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 まず、単純にスケールアップしただけでは各部材への応力がスケールに比例して増加してしまうため、機体構造の徹底した簡略化と軽量化が図られた。  最大の変更点として、伏せ機構が廃止されている。これは機構的な簡略化という意味ももちろんあるが、伏せに伴うパイロットへの負担を軽減すると共に、長距離砲戦重視のために必要性が薄れたと判断されたからである。  基本フレームと装甲はA社に発注された。このメーカーはXNK-01やXNK-02の試作機製造も請け負っており、技術力には定評があったのである。  装甲は高靭性鋳造材と高硬度・耐熱性の強化セラミック、ケブラー材の積層構造で、モジュール式になっており交換が容易となっている。  機動力確保の要求に対しては、脚部へのローラーダッシュ機構の付加が行われている。これはある程度平坦な地形でしか使用できないが、ホバー機構よりは現実的とされた。駆動系にはインホイールモーターを採用し、車輪をダイレクトに駆動することで搭載スペースを大幅に削減すると共に高効率な走りを実現している(といっても装輪車両ほどの速度は出ないが)。  ジェネレータはガスタービンエンジンで、ツインターボ方式が採用されさらなる高効率を得た。出力はXNK-02と比較し7.8倍をマーク、パワーウェイトレシオは1.4倍となっている。  サブパワーユニットとしてはG社の大型超伝導バッテリーAP-04を搭載し、エンジンカット状態であっても15分の全センサ・レーダー稼動、50分のローラーダッシュないし30分の歩行が静音で可能である。  XNK-02では頭部に集中していたセンサー系は機体各部に分散され、頭部は捜索・追尾レーダードームとなった。外部観測はセンサのみでペリスコープなどはない。  コクピット内部は狭くモニター類は最低限となっており、基本情報はすべてヘルメット内部に投影される。パイロットは主に機体制御を担当、コパイロットが火器管制とデータ処理を担当することになる。  アクチュエータは、シリンダータイプパッケージとそれを組み合わせたユニバーサルジョイントで構成される。これらはすべて電磁駆動型である。  コンピュータはC社のGX-2000モデルをシールド処理して搭載。メイン1基+サブ3基構成として冗長性が高められ、最大で3基がフェイルしても戦闘を続行できる。  (伏せ機構の関係もあって)腕部直付けであった35mm機関砲はマニピュレータによる保持が可能となり、アサルトライフル型にまとめ上げられた。  無名騎士藩国は砂漠国であるため、外気温や砂に対する対策も十分に講じられた。外気温70℃~-20℃までの作動が保証され、対砂シーリングが標準で施されている。  こうして完成したのがXNK-03、通称試製黒曜である。5機が試験生産されて評価試験が繰り返された。バッテリー部分に初期不良があったものの、やや古めの技術の集合であることもあって他にはさほどの不具合もなくテストは順調に進んだ。  テスト機は概ね良好な成績を修めたが、本格量産に入る前にターン4の同時多発爆発が発生。一部試験装備のまま藩国防衛戦に出撃することとなった。初出撃では試験機5機が全機出撃、10基のKEMによる同時攻撃でアラダ3体を撃破する活躍を示し、藩国の窮地を救った。  防衛戦後は直ちに制式採用され、その後の生産はほぼ全てが黒曜の生産に振り向けられている。生産は実にターン7まで続けられており、名実ともに無名騎士藩国のシーズン1における代表機種と言えるだろう。生産数も多く、16機が稼働していた時期もあった。  無名騎士藩国では遠距離砲戦を重視する国風からペルシャ・サイベリアンの配備後も黒曜の配備を続けており、現在でも地上戦における主力機種となっている。汎用性では最新機種に劣るとはいえ、遠距離砲戦能力では今だ引けを取らない。 主な改良は以下のとおり。 NKiD-03A(Block 1):初期型 Block 2:バッテリー改修 Block 5:搭載コンピュータをバージョンアップ Block 7:正面装甲設計の一部見直し Block 9:関節の改良 Block 10:ホイールユニット改良 Block 13:コクピットレイアウト改良 Block 19:コンピュータ改良 NKiD-03B(Block 21):アップグレード型。エンジンの換装、武装ドライバのバージョンアップ、運動ドライバのバージョンアップ、基本フレームの一部構造見直し
