「ジュネーブ条約」の編集履歴(バックアップ)一覧はこちら

ジュネーブ条約」(2006/06/30 (金) 00:56:25) の最新版変更点

追加された行は緑色になります。

削除された行は赤色になります。

「荒らすぞ、荒らすぞ、荒らすぞ…」 龍宮がノートパソコンの前で無気味な呪詛を呟いている。 現在、ちうのホームページの掲示板をいよいよ荒らそうというところだ。 HN:イカチ○ポ臭 ちうに友達はいませんちうに友達はいません ちうは対人恐怖症ですちうは対人恐怖症です ちうはネクラヲタですちうはネクラヲタです 本名は長谷川千○です本名は長○川千雨です 「うひいひひひい!この文章を百回連続で書き込むぞ、書き込むぞ、書き込むぞ…」 カチカチカチカチカチカチカチカチカチ…手動でマウスを連打する龍宮。 「ああ、次はプリントアウトだ…」 ホームページ内のコスプレ画像を隈無くプリントアウトしていく。 ゴスロリ、着物、水着、パンク、アイビーファッション、スーツ、たらこ… 「…衣裳のネタ、どっからかパクってきてないか?これ」 まるでキ○ーピー人形のごとく七変化している。 「独創性に欠いている…これじゃ人気は出まい」 龍宮に酷評される長谷川、ではない、ちうのコスプレ。 プリントアウトが終了した。しかし、これだけではつまらない。 ついでにエロサイトから適当な画像をダウンロードし、アイコラを作る。 「これで完璧だ。今頃長谷川は掲示板を見てヒーヒー言ってるだろう。さ、寝るか」 ---- 一方、嫌がらせを受けた長谷川は取り乱していた。 「くそぉぉぉぉお!誰がこんな書き込みをっ!なんだこの書き込みの量は!絶対殺す!  ふざけやがって…しかも私の本名を…!私のクラスメイトに違い無い!まずIPアドレスから調査だ!」 早速お得意の解析を始める。やはり、麻帆良市内からの書き込み。 「誰だ、誰だ誰なんだ私の邪魔をするやつは!?朝倉か!?遂に私が、ヤツのゴシップの対象になるのか!?  いいや、違う!ヤツは最近麻帆良内に出没する露出狂の取材で忙しいはずだ…んあ?このハンドルネーム…  龍宮だ…龍宮に違い無い!あのワキガ女!前に作った嫌がらせメール連続送信スクリプトで反撃だ!」 長谷川が怒り狂い、龍宮のアドレスにバシバシとゴミメールを送る。 『淫乱ショタコン巨乳エロ尻ザーメン大好きのヤリマンガンマン・龍宮馬鹿』 龍宮の携帯へ、その文章を千通送信した。十倍返しである。しかしその行動が、彼女をピンチへ追いやるのだった。 ブーン、ブーン、ブーン…龍宮の携帯が唸る。 『誰からだ?』知らないアドレスからだった。本文を見て、絶句する。 その後も次々と同じメールが入ってくる。携帯の電源を切る事も出来ない。 『あぁ…パソヲタからか。反応が早い…今の内に攻撃しておこう』 携帯を放っておき、外へ出て長谷川の個室へ向かう。ドアの前についた。 そして、ドアにある新聞入れを開け、肛門を近付ける。 「ぶううううううっ!ぶうううっ!ぷっ!ぷっすぅ~…」龍宮、本気の放屁である。 室内にいた長谷川は、その音に驚いて飛び上がった。 『ヤバい!玄関から黄色い煙が!臭っせえ!目が痛い、気持ち悪い、息が…!』 慌てて部屋の隅に逃げるも、龍宮の屁からは逃れる事が出来ず、遂に失神した。 『ジュネーブ条約で毒ガスの使用は禁止されているが、これもやむなしだろう。  しかし、長谷川もなかなかうまく反撃してくるな。無理にこちら側に取り込まず、しばらく泳がせるてみるか』 龍宮は部屋に戻り、相変わらずゴミメールを受信している携帯をティッシュの箱に入れて、寝た… 次のページ-[[警察的物語]]へ

表示オプション

横に並べて表示:
変化行の前後のみ表示:
記事メニュー
目安箱バナー