ドラゴン学者

    

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ドラゴン。
そう呼ばれる種族の多くは巨大な体を持ち、外見は固い鱗でびっしりと覆われていたり、フサフサの柔らかい毛が生えていたり、はたまたつるつると光沢のある滑らかな肌をしていたりと様々で、太くて逞しい尻尾を持ち、大きく広がる翼や立派な角や恐ろしい爪や牙があり・・・
驚くべきことに、中には人の言葉を話すことができるほど賢い者もいるという。

僕が若くしてドラゴンに興味を持ち始めたのは、ひょんな偶然からある遊び心たっぷりの書物に出会ったからだった。
その書物には、ほとんど誰も見たことのないドラゴンについての詳しい研究の記録が示されており、ドラゴンという生き物の少なくとも一部を理解するのには十分過ぎるほどの素晴らしいものだった。
ドラゴンが何を主食にしているのか、どんな攻撃方法を持つのか、体の造りはどうなっているのか、中にはドラゴンとの接し方や彼らの特異な習性、住んでいる地域までが明らかにされていて、僕はついドラゴンを探したくなってしまったのだ。
ドラゴンの研究を進めていくうちに、運のいいことにドラゴンが住むと噂される山がすぐ近くにあった。
運がいいとは言ったが、件の書物によればドラゴンは世界中のあらゆる所に生息していて、彼らの住処を見つけることはそれほど難しいことではないらしかった。

簡単な登山道具を一式揃えると、僕は長期の休みを利用してその山に登ることにした。
どんな本や資料を調べてみても、ドラゴンがどんな生活を送っているのかその詳しい生態について語られているものは全くと言っていいほどなかったからだ。
それなら、自分のこの目で実際に見て確かめるしかない。
標高900メートルのその山は年中深い森に覆われていて、正規の登山コースを通っているにもかかわらず毎年数人の行方不明者が出るということだ。
さらに不思議なことに、今まで1度として行方不明となった人々が発見されたことはなかった。
文字通り、彼らはこの山の中で"消えた"のだ。
そしてその事実が、この山にドラゴンが住んでいるという噂に不気味な信憑性を与えているのだった。

長い夏休みに突入した数日後のある日、僕は自腹で揃えた登山道具を背負って山を登り始めた。
暑い木漏れ日がゆらゆらと揺れ、緩やかな坂道を登る僕の顔を照り付けている。
4時間程登ると、道の脇に「四合目」と書かれた看板が立っていた。
僕はその看板を目印に登山道を外れると、鬱蒼と茂る深い森の中に分け入った。
まだ見ぬドラゴンにきっと会えると信じて、僕は軽い足取りで薄暗い木々の迷路の中をさまよった。

僕は同じ所を何度も何度も回り続けているような気がした。
登山道を外れて2時間、あちこち歩き回ってはみたものの目に入るのはどこも似たような森のトンネルだけ。
肝心のドラゴンを見つけることすらできず、僕はいたずらに時間を消費していった。
日が長いとはいえ、さすがに午後7時を過ぎると辺りが急速に暗くなってくる。
元の登山道に戻る道も見失い、恥ずかしながら僕はこの時になって初めて
自分が危機的状況にいるということを悟った。
デコボコで傾斜のゆるい地面が続く森の中で、僕はどちらが上でどちらが下かもわからなくなって焦った。
辺りはすでに真っ暗になり、やや肌寒い風が木の葉を揺らし始めた。
「どうしよう・・・やばいよなこれ・・・」
「おい小僧」
「ひっ!」
突然背後から呼びかけられ、僕は驚いて小さく悲鳴を上げた。
明らかにそれが人間の声でないことがわかったからだ。
恐る恐る声のした背後を振り向くと、そこには闇の中に溶け込むように濃い紺色のドラゴンが立っていた。

