「カオス狂想曲」(2023/01/17 (火) 03:56:14) の最新版変更点
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私は柊かがみ。陵桜大学の2年生。
たくさんの思い出の詰まった陵桜学園を卒業してしまった時は寂しかった。
でも、今の陵桜大学での生活も楽しい。
この場所は、新しい勉強と、新しい生活、そしてたくさんの友達もいる。
今、大学に向かって歩いているところ。
私が現在住んでいる所から、大学へは徒歩で行くことができる。
商店街を過ぎ、桜並木の道を通り過ぎた頃、道の左側に陵桜大学が見える。
まず目に入るのは、受験の時に重圧を感じた大きな門。でも、今は私の新しい日常の始まる場所。
私が大学前の横断歩道を渡っている時、ふと、私を呼ぶ声がしたのでそこで振り向く。
後ろから、高校の時と全く変わらない姿の少女が、青く長い髪をゆらしながら、私の元に走ってくる。
泉こなた。
私が稜桜学園で恋をした女の子。私のいちばん大好きな人。
「こなたっ!」
「ご~めん、忘れ物しちゃってね」
「もう、相変わらずね、あんたは…ふふっ」
私はこなたと同じ大学に入学できて嬉しかった。こなたは、学部は違うけど、一緒の講義に出ている。
私たちは高校の時から変わっていないどうでもいいような雑談を、楽しく話しながら、登下校を繰り返している。
会話の途中で、こなたの声の雰囲気が変わった。
「かがみ…」
「なあに?」
「ん…あのね…なんか、こういうのって…楽しいなって…」
こなたもおんなじ事を考えていたのね。こなたはちょっと俯きかげんで恥ずかしそうにしている。私は次のこなたの言葉を待つ。
「高校の時と同じでさ、かがみとこうしてまた一緒に学校に行くことが嬉しいって実感してね…」
「そっか…私もよ、こなた。毎日とっても楽しい…」
「かがみぃ…」
こなたが甘えたような声を出す。私は、次に言うこなたの言葉の察しはついている。
「…ちゅーして…」
「今すぐ…?」
こなたは、もう目をつぶって顔を私の方に向けている。頬を赤くしながら求めているとこがとっても可愛い。
「…分かったわよ。もう、しょうがないなあ…こなたは…」
私はこなたの唇に軽く自分の唇を付けてあげる。
私は、こなたがキスをおねだりしてきた時は、すぐに応えてあげる。
ちなみに、ここは道の真ん中。横断歩道の上。
もう一度言っておく。私たちはまだ道の真ん中にいる。
え?SSなんだから一回言えばいいって?
うるせえ。
おっと言葉がつい。
その時。道の向こうから、猛スピードで車が走ってきた。
しかしこなたは、その車を受け止めて弾き飛ばす。
「すごいのね、こなた。車投げちゃうなんて…」
「私は格闘技経験者だからね。」
ああそっか。そうよね。
「私とかがみの仲を邪魔しようとする者は誰であろうと許さないのだよ☆」
「ふふふ…ありがとっ。…でも良かった」
「何が?」
「こなたと同じ大学に入れてさ」
「私はね…かがみと一緒にいられるためなら、どんなことだってするよ?」
私たちは、今はアパートで同棲している。あ、二台目の車がとんだ。
「かがみ」
「なあに?」
「大好き、って言って?」
私とこなたの決まり事。毎日、必ずお互いに「大好き」ということが決まっている。
目標は一日30回!
