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森口氏は同13日(同14日)に
ニューヨークで行った記者会見で「治療は1例だけだった。(発表は)うそになってしまった。申し訳なかった」と謝罪した。
3時間に及んだ会見で最後まで「治療した」とした1例は、従来の主張で最初の例とした34歳の男性に対する治療で、実施時期を今年2月から昨年6月へ“訂正”した。しかし会見が進むにつれ、
ボストンの別の病院で行ったとするなど、言い逃れに終始。今後、研究者としては「やっていくのは無理」と話した。
一方、
内閣府は14日までに、森口氏が参加する
東京大の研究プロジェクトについて今週にも調査を始める方針を固めた。
対象は細胞や臓器などを冷却保存する手法の開発。政府の研究助成事業に選ばれ、同大の研究代表者が森口氏を特任研究員として雇用している。助成期間は2010-13年度、助成額は計約1億6000万円。内閣府はまず森口氏の勤務実態や研究内容を確認する。
(サンスポ、2012.10.15 05:00)
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最終更新:2012年10月15日 05:27