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牛乳!?」(2006/10/07 (土) 14:27:35) の最新版変更点

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こんばんは、桜咲刹那です。・・・トリ。 やはり馬鹿らしいので地の文ではトリつけないことにします。 最近お風呂上りには、牛乳を飲むことにしています。 牛乳を飲むと、その、胸が大きkbはぶgぁぐあ;うう ・・・健康に良いので。 大浴場には昔ながらの牛乳の自販機があるので、ちょっと嬉しいです。 うきうき気分でお風呂から上がったのに、お嬢様が待ち受けていました。 ・・・・・・。 せつな「お、お嬢様、この間のローションは肌に合わなかったようなので・・・!」 このか「何か足りてないのとちゃう?」 せつな「・・・トリ」 このか「ようくできましたー。ご褒美に、これや!」 お嬢様は上機嫌でうなずき、何かを取り出しました。 せつな「お嬢様、それは・・・?」 牛乳、のようです。 どうやらミミズや蛙の卵は入っていないようです。 このか「これなー、うちが作った、特製牛乳なんや!」 と言って、お嬢様はちょっと小首をかしげました。 このか「うちが直接、作ったわけやないんやけどなw」 ・・・?どういう意味でしょう? よくわかりませんが、今回は普通の代物のようです。 せつな「ありがとうございます。最近お風呂上りには牛乳を飲んでいたので・・・」 このか「やろー?せっちゃんが牛乳にはまってるの知ってからな、うちが作らせたんや」 ご機嫌のお嬢様。そんなお顔をされると、私まで嬉しくなってしまいます。 しかし・・・何故です、お嬢様? 何故、あなたは牛乳を持つ手に、ビニール手袋をはめてらっしゃるのですか? とにかく怪しいところは特にないので、受け取ってみました。 ほんのり牛乳瓶が温かいのは気のせいでしょうか? というか生温かい・・・。 このか「開けてみてや」 せつな「は、はいトリ」 瓶のふたを開けると、やっぱりというか、ミルクの匂いはしませんでした。 何というか・・・トイレの洗剤の臭い? いえ・・・というかこれは・・・栗の花? しかも液状というより、ジェル状に近く・・・。 このか「どうしたん?飲まんの?」 せつな「いえ・・・飲ませていただきます、トリ」 ためらっていても仕方ありません。 どうせ、お嬢様から逃れられはしないのですから。 ぐっと口に近づけると、濃密な臭いがします。 これはもう、牛乳でないことは明白ですが・・・。 ええい、ままよ。 最初の一口は、味が良くわかりませんでした。 卵の白身だけを飲んだら、こんな感じなのでしょうか。 しかしふたくち、みくちと飲んでいくうちに、濃厚な栗の花の臭いが口内を埋め尽くします。 歯の間にねっとりとした部分が絡まり、上手く飲み下せません。 下の奥の方に、飲めそうで飲めないかたまりが溜まっています。 ・・・何故でしょうか。 根拠はありませんが、とても嫌な感じがしました。 全部飲み干した後、お嬢様に聞いてみました。 せつな「お嬢様、この牛乳は一体・・・トリ?」 このか「あぁ、まだ説明してなかったな」 このか「先生、せんせぇー」 ここは女子浴場の、更衣室です。 なのに、新田先生が入ってきました。 このか「原材料は、コイツや」 新田先生はにやにや笑っています。 原材料が、新田先生・・・? じゃあ私が飲んだのは・・・新田先生のs 気づいたときにはもう、洗面所へ駆け込んでいました。 歯の間に詰まっているのも、舌に残っている臭いも、全部・・・。 しかし、ここはお嬢様の前。粗相をするわけには・・・! このか「せっちゃーん、新田ミルク、おいしゅうなかたんかあ?」 お嬢様が心配顔です。 お嬢様を心配させてはいけない! こういうときは、ええと、ええと・・・ せつな「いいえ、新田先生のミルク、とっても美味しかったトリ☆」 私はぱっくりと口を開いて飲み干したところを見せました。

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