私はこなたを抱きながら、精一杯の笑顔と愛情をこめて言った。
「うふふっ…分かったわよ… …大好き!こなた!」
本日783回目。目標達成。
「かがみぃ~~~~~~!」
こなたが私に抱きついてきて、ごろごろとじゃれてくる。可愛い…
私たちの周りはなぜかスクラップだらけになってるけど、そんなの別に見えませんw
12時頃まで、そう、1 2 時 頃 ま で こなたと抱き合ってた後、横断歩道を渡りきって、陵桜大学に入る。
講義に向かう、私とこなた。
教室に着くと、椅子に2人並んで座る。
そこへ、偶然同じ大学になったつかさと、偶然同じ大学になったみゆきが横に座る。
偶然ってあるものなのね。
そこへ、偶然同じ大学になった日下部と、偶然同じ大学になった峰岸が座る。
偶 然 っ て あ る も の な の ね 。
そして、この授業の担任で、転任してきた黒井先生が教台に着く。
偶 然 っ て あ る も の な の ね 。
授業中。
(かがみん…)
こなたが小さな声で話かけてきた。
(なあに…?今は授業中だから大きな声出しちゃだめよ…)
(あのね…)
(うん…)
(…すき)
こなたは頬を赤くしながら、小さな声で言った。
「私もっ!!私もこなたのこと愛してるっ!!!!!」
私は、『こっそり』とこなたに返答した。
「うんっ!かがみん、だ~~~~~いすきっっ!!!!!」
その時、なぜか黒井先生が右手で教科書を握りつぶそうとしていた。教科書涙目w
しかし、今の私にはこなたしか見えない。
…ん?こなたと二人っきり?この世界にこなたとたった二人っきり?
うはーいw
いけないいけない。妄想よりもこなたを見なくちゃ。
あ、そうだ、たまには黒板も見るか。
すると、またこなたが顔を近づけてきて言った。
(かがみぃ…もう一回だけ…さっきの…)
(もぉ…もうすぐ終わりなんだから、あと少しだけ静かにしてなさい…)
(おねがい~…あと、一回だけぇ…)
(…しょうがないわね…じゃ…一緒に言おっか)
(…うん!)
(…黒井先生に聞こえないようにね…)
(…うん☆)
(…せーの)
「だ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~い好きっっっっ!!!!!!!!!!!!!!」
講義終了のチャイムはかき消された。
教室の生徒たちがぞろぞろと部屋から出ていく。
黒井先生は、何も言わずに教室から出ていく。涙目だった。手に持つ教科書は、握りつぶしすぎて、ノートやボールペンと一体化していた。
良かった。聞こえてないみたいね。
今、部屋の中で私とこなたは愛し合っている。
「あん!私…こなたのこと…んっ!…こなたのことぉっ…ああん!」
「んん!!私もう…!…かがみっ!かがみぃっ!愛してるよぉっ!!」
「ああっ!こなたぁ…!!私もっ…私も愛してるっ!!愛してるわ!こなたっ!!」
「かがみぃ…かがみぃっ…あっ、あっ、ああ~~~~~~~!!!!!」
「はあ…はあ…はあ…」
今 、 授 業 中 。
私たちは、授業中に教室内で『 こ っ そ り と 』イチャつく。
黒井先生は、高速でキャベツを刻むかのように、『手』で教科書を千切りにしていく。教科書、乙。
(黒井先生は大学に転任してきても、やっぱりストレスがたまってるらしいわね。教師って大変なのね…)
と心の隅で0.1秒だけそう思って忘れて、再びこなたを強く抱きしめて、頭をなでる。
「もう、こなた…あんまり大声出しちゃ黒井先生に気付かれちゃうわよ☆」
「だってさ…かがみが…激しすぎるんだもん…」
こなたは顔を真っ赤にして、反論する。
「もう、可愛いんだから♪」
こなたのほっぺたをぷにぷにつっつく。
「からかわないでよ、かがみ~…あっ、そんなとこに手ぇ入れちゃだめぇ…あ、あん♪」
「あ~…もぉ、可愛すぎるわよこなたぁ…うりうり☆」
「かがみぃ…私も…かがみのこと好きぃ…あっ、やぁん♪そこはらめぇ…」
黒井先生は、黒板をはいで、四つ折りにしていた。
「ねえ、こなた…」
「なに?」
「私のこと…好き?」
「うん!」
「大好き?」
「うん!!」
「じゃあ…『大好き』って600回言って☆」
「うん!!!かがみ…
…大好き大好き大好き大好き大好き大好き大好き大好き大好き大好き大好き大好き大好き大好き大好き
大好き大好き大好き大好き大好き大好き大好き大好き大好き大好き大好き大好き大好き大好き大好き
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大好き大好き大好き大好き大好き大好き大好き大好き大好き大好き大好き大好き大好き大好き大好き
大好き大好き大好き大好き大好き大好き大好き大好き大好き大好き大好き大好き大好き大好き大好き
(省略されました・・全てを読むには、ここをクリックして下さい)
(嘘)
「…大好きっ!はい、言ったよ!」
「ありがと…こなた…そんなに言ってくれるなんて、嬉しい…」
私の目からは涙が溢れそうだった。
「かがみのためなら、これくらい何のそのだよ☆」
「くすん… うふふ…ありがとね…、こなた… 私も… こなたのこと…!!
