MAGISTER NEGI MAGI from Hell
ともだち
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匿名ユーザー
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『はぁ、疲れた…』自室に着いた私は、今日の出来事を反すうしていた。
『柿崎達は、もう一緒に活動を共にする事はおろか、口もきかなくなるだろうな…
次のターゲットを決めて連絡するって言ってたけど、今度はちゃんとこちら側の人間になるような、
人道的な作戦にしてほしいけど…』
ベットの上で寝転び、目を閉じる。そして、運動部の事を考える。
『まき絵、亜子、裕奈…彼女達は私の何だったんだろう?…親友だったのか?親友…しっくりこない。
友達…違う。…友達だった人達。いいや、この表現も違う。私をあっさり見捨てた、赤の他人。
これだ。何処の馬の骨ともわからぬ、赤の他人だ。何故、あっさり私を見捨てたヤツらに、
なぜ私が遠慮しなきゃならないんだろう?むしろ、私と同じように、酷い目に遭ってもらわないと、割に遭わないじゃないか!
私は口数も少ないし、ワキガだし、人をうまく笑わせる事も出来ない、つまらない人間かも知れない。
だけど、それが私を裏切る正当な理由になるだろうか?私は、彼女達を信頼していた。
しかし奴等は、自分の保身しか考えなかった…』
脳の思考回路が焼き付く。鬱屈としたやり場の無い怒りが、大河内の中でくすぶっている…
『自分の事しか考えない、相手の気持ちなんか考えた事も無い器の小さいアイツ等は許せない!
もう考えなくて良い、そんな醜い生物の事なんて…!本当に信頼できるのは自分だけだ!』
『柿崎達は、もう一緒に活動を共にする事はおろか、口もきかなくなるだろうな…
次のターゲットを決めて連絡するって言ってたけど、今度はちゃんとこちら側の人間になるような、
人道的な作戦にしてほしいけど…』
ベットの上で寝転び、目を閉じる。そして、運動部の事を考える。
『まき絵、亜子、裕奈…彼女達は私の何だったんだろう?…親友だったのか?親友…しっくりこない。
友達…違う。…友達だった人達。いいや、この表現も違う。私をあっさり見捨てた、赤の他人。
これだ。何処の馬の骨ともわからぬ、赤の他人だ。何故、あっさり私を見捨てたヤツらに、
なぜ私が遠慮しなきゃならないんだろう?むしろ、私と同じように、酷い目に遭ってもらわないと、割に遭わないじゃないか!
私は口数も少ないし、ワキガだし、人をうまく笑わせる事も出来ない、つまらない人間かも知れない。
だけど、それが私を裏切る正当な理由になるだろうか?私は、彼女達を信頼していた。
しかし奴等は、自分の保身しか考えなかった…』
脳の思考回路が焼き付く。鬱屈としたやり場の無い怒りが、大河内の中でくすぶっている…
『自分の事しか考えない、相手の気持ちなんか考えた事も無い器の小さいアイツ等は許せない!
もう考えなくて良い、そんな醜い生物の事なんて…!本当に信頼できるのは自分だけだ!』
「おぽぽ!おぽぽ!おぽぽ!おぽぽ!」
携帯の着信音が鳴る。龍宮からのメールだ…次のターゲットが決まったらしい。
だれが、次に壊されるのか…苛立ちを抑え、本文を読む。
「次のターゲットが決まった。次に狙うのは、長谷川千雨。
コスプレ、パソヲタ、いじめっ子的気質、協調性の無さ…彼女は元々、こちら側に足を突っ込んでいる人間と言える。
彼女を取り込めば、戦略の幅が広がるはずだ。皆にかかる負担も少なくなるだろう。
私は今、彼女のホームページを発見した。私はまず、そこの掲示板を荒らしまくる。
その後、ホームページ内にあるコスプレ写真をプリントアウトしまくり、明日学校へ持って行く。
それをネタに、彼女を脅す。この作戦は私一人でやる。簡単だからな。
とにかく、今日はお疲れさまだ。ゆっくり休んでくれ。 龍宮」
私が計画に参加しなくてもよい事が分かった。残念だった。
暇になると、いらぬ事を考える癖がある。龍宮達とやらかしている時が一番スカッとする。
携帯の着信音が鳴る。龍宮からのメールだ…次のターゲットが決まったらしい。
だれが、次に壊されるのか…苛立ちを抑え、本文を読む。
「次のターゲットが決まった。次に狙うのは、長谷川千雨。
コスプレ、パソヲタ、いじめっ子的気質、協調性の無さ…彼女は元々、こちら側に足を突っ込んでいる人間と言える。
彼女を取り込めば、戦略の幅が広がるはずだ。皆にかかる負担も少なくなるだろう。
私は今、彼女のホームページを発見した。私はまず、そこの掲示板を荒らしまくる。
その後、ホームページ内にあるコスプレ写真をプリントアウトしまくり、明日学校へ持って行く。
それをネタに、彼女を脅す。この作戦は私一人でやる。簡単だからな。
とにかく、今日はお疲れさまだ。ゆっくり休んでくれ。 龍宮」
私が計画に参加しなくてもよい事が分かった。残念だった。
暇になると、いらぬ事を考える癖がある。龍宮達とやらかしている時が一番スカッとする。
「アキラ…話したい事があるんだけど、いいかな?」
同室の裕奈が、脂性でテカテカと光った顔で突然話し掛けてきた。
そのテカテカ光る顔をよく見ると、申し訳なさそうな表情が浮んでいる。
「…私疲れてるから!今度にして!」私は無意識に叫んでいた。
『絶対に、信じるものか…また裏切られるだけだ!』
同室の裕奈が、脂性でテカテカと光った顔で突然話し掛けてきた。
そのテカテカ光る顔をよく見ると、申し訳なさそうな表情が浮んでいる。
「…私疲れてるから!今度にして!」私は無意識に叫んでいた。
『絶対に、信じるものか…また裏切られるだけだ!』
引き裂かれた関係は、もう元には戻らないのだろうか…
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