「演劇:らき☆すた白雪姫」の編集履歴(バックアップ)一覧はこちら

演劇:らき☆すた白雪姫」(2022/12/27 (火) 17:16:30) の最新版変更点

追加された行は緑色になります。

削除された行は赤色になります。

白雪姫:こなた 王子様:かがみ 七人の小人:つかさ、みゆき、みなみ、ひより、パティ、ななこ、ゆい他 魔女:ゆたか 木:みさお、あやの ここは森の中にあるお家。 そこには、白雪姫と七人の小人が仲良く暮らしていました。 青い髪でアホ毛の白雪姫が言った。 「さあ、この中で一番の最速は誰かなあっ!?」 「わっわっ…あぁ!ぶつかっちゃった…これ難しいよぉ~」 「うふふ、ゆっくり走れば大丈夫ですよ、つかささん」 「あっはっは~!ゆっくり走ったらカーレースの意味があらへんわ~!」 「oh!私イチバンネ~♪このままゴールぶっちぎるネ♪」 「……このやろぅ」 「うおっ!ゆいさんトランス状態になってるっす…!」 「…」 劇の最中に対戦やるなあああああああ!!!! と、思わず私は突っ込んでしまった。 「出番待ちの王子サマが喋っちゃダ~メですヨ。カガミ☆」 「かがみはどんな時も私にツッコミたくて仕方ないのだヨ」 「違うわバカっ!!!」 「でも、先生とゆい姉さんが…小人って…」 「あっはっは~!そう言われたかてウチ、人数合わせで呼ばれただけやし!」 「んやんや~!そんなこと気にしないでお姉さんがんばっちゃうよ~☆」 「しかし…小人役はいささか無理があるかと」 確かにそうね。肝心のちびっ子二人が小人じゃないし。 でもね、白雪姫。 あんた小人より小さいわよ。 「あ、あの…ごめんください…魔女…です」 もう少し、良い名乗り方はなかったのかしら。 小人のゆいが外に飛び出して魔女を向かえた。 「あ~!ゆたかぁ!お姉さん今日は小人になって頑張ってるよ~!」 手を振るな。魔女に。 家の中からどやどやと小人たちが外に飛び出してきた。 あれ?よく見ると、小人が多いような…あ。 「ちょっとこなた!あんた白雪姫の役なのになんで小人やってんのよ!」 そう言うと、小人の格好をしたこなたは、ちょっと慌てたフリをして、いつのまにか舞台から消えていた。 「何?かがみ。私はずっとここにいるよ」 「え?」 じゃあ私が見たのは…?私は記憶をたどる。  か な た さ ん だ っ た 。  いくら劇に参加したいからって息を吹き返すのはどうかと。 その頃… 背景の木の中に、木の着ぐるみを着た二人がいた。 「みゅ~…あやのぉ~、私らまた背景だぜ~…」 「うふふ…劇なんだからちゃんとやろうよ、みさちゃん」 「でも台詞もねえってのはなあ~」 「そうね、木だったらなんて言えばいいのかな…?風に揺られてさわさわ…とか」 「さわさわ…」 「強い風が吹いてきてざざあっ…とか」 「んざざぁ~~~」 「たまに枝が折れたり…とか」 「ぼきいっっっ!!!」 ぎらっ。 「!」 「!!」 かがみに睨まれた二人は、そのまま背景に溶け込んでいった。 「あ、あの、白雪姫…このりんごはいかがですか?おいしいですよ?」 魔女ゆたかが手に持った籠の中からりんごを取りだす。 「お~おいしそうだねえ」 「あっ、で、でもこれ毒が入ってるから食べちゃダメ」 「先に言ってどうすんのよ」 ゆたかちゃん?あのね、もし魔女にそんな慈愛の心があったら、この話はただの日常ほのぼの話になっちゃうのよ? それなんてらき☆すた? 白雪姫はりんごを食べ始める。 こなたは、かじかじとりんごをかじり続けている。 「りんご久しぶりに食べたんだけどさ、これ結構おいしいよね」 あんた… 「おいしいよこの毒りんご。もう一個いい?」 自らこんなに喜びながら、毒に食らい付くってすごいわね。 「ふ~、もうお腹いっぱい…バタッ」 白雪姫は毒りんごを(全部食べてから)倒れてしまった。食後のおっさんか。 「白雪姫!?」 「白雪姫ー!」 「白雪姫っ!?」 「白雪姫ぇ~!!」 「お姉ちゃああああああああん!!!」 小人たちが泣いている。 ちょっと、魔女まで泣くんじゃない!どんだけ優しいんだあんた。あとつかさ、名前を呼ぶな。あと背景、泣くな。 その時、白馬にまたがった私、王子様が現れた! 「かがみ様~!」 …台無し。 こなたは棺の中から体を起こして手を振っている。余裕か、あんた。 「あっ!こなちゃ…王子様だあ~!」 「王子様!白雪姫が毒りんごを食べて眠り続けてしまっているのです!」 「お姉さんびっくりだぁ~!」 「どうか、どうか、こなたを助けてあげて下さい…!」(←かなた) 「…(コク)」(←みなみ) 「デモ、どうやって助ければイイノデショウ~?」 「毒を治すにはどうすればいいんすかねぇ~…」 「毒なんて気合いと根性でなんとかなるんや~!」 「違うと思います」(←かがみ) 「あ、あのっ…!王子様が口づけをすれば、白雪姫は眠りから覚ますことができますよ…!」 …魔女が答えを教えてくれた。いつもお世話になります。 そっか、そうだったわ。確か王子様のキスで目を覚ますことができるのよね。 … ええええええええええええっっっっ!!!!!!!! …失敗だった。 前回は、シンデレラをやってこなたとキスするハメになってしまって、あの後、大層恥ずかしい思いをしてしまったが… 今回は姫ではなく、王子様なんてめずらしい役をやらせてくれるって言うから喜んでたのに…ど忘れもいいとこだわ、私orz 「かがみ、キスして☆」 「眠りながら求めるな!」 他のみんなは、私たちの様子を期待の眼差しで見つめている。 私の顔が熱をもって、真っ赤になっている。 こ…こんな状態でキスなんてできるわけないじゃない…!!! 「王子様、どうかお願いします!」 うっ。 「白雪姫を助けて下さい!」 ううっ…! 「お姉ちゃん、こなちゃんを助けてあげて!!」 おい。 「さあ、こっからがツンデレの真骨頂っすよ!」 何言ってんだあんた! 「早く姫と熱~いkissするね♪王子サマ!」 嬉しそうに言うなあっ! 「…」 なんか言え!!それと、魔女の手を握るな!魔女も握り返すな!! 「ふっふっふ。さあ、ど~する?かがみんや」 「み、みんなが見てる前で、キスなんてできないわよっ!」 …でも…こんなとこで、劇を駄目にしたくないし… かと言って…こんな所で…こなたと…キスするなんて…!! どうしよう…!!! 私は顔を真っ赤にしたまま、きゅっと目をつぶってしまった。 「かがみ…?」 「…!!」 「かがみ…大丈夫?」 「…」 私は目を開けた。 こなたがちょっと心配そうな顔で私を見ている。 「あんたは…」 「へ?」 「こなたは…迷惑?わ、私なんかと…」 「私は、かがみがどうしたって構わないよ。 それに、私…かがみとだったら、迷惑なんかじゃ…ないヨ…」 こなたが顔を少し赤くしながら言った。 「こなた…」 「それにさ、こないだは…私からかがみにキスしたんだから、今度はかがみから…ね」 「…                       …わかった」 私は、こなたの体を腕に抱きかかえた。顔がすごく近くて、恥ずかしい。 「…こ、これは劇だから、してあげるんだからね!」 「うん」 こなたは目をつぶった。小柄な少女なのに、綺麗な顔を見せている。 こなたは目をつぶったまま、私だけ目を開けたまま、口元に微笑を浮かべながら話し続ける。 「目…開けないでね」 「うん」 「こなた…白雪姫の格好…とっても可愛いわよ…」 「…かがみ、こんな時に言うなんてずるいよ…」 「…ふふっ…たまにはあんたをいじるのもいいかなっ…て思ってさ…」 「むぅ…でも、かがみ…いい匂い…あったかい…」 こなたは、私の服の袖をぎゅっと握った。 「…ありがと…うふふ」 私は、こなたのほっぺを撫でる。 「…それじゃあ…するわよ。…いいわね?」 「いいよ …落ち着いたみたいだね」 「うん。こなたがのおかげよ…ありがとね…」 こなたの口元が笑った。 「かがみのそーゆーとこ好き…」 「ばか…」 私は少し息を吸った。そして、こなたの唇に自分の唇を近付ける。 ちゅっ。 私はこなたにキスをした。 私は唇を離す。 「かがみ…可愛いかったヨ。私ドキドキしちゃったもん」 「私も…すごいドキドキしたわよ…うふふっ」 「もういっかい…」 「だーめ」 わたしはこなたの頬をつつきながら言った。 「けち…」 それで赤くなるこなたの顔がとってもかわいらしい。 「…また今度ね…?」 