私はこなたが言ってくれた言葉を7倍にして返してあげた。
黒井先生は、四つ折りにした黒板に4、5人の生徒をはさんで、巴投げした。窓をぶち破って、外に飛んでいく。
すごいメガマックね。
●エンディング
昼休み。
今、私は、『 2 人 の 子 供 』に母乳をあげている。
「おお~~!母乳かがみ萌え~~!!」チョココロネを持つこなたが言う。
「う…うるさいっ!恥ずかしいこと言わないでよ…///」
ちなみにこの2人の子供の名前は、借りにA,Bと名付けておく。
別に「こなみ」なんて名前を付けたわけじゃないんだからねっ。…だからねっ(エコー
子供A(長女)は、青色の髪で猫口のこなた似だった。こなたは勇者の子孫だと思い込んでいる。
ちなみに、初めて喋った言葉が「べっ、べつに…」だった。こなた曰く、既にツンデレらしい。
こなた顔のツンデレと分かった時の私の嬉しさと言ったらそりゃもうwwwww
子供B(次女)は、紫色の髪でつり目の私似の子だった。この子は、生後半年で萌えドリルとグランツーリスモを攻略した。
寸分たがわず私たちの子。
女の子が二人生まれる自体、どうやら、柊家の血はしっかりと継いでいるらしい。
しかもその子たちは、既にぺたぺたくっつきあってキスまでしている。そこまで、仲良し遺伝子が受け継がれたのか。近親相姦ヒャッホーイ。
「お姉ちゃんとこなちゃんの子供たちってほんとに仲良しだよね~」
「そうみたいね」
「きっと、お姉ちゃんとこなちゃんによく似たんだね~」
「そうね。ところで、つかさ…どうしたの?服がボロボロじゃない」
「えへへ…さっきね、黒井先生に、 投 げ ら れ ち ゃ っ た 」
「バカね、何してたのよ。どうせまたみゆきとぺちゃくちゃ喋って先生が怒ったのよ」
みゆきや日下部や峰岸の服もボロボロだった。全く、不真面目なんだから。
つかさとみゆきの子(名前:つみき)はまだ歩けないので、ハイハイしている。
ただし、お腹を上にしながら。
かなりの早さで。
走ってくる。
それなんてエクソシスト。
一瞬、逃げるところだったわ。
やっぱ天然の子は天然か。ちなみに、既に巨乳。
「「「こんにちは~」」」
私たちがご飯を食べながら雑談していると、跳び級で合格してきた、ゆたかちゃん、みなみちゃん、ひより、パティが座った。
偶然(ry)
ゆたかちゃんとみなみちゃんの子の名前は、二人の名前から取って、「ゆたみな」(つっこむな)。
何がどううまくいったのか、平均的な体の子供が生まれたらしい。でも母乳どうしてんだ。
三角関係になってるという日下部と峰岸が話している。峰岸は、もうすぐ出産予定だそうな。 えーと…どっちの?