 まず、単純にスケールアップしただけでは各部材への応力がスケールに比例して増加してしまうため、機体構造の徹底した簡略化と軽量化が図られた。  最大の変更点として、伏せ機構が廃止されている。これは機構的な簡略化という意味ももちろんあるが、伏せに伴うパイロットへの負担を軽減すると共に、長距離砲戦重視のために必要性が薄れたと判断されたからである。  基本フレームと装甲はA社に発注された。このメーカーはXNK-01やXNK-02の試作機製造も請け負っており、技術力には定評があったのである。  装甲は高靭性鋳造材と高硬度・耐熱性の強化セラミック、ケブラー材の積層構造で、モジュール式になっており交換が容易となっている。  機動力確保の要求に対しては、脚部へのローラーダッシュ機構の付加が行われている。これはある程度平坦な地形でしか使用できないが、ホバー機構よりは現実的とされた。駆動系にはインホイールモーターを採用し、車輪をダイレクトに駆動することで搭載スペースを大幅に削減すると共に高効率な走りを実現している(といっても装輪車両ほどの速度は出ないが)。  ジェネレータはGE-04ガスタービンエンジンで、ツインターボ方式が採用されさらなる高効率を得た。出力はXNK-02と比較し7.8倍をマーク、パワーウェイトレシオは1.4倍となっている。  サブパワーユニットとしてはG社の大型超伝導バッテリーAP-04Dを搭載し、エンジンカット状態であっても15分の全センサ・レーダー稼動、50分のローラーダッシュないし30分の歩行が静音で可能である。  XNK-02では頭部に集中していたセンサー系は機体各部に分散され、頭部は捜索・追尾レーダードームとなった。外部観測はセンサのみでペリスコープなどはない。  コクピット内部は狭くモニター類は最低限となっており、基本情報はすべてヘルメット内部に投影される。パイロットは主に機体制御を担当、コパイロットが火器管制とデータ処理を担当することになる。  アクチュエータは、シリンダータイプパッケージとそれを組み合わせたユニバーサルジョイントで構成される。これらはすべて電磁駆動型である。  コンピュータはC社のGX-2000モデルをシールド処理して搭載。メイン1基+サブ3基構成として冗長性が高められ、最大で3基がフェイルしても戦闘を続行できる。  (伏せ機構の関係もあって)腕部直付けであった35mm機関砲はマニピュレータによる保持が可能となり、アサルトライフル型にまとめ上げられた。  無名騎士藩国は砂漠国であるため、外気温や砂に対する対策も十分に講じられた。外気温70℃~-20℃までの作動が保証され、対砂シーリングが標準で施されている。  こうして完成したのがXNK-03、通称試製黒曜である。5機が試験生産されて評価試験が繰り返された。バッテリー部分に初期不良があったものの、やや古めの技術の集合であることもあって他にはさほどの不具合もなくテストは順調に進み、細かい改良が行われている。  テスト機は概ね良好な成績を修めたが、本格量産に入る前にターン4の同時多発爆発が発生。一部試験装備のまま藩国防衛戦に出撃することとなった。初出撃では試験機5機が全機出撃、10基のKEMによる同時攻撃でアラダ3体を撃破する活躍を示し、藩国の窮地を救った。  防衛戦後は直ちに制式採用され、その後の生産はほぼ全てが黒曜の生産に振り向けられている。生産は実にターン7まで続けられており、名実ともに無名騎士藩国のシーズン1における代表機種と言えるだろう。生産数も多く、16機が稼働していた時期もあった。  無名騎士藩国では遠距離砲戦を重視する国風からペルシャ・サイベリアンの配備後も黒曜の配備を続けており、現在でも地上戦における主力機種となっている。汎用性では最新機種に劣るとはいえ、遠距離砲戦能力では今だ引けを取らない。 主な改良は以下のとおり。 NKiD-03A(Block 1):初期型 Block 2:設計容量を維持していなかったAP-04DバッテリーをAP-04Fに換装 Block 3:搭載コンピュータをGX-2002にバージョンアップし、処理速度が10%向上。武装ドライバを更新。 Block 4:正面装甲設計の一部見直し。 Block 5:アクチュエータをOA-10からOA-12に全面換装。エネルギー効率が5%向上。 Block 6:ホイールユニットをよりトルクを重視したG-24に換装し、それに伴って運動ドライバを更新。 Block 7:コクピットレイアウトを改良。 Block 8:搭載コンピュータをGX-2003にバージョンアップし、処理速度が15%向上。武装ドライバ、運動ドライバを更新。 NKiD-03B(Block 9):全面アップグレード型。エンジンをGE-04Mk2に換装、基本フレームの一部構造見直し。 Block 10:

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