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「…なにを悲しんでいる…。」
「え?」
突然、ネギの背後から聞き覚えのない男の声が聞こえてくる。
ネギは恐る恐る振り返ってみるが、そこにはこのかの遺影がぽつんと置かれていただけで、人の影も気配も見当たらない。
「貴様は悲しむのではなく、笑うべきだ。」
しかし、声は確実に目の前から発信されている。
「幻聴…?あれ…?ぼく…おかしくなっちゃったのかな…?」
よくよく考えれば最近のネギは、十分と呼べるほど睡眠をとっていない。
自分でも異常なほど疲れているのはわかっていた。が、まさか幻聴とはと…


え?
ネギは言葉を失った。
これはもう幻覚などという次元ではない。
夢だ!そうか、これは悪い夢なんだ!だってあり得ない。遺影から
手 が 生 え る な ん て

手が生えているというのは少し語弊がある。正確にいうならば、手首に遺影が溶け込んでいると言うべきか。

「至近距離にこんなにも美味そうな『謎』があるのだぞ?」
突然現れた奇妙な手の持ち主はネギを見下しながら訳の分からぬことを言い始めた。

多分、これ以上頭が混乱することは…絶対…一生無いだろう。

「…だ、誰?」
混乱する頭を必死に整理し、言葉を吐き出すネギ。
「我が輩か?おお、そうか。人間は名乗らねばわからんのか。」
混乱するネギをまるであざ笑うかのように淡々と話し続ける怪物。しかし、
「我が輩の名は脳噛ネウロ」
男の顔はあっという間に
「『謎』を喰って生きている…」
人の顔から
「魔界の生物だ。」
化物の顔へと変わっていった。
この化物を何かにたとえるならば「インコ人間」
大きな口がその生物の気持ち悪さをより引きだてていた。

ネギには夢か現実かはわからない。ただ一つだけわかっている事がある。
目の前の男は人間ではない…。

この怪物が現れた事により、これからどんなことが起こるのかはまだ誰もわからない。
しかし、ネギは知ることになる。
偽善と屈服で覆い隠された3ーAの素顔とその闇を…


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