宝玉の主

    

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「あった、これだ・・・」
城下町にある古めかしい巨大な図書館。その一角の古書ばかりを集めた資料スペースで、俺はついに目的の物を見つけることができた。
"世界の四大秘宝"と題されたその色褪せた資料には、古くから言い伝えられる4つの宝玉についての様々な情報が載っていた。
"神鳥のルビー"、"大亀の黒曜石"、"猛虎の白水晶"、そして"竜眼のサファイア"。
直径5寸きっかりの真球に磨き上げられたこれらの玉は最高級の国宝として、また権力の象徴として、国々が競って奪い合った。400年前には西欧で3つの大国が神鳥のルビーを巡って争い、その内2つの大国が戦いに敗れて滅んだという。
価値のあるものとはいえ何故これほどまでに宝玉を巡って血みどろの争いが繰り返されたかというと、それはこの宝玉にまつわる言い伝えに原因があった。
四神獣を表すこの4つの宝玉を国領の四方に掲げると、その国の4000年に渡る安泰が約束されるという。

長き戦いの果て、竜眼のサファイアを除く3つの宝玉は我が国が手に入れていた。
それらは現在城の地下にある宝物庫に厳重に保管されている。
全ての宝玉を手に入れるために、王はこの俺に竜眼のサファイアの在り処を突き止めるよう命令を下した。
「竜眼のサファイアは現在西の国ノガードの東端にある塔に安置されている・・・か」
ノガードとは、以前我が国と同じく3つまで宝玉を手に入れた国だった。
当時残りの1つは我が国が持っていたわけだが、ノガードは無理に4つの宝玉を集めようとはせず、そのまま国の三方に塔を作って宝玉を奉ったらしい。
だがやがて周囲の国々から戦争をしかけられ、今では存在感の薄い小国に成り下がっていた。
「しかし、こんなに簡単に在り処が突き止められたのにどこの国もこれを奪おうとしないのは何故だ?」
そういえば前に降伏させた国から神鳥のルビーを譲り受けた時、こんな話を聞いたな。
ノガードの塔にはそれぞれ侵入者を阻む様々な仕掛けが施されていて、宝玉を奪うのに何人もの兵士が犠牲になったそうだ。
もしかしたら竜眼のサファイアが安置されているこの塔にも何か危険な仕掛けがあって、今までに誰も宝玉を持ち出せなかったのかもしれない。

城に帰って王にこのことを告げると、彼はやおら玉座から立ち上がって叫んだ。
「面白い。他国が奪わぬのならば我々が奪うまでだ!」
その日の夜、城の精兵10人からなる宝玉の探索隊が結成され、俺がその指揮を任された。
そして、新月の闇に紛れて11人の男達が西へ向かって出発したのだった。

ノガード国境までは一夜で辿りつける程度にしか離れていなかったが、道中は深い森に覆われていた。
真っ暗な森を抜けて地上80メートルほどの高い塔が前方に見えてきた時には、地平線に朝日が手をかけ始める頃だった。
「高い塔だな」
疎らに木々が生える平原の真ん中から、天を衝くような塔が顔を出している。
もし他の塔もこれだけの規模であるならば、当時のノガード国の繁栄ぶりが目に浮かぶようだ。

程なくして、11人の男達は塔のもとへと辿りついた。
濃い青色で塗装された頑丈な塔壁が、周囲をぐるりと覆っている。
「よし、手分けして入り口と罠がないか確かめろ」
リーダーの声とともに、兵士達が塔の周囲を調べ始めた。
高さ80メートル、直径約30メートルにも及ぶ巨大な円柱。壁にはレンガのような角石を積んで作ったように互い違いになった格子状の筋が見えるが、その隙間にはナイフの刃先すら入りそうにない。
「隊長、罠は確認できませんが入口がどこにも見当たりませんよ」
戻ってきた兵士の一人がリーダーに告げる。
「そんな話があるか。ここにないならどこか別の場所に・・・これはなんだ?」
ふと見ると、滑らかに磨かれた塔の壁面に一箇所だけ、塔の頂上まで続くような梯子状の突起があった。
「こ、これは・・・よし、私が登ってみます」
そう言うと、兵士の1人がその梯子に掴まって垂直に切り立った塔の壁を登り始めた。
「これを・・・登るのか・・・?」
その様子を下から見上げていたリーダーが呟く。
梯子とはいえ、20cmおきに厚さ3cm、幅40cmの細い長方形の石が塔壁から3cmほど突き出ているだけなのだ。
長い年月にさらされてその取っ手の角は少しずつ削れて丸みを帯び、上へ行けば行くほど横風の影響を受けやすくなる。
本当にこれしか入り口がないのだとすれば、塔の中になにも仕掛けがなくとも長年に渡って秘宝が守られてきたというのも頷ける。
400段近い梯子を11人で並んで登っても、誰か1人が足を滑らせればその下にいる者は全員命がないだろう。

