MAGISTER NEGI MAGI from Hell

またさきディルドー

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「チア3人組です!」綾瀬が高らかに宣言する。さすがはバカレンジャーの長。リーダーシップを発揮している。
「計画を立てよう…宮崎、こいつらはいつどこで、『またさきディルドー』として活動してるんだ?」
「下校時に、3人束になりダサいヲタクを狙ってカツアゲしているようです。
 週末には、都心に向かって男漁り、援助交際。いい男がいたら、ホテルに直行して4Pって感じです。
 ちなみに…彼女達のハメ取りビデオが流出、ビデオ屋ビンビンで販売されてます。
 本人達はそのビデオの存在をまだ知りません」
宮崎が、冷静に汚い言葉を使って説明した。
「とんでもない奴等ですね…うんち並です!いえ、うんち以下です!ところで龍宮さん、トイレどこですか?」
 坊主の絞りカス(お線香味)を飲み干した綾瀬には、尿意が迫っていた。
「…トイレは今、水が流れない。悪いがそこのおまるで頼む」
「わかったです、では遠慮なく」やはり彼女には羞恥心がないようだった。
紐パンをするりと脱ぎ、おまるに乗り、限界まで張り詰めた膀胱から一気に尿を排泄する。
『チョ!チョ~…シシシシショショショシーーーー(ry』壊れている綾瀬を放置し、龍宮が話し始めた。

「週末は都心で活動か。それでは、都心へ行かない日を狙う。人込みを避けて活動した方が危険が少ない。
 まずハメ取りビデオを早めに入手しよう。付け入る上で、最高の材料になる。
 ビデオは早乙女に買わせる。これは変態・早乙女にしか出来ない仕事だ。
 そして学校が終わると共に、宮崎、綾瀬の両人は、奴等を尾行する。
 私と大河内は、学校のトイレで背の高い私と大河内がヲタ男に変装する。
 君たちは尾行を続けてくれ。我々が変装している間に、奴等を見失わないようにな。
 私と大河内が変装を終えたら、そちらのグループへ向かう。居場所を携帯で知らせてくれ。
 合流したら、私か大河内が囮になって、奴等を袋小路に誘導する。あとは、ビデオを使って脅し、洗脳する。
 奴等を見失わない限り、この作戦は成功する。君たち2人の働きが重要だ」
それを聞いた2人の眼が、怪しく光る。
「お任せ下さい。かならず、チア3人組を潰しましょう、ぺぺぺ」
「こちら側の人間になれば、奴等もハッピーになれるはずです。ははははは」
「いや、奴等には、こちら側の人間になってもらう必要は無い。ヲタ狩り、乱交、援助交際…奴等のやっている事は犯罪だ。
 3人の仲を引き裂いて、またさきディルドーとしての活動を停止させる。
 そして、こちら側でもあちら側でもない、中ぶらりんの人間になってもらう」
「中ぶらりんの人間…ウケケ!龍宮さん、考える事が汚いです!」
「なに、奴等のやっている事の方がよほど卑劣だ」
龍宮は、自分の気に入らない者に対しては異常なまでに冷酷だ…

数日後…休み時間に、宮崎がハルナに頼みごとをした。
ハルナは図太いので、変態扱いされてもいつもと変わらず学校で生活している。
「ビデオ屋ビンビンに置いてあるビデオ、買って来て。お願い…」
「は?お金くれたらいいけど…?」
「お金はいま渡すから、お願い。ハルナじゃないと買えないようなビデオなの。私、恥ずかしくて…」
「…さてはAVだな?AV臭がするぞ」ハルナが冗談混じりに言った。「そうなの…」宮崎がそれをあっさりと認める。
「マジでいってんの!?ま、私ぐらいになるとAV買うくらいは何ともないけど。
 で、タイトルは?」案外あっさりと引き受けるハルナ。
「ええと、魔帆良援交6・まどか15歳 、魔帆良援交7さくらこ・15歳、魔帆良援交8・みさ15歳 」
「ん?なんか何処かで聞いた名前ばかりだな…まあいいや、今日の放課後買いに行くから」

学校の帰り、ビデオ屋ビンビンに立ち寄るハルナ。
ビデオ屋ビンビンは、マニアックなAVを取り扱う店として、麻帆良のオナニスト達の間では有名だった。
卑猥なピンク色の自動ドアが開く。軽い気持ちで足を踏み入れる。さっそくAVコーナーへ行き、宮崎に頼まれたブツを探すハルナ。
『どこかな~?おっ、ありました魔帆良援際シリーズ!えー、たしか6、7、8だったはず…うん、あるな』
早速、魔帆良援交6を手に取る。パッケージには、短く綺麗に切りそろえられた髪、指にはシルバーの指輪をはめた少女…
魔帆良援交7も見てみる。こちらは何故か、少女が口を開けている写真しか載っていない。
魔帆良援交8はどうだろうか?紫色の長い髪、広いおでこ…目線こそ入っている。しかし、その風貌は明らかにアノ人達…
『あー、あいつらやっぱ援交してたのかな…?朝倉が喜びそうなネタだな…まあいいや、さっさと買おう』
3本のビデオを鷲づかみにし、レジへ向かう。無愛想な店員が、ヲタ臭い少女をチラチラ見ながら会計する。
ハルナは少々嫌な気分になるが、買ってしまえばこっちのものだ。会計が終わると、逃げる様に店から立ち去った。


家に帰ったハルナは、早速ビデオをデッキに入れる。まず、魔帆良援交7を見てみる。
ダルい箇所は飛ばし、本番シーンをじっくりと観察する。ハメ撮り物で、カメラはよくぶれる。
「イクゥウウウウーーッ!ほにゃらばイクーーぅ!ああいぐいぐだめじぬうぅう!」
『この声、この口の開け具合、間違いなくアノ人だよ。応援の時もそんぐらいの大声でやれよ…』
適当なところで切り上げ、ハルナは続いて魔帆良援交6をチェックする。やはりハメ撮り。
「はぁ…っ!んっ…んっんっんうう、んっ…うぅん…はぁ、はぁ、はっ、うっ、うっ」
『地味な喘ぎ声だ…しかし、ハスキーボイスが色っぽい…ああ、おかしくなりそう!』
円の喘ぎ声で、少し濡れてしまった。これは刺激が強い。たまらずビデオを魔帆良援交8に取り替えた。これもやっぱりハメ撮り。
「Oh~♪Ohohohoho♪Oh~Yeah♪Fuck me!Come on!Come on!」
『Kさん…洋ものの見過ぎだろwしかし、騎上位で髪を乱して腰を振るわ振るわ…まるでロデオ。彼氏、大変だね』
ハルナは柿崎の喘ぎ声を聞くのがアホらしくなって、ル○ンの同人誌の執筆を始めた。

翌日、ハルナがビデオを学校へ持って行き、のどかにこっそりそれを渡した。
「これ、かなり笑えたよ」ハルナが耳打ちする。
「…やっぱりアノ人達だった?」
「うん、間違いない。みんなすごかったよ」
「そう。わざわざ買って来てくれてありがと」宮崎がほくそ笑む。
その後、龍宮の部屋で皆がそのビデオの内容を確認した。
「淫乱でしたね、みんな」「喘ぎ声がおもしろ過ぎです」
「楽しめたな。皆ハメ撮りだった。しかも、撮影場所も同じ。
相手の男がイク時の声は『んもぉ~~!』でいずれも同じ。
 このシリーズ、同じ男が撮っているな…」
「ふむ、追い詰めたらこっちのもんですね。ウケケケ…」
これで準備は整った。またさきディルドー壊滅の日は着々と迫っている。

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