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今日の授業の終りを告げるチャイムが鳴った。
龍宮は誰にも気付かれぬようにさっさと帰宅する。
その彼女を木の上から見つめるエヴァンジェリン。
「…フン、すましたツラだ。しゃくに触るな…ちょっと揉んでやるか」
エヴァンジェリンの抑えきれない悪癖が彼女に牙を剥こうとしていた。

真夜中11時、エヴァンジェリンは龍宮宅に忍び込んだ。
学校をさぼり、事前に手際よく間取りなどを調査していたのだ。
『奴の部屋は2階だったな、どれどれ…』
魔力で空中に浮いて、こっそりと開いていた窓を覗いてみた。

室内には、龍宮はいないようだった。ぐっと顔を突き出して部屋全体を見渡した。
そこは、とても女の部屋とは思えない程、むさ苦しかった。
あまりにも混沌とした空間に圧倒され、エヴァンジェリンは軽い目眩がした。
壁にはマッチョな男のポスターやブルースリーなどが貼ってある。
釣りバカ日誌シリーズ、男はつらいよシリーズ、大河ドラマの伊達正宗のDVDが全巻揃っている。
部屋の隅には拳銃やナイフ、ダンベルなどの男臭い物が置いてある。
さらに、机の上には何故か大量のコ○ドームが積み重なっており、ゴミ箱には丸まったティッシュが特盛り状態。
『なんじゃありゃ!?奴に男などいるはずがない!本当は股間にナニかがついてるんじゃ…』

ガタッ!とドアが開く。龍宮が戻ってきたようだ。慌てて顔を引っ込め、また様子を伺う。
「やはり一日の締めは、プロテインに限るなぁ!」
ナンセンスな独り言を言った後、龍宮はプロテインを浴びるように飲み干すと、腕立てを始めた。
「やっちゃうのかい、おい!?やっていいのかい、おい!?」
一人で芸人の真似をしているようだった。せっせと励むその姿は、白い建物に捕われた気の毒な人を連想させる。
『寝る前に運動か。そのまま寝ろって…くさっ』
室内から彼女の臭いが漂ってきた、それに耐え、ひたすらチャンスを待つ。

12時、龍宮就寝。
『よし、それではやるか』
エヴァンジェリンは寝ている龍宮に筋肉痛で学校に来られなくなる魔法をかけた。
これで彼女の目的は達成された。が、彼女の表情に喜びはない。
『もうだめだ、吐き気がする。臭いにやられたようだ。さっさと帰らなければ』
夜行性の彼女も、活気を失うほどの臭いだったようだ…

翌日、龍宮は学校を欠席した。クラスメイト達が騒いでいる。
どうやら、彼女達も何かを企んでいるらしかった…

午前6時半、龍宮は悪夢にうなされていた。
「ご主人様、ご主人様ァご主人様アアア!!」
龍宮の飼っている仔犬、ボボが人間の言葉をしゃべり、尻尾を振って興奮している。
『何が起こってるんだ!?』
龍宮は全裸で、しかも股をおっ広げた状態で床に張付けにされていて、体の自由が効かない。
「ご主人様ア、もう我慢の限界ですだぁ。おらのチ○ポ爆発しそうですだあ」
言葉がおかしい。いや、状況がおかしい。ゆっくりとボボが近づいてきた。
そして、ボボのそれが凄い事になっているのに気がついた。まずい!このままではこのボボに…
「ちょっと待って!ちょっとよとよちょっちょおぽぽぽぽぽぽーーーっ!!!」

「おぽぽぽぽぽぽーーーっ!!!」
彼女の一日はおぽぽぽぽぽぽーーーっ!!!で始まった。早朝にはにはそぐわない、グロテスクな奇声だった。
先ほどの光景が夢だったことに気付き、ほっと息をついた。が、体は汗だくで気持ち悪い。
まず起きてトイレだ。昨日プロテインを飲み過ぎた。尿意が半端ではない。龍宮のアソコは爆発しそうだった。
しかし…すっと体を起こそうとするも、体が痛くて動かない。ひどい筋肉痛だ。やけになってみても結果は同じだった。

なんとかしてトイレに行かねば。彼女はベットから転がる作戦に出た。
ごろごろ、ドスン!色黒の馬鹿デカいみの虫がベッドから転げ落ちた。作戦成功である。
さて、ここからが問題だ。おそらく龍宮に残された時間は残りわずかのはず。
迷う事無くホフク前進した。そしてそれはうまくった。
部屋を出て、20分かけて2階の洋式トイレまでたどり着く事が出来た。
限界が近いのか、彼女の額に汗が光る。はやく便器に座らないと…
ここで重大な問題に気付いた。彼女は起き上がれないと言う事を忘れていた。
ここまで来て漏らすものか!腕の力のみで便器にしがみ付き
「ふんっ!ふんっ!ふんぬうぅうおおおぉおぽぽぽぽ!」
と、全身全霊で奇声を発した。それがいけなかったのか、彼女の堤防は決壊した。
しぃいーーーーーーーーーーーーーーー(ry
奮戦むなしく、龍宮真名(15)の尿意との戦闘は、放尿が終わると共に幕を閉じた。


しかし彼女は強い。半泣きになりながらトイレットペーパーでそれを処理した後、
学校へ休みの連絡を入れるため、這いつくばって自室へと戻った…

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