名前は、「はいけい子」(あーあ)
ひよりとパティには、まだ子供はいない。
しかし、パティは「早くワタシたちも子供が欲しいデ~ス♪」と言って、毎日『頑張ってる』らしい。
ひよりはなぜか毎日死にそうな顔をしている。
なかなか結婚に漕ぎ着けられないパティは、ひよりの指にエンゲージリングを27個(各手に)はめさせている。
ペンが握れないらしい。
指見えないし。
この大学はなんかもう保育園と化していた。
帰り道。
「こなた…手、つなごっか」
「…うん」
「幸せだよね…私たち」
「…うん。幸せ」
「好きよ、こなた」
「…うん …私もすき…」
「…こなた、どうしたの?」
「えっ… ずっと一緒にいるのにさ…いっつもかがみのことずっと考えてたら…なんだか体が火照ってきちゃったみたいだヨ…」
「しょうがないわね…じゃあ、私が冷ましてあげる」
私はこなたをその場で『押し倒した』。
…横断歩道の上で。
こうして一日が終わる。
こんな、何 気 な い 日 常 が私は大好きだ。
ちなみに、
ここはドイツ。
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#comment(below,size=50,nsize=20,vsize=3)
- GJ!!笑 -- 名無しさん (2023-01-03 18:50:36)
- 黒井センセーはいつ人間を卒業したのか &br() -- 一条ニート (2013-12-03 20:16:00)
- え〜!?ドイツで!?しかも横断歩道の上で!?ツッコミどころ満載 -- かがみんラブ (2012-09-15 05:41:13)
- まさかのドイツ(笑) &br()カオスすぎ -- 名無しさん (2012-06-08 13:01:01)
- 女2人の子供だったら今の技術で生み出せるかもな &br()それにしてもカオスすぎる・・ -- 名無しさん (2011-05-14 03:19:16)
- 横隔膜破壊されたww -- 名無しさん (2010-12-09 22:20:59)
- 駄目だ。腹筋飛んでったwwwwww -- 名無しさん (2010-02-19 17:22:04)
- ↓の他星説に賛成 &br() &br()投 げ ら れ ち ゃ っ て た -- 白夜 (2009-10-13 01:30:51)
- ドイツ吹いたwww -- 名無しさん (2009-02-25 13:27:59)
- カオスと甘甘の二重奏の日々 &br()ドイツでは これが何気ないありふれた日常なんですね。 &br() &br() -- ラグ (2009-02-07 00:26:05)
- なにこれ、最高www -- 名無しさん (2008-12-23 19:39:08)
- ここは他国ではありません、もはや他星です結論。 -- 名無しさん (2008-12-14 23:05:07)
- よし、ドイツ行ってくる -- 名無しさん (2008-12-14 14:50:43)
- つみきちゃんは、自分の胸が邪魔だから、普通のハイハイが出来ないに違いない!!(キパッ &br() &br()やっぱり作者殿の作品は面白いな &br()GJです!!!! -- 名無しさん (2008-08-29 19:11:44)
- 最後で死んだww &br() -- 名無しさん (2008-06-17 23:56:25)
- 同姓婚が認められてるからってそこまで激しくねーだろwww &br()やっぱ作者は自重・・・しなくていいかwww &br()はちみつレモンの甘さを通り越して &br()俺の脳内に原子爆弾(ry -- 名無しさん (2008-06-08 16:59:52)
- 乙。 -- あk (2008-06-07 01:46:29)
私は柊かがみ。陵桜大学の2年生。
たくさんの思い出の詰まった陵桜学園を卒業してしまった時は寂しかった。
でも、今の陵桜大学での生活も楽しい。
この場所は、新しい勉強と、新しい生活、そしてたくさんの友達もいる。
今、大学に向かって歩いているところ。
私が現在住んでいる所から、大学へは徒歩で行くことができる。
商店街を過ぎ、桜並木の道を通り過ぎた頃、道の左側に陵桜大学が見える。
まず目に入るのは、受験の時に重圧を感じた大きな門。でも、今は私の新しい日常の始まる場所。
私が大学前の横断歩道を渡っている時、ふと、私を呼ぶ声がしたのでそこで振り向く。
後ろから、高校の時と全く変わらない姿の少女が、青く長い髪をゆらしながら、私の元に走ってくる。
泉こなた。
私が稜桜学園で恋をした女の子。私のいちばん大好きな人。
「こなたっ!」
「ご~めん、忘れ物しちゃってね」
「もう、相変わらずね、あんたは…ふふっ」
私はこなたと同じ大学に入学できて嬉しかった。こなたは、学部は違うけど、一緒の講義に出ている。
私たちは高校の時から変わっていないどうでもいいような雑談を、楽しく話しながら、登下校を繰り返している。
会話の途中で、こなたの声の雰囲気が変わった。
「かがみ…」
「なあに?」
「ん…あのね…なんか、こういうのって…楽しいなって…」
こなたもおんなじ事を考えていたのね。こなたはちょっと俯きかげんで恥ずかしそうにしている。私は次のこなたの言葉を待つ。
「高校の時と同じでさ、かがみとこうしてまた一緒に学校に行くことが嬉しいって実感してね…」
「そっか…私もよ、こなた。毎日とっても楽しい…」
「かがみぃ…」
こなたが甘えたような声を出す。私は、次に言うこなたの言葉の察しはついている。
「…ちゅーして…」
「今すぐ…?」
こなたは、もう目をつぶって顔を私の方に向けている。頬を赤くしながら求めているとこがとっても可愛い。
「…分かったわよ。もう、しょうがないなあ…こなたは…」
私はこなたの唇に軽く自分の唇を付けてあげる。
私は、こなたがキスをおねだりしてきた時は、すぐに応えてあげる。
ちなみに、ここは道の真ん中。横断歩道の上。
もう一度言っておく。私たちはまだ道の真ん中にいる。
え?SSなんだから一回言えばいいって?
