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【フランクフルト(ドイツ)17日AFP=時事】サッカーの女子ワールドカップ(W杯)は17日、当地で決勝戦が行われ、日本代表「なでしこジャパン」が米国を2-2からのPK戦で破り、初の世界制覇を成し遂げた。(写真は優勝トロフィーを掲げて喜ぶなでしこのイレブン)
 日本は2度リードを奪われるが驚異的な粘りで追いつき、PK戦を3-1で制した。前半は米国のペース、28分にはワンバックのシュートがゴールポストに当たるなど攻め込まれる場面が目立った。この流れの中で後半24分、米国はモルガンのシュートで均衡を破る。しかし同36分、日本もゴール前の相手守備陣のクリアミスを突いて宮間が同点ゴールを挙げた。
 延長戦でも前半終了直前にワンバックが強烈なヘディングシュートで再び優位に立つが、日本は後半12分のCKを沢が見事なボレーで決め土壇場で追いついた。
 PK戦ではGK海掘の好セーブで米国の最初3人が失敗、日本は2人目が止められたが3人が成功、過去21敗3分けの米国から初勝利を挙げた。
 日本では3月11日の地震、津波、原発事故で女子サッカーもリーグ開始が遅れるなど大きな影響を受けた。アマチュアの選手が多く練習も十分でなかった。DFの石清水は「こんな時期にサッカーしてもいいのだろうか。もっとやるべきことがあるのではないかと迷った時期もあった。チームが活動できず1人で練習を始めると、自分がどんなにサッカーを愛しているかが分かった」と苦しい時期を振り返った。
 日本は今大会前の練習試合で米国に2度0-2で敗れている。佐々木監督は「あの時はまだ十分な練習ができていなかった。ドイツに来て勝ち進むにつれて成熟し強くなっていった」と語った。 〔AFP=時事〕(2011/07/18-09:47)



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最終更新:2011年07月18日 11:21