「デレかがみん大好き…」 「…もう、あんたは…///」 私が皆に見られている前でこなたにキスしたことに気が付いたのはそれから3秒後だった。 「…あっ、あのっ!こ、これは劇だったからやらなくちゃ先に進めなかったわけで…そのっ!別に私がこなたにしたいからしたって言うわけじゃ…///」 「でも、かがみさんとても嬉しそうでしたね、うふふ」 「そうだよ~、お姉ちゃんとこなちゃん、すっごい幸せそうで良かったよ!!」 「…(コク)」 「ぉぉぉぉ…泉先輩と柊先輩マジ萌えるっす…私、もうどうにかなりそうっす…!!!」 「私も旦那に今度してもらおっかな~!お姉さんびっくりだ~!」 「キス前のラブラブがタマラナイネ♪もう恋人みたいで超萌え萌えデシタ♪」 「あんまり、ウチの前でこんなイチャイチャしてくれんといてな~…自分がみじめやわ…」 「うふふ、かがみさん、こなたをよろしくお願いしますね」 「別に、私は…好きでこんなことしたわけじゃないんだからっ…!」 「でもかがみ、また今度キスしてあげるって言ってくれたヨ」 「こなたぁ!!////」 こうして、この家では白雪姫と、なぜか増えてる八人の小人と、王子様と、あと魔女とか、挙げ句のはてには木までもが一緒に暮らしていましたとさ。 カオス一家、めでたし。 **コメントフォーム #comment(below,size=50,nsize=20,vsize=3) - かなたさんが生き返っているのは誰かがザ○リク誰? -- 名無しさん (2012-11-03 01:53:10) - カオス一家笑える! -- かがみんラブ (2012-09-23 18:26:36) - かなたさんにハァハァした。 -- 名無しさん (2009-08-12 12:51:52) - 白雪姫を友人達がやるんだが・・・ &br()キャストが全員女なんだ・・・ &br()さらにこれが脳内再生(ぇ)がされて・・・やっぱ俺ダメかも・・・ &br()とにかく、貴方は神です -- naniw (2008-09-03 19:43:13) - ハハッワロス、でもおもしろくてよかったなぁ。 -- 名無しの5244 (2008-08-29 00:53:24)
白雪姫:こなた 王子様:かがみ 七人の小人:つかさ、みゆき、みなみ、ひより、パティ、ななこ、ゆい他 魔女:ゆたか 木:みさお、あやの ここは森の中にあるお家。 そこには、白雪姫と七人の小人が仲良く暮らしていました。 青い髪でアホ毛の白雪姫が言った。 「さあ、この中で一番の最速は誰かなあっ!?」 「わっわっ…あぁ!ぶつかっちゃった…これ難しいよぉ~」 「うふふ、ゆっくり走れば大丈夫ですよ、つかささん」 「あっはっは~!ゆっくり走ったらカーレースの意味があらへんわ~!」 「oh!私イチバンネ~♪このままゴールぶっちぎるネ♪」 「……このやろぅ」 「うおっ!ゆいさんトランス状態になってるっす…!」 「…」 劇の最中に対戦やるなあああああああ!!!! と、思わず私は突っ込んでしまった。 「出番待ちの王子サマが喋っちゃダ~メですヨ。カガミ☆」 「かがみはどんな時も私にツッコミたくて仕方ないのだヨ」 「違うわバカっ!!!」 「でも、先生とゆい姉さんが…小人って…」 「あっはっは~!そう言われたかてウチ、人数合わせで呼ばれただけやし!」 「んやんや~!そんなこと気にしないでお姉さんがんばっちゃうよ~☆」 「しかし…小人役はいささか無理があるかと」 確かにそうね。肝心のちびっ子二人が小人じゃないし。 でもね、白雪姫。 あんた小人より小さいわよ。 「あ、あの…ごめんください…魔女…です」 もう少し、良い名乗り方はなかったのかしら。 小人のゆいが外に飛び出して魔女を向かえた。 「あ~!ゆたかぁ!お姉さん今日は小人になって頑張ってるよ~!」 手を振るな。魔女に。 家の中からどやどやと小人たちが外に飛び出してきた。 あれ?よく見ると、小人が多いような…あ。 「ちょっとこなた!あんた白雪姫の役なのになんで小人やってんのよ!」 そう言うと、小人の格好をしたこなたは、ちょっと慌てたフリをして、いつのまにか舞台から消えていた。 「何?かがみ。私はずっとここにいるよ」 「え?」 じゃあ私が見たのは…?私は記憶をたどる。  