うるせえ。
おっと言葉がつい。
その時。道の向こうから、猛スピードで車が走ってきた。
しかしこなたは、その車を受け止めて弾き飛ばす。
「すごいのね、こなた。車投げちゃうなんて…」
「私は格闘技経験者だからね。」
ああそっか。そうよね。
「私とかがみの仲を邪魔しようとする者は誰であろうと許さないのだよ☆」
「ふふふ…ありがとっ。…でも良かった」
「何が?」
「こなたと同じ大学に入れてさ」
「私はね…かがみと一緒にいられるためなら、どんなことだってするよ?」
私たちは、今はアパートで同棲している。あ、二台目の車がとんだ。
「かがみ」
「なあに?」
「大好き、って言って?」
私とこなたの決まり事。毎日、必ずお互いに「大好き」ということが決まっている。
目標は一日30回!
私はこなたを抱きながら、精一杯の笑顔と愛情をこめて言った。
「うふふっ…分かったわよ… …大好き!こなた!」
本日783回目。目標達成。
「かがみぃ~~~~~~!」
こなたが私に抱きついてきて、ごろごろとじゃれてくる。可愛い…
私たちの周りはなぜかスクラップだらけになってるけど、そんなの別に見えませんw
12時頃まで、そう、1 2 時 頃 ま で こなたと抱き合ってた後、横断歩道を渡りきって、陵桜大学に入る。
講義に向かう、私とこなた。
教室に着くと、椅子に2人並んで座る。
そこへ、偶然同じ大学になったつかさと、偶然同じ大学になったみゆきが横に座る。
偶然ってあるものなのね。
そこへ、偶然同じ大学になった日下部と、偶然同じ大学になった峰岸が座る。
偶 然 っ て あ る も の な の ね 。
そして、この授業の担任で、転任してきた黒井先生が教台に着く。
偶 然 っ て あ る も の な の ね 。
授業中。
(かがみん…)
こなたが小さな声で話かけてきた。
(なあに…?今は授業中だから大きな声出しちゃだめよ…)
(あのね…)
(うん…)
(…すき)
こなたは頬を赤くしながら、小さな声で言った。
「私もっ!!私もこなたのこと愛してるっ!!!!!」
私は、『こっそり』とこなたに返答した。
「うんっ!かがみん、だ~~~~~いすきっっ!!!!!」
その時、なぜか黒井先生が右手で教科書を握りつぶそうとしていた。教科書涙目w
しかし、今の私にはこなたしか見えない。
…ん?こなたと二人っきり?この世界にこなたとたった二人っきり?
うはーいw
いけないいけない。妄想よりもこなたを見なくちゃ。
あ、そうだ、たまには黒板も見るか。
すると、またこなたが顔を近づけてきて言った。
(かがみぃ…もう一回だけ…さっきの…)
(もぉ…もうすぐ終わりなんだから、あと少しだけ静かにしてなさい…)
(おねがい~…あと、一回だけぇ…)
(…しょうがないわね…じゃ…一緒に言おっか)
(…うん!)
