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「荒らすぞ、荒らすぞ、荒らすぞ…」
龍宮がノートパソコンの前で無気味な呪詛を呟いている。
現在、ちうのホームページの掲示板をいよいよ荒らそうというところだ。

HN:イカチ○ポ臭
ちうに友達はいませんちうに友達はいません
ちうは対人恐怖症ですちうは対人恐怖症です
ちうはネクラヲタですちうはネクラヲタです
本名は長谷川千○です本名は長○川千雨です

「うひいひひひい!この文章を百回連続で書き込むぞ、書き込むぞ、書き込むぞ…」
カチカチカチカチカチカチカチカチカチ…手動でマウスを連打する龍宮。
「ああ、次はプリントアウトだ…」
ホームページ内のコスプレ画像を隈無くプリントアウトしていく。
ゴスロリ、着物、水着、パンク、アイビーファッション、スーツ、たらこ…
「…衣裳のネタ、どっからかパクってきてないか?これ」
まるでキ○ーピー人形のごとく七変化している。
「独創性に欠いている…これじゃ人気は出まい」
龍宮に酷評される長谷川、ではない、ちうのコスプレ。
プリントアウトが終了した。しかし、これだけではつまらない。
ついでにエロサイトから適当な画像をダウンロードし、アイコラを作る。
「これで完璧だ。今頃長谷川は掲示板を見てヒーヒー言ってるだろう。さ、寝るか」

一方、嫌がらせを受けた長谷川は取り乱していた。
「くそぉぉぉぉお!誰がこんな書き込みをっ!なんだこの書き込みの量は!絶対殺す!
 ふざけやがって…しかも私の本名を…!私のクラスメイトに違い無い!まずIPアドレスから調査だ!」
早速お得意の解析を始める。やはり、麻帆良市内からの書き込み。
「誰だ、誰だ誰なんだ私の邪魔をするやつは!?朝倉か!?遂に私が、ヤツのゴシップの対象になるのか!?
 いいや、違う!ヤツは最近麻帆良内に出没する露出狂の取材で忙しいはずだ…んあ?このハンドルネーム…
 龍宮だ…龍宮に違い無い!あのワキガ女!前に作った嫌がらせメール連続送信スクリプトで反撃だ!」
長谷川が怒り狂い、龍宮のアドレスにバシバシとゴミメールを送る。
『淫乱ショタコン巨乳エロ尻ザーメン大好きのヤリマンガンマン・龍宮馬鹿』
龍宮の携帯へ、その文章を千通送信した。十倍返しである。しかしその行動が、彼女をピンチへ追いやるのだった。

ブーン、ブーン、ブーン…龍宮の携帯が唸る。
『誰からだ?』知らないアドレスからだった。本文を見て、絶句する。
その後も次々と同じメールが入ってくる。携帯の電源を切る事も出来ない。
『あぁ…パソヲタからか。反応が早い…今の内に攻撃しておこう』
携帯を放っておき、外へ出て長谷川の個室へ向かう。ドアの前についた。
そして、ドアにある新聞入れを開け、肛門を近付ける。
「ぶううううううっ!ぶうううっ!ぷっ!ぷっすぅ~…」龍宮、本気の放屁である。
室内にいた長谷川は、その音に驚いて飛び上がった。
『ヤバい!玄関から黄色い煙が!臭っせえ!目が痛い、気持ち悪い、息が…!』
慌てて部屋の隅に逃げるも、龍宮の屁からは逃れる事が出来ず、遂に失神した。
『ジュネーブ条約で毒ガスの使用は禁止されているが、これもやむなしだろう。
 しかし、長谷川もなかなかうまく反撃してくるな。無理にこちら側に取り込まず、しばらく泳がせるてみるか』
龍宮は部屋に戻り、相変わらずゴミメールを受信している携帯をティッシュの箱に入れて、寝た…

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