L:共和国主力I=Dの開発= {
t:名称 = 共和国主力I=Dの開発(イベント)
t:要点 = {無名で開発されてきたこのI=Dは未成に終った高機動機青の7号の改案新設計モデルである。エネルギー受信装備を持っており、母艦からエネルギーを無線供給を受けて機動する。シールド展帳が可能であり、絶対物理防壁を持ってNEPすらも防いだ。}
t:周辺環境 = 最悪の宇宙
■基本設計思想
Fのテクノロジーを全面的に採用していた「青の7号」を基礎とし、人間が扱える量産型I=Dとして改設計した機体。原型機と同じく(熱機関としての)エンジンを持たず、母艦から供給されるエネルギーで駆動する。
エネルギー供給方式は直接転送式から照射式に変更され、大型の受信アンテナとシールド発生器を搭載した。
パイロットの耐G限界を考慮して加速度に制限を設けた結果として生まれた大ペイロードを利し、シェルコクピットや追加装備を搭載する。
全高22m。
高機動高速戦闘を旨とする点及び母艦やダイアビシニアンとの連動の観点から、(宇宙戦スケールとしては)中・近接戦闘をメインとして運用されることになる。
独自構造を有するためにフローレス・フレームとの互換性はない。
■基本機体構造
頭部 レーザー砲塔
腕部 シールド発生器/マニピュレータ
胴部 シェルコクピット/エネルギーキャパシタ/メインセンサー
背部 ウェポンバインダー/受信アンテナ/レーダー
脚部 主推進機
外見的特徴
頭部は明示的な顔ではなく、砲カバー+センサー
肩or腕、脚に放熱翼
歩行を想定していない為、爪先はない。
背部バインダー
手(作業用マニピュレータ)はあるが、シールド運用の関係上手持ち武器は装備しない。
■装備概要
固定装備レーザー砲のみとなっていた原型機に対し、汎用性と戦闘力の向上を狙い、背部ウェポンバインダーが装備された。
シールド発生器の腕部レイアウトのためにレーザー砲は頭部装備とされている。
■固定装備:シールド発生器
絶対物理防壁発生器。
水中高速移動ではなく、NEP攻撃からの防御用装備。副産物としてシールド突撃も可能。
結果として、本機は第六世界由来のF及び地球軍RB技術の集大成的な機体となった。
シールド発生中はエネルギー受信が困難となるため、専用のキャパシタが搭載されている(胴体内部)。出力が機体をカバーする程度に制限されているかわりに長時間駆動が可能。
宇宙戦では一般的に機動兵器による白兵戦が発生しにくい(ランデブー必須のため)が、超高G機動が可能な本機ではシールド突撃の成功率も高いと目され、延長装置としてカトラスも用意された。
手の甲部分には小口径対空レーザーが装備されている。(シールド展張状態では対空レーザーを照射する必要はない為、ここにレイアウトされた)
この対空レーザーはレーザー通信にも使用される。
■固定装備:頭部レーザー砲
固定装備の中では最大口径砲。
レーザー砲は原型機では腕装備であったが、本機ではシールド発生器を腕にレイアウトしているため、頭部に移設されている。
大口径レーザー砲1門とサブセンサーで構成。
■背部バインダー
各種装備がマウントされるハードポイント。同型8基設置。
高G機動による慣性モーメントに耐える為、腕部と同程度の強度を持つ。
基本レイアウトは以下の通り。(内側から1~4のR・L)
必要に応じて換装可能。
1R/L:エネルギー受信アンテナ
2R:レーザーランス
2L:小型爆雷ポッド
3R:センサーポッド
3L:通信/ECMブレードアンテナ
4R/L:展開式放熱翼
■バインダー装備:レーザーランス
専用バッテリーを内蔵した長時間照射型。本体より充電可能。
■バインダー装備:小型爆雷ポッド
小型爆雷の投射装置。
この爆雷自体には推進力はなく、その分破片質量を稼いでいる。
H2の対消滅反応式。リモートあるいは時限式で起爆される。
■バインダー装備:センサーポッド/レーダーポッド
本機は母艦との連携を基本とし、広範囲偵察情報等は母艦、あるいはダイアビシニアンのセンサーポッドからの受信を前提としているが、任務によっては単独でセンサー能力を確保する必要がある為に準備された。
基本設計はダイアビシニアン搭載のセンサーポッドに準じ、高G加速対応としたもの。
■バインダー装備:通信/ECMブレードアンテナ
基本装備。エネルギー供給は母艦とのデータリンクが前提となっている為に通信機能は極めて重視されており、広域ECMも出力任せでぶち破る発想で設計されている。
(尚、完全ジャミング下での通信にはレーザー通信を用いる)
参考資料:雪風のTARPS
■バインダー装備:エネルギー受信アンテナ
ブレード型。基本装備では2基装備する。
高出力装備運用の場合はさらに装備する事もある。
参考資料:ガンダムX、エステバリス
■バインダー装備:展開式放熱翼
真空中での放熱能力を向上させる為の装備。
気圏運用においては基本的に装備されない。
最終更新:2011年12月14日 13:59