禁忌の報い2

    

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どんよりと曇った胸の内とは裏腹に美しく晴れ渡った大空へと舞い上がると、俺は広大な森の様子を遥かな上空から一望した。
そんな深緑の絨毯の中にぽっかりとした丸い穴が空いていて、そこからキラキラと陽光を反射する水面が覗いている。
彼女が・・・イザベラが、毎日のように水浴びを行っているあの湖だ。
ここ数日の記憶を辿ってみれば、昼過ぎの今頃は丁度イザベラが冷たい水面を泳ぎ回っていることだろう。
一目惚れとはいえ1度は恋に落ちた女性に、俺はこれから襲いかかろうとしていた。
あの場所ならば、たとえ彼女が大声で泣き叫んだとしても助けはやってこないに違いない。

やがてなるべく羽ばたく音を立てぬように湖の上空まで静かに飛んでいくと、眼下では案の定イザベラが心地よい一泳ぎを終えて水から上がろうとしているところだった。
今だ・・・!
そして気付かれないように素早くヒュウッとイザベラの背後に回り込むと、真っ直ぐ滑空するようにして無防備な彼女の背中を目掛けて突っ込んでいく。
ガッ
「きゃあっ!」
巨大な何かが背後から迫ってくる気配を感じ取ったのか直前でイザベラがこちらを振り向いたものの、俺はお構いなしに彼女を両腕で捕まえてそのまま短い草の生えた地面の上へと仰向けに押し倒していた。

「あ・・・な、何・・・あなた・・・」
大きなドラゴンに突然襲われてさぞ盛大な悲鳴を上げるだろうという俺の予想を裏切り、イザベラが驚きと恐怖の表情を浮かべながらも目の前の襲撃者を誰何する。
だが、そんなことにいちいち答えてやる必要はない。
「グオアァッ!」
「ひっ・・・」
黙れとばかりに威嚇の声を上げてみると、彼女はビクッと身を強張らせて顔を俯かせた。

あまりの恐ろしさに震えているのか、彼女のきつく目を閉じながら歯を食い縛る様子が何とも愛らしい。
こんなことにさえならなければ、俺は数日後には彼女と楽しい時間を過ごしていたはずなのだ。
真っ赤な髪を揺らす美人のイザベラと並んでノーランドの町を歩いたとしたら、どんなに町の人々から羨望と嫉妬の眼差しを受けることができたことだろうか。
せめてこの牙を彼女に突き立てる前に、1度だけでも彼女と・・・交わってみたい・・・
若い人間の娘を前にしたせいなのか、獲物を制圧した俺の内にまず最初に湧き上がったのは、そんな食欲とは別の本能的な欲求に他ならなかった。

俺は地面に組敷いた湖水に濡れ光るイザベラの体を力任せに大きく大の字に開くと、その股間に隠されていた小さな女陰の戦慄きに目を止めた。
そして自らの下腹部から顔を覗かせていた雄竜の逸物を無理矢理にイザベラの片手で握らせ、恐怖に震える彼女の耳元に囁いてやる。
「さぁ・・・俺に食われたくないのなら、何をすればいいかわかるだろう・・・?」
その問にイザベラはきつく閉じていた目をほんの少しだけ開けると、小さくうんうんと頷いた。
やがて大きく息を吸い込む音が聞こえたと思った次の瞬間、俺の肉棒を握った彼女のスベスベした手が遠慮がちに上下に動き始める。

シュリ・・・シュリリ・・・
「お、おお・・・」
人間の男のそれとは違うゴツゴツした歪な肉棒が柔らかな掌で何度も何度も甘い愛撫を味わわされ、体内に湧き上がってくる興奮を示すかのように竜の雄はみるみる内に硬くそそり立っていった。
ああ・・・イザベラ・・・
なんという心地よさなのだろうか・・・
明らかに人間のペニスとは別物の性器だというのに、彼女はまるで雄竜の喜ばせ方を知っているかのようだ。
相変わらず顔を俯かせたままギュッと唇を噛んで悲鳴を押し殺してはいるものの、その指先は俺自身ですら知らなかった快楽のツボを的確に責めてくる。

