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 【高密(こうみつ)(中国山東省)隅俊之】ノーベル文学賞の受賞が決まった中国作家莫言(ばくげん)氏(57)は12日、自宅のある山東省高密市のホテルで記者会見を開き、10年にノーベル平和賞を受賞した中国の民主活動家、劉暁波(りゅう・ぎょうは)氏(56)=服役中=について「健康になり、自由になることを願っている」と述べ、長期化する劉氏の服役に懸念を示した。

 中国政府は莫言氏への文学賞は歓迎する一方、劉氏の平和賞の際には「内政干渉だ」と強く反発してきた。中国共産党員であり、中国作家協会の副主席である莫言氏による劉氏を擁護する発言は今後、波紋を呼びそうだ。

 一方、一部で「莫言氏は体制側の作家だ」と批判されている点について、莫言氏は「文学賞は政治賞ではない。共産党のためではなく、すべての人に向き合って書いている」と反論。「共産党と親しい私の受賞は間違いだと言う人は多い」との認識を示しながら「そういう批判をする人も党員だったりする。彼らは体制内部の人であったり、しかも体制内で多くの利益を得た人もいると知っている」と主張した。

 莫言氏は数千万人の餓死者を出したとされる1950年代後半の大躍進政策も経験している。会見では作品を書き始めた当時から体制批判という危険性や体制からの圧力を抱えていたと述べた上、「豊乳肥臀」など具体的に作品名を挙げながら「社会の暗部に対する私の批判が厳しいことが分かるはずだ」と語った。

 一方、尖閣諸島をめぐって緊迫する日中関係について「戦争で中国が勝ち、日本が負ければ解決するのだろうか。逆も同じだ」と述べ、中国国内で続く対日強硬論を否定した。




カテゴリ: [ニュース] - &trackback- 2012年10月12日 22:54:56

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