固唾を飲んで見守っていると、先陣を切った兵士は無事に頂上まで辿りついた。
「やっぱりここが入り口だ!ロープが必要だぞ!」
塔の頂上から兵士が大声で叫ぶ。その声に、残った兵士達が活気付く。
そして5人1組で1番下の者がロープを持ち、一定の間隔を保って垂直な壁のロッククライミングを始めた。
登りながら時折吹く横風に煽られる兵士達の様子を、地上に残ったリーダーは不安げに見上げていた。

先発の5人が無事に頂上についたのを確認すると、残ったリーダーの男と4人の兵士も塔を上る準備をする。
リーダーが先頭に立ち、1番下の兵士が予備のロープを持つ。
常に重心が中空にかかる垂直な壁登りに、リーダーの男は心底肝を冷やしていた。

「くそ・・・なんだってこんな・・・」
周りにくっついてる者達は体も鍛えられた逞しい兵士ばかりだが、俺は言ってみれば城のお抱えの学者みたいなもんだ。こんな危険を冒すのは俺の領分じゃない。
ぶつぶつと不満を呟きながらも、俺はすでに50メートルほど登っていた。
まるで遥か空の彼方にいるような感覚だ。高い。高すぎる。
こいつらはなんでそんな平気な顔で登って来れるんだ?血が通ってるのか?
俺は少し下を仏頂面でピタリとついてくる兵士を一瞥してそう思った。
まあいい、後少しで頂上だ。帰るときのことは考えないことにしよう。
だが、もう少しで頂上に手がかかるかとおもったその時・・・
「うわあぁぁぁ!」
「ぎゃああああぁ!」
突然足元から悲鳴が聞こえた。ふと下を見ると、4人の兵士達がバラバラと空中に投げ出されて遥か眼下の地面に向かって吸い込まれていくのが見えた。
「ひっ!」
俺は咄嗟にその光景から目を背けた。そのお陰で、幸いにして彼らが地面に激しく叩き付けられて無残な姿に変わるのだけは見ずにすんだ。
恐らく俺のすぐしたにいた男が足を滑らしたのだろう。
「ひっ・・・ひっ・・・」
俺はまるで追っ手から逃げるように急いで塔の頂上まで登った。
先に登っていた6人の兵士達はすでに中に入ってしまったようだ。
広大な円形の屋上の真ん中に1メートル四方の穴がぽっかりと開いていて、その近くに突き刺された楔にロープが硬く結び付けられていた。
穴から中を覗き込んで見るが、真っ暗闇で何も見えない。
恐る恐るロープを伝って下に下りると、俺は持ってきた松明に火を灯した。
まるで石でできた迷路のようだ。細長い通路のようだが、どちらを見ても兵士達の姿は見えない。
「しかたない・・・探すしかないか」

リーダーの男は煌煌と燃える松明をかざしながら慎重に闇の中を進み、角を何度か曲がった。
片側の壁に沿って歩けばいずれ出口か入り口に突き当たるはずだ。
そんなことを考えながら、4つ目の角を曲がる。そして、その目に飛び込んできた光景に思わず息を呑んだ。
通路が、赤く染まっていた。激しく飛び散った血痕が外壁と同じ群青色の通路の壁を真っ赤に染め、途端に男の内に不吉な感覚を呼び起こす。
罠か?それにしては死体が・・・まさか・・・自分達の他に・・・何かいる・・・?
一瞬、引き返そうかと考えた。だが、今更引き返したところでまたあの外壁を降りられる気がしない。
「こ、ここまできたら・・・行くしかない・・・」
急激に高鳴り始めた胸の鼓動を押さえつつ、男はそろりそろりとさらに奥に向かった。
手に持った松明の炎が、徐々に徐々に弱まりつつあった。

どのくらい歩いただろう?
時折階段を降り、高い塔の中を少しずつ下へと降りていく。
松明の炎はすでに消えかけ、チロチロと燃える最後の炎が心もとない弱々しい光を辺りに投げかけていた。
恐怖と孤独感に苛まれながら角を曲がると、正面に明かりが見える。
どうやら大きな篝火がどこかで燃えているらしい。
俺は消えかけた松明を放り出して、ゆらゆらと揺れる明かりを目指して走った。

突然、視界がパッと開ける。円形の大きな部屋に4本の塔が立ち並び、その上で真っ赤な炎が煌煌と燃えている。そして、部屋の中央には高さ1メートルほどの台座が設けられ、その上に鈍く光を反射させる青い球体が置かれていた。
「ああ・・・これが・・・」
ゆっくりと、慎重に石に近づく。罠がある気配はないが、消えた兵士達のことが気がかりだったからだ。
15cmあまりの巨大なサファイアの球。どうやって作ったのか想像もつかないほど精巧で美しいその神秘的な姿に、俺は宝玉を手に取ったまましばし見とれていた。
「まだ人間がいたのか」
突然、背後から低く唸るような声が聞こえた。俺はドキリとして一瞬固まった後、ゆっくりと背後を振り向こうとした。だが、完全に振り向く前に俺はその謎の生物に飛びかかられ、硬い石の地面にドサッと組み敷かれた。

