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2006/5/18
今日はちょっとがんばって
牧場の少女カトリ?を最終話まで一気にリレー。フィンランドの歴史が大きく転回するとともに
カトリ?の運命もかなり好転します。
37話ではライッコラ屋敷の奥様
ウッラ?が相変わらず自分の都合のいいようにカトリを解釈。後半の意地悪キャラであった
イーネス?のほうが最後に「カトリならいいお医者さんになれるかもしれないね」といい台詞を残して好印象なのと対照的。
ストーリー全体を見てみて、やはり前半はいまいち方向性がつかみづらかったのかなというイメージ。中盤あたりから（
クラウス?が登場したせいか）コミカルなシーンが増えて音楽も結構挿入されて楽しい感じになるとぐっと見やすいです。後半は台詞での状況説明も増えて、わかりやすさは上がっている反面、前半のように郷愁を感じさせるシーンはほぼ皆無。全体としては登場人物の描写も意外と奥行きがあって面白く、意欲的な作品だと思えますが、おそらく後半を作った後に前半を作ったら、もうすこしよくなったのかもと思うと少し残念かも。前半を製作しているときにはまだ全体的な方向性が見えていなかったと思われるし、しかたないですけどね。
ともかく、この作品は大好きです。
DVD第9・10・11・12巻を鑑賞
一気に4巻鑑賞。内容は
第9巻
| 第34話 |
ヘルシンキ行き |
| 第35話 |
父と娘 |
| 第36話 |
奥様の決意 |
| 第37話 |
迷子のアベル |
第10巻
| 第38話 |
それぞれの道 |
| 第39話 |
ハルマ屋敷のパーティ |
| 第40話 |
道づれ |
| 第41話 |
トゥルクの人々 |
第11巻
| 第42話 |
絵のない絵本 |
| 第43話 |
自動車に乗った！ |
| 第44話 |
にくらしい娘 |
| 第45話 |
疲れた一日 |
第12巻
| 第46話 |
美しいもの |
| 第47話 |
お土産のランドセル |
| 第48話 |
ああ入学 |
| 第49話 |
おかあさんの帰国 |
お気に入り場面
34話でクラウスとヘルシンキの都会っぷりに見入るカトリ。
35話終盤で
エリアス?がクラウスの帽子を優しく取って、また優しく被せるシーン。
36話のそり滑りのシーン。帰り道、
ロッタ?の言葉が気になってしょうがないのに、わざと明るく振る舞うカトリ。
37話でカトリにしつこく「奥様」と言わせる
アリーナ?。ウッラの失言。
38話でカトリが仕事を辞めさせられたことを誤解して、
ペッカ?にすごい剣幕で詰め寄る
マルティ?。
39話でマルティといっしょに
アベル?を洗うカトリ。ロッタからもらったワンピースを着るカトリに「きれいだ」と感激するマルティ。服ばっかほめるマルティにカトリちょっと不服。
41話で貨物車両でかごから抜け出し暴れるアベルを抱くカトリ。
43話でアベルに驚く
ミッキ?に「アクビしただけじゃないか」というクラウス。
ソフィア?の乱暴な運転。スピードがでていて危ないというカトリに「これ以上遅く走ったら、馬車と同じになっちゃうわ。それじゃ自動車に乗った意味がないでしょ」。
44話で、おなじくソフィア。「あら。スピード出すの嫌い？私は大好きだわ」。この人、危ないかも。
46話から予告編に
セーラ?登場。予告編の半分以上セーラ。
47話。やたら飛ばすソフィア。このひとこればっか。お土産のランドセルを抱きしめるカトリ。
48話。レーニン登場。試験に落ちたとうそをつくカトリを信じて、憤慨するマルティ。いいやつ。
レオ?の台詞。「ねぇ、カトリ。約束してくれる？ぼくとずーっと仲良くしてくれるって」。マルティ、ペッカに続き第三の男。
49話。イーネス、カトリをほめる。田舎には帰ってくるつもりだというカトリに、ペッカ、「いや、カトリは戻らないと思う」。
参照
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リンク
日本アニメーション（制作元）
HIRAO'S HOME PAGE（ファンサイト）
世界名作劇場・虹の牧場（ファンサイト）
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最終更新：2006年06月08日 20:33
