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僕の名前は古泉一樹。SOS団副団長の超能力者です。団員の中では、唯一の人格者のように思われています。でも、それはキョンさんの勘違いに過ぎません。それがどのような種類の勘違いなのかは、おいおいわかってくることでしょう。
さて、いま現在、部室には僕と涼宮さんしかいません。「皆さん遅いですね。涼宮さんは何か聞いていますか?」涼宮さんは一瞬ぴくっと身体を震わせた後、答えます。「さあ、何も聞いていないわ。…あ、そういえばキョンは進路相談があるから遅れるって言ってたような……」「そうですか…、それはいい」僕は自慢の微笑みを湛えながら、涼宮さんに近づき、後ろから首筋に手を廻しました。涼宮さんの表情からは、いつもキョンさんの前で見せている気丈さは消え、僕にだけ見せてくれる女の子の恥じらいが浮かんでいます。「だっ、だめ古泉君! こんな所で…キョンにばれちゃう!」僕は微笑みを絶やさず、涼宮さんに言いました。「涼宮さん、冒険でしょでしょ?」
僕はポケットからチューブを取り出すと、その中身を自分の手に絞り出しました。そして、それを涼宮さんのスカートの中に差し入れます。「ちょっと、古泉君、何して…?」「媚薬ですよ。ええ、心配はいりません。少しばかり敏感になってしまうだけです」そう言って、僕は涼宮さんのパンツを少しずらして、露わになった部分に媚薬を塗りたくります。もちろん、空いた方の手で涼宮さんの胸を愛撫するのは忘れません。「い、いや……やめてっ! ひゃうん!」「具合はどうですか?」「く、くやしい…、でも感じちゃう………!」そのとき、気配を察した僕は、素早く涼宮さんから離れました。「え……、古泉君?」物欲しそうな涼宮さんに、僕は軽くウィンクして答えました。「始まりでしょでしょ?」「すみません、遅くなりました……」その声と共に、部室のドアが開きます。
「すみません、遅くなりました……」入ってきたのは朝比奈さん。それに続いて、長門さん、キョンさんも入ってきました。「こんにちは。みなさんおそろいで」キョンさんが顔をしかめました。「ん? なんか変な臭いしないか?」「あ、そういわれれば…」朝比奈さんはそう答えた後、急に頬を赤らめます。どうやら、何の臭いか気づいたようです。長門さんは無言で僕と涼宮さんを見つめました。彼女はいつだってお見通しなのです。「な、何の臭いもしないわ! 気のせいよ気のせい!」涼宮さんはいつもの調子で言いますが、内股をモジモジさせているのが僕にはわかりますよ。キョンさんは気づかないようです。一人で見当はずれな脳内モノローグでも垂れ流しているのでしょう。僕はいつもの微笑みで言います。「そうそう、そんなことより、今日は新しいゲームを持ってきたんですよ。人生ゲームの亜種でしてね、某ネット企業の社長をモデルとしたものなんです。涼宮さん。今日の活動は、そのゲームでいいんじゃないでしょうか?」「そ、そうね。それでいいわ!」「わかりました。では済みませんがキョンさん、そちらのロッカーに入っているので、出してくれませんか?」キョンさんはぶつくさ言いながらロッカーの方に向かいます。長門さん、朝比奈さんの視線もそちらに向きました。僕は素早く涼宮さんの側に移動します。
「え、ちょっと古泉君、何?」「お静かに…」僕は股間のものを取り出します。「大きな夢・夢・好きでしょ?」涼宮さんのおしりを僕の方に向けます。制服のスカートを捲って、パンツをずらしました。「おーい古泉。どこにもないぞ」「おかしいですね。もっと奥の方を探してみてください」「奥の方ね………」そのとき、僕は僕自身を涼宮さんの奥の方へ入れました。「ひゃうっ!」涼宮さんの口を片手で押さえます。「ん? 涼宮、なんか言ったか?」「な、何でもないわよ! こ、こっち見たら殺すからね! 早く探しなさい!!」「へいへい」僕は腰を動かし始めました。ふと視線をあげると、朝比奈さんがこちらを見ています。ガン見です。「ほらキョンさん。朝比奈さんも早くやりたいって言ってますよ」「わかりましたよ、朝比奈さん」「あの、あたしは…」僕は朝比奈さんにウィンクを飛ばします。
「入って良かったSOS団」
「おい古泉、本当にここに入れたのか?」「おかしいですねえ、もっと良く探してみて下さい」「あのな、そもそも何で俺が探さなきゃならんのだ」「あっ! キョン駄目! こっち見ないで! 見たら死刑! インサイダー取引の容疑で東京拘置所へぶち込んでやるんだからっ!」「はあ?」「探すのに集中しろってことでしょう」「そ、そうよ。よそ見しないで早くみつけるの! 団長命令よ!」僕は涼宮さんに囁きます。「僕らに残された時間はあまり長くはないようですね。仕方ありません。中で出しますよ」「えっ、ちょっと、やだ………!」僕はストロークを早めます。ラストスパートです。「んんーっ!」涼宮さんは声を押し殺して達していました。「おい、お前らさっきから何やってるんだ?」キョンさんがふり向きました。しかし、そのとき僕はすでに涼宮さんから離れ、自分の鞄を探っていました。「ああ、申し訳ありません。こっちに入っていました」「まったく、いらん努力をさせやがって…。涼宮、お前はなんで前屈みの姿勢なんだ?」「なんでもないわ! キョンなんかが気にすることじゃないの!」「ふーん……。あれ、なんか変な臭いが。栗の花………?」「変なこと言ってないで、ほら、早くゲームやるわよ」「ええ、それでは始めましょうか。皆さんルールはご存じですね?」僕はそう言いながら、皆さんに微笑を振りまきます。それが、僕のSOS団での役目ですからね。
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