全身が艶やかな短毛に覆われ、体長は尻尾も入れて3メートル強といったところだ。
首が長く顔は細く伸びた逆三角形で、尖った両耳の上の辺りから短い白色の角が2本生えている。
腹の辺りは濃紺から白い毛に変わっていて、ふっくらとしたやわらかそうな腹はまるで・・・
いかん、分析している場合じゃない。僕は今タブーを犯しているんだ。
あの書物にも書いてあったじゃないか、いきなりドラゴンの前に姿を見せるな、と・・・
「ここで何をしているのだ?」
「ド、ドラゴンに会いにきたんです」
バクバクと早鐘のように打ち続ける心臓の拍動に負けそうになりながらも、僕は正直に答えた。
「ドラゴン・・・私に何の用だ小僧?」
お、落ちつけ。思ったより話のわかるドラゴンかもしれない。
「そ、その・・・僕をあなたと一緒に暮らさせてください!」
意外な返事に、ドラゴンは一瞬怪訝そうな顔をした。
「私に・・・貴様と暮らせだと・・・?」
ドラゴンはそう言うと、ゆっくりとこちらに向かって歩いてきた。
そしていきなり僕の顔の前に長い首を突き出すと、耳を劈くような大きな咆哮を上げた。
「グゴアアアアアアアアアッ!!」
「ひぃっ!」
そのあまりの迫力に、僕は思わず腰を抜かして尻餅をついた。
恐怖に引き攣った僕の顔を覗き込むと、ドラゴンは目を細めて言った。
「私に貴様のような脆弱な人間と暮らせというのか?」
声の調子は穏やかだったが、その裏に静かな怒りのようなものが見え隠れしている。
「あ、あなたのことをよ、よく知りたいんです・・・」
危うく漏らしそうになるのを辛うじて堪えると、僕はガクガクと震えながら声を絞り出した。
ドラゴンはしばらく僕の体をあちこめ眺め回していたが、やがてくるりと背を向けて言った。
「フン・・・まあいい。好きにするがよい」
その言葉に、僕ははぁ~と深い安堵の溜息をついた。
僕はドラゴンが承諾してくれたことよりも、命が助かったことのほうが嬉しかった。

暗闇の中に溶け込むドラゴンを時折見失いそうになりながら、僕は必死でドラゴンの後を追いかけた。
僕があれほど迷った森の中を、ドラゴンはどうやって方向を知るのか真っ直ぐ進んでいく。
やがて視界が開けると、そこには広い湖があった。
空はすでに真っ暗だと思っていたが、湖の上空はほんのりと不思議な明るさを保って紫色に染まっていた。
湖は澄んだ水を一杯に湛え、波1つ立てずにしんと静まり返っている。
「あまり湖に近づくな。死にたくなければな」
僕が湖を覗き込もうとすると、前を行くドラゴンはそう言って対岸を指し示した。
湖の対岸にはポツンと小さなテントと登山用具が取り残されていて、過去にこの湖のほとりで誰かが夜を明かした・・・いや、明かそうとしたことが窺えた。
その人間がどうなったのかは知る由もないが、恐らくこの山で"消えた"人間の1人だろう。

