行く準備でもしよっか!」 つかさ「うん!」 そしてその日の午後…。 ピンポーン♪ かがみ「ふぅ~。何とか崩さずに持って来れたわね。」 つかさ「そうだね~。」 ガチャッ! ゆたか「あ、いらっしゃ~い。」 つかさ「こんにちは~。 あれ?こなちゃんは?」 ゆたか「あれ?さっきまで、先に来てたみゆきさんと一緒に居たはずですけど…。」 こなた「(そろ~り、そろ~り。)」 かがみ「全く…。しょうがないわね~。今日くらいは、大人しくしてればいいのに…。」 こなた「か~がみん!(だきっ)」 かがみ「えっ! わわっ!(どさっ)」 つかさ「こ、こなちゃん!?」 かがみ「いつつ…。こらぁ~!いきなり何してんのよ~!」 こなた「うふふ、ただ祝ってもらうだけってのもアレだから、     たまにはパターンを変えてみよっかな~…ってね。」 かがみ「全くも~。びっくりしたじゃないのよ…。」 こなた「いや~、ごめんごめん。」 かがみ「もう…、早く家の中に入りましょ。」 こなた「そだね~。時にかがみさんや。その手に持ってる四角い箱はなに?」 かがみ「ん?ああ、これ? 後で見せてあげるわ。きっと驚くわよ~。」 こなた「ふ~ん…。(ま、大体予想はつくけどね~。)」 かがみ「それより、早く入りましょうよ。」 こなた「あ~い、りょうか~い。」 ※数十分後…。 つかさ「こなちゃん、お誕生日おめでと~!はい、プレゼント!」 みゆき「泉さん 、おめでとうございます。はい、私からもプレゼントです。」 ゆたか「お姉ちゃんおめでと~! はい、プレゼントだよ!」 こなた「お~、ありがと~。わたしゃ幸せもんだよ… あれ?」 かがみ「………(もじもじ)」 こなた「おや~、どうしたのかな~。かがみんや(ニヤニヤ)」 かがみ「うっ…うるさいわねっ。」 つかさ「ほらっ、お姉ちゃん。せっかく用意したんだから…。」 かがみ「わ、わかってるわよ。じゃあ、開けるわよ。(ガサガサ…)」 ボロッ…。 かがみ「え……?」 つかさ「あ……。」 ゆたか「? これって、ケーキかな? 大分崩れてるけど…。」 かがみ「(ど、どうして…? 確かにここに着くまでは大丈夫だったのに…。)」 こなた「だ、大丈夫だよ~。形が崩れてても美味しければ…。ね、かがみん!」 かがみ「(!そ、そういえばさっきこなたに抱きつかれた時に箱が……!      で、でも言えるわけないじゃない。それに、こなたのせいになんて出来ない…。)」 つかさ「お、お姉ちゃん……。」 かがみ「………。ご、ごめんね~。実は、ここに来る途中にちょっと潰れちゃってさ~。」 こなた「な~んだ、そうだったのか~。おっちょこちょいだな~、かがみは。」 かがみ「あはは、実はそうなのよ~。あ、ちょっと廊下に出ていいかな?      なんか、携帯にメールが来てるみたいでさ~。」 こなた「? いいよ。そのくらいの用なら。」 かがみ「……うん。じゃあ、ちょっと行ってくるね。」 こなた「………(かがみ?)」 かがみ「……。(こなたのバカッ。せっかく私が一生懸命作ったのに…。)」 こなた「かがみ…。」 かがみ「!!! こ、こなた…!?」 こなた「ねぇ、かが…。」 かがみ「ど、どうしたのよ。今日の主役はこんな所にいるもんじゃないでしょ?」 こなた「かがみ…、私の部屋で少し話したいんだけど、いいかな?」 かがみ「えっ…? べ、別にいいけど…。どうして急に?」 こなた「うん。ちょっと、ね…。」 【こなたの部屋…。】  かがみ「で、何の用なの?」 こなた「ねぇ、かがみ…。あのケーキ、潰しちゃったの私なんでしょ…?」 かがみ「!! な、なに言ってんのよ、あ、あれは私がやったって…。」 こなた「…かがみは嘘つくの下手だよね。すぐに顔にでるもん。」 かがみ「………!」 こなた「ごめんね…かがみ。ちょっと調子に乗りすぎちゃったよ。」 かがみ「……うっ…ぐすっ…バカッ…そんな事言うの、こなたらしく…えっ!?」 こなた「(だきっ)」 かがみ「こ…こなた…?」 こなた「………ねぇ、かがみ…。」 かがみ「な、なに?(ドキッ)」 こなた「私のこと、かばってくれてありがとね。これはほんのお礼だよ…。」 かがみ「え…? んっ!?(ちゅっ)」 こなた「……。」 かがみ「(わ、私…。こなたにキスされてるの…? キ…キス…。)」 こなた「…う…。」 かがみ「(こんなに身長差あるのに無理して…。でも、うれしいよ。ありがと、こなた…。)」 こなた「さ、そろそろ戻ろうか。みんな待ってるしね。」 かがみ「う、うん…。」 こなた「それに…。」 かがみ「え?」 こなた「あのケーキ、早く食べちゃわないとね~。     でないとかがみにまた色々言われちゃうからさ~。」 かがみ「な、なんですって~!」 こなた「あはは、やっぱりかがみは、いつものかがみが一番だよ!」 かがみ「あ、ちょっと待ちなさいよ~。(…これからも、ずっと一緒だよ、こなた!)」 **コメントフォーム #comment(below,size=50,nsize=20,vsize=3) - GJ! -- 名無しさん (2022-12-15 02:26:53) - 私は心を奪われた。 -- ぷにゃねこ (2013-01-26 17:59:30) - ケーキというより、心をプレゼントしたんだね。かがみんは可愛いなあ -- 名無しさん (2009-12-05 22:20:41)

表示オプション

横に並べて表示:
変化行の前後のみ表示:
記事メニュー
目安箱バナー