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ガンドルフィー二は図書館島へとむかう道を独り歩いている間、一連の不審な事件について考えていた。
近衛このか、並びに雪広あやかの事件。エヴァンジェリン、絡繰茶々丸、ネギの失踪。あまり知られていないが、あの古菲の退部。そして神楽坂明日菜の自殺。

全てが一本の糸に繋がれた事件のような気がしてならない。

「あ、こんにちはガンドルフィーニ先生。」
―え?
突然、聞き覚えのある少女の声が彼の耳に入る。
目の前にいたのは、問題の3ーAの生徒 桜咲刹那
そういえば彼女は烏族関係のことで京都の詠春の所へ出張に行っていたことを思い出したガンドルフィーニ。
「ああ、刹那くんか。いま京都から帰ってきたのかい?」
「はい。…先生は今からどちらに?」
「いや、ちょっと図書館島に…」
ガンドルフィーニは少し考え、なにかひらめいたようであまり見慣れない笑顔を刹那にむけた。
「刹那くん。訳はあとで話す。ボクと一緒に図書館島へ行ってくれないか?」
「え?図書館島ですか?………わかりました。…理由はともあれ、お困りならば。」
かなりの無茶な要望にに快く返事をする刹那。




「それじゃあ行こうか。」
「はい」
刹那は歩いていく。今頃自分のクラスメートたちが惨殺されていることも知らずに

そして話は戻る
ひと通り調べ終わった高畑は教室を出て、一回だけ大きく空気を吸い込んだ。
懐から煙草を取り出し、煙草を一本取り出す。
「…!!」
煙草を口に運んだ瞬間、自分の手が思った以上に震えていたことに驚いてしまった。
煙草に火をつけ、煙を吐きだすと、高畑は思わず笑ってしまった。
「フーッ…、私も老いたな…。」
ふと昔の自分を思い出し、思わず手を震わせてしまった自分を失笑してしまう。


ブゥゥゥ~♪ブゥゥゥ~♪
高畑の携帯のバイブレーターが音を立てる。
高畑は煙草の火を消すと、懐から携帯を取り出し電話に出た。


「はい、高畑です。」
「あ、高畑先生ですか!明石です。」
「ああ、明石さん。どうなさりました?」
「瀬流彦先生から話は聞きました。…私の娘は…。」
高畑の脳裏に生徒たちの死に顔が次々に浮かび上がる。
まるでなにかを確認するように…
「残念ながら…。」
「そう…ですか…」
明石教授がどんな心理状態なのか容易に想像できる。
「…それで、なにか判りましたか?」
あくまで冷静さを保っているが、明らかに動揺している。
まぁ自分の娘を殺されて冷静でいられるはずがないのだが…
「…はい」
高畑は自分が判る限りのことを全て彼に話した。
これが少しでも彼の役に立つのならば…