湖のそばを過ぎて少し行くと、ぽっかりと大きな口を開けた洞窟があった。
ドラゴンがその中に吸い込まれるように入っていく。
洞窟の中は意外なほど暖かかった。風が吹き込まないためか昼間暖められた空気と岩の壁がほとんど冷やされることなくほんのりとした温もりを保っている。
「ここが私の住処だ。夜はここで明かすがよかろう」
そう言うとドラゴンはどこから集めてきたのか、踏みしだかれた藁のようなもので作られた暖かそうな寝床を見せてくれた。
ドラゴンの寝床が別にあることを考えれば、明らかに以前にも他の誰かと暮らしていたように思える。
それが人間かドラゴンかはわからなかったが。ドラゴンは僕の不思議そうな顔を見て一言呟いた。
「それは私の子供が使っていた寝床だ」
「あなたの子供?」
「夫の特色を受け継いだ赤い翼の映える美しいドラゴンだった・・・」
そう言えばこのドラゴンには翼がない。
ドラゴンの翼の有無は交わったドラゴンの遺伝によって決まるのか。
「財宝を集めたいなどと抜かして100年ほど前に出ていったがな」
ドラゴンは昔を思い出しているように洞窟の天井を仰いだ。
「今ではどこで捕まえたのか人間の男とともに近くの洞窟で暮らしているそうだ」
人間の男と暮らしている・・・それも"消えた"人間なのだろう。
なるほど、やっぱり行方不明者が見つからないのにはドラゴンが関係していたんだな。
「それで・・・」
ドラゴンは僕の方に向き直った。
「私も人間の貴様に興味が沸いたというわけだ」
そう言うとドラゴンは寝床に蹲った。そしてポツリと恐ろしいことを言った。
「そうでなければ貴様など私と出会った時点で八つ裂きだったぞ」
「う・・・」
さりげなく脅迫された僕は、恐る恐る服を脱ぐと下着姿で寝床の上に蹲った。
布団などかけなくても十分過ぎるほどの熱が地面から伝わってくる。
ドラゴンの寝床はこんなに暖かいのか・・・僕は山中を歩き回った疲れが出たのか、そんなことを考えながらいつのまにか深い眠りについていた。

む・・・むぅぅ・・・落ちつけ・・・。
あれはただの脆弱な人間ではないか。し、しかしあれを見ると・・・うぅむ・・・。
ええい、なぜ私がこのようなことで悩まねばならぬのだ?
く・・・と、とにかく眠らなければ・・・。

翌朝目を覚ますと、ドラゴンはまだ寝床に蹲っていた。
昨日は僕に背を向けて寝たはずなのに、いつのまにかその顔が僕の方を向いている。
しかも、その顔には一晩中何かを悩み続けたような葛藤の様子が見て取れた。
僕が目覚めた気配を感じたのか、ドラゴンはスッと目を開けた。
そして、図らずも目が合った僕をしばらく微動だにせずに見つめていた。
いや、というよりもむしろドラゴンは僕の存在に気付いていないかのようにぼーっとしていて、フラフラと焦点の合わないうつろな目をしていた。
「あの・・・ドラゴンさん?」
その声にドラゴンはハッとして僕に目の焦点を合わせた。
「む・・・何だ?呼んだか?」
僕はリュックから食べ物を取り出しながら尋ねた。
「ドラゴンさんは何か食べないんですか?」
「私が食事するのは数ヶ月に1度だけだ。鹿や兎のような小動物だけで十分に生きていける」
食事は数ヶ月に1度、主食は小動物・・・と。
僕は乾パンを頬張りながら、ドラゴンから聞き出した貴重な情報を小さな手帳に書き込んだ。
そんな僕の様子を見守っていたドラゴンは、少し意地悪な顔をして付け足した。
「1度だけ人間の女も食ったことがあるな」
「むぐ!?」
それを聞いて僕は思わず乾パンを喉に詰まらせた。それを見たドラゴンがニヤリと笑う。
このドラゴンは人間を食ったことがある・・・
その恐ろしい事実に僕は背筋に冷たいものが走るのを感じながらも、つい聞かずにはいられなかった。
「あ、味はどうでしたか?」
「ククク・・・なかなかに美味かったぞ?おかげでその後半年は何も食わずにすんだほどだ」

重苦しい緊張感の中で食事を済ませると、僕は手帳と乾パンをそそくさとリュックにしまった。
そして、再び暖かい寝床に寝転ぶ。ドラゴンは特に用事がないときは1週間でも1ヶ月でもずっと寝床に蹲ったまま体力を温存しているらしい。
そして、腹が減ったり縄張りに誰かが侵入した気配を感じると外に出ていくそうだ。
つまり、昨日ドラゴンが僕を見つけたのは偶然じゃなかったということになる。
満腹になった僕は、寝床から発する体を包み込むような温もりに再び眠くなってきた。
両手足を広げて大の字のように背伸びをすると、僕はその格好のまま眠りについた。

