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地形の名前

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月の地名は、いつ、誰によってつけられたのでしょう?

[年 代] < 国  名> ◆ 命名者 * 内 容

[1610年]  <イタリア >   ◆ガリレオ

暗い平原を古代ギリシャの観測者や後世の著者が空想をもてあそんで

恐らく海で船が航海しているかもしれないと言っていたことに因んで
ガリレオはラテン語のマリア(Mare:海)と呼んだ。

[1630年]  <ドイツ>   ◆ケプラー

月の暗くて平らな部分を「海」と名付けた。


[1645年]  <ベルギー>  ◆ファン・ラングレヌス

初めて月面の地名に命名。キリスト教の聖徒の名前をつけた。

月面に322個の地形に名前をつけた最初の月面図を描いた。
「海」「陸」と名づけた。
現在「中央の入江」と自分の名をつけた「ラングレヌス」しか残っていない。

[1647年] <ポーランド> ◆ヘベリウス

世界最初の月面図を作成し、地球上の有名な山や海の名をとって

250個ほどに名前をつけた(現在も10個ほど残っている。アルプス山脈など)。
月の暗い部分にも、地中海、カスピ海などと「海」の名前をつけた。

[1651年]  <イタリア>  ◆リッチョーオリ/グリマルディ
*『Almagestum novum (新天文学大全)』の中で目立つクレーターに
コペルニクス、チコ、プラトーなど著名な天文学者や哲学者
数学者などの名前をつけた月面図を作成した。
現在でも、その名前のほとんど(約250個)が使用されている。
「海」に、危機の海、晴れの海、雨の海等、「沼」を名づけたのもリッチョーオリ。
彼の命名法は現在でも支持されている。
月が地球の気象に影響を与えるという、当時の占星術的な考えから
気象に関係する名前が付けられたらしい。

[1834年]   <ドイツ>  ◆ ベーア/メドラー

ベーアとメドラーの月面図発表、現在の命名法確立。

すでにつけられていた約400に加え、約140に新しく命名した。
命名法
(1)10km以下のクレーターは付近の大きなクレーター名に
A,B,C…(I,O除く)の記号を付ける。
(2)谷は、付近のクレーター名にⅠ、Ⅱ、Ⅲ…の番号を付ける。
(3)盛り上がった地形は付近のクレーター名にα、β、γ…の記号を付ける。

[1934年]  ◆国際天文学連盟命名委員会

地名の整理を行い月の表側にブラグ嬢とミュラー博士が決めた

672個の固有名を採用した。

[1935年] ◆国際天文学連合総会

IAU初の月面図出版、681の地形に命名。


[1955年] <ダブリン>  ◆国際天文学連合

[1959年] <ソ連>  

月3号による合体写真を元にソ連は月の裏側に18の地形に命名

IAUに承認を求めた230については保留された。
18の地形のうちソビエト山脈など11のものは廃棄された。
これに懲りて1967年の総会は命名の原則を決めた。

[1960年代]  ◆国際天文学連合命名委員会

各国に候補名の提出を求め

それを元に正式に地形名を決定することになっている。
命名の原則
  • すべての地形名はラテン語
  • クレーターや環状地形は地球上の地形名
  • 大きな暗い領域は精神状態を示すような名前
  • 割れ目や谷は最も近い指定されたクレーターに因んで命名
  • あまり顕著でない地形は、月面の座標によって指定する。

[1967年]  ◆国際天文学連合総会

月の反対側に命名する件は次回総会まで決定を延期。

ただし中間措置として作業小委員会が顕著な地物約500について
番号を定める予定である(第17研究委員会)。
裏側の命名も表側の命名の原則に従うこと。
表側と同様な確かさと分布密度で命名することが決められた。

[1970年]   英国(ブライトン)開催  ◆第14回国際天文学連合総会

513の地名が正式に決定。月の裏側にも命名。

米(Apollo1,8,11号)ソの宇宙飛行士18名、故人、生存問わず命名される。
命名を承認された日本人は、以下の通り。
畑中(武夫)、平山(清次、信)、木村(栄)、長岡(半太郎)、仁科(芳雄)
山本(一清)の7名、6クレーター。
佐伯が依然あったが現在グリマルディBがそれにあたる。
Reiko、Taizou、Yoshiが日本人のファースト名として承認された。

[1973年] 豪(シドニー)開催 ◆第15回国際天文学連合総会

月面地物の命名法に関する決議(下記参照)

旧ソ連ソユース11号で死亡した3人
(G・T・ドブロヴォルスキー、V・N・ヴォルコフ、V・I・パツァーイェフ)
命名される。
ただ1人生き残っていたIAU創立当時の会員アボットに
その100年目の誕生日を記念して
宇宙飛行士以外として初めて生存中に命名承認される。

[1976年] ◆国際天文学連合命名委員会

新しく発行する月面図には、解明された名称の下に

元の文字記号を括弧で括って併記することで
昔の月理学とのつながりを持たせることにした。
麻田(剛立)、(安島)直円、命名承認。  








      • 以後、下記のように月の命名法に関し国際天文学連合で決定されています。

 月、その他の天体の地形に名前をつけているのは
国際天文学連合(IAU:International Astronomical Union)。
下部組織として惑星システム命名ワーキンググループ
(WGPSN:Working Group for Planetary System Nomenclature)の組織で
月や惑星の表面に新しい地形や特徴物が発見されれば
IAUに対し適切な名前を提案する役割を持っている。

 このWGPSNが提案した名前は
最終的にはIAUによって承認されなければいけない。
月や惑星についての命名方法は、慣例という形でまとめられる。
新しい名前をつけるためには月の表面に新しい地形や特徴物が発見される必要があり
新しい地形が発見されると、まずそれがどのような分類に属するか
(例えば、クレーターなのか、山脈なのか、あるいは別のものなのか)。
特徴的な地形については、IAUのタスクグループにより命名される。

 その後、解像度が高い画像が送られてきたら、観測者や研究者
あるいは一般の人であっても、名前についてコメントをすることができる。
そのコメントはIAU内のタスクグループを通じてWGPSNへ送られ議論が行われる。
この段階でWGPSNで承認されれば、この名前が仮の地名として使われることになり
この地名は、最終的にIAU総会により承認が得られれば、正式な地名となる。

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