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ACT.II 公園にて


私は悩んだ。ホームページがマンネリ化しているからだ。
手首以外にどこを切ればいいか色々試した。足の裏、太股、背中、どこを切っても手首以上の出血は望めぬ。
首筋を試したことはあった。命を落としかけた。それでも私は自傷行為を辞められずにいる。
色々考えてもしょうがないので、近くの公園に行ってみることにした。何かいいアイデアが出るかもしれない。
夜の一時。さすがにこの時間は誰も出歩いてないだろうと思っていたら、アキラと龍宮がいた。泣いているアキラを龍宮が慰めているようだ。
話を聞くと、龍宮とアキラのノートに各々「デカ女1号」「デカ女2号」と書かれていた。恐らく明日菜達の仕業だろう。
私は二人に近付くと、左手の包帯を取り、傷痕を見せた。
アキラはひきつった顔をしている。怖がれせてしまったようだ。
龍宮は興味を持ったらしく、傷痕を触りまくっていた。
30分後、私は公園を後にした。
結局いいアイデアは出なかった。公園から寮に帰る途中、墓地を見付けて思った。
私もいつかは死に、忘れ去られるだろう。でもそれでいい。空気と呼ばれる私を、気にとめる人なんていないのだから。