「うっ・・・く・・・」
だ、だめだ・・・う、上手過ぎるよ・・・イザベラ・・・
このままでは、竜の俺が人間である彼女に片手で精を搾り取られるという醜態を演じてしまう。
俺はなおも肉棒を揉み扱くイザベラの手を再び強引に地面の上へと押しつけると、すでにすっかり準備の整ってしまった雄槍の先端を彼女の膣口へとあてがった。
「あ・・・」
彼女も興奮していたのか、微かに愛液で潤った秘裂が雄の先端に押し広げられてクチュリと卑猥な音を立てる。
そして何とか彼女にもこの肉棒が受け入れられそうなことを確かめると、俺は暴れられぬように体重をかけて彼女を地面に押しつけたまま一気に暖かい肉洞を突き上げていた。

ジュブッ・・・グ、グブブブッ
「ああぁん!」
気丈な彼女もその挿入の刺激には流石に声を上げざるを得なかったのか、甲高い嬌声が湖の辺に響き渡る。
グジュッグッチュ、ヌチュッグチュッ
「や、やめ・・・て・・・いやぁぁ・・・!」
遠い遠い遥か彼方から、今にも消え入りそうなか細い彼女の悲鳴が聞こえてくる。
だが、俺の意識は早くも野生の本性を剥き出しにした雄竜のそれへと移り変わりつつあった。
泣き叫ぶイザベラにも微塵の情けすらかけようとは思わず、ただひたすらに彼女の窮屈な淫肉をこそぎ上げてはその最奥に熱い白濁の迸りを注ぎ込もうと腰を前後左右に激しく揺さ振り続ける。

「あっ・・・はぁん・・・や・・・やぁ・・・」
「ぐ・・・ぐうう・・・そ、そろそろ・・・出すぞ・・・」
そして最早限界を間近に迎えた肉棒に精一杯の力を込めて射精を堪えると、俺はとどめに彼女の膣をドンッと一際激しく怒張で突き上げてやった。
ブビュッビュビュルルル~~!
「あああん!」
次の瞬間、粘膜を焼き尽くすような大量の熱い精がイザベラの子宮へまるで雪崩のように襲いかかっていく。
そんな体を内側から炙られるような熱さと快楽に、彼女はポッと頬を上気させながら荒い息をついて悶え転げていた。

「はっ・・・はっ・・・はぁっ・・・」
やがて射精の余韻が静かに引いていった後、イザベラは体内に大量の熱い精を受けたせいか辛そうな顔で俯いたまま目から大粒の涙を流していた。
荒い息が断続的にその口の端から漏れていて、グシャグシャに乱れた彼女の美しい赤髪は最早見る影もない。
「苦しいか・・・?」
あくまで無表情を保ったまま、俺は彼女にそう問い掛けてみた。
「も、もう・・・満足したんでしょ・・・?だったら・・・早く離して・・・」
見るからに苦しげな表情を浮かべたまま、イザベラが途切れ途切れに言葉を紡ぐ。
自分よりも何倍も大きな竜に力尽くで無理矢理に犯されたというのに、なんと気丈な娘なのだろうか。
そんな彼女との約束を違えることに小さな罪悪感を感じてしまい、俺は思わず返事に詰まってしまっていた。

「残念だが・・・それはできない・・・」
「え・・・?」
流石に予想外だったのか、イザベラは俺の返事を聞くなりきつく閉じていた目を開いて俺の顔を覗き込んだ。
まだ大粒の涙が浮かんでいるその瞳に、恐怖や絶望とはまた違った不思議な光が宿っている。
「お前を見逃してやることはできないと言ったんだ」
「そんな・・・どうして・・・?」
「黙れ!」

有無を言わせぬ強い語調でそう叫びながら、俺は大きく竜の顎を開くと恐怖に震える彼女の頭を一思いに噛み砕こうと唾液の滴る牙を高々と振り上げていた。
さよなら・・・イザベラ・・・
そして心の中で彼女への別れを告げ、振り翳した牙を一気に振り下ろす。
ピカッ
その瞬間、俺の視界は激しい閃光のようなもので白一色に眩く塗り潰されていた。