少し脅かしてやったにもかかわらず全く緊張感の感じられない格好で眠った人間を眺めながら、ドラゴンは歯を食いしばって沸き上がる衝動をグッと抑えつけていた。だが・・・
「う・・・ん・・・」
2時間後、人間が寝返りをうつように身じろぎした瞬間、ドラゴンの中で何かが弾けた。
そして、ドラゴンは音を立てぬようにそっと寝床から立ち上がると、ゆっくりと人間に近づいていった。

ドラゴンは眠っている人間の上に覆い被さるようにしてその顔を覗き込んでいた。
ぬぅぅ・・・相手は人間なのだぞ?本当にそれでもよいのか・・・?
ドラゴンは何度も何度も頭の中で欲情に走りそうになる自分を諌めたが、
その手はいつしか自制心を振り切って動き始めていた。
鋭く尖った爪の先を無防備な姿を晒す人間のパンツに突き刺すと、そのままビーッという音を立ててゆっくりと引き裂く。
ポロン、と縮こまった人間の小さなペニスが姿を現すと、ドラゴンはそれをパクッと口に咥えた。
そして、分厚いザラザラした舌で容赦なく人間のペニスを舐め上げた。
じゅりっ・・・じょりっ・・・

「ふぉあっ!?」
夢うつつの中なんの予告もなしに突然叩き込まれた快感に、僕は上半身を捻るようにして飛び起きた。
訳もわからず辺りを見回すと、ドラゴンが僕のペニスを無我夢中でしゃぶり上げている。
「あ・・・な、何をして・・・ふぁぁ!」
僕が起きたことにも気付いていないのか、ドラゴンは委細構わずペニスに舌を巻きつけて絞めつけた。
その圧力に舌からジュッと熱い唾液が染み出し、ペニスにじんとした熱を塗りつけてくる。
初めて味わうその異常な快感に、僕は全身をビクンと震わせた。
「ひっ・・・やめっ・・・あぅぁ・・・」
抵抗しようにも両足はドラゴンにしっかり押さえ付けられている上、快楽に痺れて声が出ない。
大きくそそり立ったペニスがドラゴンの口の中で弄ばれる度に、僕は少しずつ限界に追い込まれていった。
じょり・・・じゅる・・・ちゅぱっ・・・しゃりしゃり・・・
「あ・・・は・・・」
もうだめだ・・・我慢できない・・・気持ちよすぎるぅ・・・
ドクンとペニスが大きくわなないた瞬間、ドラゴンは思い切りペニスを吸い上げた。
「ああ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~!」
その猛烈な吸引に、堰を切ったように噴出する精を残らず吸い取られる。
しかも、その間にもドラゴンの舌はペニスを擦り上げるのをやめようとはしなかった。
想像を絶する殺人的な快楽に、僕はバタバタと手をばたつかせて悶え狂った。

長い長い射精が終わると、ドラゴンはようやくペニスから口を離した。
「は・・・ぅ・・・」
全身を焼き尽くした快感に、僕はぐったりと力尽きて寝床の上に横たわった。
ドラゴンはというと、ハァハァと荒い息をつきながら目の前にある僕のペニスを見つめ、しばらく己が犯してしまった行為を反芻していた。
「う・・・ドラゴンさん・・・な・・・にを・・・するんですか・・・」
突然のことに言葉がうまく出てこない。
しばらくしてドラゴンはスッと顔を上げると、僕の顔を見下ろすようにして覗き込んだ。
「娘が人間と暮らしているわけがようやくわかったわ・・・私ももう・・・我慢ならん!」
そう言い放つと、ドラゴンは僕の両肩を大きな手で押さえ付けた。
ドラゴンの巨体に組み敷かれ、柔らかい寝床の上に僕の体が深く食い込む。
「な、何を・・・」
「100年ぶりだ・・・小僧、付き合ってもらうぞ・・・」
その意図を察してドラゴンの股間に目をやると、真っ赤に燃え上がった真紅の花びらがククッと左右に広がるのが見えた。
「あ・・・ああっ!?」
ドラゴンに犯される!ひ・・・助けて・・・いや・・・だぁ・・・
僕は色欲に狂ったドラゴンの恍惚の表情を見つめながら首を左右に振った。
だがそんな拒絶もむなしく、屈強な雄のドラゴンさえも狂わせる魔の蜜壷がゆっくりと僕のペニスに向けて降り始めていた。

