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「うぁ…ぁぁ……ぁぁぁ」
牢屋の中で悲鳴にも似た呻き声が響く。
「あはは!どう、ネギに食われた感想は?」
明日菜が笑いながらぐったりしている超の髪の毛を掴みながら話した。
体が重く、自由が利かない。
トラウマを植えつけられた高畑らに犯られることを拒否した超は、ネギに抱かれる道を選んだ。
超よりも一回りも二周りも大きな体の高畑達に甚振られ損傷してしまった体は、驚くほどあっさりとネギを受け入れた。


ネギと一緒に明日菜たちにも嬲られ甚振られ、満身創痍になった超の体。
一線を越えてしまい、精神的にも肉体的にもさらに傷付いてしまった。
「うっ……うぅぅぅぅぅぅ…」
悔しさから涙を流す。あれ以来、超はよく泣くようになった。
「あかんな~。もっと抵抗するかと思っとったけど」
「まったくなってませんね」
刹那も木乃香も、超に対して言いたい放題。元クラスメイトとしての気遣いなどは一切ない。
「高畑先生たちに犯られる時は大丈夫だったんでしょ?」
「…?」
超には意味が掴めなかった。大丈夫なわけではない、むしろボロボロにされた。
だが明日菜の言葉には別の意味があると考えた、そのことで大丈夫という意味は…
「…!?」
超ははっとする。慌てるように腹を押さえた。
「ふふふ、たっぷり出されましたよね」
「いくら天才でも同い年やし、大体周期は似たようなもんや」
徐々に青ざめる超。一線を越えたどころか下手をすれば取り返しのつかないことになる。

ガタガタと体が震えてその場にへたり込んだ。
「あれ、ひょっとしてビンゴ?」
まるでゲームを楽しむかのように超の腹を蹴り上げた。
「げふっ!!」

壁に叩きつけられても超は抵抗しない。
ショックと絶望心から手も足も力が入らない、もう何も出来ない。
首の皮一枚で繋がっていた超の我慢は限界に達した。
「………して…」
「?」

「…いっそ殺してヨぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!」

牢屋の中で超の悲痛な叫びが響いた。
「よっしゃ、言ったな」
その言葉を合図に明日菜と刹那に加え、ネギが読んできた高畑らが現れ一斉に殴りかかった。

誰もいなくなった牢屋に、一人の少女が転がされていた。
全身痣だらけで、手足を折り曲げられ、口からヒュゥヒュゥと空気が漏れていた。
超は思う。この世界は悪意に満ちている。
救いの手を差し伸べられることなどなく、抗うことも全くできず。
黙ってやられるだけの毎日。もう逃げ出したい、楽になりたい。
しかし、死にそうになっても木乃香がいるかぎり死ぬことが出来ない。
傷を治して命を繋ぎとめ、また同じように苦しめ続ける。
やっと楽になれると思ったときには、また牢屋の中で傷が治っていた。

だが今回は違った。
木乃香は皆が超をボロボロにしたが僅かに意識が残る程度に傷を治しただけ。
激痛に苦しみ、失神と覚醒を何度も繰り返した。
世界を変える覚悟で挑んだ超の強靭な精神はもう完全に切れてしまった。

「……………………………………………………………………………………………………………死にたい」

この言葉を最後に、テレビのスイッチを消したかのように超の瞳から光が消えた。