篝火の明かりで闇の中に浮かんだそいつの顔を見て、俺は心臓が止まりそうになった。
「ひっ!ド、ドラゴ・・・むぐっ・・・」
ドラゴンは叫ぼうとした俺の口を鋭い爪が伸びた大きな手でグッと塞いだ。
そして、捕らえた獲物をじっくりと舐めるように見回す。
闇に溶け込むように真っ黒なドラゴンの口の端に、赤いものがついているのが見て取れた。
間違いない。兵士達はこのドラゴンに全員食い殺されたのだ。
しばらくして、ドラゴンは俺の口を塞いだ手を離した。
「う・・・お、俺も食い殺す気なのか・・・?」
「食い殺されたいのか?」
「い、いや・・・」
慌てて否定する。ドラゴンにはまだそのつもりはないらしい。
「ククク・・・食ってやってもいいが、さすがに1度に6人も食えばワシも満腹だ」
そう言いながらドラゴンがニタリと笑う。
「あ、じゃ、じゃあ助け・・・」
バリッバリバリバリッ・・・
そう言おうとした瞬間、ドラゴンは突然俺の着ていた服を鋭い爪で無理矢理引き千切った。
露わになった下半身から、恐怖に萎えたペニスがポロリと顔を出す。
「ひっ・・・・な、なにをするんだ・・・?」
「もう満腹だと言ったであろう?だから・・・こちらを頂くとしよう」
そう言って俺を組み敷いたまま、ドラゴンは体を少し浮かせた。
そのドラゴンの股間で、グチュグチュと粘液を滴らせた赤い花びらが顔を覗かせていた。

「ククク・・・覚悟するがよい・・・」
股間に咲いた淫猥な割れ目を蠢かしながら、ドラゴンが嗜虐的な笑みを浮かべる。
「ああ・・・よ、よせっ・・・やめろ・・・」
ドラゴンは力なく抵抗する俺を余裕たっぷりに押さえつけたまま、ふにゃりと萎えたペニスを真っ赤に燃えた花びらでおし包み、ピンク色の粘液に塗れ光る膣の中に導いた。
にゅぶにゅぶにゅぶ・・・
「はぁっ!あはぁぁぁぁ・・・」
熱い肉壷にペニスが飲み込まれる度に、快感とは程遠い不思議な熱さのようなものが股間に広がっていく。
そして、ドラゴンは飲み込んだ獲物を味わうように萎んだペニスを分厚い肉襞でゆっくりと舐め回した。
「うああっ・・・く、はぁっ・・・」
ペニスが固くなるにつれて少しずつ増幅されていく快感に身を捩る。
だが、ドラゴンは俺の胸を手で無造作に地面に押しつけると、さらにペニスをギュッと搾った。
「あぐっ・・・」
ふにゃふにゃだったペニスが固くなり、ドラゴンの熱い膣の中でピンと真っ直ぐに屹立する。
「どうだ?ワシの中は・・・ククク・・・なす術もなく悶え狂うがよい・・・」
「な、何で・・・こんなぁぁぁ・・・」
すでにビンビンに張り詰めている俺のペニスを肉襞が何度も何度も執拗に締め上げ、根元から先端に向かってしごき上げる。
あまりの快感に、両手足が感電したかのように激しく暴れ回った。
「ひああぁぁ!た、助けてぇ・・・」
そう叫んだ瞬間膣がギチッと収縮し、ペニスがまるで押し潰されるかのように一際強く締め上げられた。
「ぐあぁっ!」
「黙れ!貴様にわかるか・・・?」
そう言いながら、締めつけたペニスを膣の中で前後左右にぐちゃぐちゃと激しくかき回す。
「数十年の間、光も差さぬ闇の中に閉じ込められたワシの苦しみが・・・貴様にわかるかぁぁっ!」
「ぐあああああぁぁ!」

突然苛烈になったドラゴンの責めに、俺は全身をビクンビクンと跳ねさせた。
だがそれでも、凶悪な体重で俺を組み敷いたドラゴンの下から逃れることができない。
「貴様ら人間どもの身勝手で、ワシはこの塔に幽閉されたのだ。この恨み晴らさずにはおかぬ・・・」
ドラゴンは身も凍るような殺意を含んだ黄色い瞳で俺を睨みつけた。
「ひ・・・ぃ・・・」
あまりの恐ろしさと全身を蝕む異常な快楽に、体中が麻痺したかのように動かなくなる。
その動かぬ体に、ただただ耐え難い地獄の快感だけが塗り込められ続けた。
そして、俺はこれからとてつもなく恐ろしい目に遭わされるであろうことを否応なく予感させられた。

「う・・・は・・・ひあぁぁ・・・」
突然早くなったり遅くなったりする肉襞の動きに、俺は射精の寸前まで高められたまま限界を迎えられずに弄ばれ続けていた。
「貴様には地獄の苦しみを味わわせてくれる・・・」
「あぅがぁ・・・お、俺が何をしたって・・・い、いうんだぁ・・・」
ドラゴンの理不尽な怒りの矛先を向けられ、快感に悶えながら声を絞り出す。
「知らぬなら教えてやろう・・・」
ドラゴンはそう言うと、膣の動きを少し緩めた。
「70年ほど前、人間どもは東の森に住んでいたワシを突然狩り出したのだ」

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