「ああ、あああぁ・・・」
まるで火口のように真っ赤な粘膜が蠢くドラゴンの膣が、ペニスに触れそうになる。
「や、やめて・・・やめてぇ!」
あれに飲み込まれたらもう生きては出られないような気がする。
僕は必死で体を暴れさせようとしたが、ドラゴンはあっさりとその動きをねじ伏せて呟いた。
「小僧・・・私の100年分の渇きを癒してくれ・・・」
「うあああ・・・」
もうどうあがいても逃げられない。
僕は両の拳をぎゅっと握ると目をつぶってこれから襲いくる快感に身構えた。

ズブッ
「ひあああ!」
ペニスの先端が軽く飲み込まれただけで、僕は全身に熱湯を浴びせられたような熱さを感じた。
ズブ・・・ズブ・・・ズブ・・・
ドラゴンは僕を悶死させないように気を使っているのか、それとも100年ぶりの肉棒の感触を噛み締めているのか、ゆっくりと少しずつペニスを飲み込んでいく。
「は、ああ、あああぁ・・・」
熱く蕩けた肉壁にペニスが擦れていく度に、僕は全身を陸に上げられた魚のようにビクビクと跳ねさせた。
熱い!快感というよりもむしろ燃えるような熱さが体中を蝕んでいく。
「ああ・・・そうだ・・・なつかしいぞ・・・」
ドラゴンは口を半開きにしたまま天を仰ぎ、一世紀ぶりに味わう快感に酔いしれていた。

ペニスはすでに根元まですっぽりと飲み込まれていたが、ドラゴンはしばらく動かなかった。
さらなる快感の恐怖に震えていると、やがてドラゴンが僕の顔を覗き込んだ。
「夫はたったの2日で力尽きた・・・だから貴様も2日耐えられたなら離してやろう。それまでは・・・」
ドラゴンは重心を腰に落として続けた。
「小僧は私のものだ」
「そ、そんなぁ・・・」
ドラゴンのその言葉は、僕にとって死刑の宣告にも等しかった。
雄のドラゴンが耐え切れなかったのに人間の僕が2日も耐え切れるはずがない。
だが、ドラゴンは容赦なく膣を蠢かせると熱い愛液に焼かれ続けていた僕のペニスを嬲り始めた。
「はうぁぁっ!あぐ・・・あぐぁぁ・・・」
前後に激しく腰が振られる度にペニスがグシッグシッとしごき上げられ、僕は必殺の快楽に身も世もなく悶え狂った。

2時間後、僕の精は魔性の膣に1滴残らず吸い尽くされていた。
目に涙を溜めてひたすら与えられ続ける快感に耐え忍んでいたが、時折訪れる射精感に意識が飛びそうになる。
「ああ・・・小僧・・・いいぞ・・・」
ドラゴンも僕のペニスを夢中で貪りながら、度々うっとりと喘ぎ声を漏らした。
「あ・・・ぅ・・・」
再びビクンという痙攣とともに強烈な快感がペニスを駆け抜けた。だが、肝心の精は全く出る気配がない。
何度となく繰り返される空打ちに、ドラゴンは腰の動きを少し和らげた。
「ハァ・・・ハァ・・・どうした小僧・・・もう尽きたのか?」
「ぁ・・・ぁ・・・」
返事をしようにも、僕は朦朧とした意識の中で快楽の余韻に身を震わせるばかりで声が出せなかった。
「ならばしかたない・・・奥の手だ」
ドラゴンはそう言うと、ぐったりと弛緩して半開きになっていた僕の口の中に巨大な舌を突っ込んだ。

