たてがみに春を乗せて

 草原を往け


 大地の果てまでも

 空の向こうにも

 駆けてゆけ


 蹄に大地は震え

 いななきに山は鳴く


 鷹は大空高く

 羊はやわらかに草を食む


 おまえは誇り高く

 どこまでも駆けてゆけ


 汗が血となり

 肌を流れて土となる


詩。2006年。

カテゴリ: [落書テキスト]

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最終更新:2006年07月10日 17:03