(…黒井先生に聞こえないようにね…)
(…うん☆)
(…せーの)
「だ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~い好きっっっっ!!!!!!!!!!!!!!」
講義終了のチャイムはかき消された。
教室の生徒たちがぞろぞろと部屋から出ていく。
黒井先生は、何も言わずに教室から出ていく。涙目だった。手に持つ教科書は、握りつぶしすぎて、ノートやボールペンと一体化していた。
良かった。聞こえてないみたいね。
今、部屋の中で私とこなたは愛し合っている。
「あん!私…こなたのこと…んっ!…こなたのことぉっ…ああん!」
「んん!!私もう…!…かがみっ!かがみぃっ!愛してるよぉっ!!」
「ああっ!こなたぁ…!!私もっ…私も愛してるっ!!愛してるわ!こなたっ!!」
「かがみぃ…かがみぃっ…あっ、あっ、ああ~~~~~~~!!!!!」
「はあ…はあ…はあ…」
今 、 授 業 中 。
私たちは、授業中に教室内で『 こ っ そ り と 』イチャつく。
黒井先生は、高速でキャベツを刻むかのように、『手』で教科書を千切りにしていく。教科書、乙。
(黒井先生は大学に転任してきても、やっぱりストレスがたまってるらしいわね。教師って大変なのね…)
と心の隅で0.1秒だけそう思って忘れて、再びこなたを強く抱きしめて、頭をなでる。
「もう、こなた…あんまり大声出しちゃ黒井先生に気付かれちゃうわよ☆」
「だってさ…かがみが…激しすぎるんだもん…」
こなたは顔を真っ赤にして、反論する。
「もう、可愛いんだから♪」
こなたのほっぺたをぷにぷにつっつく。
「からかわないでよ、かがみ~…あっ、そんなとこに手ぇ入れちゃだめぇ…あ、あん♪」
「あ~…もぉ、可愛すぎるわよこなたぁ…うりうり☆」
「かがみぃ…私も…かがみのこと好きぃ…あっ、やぁん♪そこはらめぇ…」
黒井先生は、黒板をはいで、四つ折りにしていた。
「ねえ、こなた…」
「なに?」
「私のこと…好き?」
「うん!」
「大好き?」
「うん!!」
「じゃあ…『大好き』って600回言って☆」
「うん!!!かがみ…
…大好き大好き大好き大好き大好き大好き大好き大好き大好き大好き大好き大好き大好き大好き大好き
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(嘘)
「…大好きっ!はい、言ったよ!」
「ありがと…こなた…そんなに言ってくれるなんて、嬉しい…」
私の目からは涙が溢れそうだった。
「かがみのためなら、これくらい何のそのだよ☆」
「くすん… うふふ…ありがとね…、こなた… 私も… こなたのこと…!!
私はこなたが言ってくれた言葉を7倍にして返してあげた。
黒井先生は、四つ折りにした黒板に4、5人の生徒をはさんで、巴投げした。窓をぶち破って、外に飛んでいく。
すごいメガマックね。
●エンディング
昼休み。
今、私は、『 2 人 の 子 供 』に母乳をあげている。
「おお~~!母乳かがみ萌え~~!!」チョココロネを持つこなたが言う。
「う…うるさいっ!恥ずかしいこと言わないでよ…///」
ちなみにこの2人の子供の名前は、借りにA,Bと名付けておく。
別に「こなみ」なんて名前を付けたわけじゃないんだからねっ。…だからねっ(エコー
子供A(長女)は、青色の髪で猫口のこなた似だった。こなたは勇者の子孫だと思い込んでいる。
ちなみに、初めて喋った言葉が「べっ、べつに…」だった。こなた曰く、既にツンデレらしい。
こなた顔のツンデレと分かった時の私の嬉しさと言ったらそりゃもうwwwww
子供B(次女)は、紫色の髪でつり目の私似の子だった。この子は、生後半年で萌えドリルとグランツーリスモを攻略した。
寸分たがわず私たちの子。
女の子が二人生まれる自体、どうやら、柊家の血はしっかりと継いでいるらしい。
しかもその子たちは、既にぺたぺたくっつきあってキスまでしている。そこまで、仲良し遺伝子が受け継がれたのか。近親相姦ヒャッホーイ。
「お姉ちゃんとこなちゃんの子供たちってほんとに仲良しだよね~」
「そうみたいね」
「きっと、お姉ちゃんとこなちゃんによく似たんだね~」
「そうね。ところで、つかさ…どうしたの?服がボロボロじゃない」
「えへへ…さっきね、黒井先生に、 投 げ ら れ ち ゃ っ た 」
「バカね、何してたのよ。どうせまたみゆきとぺちゃくちゃ喋って先生が怒ったのよ」
みゆきや日下部や峰岸の服もボロボロだった。全く、不真面目なんだから。
つかさとみゆきの子(名前:つみき)はまだ歩けないので、ハイハイしている。
ただし、お腹を上にしながら。
かなりの早さで。
走ってくる。
それなんてエクソシスト。
一瞬、逃げるところだったわ。
やっぱ天然の子は天然か。ちなみに、既に巨乳。
「「「こんにちは~」」」
私たちがご飯を食べながら雑談していると、跳び級で合格してきた、ゆたかちゃん、みなみちゃん、ひより、パティが座った。
偶然(ry)
ゆたかちゃんとみなみちゃんの子の名前は、二人の名前から取って、「ゆたみな」(つっこむな)。
何がどううまくいったのか、平均的な体の子供が生まれたらしい。でも母乳どうしてんだ。
三角関係になってるという日下部と峰岸が話している。峰岸は、もうすぐ出産予定だそうな。 えーと…どっちの?
