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数時間前

「駅はどうだ!?」
「い、いえ。それらしき人物はいません。」
「学園都市、世界樹公園は!?」
「こちらも同様です。」
「こちらもです。」
「じゃあ学園内、病院、図書館島内は!?」
「学園内、病院ともに発見出来ません。」
「図書館島、内部構造をねじ曲げる魔法と強力な魔法バリアがあるため確認が取れません!」
「なに!誰だ!図書館島にバリアなど貼ったのは!」
「おそらくサウザンドマスターかと…」
「ちっ…あの方も余計な事をしてくれる」

ここは魔法で出来た秘密の部屋 島監視連絡室
もちろん魔法教員の一部だけしかしらない秘密の部屋だ。
この部屋は島中に特殊な大気を流し、魔法により大気の変化を常時観察するという特殊な部屋である。
この装置を使えば人から発せられる振動、熱、波を検索し、人物の居場所を特定することが出来るのだが…
「どうしてひっかからない!もうすでに三日も経っているんだぞ!」
おそらくここの指揮官であろうガンドルフィーニが偉そうに怒鳴り散らしている。
彼が怒鳴ってしまうのも無理はない。
3ーA担任ネギ・スプリングフィールド 六日前に失踪した異例の子供魔法先生である。




日本にはこんな言葉がある。
『目で見るのではなく、感じるのだ』
いわゆる『無我の境地』というものである。
この機械はまさにそれなのだ。監視カメラのように姿を写すのではなく、存在を示す。
これで見つけられない人はいない。おそらくガンドルフィーニ達は驕っていたのかもしれない。
しかし実際は子供一人見つけられない無能。
信じていた魔法に裏切られた瞬間であった。
「仕方がない。私はこれから図書館島へ向かう。君達はこれまで通り捜索を頼む。」
ガンドルフィーニは後のことを諜報員に任せ、背を向けさっさと歩いていってしまった。