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  {深夜の寮} アスナ「渡した?」 本屋「ええ・・・少し悩んだようですけど、後押ししたら受け取りました」 アスナ「私たちの事疑ってないわね」 本屋「あれだけ頭に血が昇れば冷静になんてとても・・・」 アスナ「とにかく明日の双子は見ものだわ」 本屋「はい・・・楽しみです」 そして朝になり学校が始まった。いつもと違うのは双子の仲が決裂したという事だけ。 ふうか「・・・・・」 ふみか「・・・・・」 ふうかはアスナからもらった小瓶を見つめ、そしてふみかもまた本屋からもらった小瓶を見つめていた。 アスナ「ふうか。使った?早くしないとお昼休みになるよ」 ふうか「・・・・・・・」 アスナ「何まよってんのよ。ふみかに少しだけ辛い思いしてもらうだけじゃん!そのタバスコで・・・」 ふうか「でも・・・」 アスナ「あんたがやらないなら私がやるよ!それでもいいの?」 ふうか「だめ!・・・・・・・・・・わかった・・・入れてくる・・・・・・・・・」 アスナ「見つからないようにね~」 本屋「ふみかさん・・・・」 ふみか「本屋ちゃん・・・・」 本屋「早くしないとお弁当の時間に・・・・・」 ふみか「分かってるけど・・・」 本屋「ここではっきりとしておかないと同じ事の繰り返しに・・」 ふみか「・・・・・・」 無言で小瓶を見つめ強く握るふみか。どうやら腹はきめたようだ。そして運命の昼休み 昼休みが始まった。食堂へ行くもの、パンを買いに行くもの、そしてお弁当を食べるもの。 ふみか「・・・・・・」 ふうか「・・・・・・」 盗み見る。目が合う。お互いそっぽをむく。それの繰り返し。首をかしげながら結局二人とも全部食べてしまった。 ふうか「あれ、タバスコじゃないの・・・」 アスナ「おかしなぁ・・タバスコのはずなんだけど」 ふうか「・・・そうなんだ・・」 アスナ「まぁ・・大事にならなくてね・・私も冷静に考えたら少し酷いかなぁ・・とおもってみたり」 ふみか「何もおこらなかったね・・・」 本屋「ごめんなさい・・ふみかさん」 ふみか「あっ・・いいの本屋ちゃんは悪くないんだし。」 本屋「それで・・ふみかさんは・・」 ふみか「・・・・話してみようかなぁ・・また喧嘩になるかもしれないけど・・・」 本屋「それは良い考えです・・」 昼休みが終わり午後の授業が始まった。穏やかな日差しが教室に入ってくる。ふうかは黒板から目をそらしふみかの方を見てみた。 ふうか「・・・・・・?」 ふみかの様子が変だ。顔は青くなり、全身から汗を噴出している。 ふうか「・・・・・・・・・・・・・・・・ふみか?」    [ギュルルルルルル] その時ふうかを強烈な腹痛が襲い始めた。 ふうか(痛い・・お腹が・・) 体中から汗が吹き出る。下腹部を襲う今までにない強烈な痛み。もう一度ふみかの方を見る。ふみかと目が合う。ふみかも姉の異変に気が付いたようだ。だがお互い心配し合えるほど事態は穏やかではない。 ふみか「・・・・おねぇちゃん・・」 目に涙を浮かべながら苦しみを訴えかけてくる。   [ギュルルルルルルルルうルルウルルルウルウルルゥゥ] ふうか「あう!!!」 一斉に皆が振り返る [[part4]]

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