「むぐっ・・・むご!?」
唐突に生暖かい肉塊で口内が満たされ、僕はその息苦しさに首を振って逃れようとした。
しかしドラゴンは両肩を押し付けていた手を離すと、肘をついて僕の顔を大きな両手で固定した。
ガシッと頭全体が覆い尽くされるような手の鳥篭に捕らわれ、頭が全く動かせなくなる。
両腕は自由になったが、もはやこの状況を覆すことができるとは到底思えなかった。
ドラゴンはなおも僕の口内に舌を押し込み続けた。
その舌全体から先ほどペニスを焼いた熱い唾液が溢れ出し、僕の喉に否応なく流し込まれる。
「む~~~むぐ~~!」
喉が、食道が、胃が熱湯のような唾液に焼かれていく。
その熱さと言いようのない快感に、僕は足を精一杯ばたつかせて悶えた。
だが、ドラゴンは濃紺の毛で覆われた尻尾をクイッと持ち上げると、バタバタと暴れる僕の足にギュッと巻きつけてその抵抗を黙らせた。

たっぷりと時間をかけて僕に大量の唾液を飲ませると、ドラゴンはようやく口を解放してくれた。
「あ・・・うぁぁ・・・」
いつまで経っても全く和らがない熱さに悶えながら、両手で胸をバリバリと掻き毟る。
そして、僕はさっきまでしぼんでいたペニスが再び元気一杯に張り詰めていることに気が付いた。
「では、続けるぞ・・・」
ドラゴンは僕の足を絞めつけていた尻尾の先端を少し解くと、僕の尻の穴にドスッと突き刺した。
「あぐぁっ!」
その衝撃に、僕はドラゴンを持ち上げるかのような勢いで思い切り仰け反った。
尻尾から伸びた毛がサワサワと肛門を優しく刺激して、ビリビリと痺れるような快感を送り込んでくる。
動きを止めていた腰が前後に揺れ始め、しばしの休息に甘んじていたペニスに再び激しい快感が塗りつけられた。
「うあ、うわあぁ~~!」
フサフサの尻尾がグリグリと捻るように尻に突き入れられ、最大の性感帯を2箇所同時に責められる。
僕はドラゴンに両手を突っ張って抵抗を試みたが、力の入らない腕でドラゴンの巨体を押し返すことなど到底できるはずもなかった。
そして、僕は底無しの快楽の泥沼になす術もなく引きずり込まれていった。

「あ、ああっ・・・あ~~~!」
容赦なく浴びせられる尻尾と膣の強烈な同時攻撃に、再び熱い精を搾り取られる。
大量に飲まされたドラゴンの唾液のせいなのか、さっきまでは枯れ果てた僕に精液など一滴も残っていなかったはずなのに、今は全く枯れる気がしない。
きっと100年前も夫のドラゴンはこの唾液を飲まされて、力尽きるその瞬間まで休みなく弄ばれ続けたのだろう。
僕はいつまでも止まらない射精に、いよいよ身の危険を感じて喘いだ。
「ククク・・・そう、その顔だ・・・快楽と絶望に悶える顔は、人間もドラゴンも変わらぬのだな・・・」
そう言いながら、ドラゴンは昔自らが搾り尽くした雄のドラゴンのことを思い出していた。

