MAGISTER NEGI MAGI from Hell

宮崎のどかの憂鬱

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龍宮は宮崎と境内でお茶を飲んでいた。
龍宮は『放課後に龍宮神社に来て、相談にのって欲しい』というメールを宮崎に出していた。
小心な宮崎はメールを無視する事が出来ず、神社へとやって来たのだった。
龍宮は用意していたお茶を出し、時間をかけて宮崎を洗脳する作戦に出た。

「相談なんだが…ご存知の通り、私と大河内はクラスの除け者だ。
 陰口を叩かれたり、ウサギの糞を机にばら撒かれたり、体育着を隠されたりしてる。
 毎日、地獄だよ…こんないじめに、毎日耐えられると思うか?
 辛くて辛くてたまらないよ…だからなんとかして私達を助けて欲しいんだ。
 君の能力、アーティファクトを駆使して…」
アーティファクト…龍宮の口からその言葉が出ると、宮崎の様子が変わった。
おどおどしながらも、前髪で隠れている眼で龍宮を見て言った。
「なぜ、その言葉を?」
「ネギ先生が、魔法使いだと知ってる生徒は他にもいるはず。私が知ってても、不思議はないだろ?」
宮崎が黙っている。返事に窮し、お茶を口に運んだ。
「あと数時間で、綾瀬は酷い目にあう。お漏らしするんだよ、盛大に」
ちらりと携帯で時刻を確認する。宮崎はそれを冗談だと思って、苦笑した。
「あ、あの~、確かに夕映はよくトイレに行きますけど、お漏らししたところは見たことないです…」
「笑い事じゃない。大河内が綾瀬を縛って、お漏らしするビデオを撮る。本当だよ。
 もし君が私達を助けてくれないのなら、そのビデオをウェブ上に流す予定だ。
 その映像を流した瞬間から、小柄な中学生がしーしー小便を垂らしてる所を見て
 変態どもはぽぽぽぽぽぽーっ!とか言って一斉にマスかき始めるんだろうな…」
龍宮の話と、ぽぽぽぽぽぽーっ!という奇声にすっかり気が動転する宮崎。

「そうだ、話は変わるがね…君の友達、早乙女ハルナは元気かい?」
「えっ!?…あ、その…今日は、早退しました」
宮崎は躊躇しながら答えた。
「具合が悪くなったのか?」
龍宮が芝居がかった声で聞いた。
「いえ、みんなと喧嘩になっちゃって…」
「やはり、ル○ンのホモ同人に萌えてる奴には風当たりが強いか。
 しかし、あの同人なかなか良くできてたなぁ…次○の胸毛萌え!(;´Д`)ハアハア」
宮崎は、彼女がハルナの同人誌をばら撒いたのだと分かった。
それと同時に、○元の胸毛に萌えている龍宮もなかなかの変態だと言う事も判明した。
ハルナはあれをばら撒かれたおかげで、周囲から変態扱いされ、逆ギレし、さらに責められた。
どうしようもなくなったハルナは、やむなく早退したのだった。
「ともかく、私に協力すると誓ってくれない限り、宮崎の友達はこれからも
 おかしな事をされる、と言う事だ。例えば、靴にゴキちゃんを入れちゃうとか、
 おかしな飲み物におかしな薬を入れちゃうとか…わかるかな?ポアァ?ポァポァ?」
次○の濃い胸毛を思い出し、言語を司る脳がおかしくなり始めたようだ。
「…協力とは、何を言うんですか?」
友達思いの宮崎の心が激しく揺れている。優しさに付け込むほど卑劣な作戦はない。
「ぶぶぬ、簡単な事だべ。まず、このノートを音読してけろっぺ」
そう言って、薄いノートを渡す。ページを開くと、一面びっしりと『ぬぺ』と書かれている(しかも手書き)。
ここからは、大河内と同じ様にして宮崎を洗脳していく。
「ぬぺぬぺぬぺ(ry」宮崎と共鳴するように龍宮が「ぬ(ry

※描写するのが面倒くさくなったので、洗脳した後の会話へとジャンプします※

「よす!やめ!明日、クラスメイト全員の心ば覗いで、その秘密をわだすさ報告すろ。わがたが?」
「わかりました。私は明日、クラスメイト全員の心を覗きます」

アウトサイダー達は、これで山場を乗り切った事になる。
弱味を握った後は、各グループごとに恫喝したり、洗脳したり、秘密をばらしたりして行けば良い。
龍宮の狂った理想郷が完成する日は近いのか…?

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