(1)序前

1.哲学とは
 物事の根本原理を学ぶことである

2.教えとは
 学ぶ者に対しての対語であり、教師と生徒との関係の如し

3.佛とは
 過去、現在、未来の三世を通じて、その因縁を唱ふ故に佛と言い、
 又、十界、十如是、十二因縁を説く故、佛と言う。宗の始初なり。

4.宗とは
 大宇宙の眞理、眞實、道理┬心理---意識---現象---心の有様
             └身理---動作---現象---身の有様
 空体─┐
    ├實体---眞實の道理を示すことを言ふ
 化体─┘

 故に佛教哲学とは、大宇宙の根本原理を 即ち 大眞理を教へ学ばせることである。
 佛教哲学に限り、大宇宙の大眞理を教へ学ぶことが出来る
 なを、眞理には 大、中、小あり。


(2)佛教哲学を学ぶ必要性

5.学ぶ必要性
 実社会の内に於いて、一番必要なことは、善のみあって悪のないことである

6.不幸の原理
 悪は人々に種々の不幸をもたらす原因となり、その現れの苦は、時と共に
 ようしゃなく迫り来るものである

7.根本原理を知らない結果
 その不幸の苦より、脱れ出ることは如何なる教え又方法をもっても出来ないのである
 それは、善・悪の根本原理と解決方法を知らない結果である

8.根本原理を知る結果
 眞の佛教哲学は、大宇宙の眞理を現わすものであり
 物事の根本原理を知ることが出来る故、解結が出来るのである

9.学ぶ時
 今、佛道の扉が開かれ学ぶ教はることの赦さるる時が来たのである

10.学ぶ人
 功徳を積み、悪を断ち切り善を欲して王舎城建立の懺悔行を行ずる人が学ぶ人で
 衆生を示教利喜することができる


序品

序第一 善悪の輪廻と其の説と乗の時期と方法


問11 佛の出現の目的
   妙法華經方便品第2に、佛説に、諸佛世尊は衆生をして佛知見を
   開かしめ清浄なることを得せしめんと欲するが故に世に出現たまふ。

 12 出現の時
   今 正しく是れ其の時なり。

 13 大乗に入る本
   大乗に入るに為れ本なり

 14 佛の為の故の形像建立は佛道へ入れり
   若し人佛の為の故に、諸の形像を建立し、刻彫して衆相を成せる、
   皆己に佛道を成じき の説に関して

 15 佛道の問
   佛道とは如何なる道であるか?

 16 方法の問
   その方法とは?

 17 道に入る時の問
   その道に入れる時期、又、佛の為の故 諸の形像建立の其の(形体とは)

 18 形像の形体の問
   形像とは如何なる形像であるのか説き給へ。

答19 最上の道
   大宇宙の内には、十道あり、その十道の終点は十界なり、
   その最上の道は無上道なり、又の名は佛道とも、大乗道とも言ふ

 20 無上道に入る方法
   斯の無上道に入るには菩薩、摩訶薩
   属累の功徳行を積みて、自ら願って
   佛の為に恩を報ずる者であって、赦された人が入ることを得。

 21 悪を懺悔してのち 善を学ぶことを得
   悪を懺悔して後、是の好き良薬 即ち善を学ぶことを得。

 22 成佛成就
   漸々に修学して成佛することが得られるのである。

 23 九界までの懺悔十悪あり
   十界の内、佛界をのぞきたる各界に、十悪あり
   菩薩界にも其の悪あり。

 24 悪の原因、一切の苦の始まり
   其の悪は、佛の所有の諸の形像を破壊したことが原因で、
   一切の苦が始まり、今日に至る。

 25 菩薩界の悪の懺悔
   菩薩界の悪の懺悔は、即ち、佛の所有の諸の形像の破壊に其の原因がある。


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