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第1話 

2001年、4月某日・・・この日、麻帆良学園中等部で入学式が行われていた。
初等部からそのまま中等部に入ってきたものも多い。
しかし、中には他の小学校から、この麻帆良学園へ転校してきた者もいた。
なぜ他の小学校からわざわざ麻帆良学園へやってきたのか。
その理由はさまざまであろう。

早乙女ハルナ、彼女もその転校生の一人であった。
彼女はすぐに、同じ部活に入ったクラスメイトと友達になった。
綾瀬夕映、近衛木乃香、そして宮崎のどかの3人である。
彼女達の息はピッタリで、端から見てもとても仲が良かったと言える。
…実はハルナには、小学校のころには「親友」と呼べるような人はいなかった。
当時の彼女は、お世辞にも「明るい」と言える性格ではなく、
クラスメイトからの評判も決して良いものではなかったのだ。
そしてそのことは、彼女も自覚していた・・・。
彼女はこのままではいけないと思った。
暗い性格を直さねば・・・自ら進んでコミュニケーションをとれるようにならなければ・・・

入学式の日から暫くたった。
彼女はとても明るく、色んな人と付き合えるようになっていた。
もはや小学校時代の面影はそこには無い。
彼女は今の自分にとても満足していた。明るくて、ノリの良い今の自分に・・・
これからは、自分の人生はもっと楽しくなるはず・・・そう確信していた。
…ところがである。



ある日の放課後、3人の生徒が部活を終え、一緒に帰宅していた。
そしてその話の最中のことである。
円「それにしても、ウチのクラスって変わった人が多いよね。」
美砂「そうそう。みんなテンション無駄に高いし。」
桜子「私の隣の席に座ってる委員長の人、ちょっとうるさいんだよね~。」
美砂「うるさいっていえば、私の後ろに座ってるやつがうざくてうざくて仕方ないわ。」
桜子「私も今その人のこと話そうとしてたんだ。あの人のウザさは異常だよね。
   それにあの髪型はないよ。ゴキブリみたいで気色悪い。」
円「ってゆーか図書館探検のやつらが・・・ちょっとね。」
美砂「クラスのキモイやつ大集合!ってかんじね。宮崎もなんで前髪切らないのかしら。うざったい。」
円「綾瀬もねぇ~。あいつの側にいるとジメジメしたふいんきがこっちにまで移ってきそう・・・」
桜子「そーだ!明日さ、外で体育の授業するじゃん?そのときにちょっとイタズラしてやんない?」
美砂「何するの?」
桜子「あのね・・・」

美砂「・・・それってちょっと低レベルじゃない?小学生じゃあるまいし・・・」
桜子「小学生レベルのことだからやるのよ。いきなりヤバイことして、先生に言われたらこっちの立場がヤバくなるでしょ。」
美砂「なるほど、確かにね・・・よし、じゃあ明日、決行ね!」

――――果たして彼女達は何をしようとしているのか・・・