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 リクルートは21日、高校3年生に「志願したい大学」を聞いた意識調査をまとめた。関東では女子の順位で明治大学が立教大を抜き首位に。男子は3年連続で明大が首位だった。創立130周年を迎えた今年、広報宣伝活動に力を入れ「就職に強い大学」をアピールした効果が出たもようだ。関西では国公立大の順位が上がり、東海では地元志向が強まった。

 調査は関東、関西、東海の高校3年生を対象に4月に実施。1万450人の回答を集計した。

 関東の女子では明大が昨年の2位から1位。3位の早稲田大が2位、1位の立大が3位になった。男子の2位は早大、3位は日本大で上位3位は昨年と同じ順位だった。

 明大は企業の採用担当者をキャンパスに招く採用選考会を実施するなどユニークな就職支援活動で知られる。2011年度の一般入試志願者数は約11万4000人と4年制大学では最大規模だった。

 関西の首位は関西大。神戸大が昨年4位から3位、大阪市立大が7位から5位、大阪大が8位から6位になるなど国公立大の人気が高まった。

 東海は名古屋大が首位。薬学部や看護学部を持つ名古屋市立大が9位から7位、愛知教育大が17位から11位に順位を上げるなど資格取得につながる大学の人気が高まった。20位内に入った東海エリア以外の大学は早大(18位)と立命館大(19位)の2校と昨年の3校から減少し、地元志向が鮮明になった。

 リクルートは「不況や就職環境の悪化で、学費の安い国公立大や地元大学への志向が強まっている」とみている。

 同調査は08年から実施しており今回で4回目。



カテゴリ: [ニュース] - &trackback() - 2011年07月21日 23:36:26

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最終更新:2011年07月21日 23:38