名前は、「はいけい子」(あーあ)
ひよりとパティには、まだ子供はいない。
しかし、パティは「早くワタシたちも子供が欲しいデ~ス♪」と言って、毎日『頑張ってる』らしい。
ひよりはなぜか毎日死にそうな顔をしている。
なかなか結婚に漕ぎ着けられないパティは、ひよりの指にエンゲージリングを27個(各手に)はめさせている。
ペンが握れないらしい。
指見えないし。
この大学はなんかもう保育園と化していた。
帰り道。
「こなた…手、つなごっか」
「…うん」
「幸せだよね…私たち」
「…うん。幸せ」
「好きよ、こなた」
「…うん …私もすき…」
「…こなた、どうしたの?」
「えっ… ずっと一緒にいるのにさ…いっつもかがみのことずっと考えてたら…なんだか体が火照ってきちゃったみたいだヨ…」
「しょうがないわね…じゃあ、私が冷ましてあげる」
私はこなたをその場で『押し倒した』。
…横断歩道の上で。
こうして一日が終わる。
こんな、何 気 な い 日 常 が私は大好きだ。
ちなみに、
ここはドイツ。
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- ゆたみなの子の名前「ゆみ」とか「かな」とかでよかったんじゃ... &br()あとドイツに陵桜あるのかwww -- 名無しさん (2023-01-17 03:56:14)
- GJ!!笑 -- 名無しさん (2023-01-03 18:50:36)
- 黒井センセーはいつ人間を卒業したのか &br() -- 一条ニート (2013-12-03 20:16:00)
- え〜!?ドイツで!?しかも横断歩道の上で!?ツッコミどころ満載 -- かがみんラブ (2012-09-15 05:41:13)
- まさかのドイツ(笑) &br()カオスすぎ -- 名無しさん (2012-06-08 13:01:01)
- 女2人の子供だったら今の技術で生み出せるかもな &br()それにしてもカオスすぎる・・ -- 名無しさん (2011-05-14 03:19:16)
- 横隔膜破壊されたww -- 名無しさん (2010-12-09 22:20:59)
- 駄目だ。腹筋飛んでったwwwwww -- 名無しさん (2010-02-19 17:22:04)
- ↓の他星説に賛成 &br() &br()投 げ ら れ ち ゃ っ て た -- 白夜 (2009-10-13 01:30:51)
- ドイツ吹いたwww -- 名無しさん (2009-02-25 13:27:59)
- カオスと甘甘の二重奏の日々 &br()ドイツでは これが何気ないありふれた日常なんですね。 &br() &br() -- ラグ (2009-02-07 00:26:05)
- なにこれ、最高www -- 名無しさん (2008-12-23 19:39:08)
- ここは他国ではありません、もはや他星です結論。 -- 名無しさん (2008-12-14 23:05:07)
- よし、ドイツ行ってくる -- 名無しさん (2008-12-14 14:50:43)
- つみきちゃんは、自分の胸が邪魔だから、普通のハイハイが出来ないに違いない!!(キパッ &br() &br()やっぱり作者殿の作品は面白いな &br()GJです!!!! -- 名無しさん (2008-08-29 19:11:44)
- 最後で死んだww &br() -- 名無しさん (2008-06-17 23:56:25)
- 同姓婚が認められてるからってそこまで激しくねーだろwww &br()やっぱ作者は自重・・・しなくていいかwww &br()はちみつレモンの甘さを通り越して &br()俺の脳内に原子爆弾(ry -- 名無しさん (2008-06-08 16:59:52)
- 乙。 -- あk (2008-06-07 01:46:29)
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