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翌日、茶々丸が破壊された事はクラス中に知れ渡っていた。
「んんんっぼおぉ~~~!」まき絵の嗚咽が響く。
「ああああ!パシリが消えちまった!苦労して作ったって言うのに…」
制作者の1人である葉加瀬の、心ない発言。
「…」エヴァは何も言わない。従者を失った彼女。どんな気分でいるのだろうか?
「んまー!なんと可哀想な茶々丸さん!葬式をするザマス!」
雪広が、茶々丸の葬式をする予定らしい。
しかし、そこに心はない。ただ、クラス委員長としての面子と見栄で葬式をするだけだろう。

はたから見れば、茶々丸は人間と変わりがなかったのだ。
彼女は自分がロボットという感覚に捕われすぎていただけだった。
それなのに、人間が死んでからする儀式を彼女に対して行なおうとは皮肉な物である。

「アホらしいニダ」大河内が龍宮にそう話し掛けた。
「そうだな…」龍宮は、今まで行なって来た3年A組野生化計画を思い出していた。
まず大河内を降し、勢いで宮崎、綾瀬を手駒とした。ハルナもこちら側に引き込んだが、
使用せず、現在進行形で放置プレイ中である。
そしてチア三人組。今日も、彼女達のAVで抜いている男がいるのだろうか?
その後長谷川、鳴滝姉妹、古菲を破壊し、利用し、雪広と…名前を忘れたが、もう一人が狂った。
長谷川を朝倉に接近させ、情報の力を利用してその他の生徒の名を汚した。
まともに敵に回すのは危険だった刹那は、金持ちお嬢様と共に破損した。
楓は、今や龍宮のペットである。そして、茶々丸を破壊した事で、この作戦は終わった。



彼女は、皆を壊した。運動部の面々は人格破綻者となり、チア3人組は元気を失い、
綾瀬は肛門オ○ニーにハマり、那波は男を漁り、朝倉は報道部から干され干涸び、
刹那は男塾に出ても違和感がないほどギンギンになり、古菲は裸で走り、雪広は壊れながらも見栄を張る。

龍宮の中には、未だに満たされない感情が残っている。それが何なのか、彼女にはわからない。
ただ、彼を亡くしてから、彼女からは笑いが消えた。だから今はただ、笑ってみよう。

『十分笑えるじゃないか。何故笑えないんだ?』

「はっはっはっはっは…」龍宮は笑ってみた。
「は?」大河内が眼を丸くして彼女を見る。
「はっはっはっははっは!」龍宮はまた笑った。皆の視線が龍宮に集まる。
「あーっはっはっはっはっは!」笑い声は徐々に大きくなっていった。
「ははは、あははっはははっは!」大河内が釣られて笑う。
「あべべっべべぇえ!あばばぁああ」まき絵も、気の毒な笑い声を上げる。
「あーっはっは!おーほほほほ!」龍宮が声色を変えて笑う。
「おほ!?おほほホホホホッ!」雪広の笑い方はお上品でございます。
「おぽぽぽぽぽぽーーーっ!!!」龍宮の奇声が谺した。

『笑えばいいんだ。そして、全てが終わって、全てが始まるんだ…』

結局の所、彼女は何がしたかったのだろうか?
彼女は、本当に彼を失ったのだろうか?
彼女が最初に見た夢は、本当に夢だったのだろうか?
この現実だけが、現実なのだろうか?

そして、彼女は叫び続けるのだった。

      ~終~