か な た さ ん だ っ た 。  いくら劇に参加したいからって息を吹き返すのはどうかと。 その頃… 背景の木の中に、木の着ぐるみを着た二人がいた。 「みゅ~…あやのぉ~、私らまた背景だぜ~…」 「うふふ…劇なんだからちゃんとやろうよ、みさちゃん」 「でも台詞もねえってのはなあ~」 「そうね、木だったらなんて言えばいいのかな…?風に揺られてさわさわ…とか」 「さわさわ…」 「強い風が吹いてきてざざあっ…とか」 「んざざぁ~~~」 「たまに枝が折れたり…とか」 「ぼきいっっっ!!!」 ぎらっ。 「!」 「!!」 かがみに睨まれた二人は、そのまま背景に溶け込んでいった。 「あ、あの、白雪姫…このりんごはいかがですか?おいしいですよ?」 魔女ゆたかが手に持った籠の中からりんごを取りだす。 「お~おいしそうだねえ」 「あっ、で、でもこれ毒が入ってるから食べちゃダメ」 「先に言ってどうすんのよ」 ゆたかちゃん?あのね、もし魔女にそんな慈愛の心があったら、この話はただの日常ほのぼの話になっちゃうのよ? それなんてらき☆すた? 白雪姫はりんごを食べ始める。 こなたは、かじかじとりんごをかじり続けている。 「りんご久しぶりに食べたんだけどさ、これ結構おいしいよね」 あんた… 「おいしいよこの毒りんご。もう一個いい?」 自らこんなに喜びながら、毒に食らい付くってすごいわね。 「ふ~、もうお腹いっぱい…バタッ」 白雪姫は毒りんごを(全部食べてから)倒れてしまった。食後のおっさんか。 「白雪姫!?」 「白雪姫ー!」 「白雪姫っ!?」 「白雪姫ぇ~!!」 「お姉ちゃああああああああん!!!」 小人たちが泣いている。 ちょっと、魔女まで泣くんじゃない!どんだけ優しいんだあんた。あとつかさ、名前を呼ぶな。あと背景、泣くな。 その時、白馬にまたがった私、王子様が現れた! 「かがみ様~!」 …台無し。 こなたは棺の中から体を起こして手を振っている。余裕か、あんた。 「あっ!こなちゃ…王子様だあ~!」 「王子様!白雪姫が毒りんごを食べて眠り続けてしまっているのです!」 「お姉さんびっくりだぁ~!」 「どうか、どうか、こなたを助けてあげて下さい…!」(←かなた) 「…(コク)」(←みなみ) 「デモ、どうやって助ければイイノデショウ~?」 「毒を治すにはどうすればいいんすかねぇ~…」 「毒なんて気合いと根性でなんとかなるんや~!」 「違うと思います」(←かがみ) 「あ、あのっ…!王子様が口づけをすれば、白雪姫は眠りから覚ますことができますよ…!」 …魔女が答えを教えてくれた。いつもお世話になります。 そっか、そうだったわ。確か王子様のキスで目を覚ますことができるのよね。 … ええええええええええええっっっっ!!!!!!!! …失敗だった。 前回は、シンデレラをやってこなたとキスするハメになってしまって、あの後、大層恥ずかしい思いをしてしまったが… 今回は姫ではなく、王子様なんてめずらしい役をやらせてくれるって言うから喜んでたのに…ど忘れもいいとこだわ、私orz 「かがみ、キスして☆」 「眠りながら求めるな!」 他のみんなは、私たちの様子を期待の眼差しで見つめている。 私の顔が熱をもって、真っ赤になっている。 こ…こんな状態でキスなんてできるわけないじゃない…!!! 「王子様、どうかお願いします!」 うっ。 「白雪姫を助けて下さい!」 ううっ…! 「お姉ちゃん、こなちゃんを助けてあげて!!」 おい。 「さあ、こっからがツンデレの真骨頂っすよ!」 何言ってんだあんた! 「早く姫と熱~いkissするね♪王子サマ!」 嬉しそうに言うなあっ! 「…」 なんか言え!!それと、魔女の手を握るな!魔女も握り返すな!! 「ふっふっふ。さあ、ど~する?かがみんや」 「み、みんなが見てる前で、キスなんてできないわよっ!」 …でも…こんなとこで、劇を駄目にしたくないし… かと言って…こんな所で…こなたと…キスするなんて…!! どうしよう…!!! 私は顔を真っ赤にしたまま、きゅっと目をつぶってしまった。 「かがみ…?」 「…!!」 「かがみ…大丈夫?」 「…」 私は目を開けた。 こなたがちょっと心配そうな顔で私を見ている。 「あんたは…」 「へ?」 