―――100年前
「グ、グアッ!アガアアァッ!」
薄暗い洞窟の中、鮮やかな真紅の鱗に包まれた雄のドラゴンが自分より二周りも小さな紺色の雌ドラゴンに仰向けにされてのしかかられていた。
自慢の巨大な肉棒は燃え盛るマグマのように熱く蕩けた灼熱の膣に取り込まれ、逃れようと身じろぎしただけで電流のような快感が全身を跳ね回る。
「ウフフ・・・逃げようなんて考えてもだぁめ・・・」
「グ・・・貴様・・・ワシにこのような真似をしてただで済むとでも・・・ウガアアアァァ!」
若さ溢れる雌のドラゴンは、初めて味わう雄の肉棒を幾重にも重なった厚い肉襞でたっぷりと可愛がった。
雄のドラゴンは精一杯凄みをきかせて突如自分を襲った不埒な雌ドラゴンを脅迫したが、その痛烈な一撃に脅迫の言葉は途中から快感の悲鳴に変えさせられた。
すでに精は残らず吸い尽くされ、巨大な肉棒が異常な快感にピクピクとわなないている。
雄のドラゴンは耐えがたい屈辱に塗れながらギッと相手を睨みつけたが、若き雌竜はここぞとばかりに雄のドラゴンの唇を奪った。
舌を噛み切られぬように口の中に鼻先をグイッと突っ込むようにして、雄のドラゴンの舌を絡め取る。
そして、大量の熱い唾液を無理矢理喉の奥に流し込んだ。
「グ、グアアアッ!」
口を離すと、雄のドラゴンは喉を焼かれる熱さにガクガクと全身を震わせて悶え狂った。
「ウググ・・・き、貴様・・・一体何を・・・ウアアアアッ!」
「ンフフ・・・それはあなたの体に教え込んであげる・・・すぐにわかるわ・・・」
雌のドラゴンはそう言いながら、楽しそうにフリフリと肉襞を躍らせた。
苦痛にも似たその快感に、再び熱いものがこみ上げてくる。
そして、彼がその唾液の意味を理解するのには1分とかからなかった。
ブシュッという大きな音とともに白濁した粘液が膣の中に放出されると、それが雄ドラゴンのこの世で最後の射精になった。
「グアアアアアァ・・・な、何故だ!?と、止まらぬ・・・ウガアアアァ・・・」―――

地獄の快感と死の恐怖がないまぜになったあの時の夫の顔・・・
その顔が、目の前で悶える人間の顔にも同じように貼りついていた。
僕は激し過ぎる快楽に気絶することも許されず、なすがままに精を搾られ続けた。

ほんの一時の休みも与えらずドラゴンに弄ばれ続けたまま、ついに2日目の朝を迎えた。
あと少し・・・あと少しで解放され・・・る・・・
「小僧・・・まだ・・・生きておるか?」
激しい腰の振動に、荒い息を吐きながら呟くドラゴンの言葉が途切れ途切れになって聞こえる。
僕は文字通り唸り声すら上げることができずに、泣き腫らした赤い目でドラゴンを見つめ返した。
これだけの快感を味わわされて何故気絶しないのか不思議だったが、とにかくこの調子で行けばなんとか期限の昼まで耐え続けることはできそうだ。
だが、ドラゴンは突然思いもよらぬことをポツリと漏らした。
「わ・・・私もそろそろ・・・グッ・・・グァ・・・」
ドラゴンは苦しそうに唸ると、沸き上がる絶頂の予感にふるふると膣を震わせた。
ま、まさか・・・ドラゴンはこれからイクのか・・・?
「私が果てたら・・・もう・・・手加減することなどできなくなるぞ・・・」
手加減・・・今まで僕が気絶することなくなんとか耐えてこれたのは・・・
ドラゴンが手加減してくれていたからなのか・・・?
じゃあ・・・もしドラゴンが絶頂を迎えて本気で僕を嬲ったら・・・ああっ!
その恐ろしい想像に抵抗しようにも、すでに僕の体は魂が抜けたかのように声を出すことも、
動かすこともできなくなっていた。
ただ地獄の快感を感じ続けるだけの屍と化した体を、僕は心の底から呪った。