「こなたは…迷惑?わ、私なんかと…」 「私は、かがみがどうしたって構わないよ。 それに、私…かがみとだったら、迷惑なんかじゃ…ないヨ…」 こなたが顔を少し赤くしながら言った。 「こなた…」 「それにさ、こないだは…私からかがみにキスしたんだから、今度はかがみから…ね」 「…                       …わかった」 私は、こなたの体を腕に抱きかかえた。顔がすごく近くて、恥ずかしい。 「…こ、これは劇だから、してあげるんだからね!」 「うん」 こなたは目をつぶった。小柄な少女なのに、綺麗な顔を見せている。 こなたは目をつぶったまま、私だけ目を開けたまま、口元に微笑を浮かべながら話し続ける。 「目…開けないでね」 「うん」 「こなた…白雪姫の格好…とっても可愛いわよ…」 「…かがみ、こんな時に言うなんてずるいよ…」 「…ふふっ…たまにはあんたをいじるのもいいかなっ…て思ってさ…」 「むぅ…でも、かがみ…いい匂い…あったかい…」 こなたは、私の服の袖をぎゅっと握った。 「…ありがと…うふふ」 私は、こなたのほっぺを撫でる。 「…それじゃあ…するわよ。…いいわね?」 「いいよ …落ち着いたみたいだね」 「うん。こなたがのおかげよ…ありがとね…」 こなたの口元が笑った。 「かがみのそーゆーとこ好き…」 「ばか…」 私は少し息を吸った。そして、こなたの唇に自分の唇を近付ける。 ちゅっ。 私はこなたにキスをした。 私は唇を離す。 「かがみ…可愛いかったヨ。私ドキドキしちゃったもん」 「私も…すごいドキドキしたわよ…うふふっ」 「もういっかい…」 「だーめ」 わたしはこなたの頬をつつきながら言った。 「けち…」 それで赤くなるこなたの顔がとってもかわいらしい。 「…また今度ね…?」 「デレかがみん大好き…」 「…もう、あんたは…///」 私が皆に見られている前でこなたにキスしたことに気が付いたのはそれから3秒後だった。 「…あっ、あのっ!こ、これは劇だったからやらなくちゃ先に進めなかったわけで…そのっ!別に私がこなたにしたいからしたって言うわけじゃ…///」 「でも、かがみさんとても嬉しそうでしたね、うふふ」 「そうだよ~、お姉ちゃんとこなちゃん、すっごい幸せそうで良かったよ!!」 「…(コク)」 「ぉぉぉぉ…泉先輩と柊先輩マジ萌えるっす…私、もうどうにかなりそうっす…!!!」 「私も旦那に今度してもらおっかな~!お姉さんびっくりだ~!」 「キス前のラブラブがタマラナイネ♪もう恋人みたいで超萌え萌えデシタ♪」 「あんまり、ウチの前でこんなイチャイチャしてくれんといてな~…自分がみじめやわ…」 「うふふ、かがみさん、こなたをよろしくお願いしますね」 「別に、私は…好きでこんなことしたわけじゃないんだからっ…!」 「でもかがみ、また今度キスしてあげるって言ってくれたヨ」 「こなたぁ!!////」 こうして、この家では白雪姫と、なぜか増えてる八人の小人と、王子様と、あと魔女とか、挙げ句のはてには木までもが一緒に暮らしていましたとさ。 カオス一家、めでたし。 **コメントフォーム #comment(below,size=50,nsize=20,vsize=3) - GJ!! -- 名無しさん (2022-12-27 17:16:30) - かなたさんが生き返っているのは誰かがザ○リク誰? -- 名無しさん (2012-11-03 01:53:10) - カオス一家笑える! -- かがみんラブ (2012-09-23 18:26:36) - かなたさんにハァハァした。 -- 名無しさん (2009-08-12 12:51:52) - 白雪姫を友人達がやるんだが・・・ &br()キャストが全員女なんだ・・・ &br()さらにこれが脳内再生(ぇ)がされて・・・やっぱ俺ダメかも・・・ &br()とにかく、貴方は神です -- naniw (2008-09-03 19:43:13) - ハハッワロス、でもおもしろくてよかったなぁ。 -- 名無しの5244 (2008-08-29 00:53:24)

表示オプション

横に並べて表示:
変化行の前後のみ表示:
記事メニュー
目安箱バナー