ドラゴンは歯を食いしばって絶頂に達するのを必死で耐えていたが、堪え切れずに溢れ出す熱い愛液がジュッ、ジュッとペニスを焼き続けた。
い、いやだ・・・頼む・・・助けてくれえぇぇ!
「ク、ハァ・・・こ、これまでか・・・」
ドラゴンはふっと一瞬天を仰ぐと、膣にグッと渾身の力を込めた。
ひとたまりもなく押し潰されるペニスの心配をする間もなく、熱く滾った大量の愛液がドバッと膣から溢れ出した。
ペニスが、股間が、尻が、漏れ出した灼熱の雫にさらされて強烈な熱さと快感を塗りつけられる。
「グアアアアアアアアアッ!」
100年ぶりに味わう絶頂の快楽に飲み込まれ、ドラゴンは咆哮とも悲鳴ともつかない声を上げて腹下の獲物を凶悪な力で容赦なく蹂躙した。
「・・・・・・・・・・・・・・!!」
理性を失った雌ドラゴンの全力の責めに、僕は辛うじて現実に繋ぎ止めていた意識の鎖をあっさりと断ち切られ、大きく口を開けたままガクリと気を失った。

ペロッ・・・ペロッ・・・
暖かい湿り気を帯びた肉塊に頬を擦り上げられる感触に、僕は意識を取り戻した。
薄っすらと目を開けると、ドラゴンは僕が目覚めたのにも気付かぬ様子でひたすら顔を大きな舌でじょりじょりと舐め上げ続けていた。
「う・・・あぅ・・・」
舌を払いのけるように身を捩ると、ドラゴンはようやく僕の意識が戻ったことに気がついたようだった。
「気がついたか・・・小僧・・・」
ドラゴンはどこか安堵の表情を浮かべながら、死の淵から生還した人間の若者を見つめていた。
「う・・・僕は・・・」
「よくぞ私の責めに耐えたものだな・・・」
耐えた・・・?じゃあ・・・僕は助かったのか・・・。
外を見てみると、空はすでに夕焼けに染まろうとしていた。
「私の渇きを癒してくれて礼を言うぞ小僧・・・人間も・・・なかなか捨てたものではないな」
ドラゴンは絶頂の快楽を思い出しながら、恍惚の表情で呟いた。
そして、僕の方に向き直って言葉を続ける。
「貴様には相当に苦しい思いをさせてしまったが・・・まだ、私とともに暮らしたいか・・・?」
これが、山を下りることができる最後のチャンスなのだろう。
だが僕は、この2日間でどうしてこの山で次々と人間が"消える"のか、その真の理由を悟っていた。
もちろん中にはドラゴンに襲われて命を落とした者もいたのだろうけれど、他の多くの人間はドラゴンに本当の意味で魅せられたのだ。
そして、彼らは人間の社会で暮らすことよりもドラゴンと生涯をともにすることを選んだ。そして僕も・・・
「僕は、ドラゴンさんがよければ・・・一緒に暮らしたいです・・・これからもずっと」

人間の意外な返事に、私は思わずフッと微笑んだ。
ああ、人間は決して弱い生物ではなかったのだな・・・私もようやく、長き孤独から解き放たれたのだ。
「そうか・・・では、今夜は同じ床で眠ろうぞ」
体を寄せて広い寝床の上を少し空けてやると、人間はゆっくりと、しかし期待に満ちた面持ちで私の寝床にもぐり込んできた。
そして、白毛に覆われた私の柔らかい腹にスリスリと身を寄せた。
温かい・・・
初めて感じるその心地よさに、私は受け入れた人間の体を抱き込むようにして横になった。
幸せそうな顔で眠りについた人間を見て、私もホッと大きな息をついて目を閉じた。
その夜、固く結ばれた人間とドラゴンの静かな寝息が、仄暗い洞窟の中にスースーと響いていた。



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