ガッ
牙に伝わった硬い感触・・・これは、彼女の頭だろうか・・・?
周囲の状況が全く掴めずにいた俺の視界に最初に入ってきたのは、彼女の赤い髪を彷彿とさせる真紅の鱗・・・
次いで彼女の色白の肌を思わせる白い蛇腹状の甲殻が、その真っ赤な鱗に挟まれて真っ直ぐに伸びている。
どうやら、俺の牙はこの鋼鉄のような硬さを誇る甲殻に突き立っていたらしかった。
更にその両側には俺の背中にも生えているような肌色の翼膜を持った巨大な翼が広げられていて、さっきまでイザベラがいたはずの地面は一面赤と白の2色でくっきりと色分けされてしまっている。

何だ・・・これ・・・
彼女を食い殺そうと牙を振り翳したあの瞬間、一体何が起こったというのだろうか?
一瞬目の前が真っ白になって・・・それから・・・
だがそこまで考えたところで、どこからともなく唐突にゆったりとした老婆のような声が聞こえてきた。
「おやおや・・・このまま立ち去るようなら特別に見逃してやろうと思ったのに・・・馬鹿な坊やだねぇ・・・」
それが俺の腹下に組敷かれている巨大な赤いドラゴンの言葉なのだと理解するまでに、俺は実に10秒近くもの長い間混乱した頭の中を整理することに忙殺されていた。

「あ・・・な、何だお前・・・!?」
「何だとはご挨拶だねぇ・・・あたしは、お前が今食い殺そうとした人間の娘の正体に決まってるじゃないか」
何だって・・・そ、それじゃあこいつが・・・かつてこの森に棲んでいたっていうドラゴンなのか・・・?
い、いや、そんなことより・・・あのイザベラが・・・彼女の正体が、こんな恐ろしいドラゴンだったなんて!
「随分と酷いことをしてくれたじゃないか・・・こいつは、ちょっとばかりお仕置きが必要だねぇ・・・」
その言葉とともにイザベラの、いや、赤竜の金色の眼がギラリと妖しい輝きを放った瞬間、俺は身の危険を感じて彼女の上から逃げ出していた。
「う、うぅ・・・ひぃぃ!」
ガシッ
だが巨竜のもとからそう簡単になど逃れられるはずもなく、今まで彼女を地面の上に押さえ付けていた腕を反対に掴まれてしまう。
更にはそのままゴロンと体を転がされ、雌雄の体位は一瞬にして上下逆転してしまっていた。

そして今度はその巨体で小さな雄竜を組み敷いた彼女が、ペロリと舌なめずりしながら俺の鼻先で不気味な笑顔を浮かべる。
「さぁて・・・どうしてくれようか・・・」
「ひ、ひぃ・・・」
体を捩って赤竜の腹下から逃げ出そうにも、右手は踏み付けられてしまっていて全く動かすことができなかった。
その上もう一方の手は俺の長い首をギリギリと地面の上に押し付けていて、鋭い爪先が喉元に食い込んでいる。
下半身にも凄まじい重量を誇る巨体がズッシリと遠慮なく預けられ、抵抗らしい抵抗など全くできそうにない。
体格の差もさることながら、人間が薬によって化けただけの紛い物と本物のドラゴンとでは余りにも力の差がありすぎるのだ。


「あが・・・た、助けて・・・」
まだ、俺の正体は彼女には知られていないはずだ。
残り少ない同族なのであれば、流石にお仕置きとはいえ命まで取られるようなことはないだろう。
だが大きな口を半開きにして愉しそうに笑っている彼女の顔は、そんな同族意識すらまるで持ち合わせていないかのように見えてしまう。
彼女にしてみれば、人間も雄竜も一時の暇潰しの相手・・・玩具にしか見えていないのかもしれない。
「ふふふ・・・人間だった時のあたしでさえ命乞いなんてしなかったのに、情けない雄だこと・・・」
「あぅ・・・う・・・」
「それじゃあ、さっきお前があたしに言った言葉・・・そっくりそのままお前に返してやるさね」

さ、さっき俺が言った言葉・・・?
「お、お前を・・・満足させろっていうのか?」
「そうさ・・・お前、さっきは自分だけ楽しんでいたじゃないか・・・それとも・・・嫌なのかい・・・?」
ギュゥ・・・
そう言うと同時に俺の首を押さえ付けていた手に力がこもり、尖った爪先がプツリと音を立ててほんの少しだけ喉へと突き刺さる。
「うぁっ・・・わ、わかった・・・わかったから・・・やめて・・・」
「ふふふふふ・・・楽しみだ・・・雄竜を搾るのなんて7年振りのことだからねぇ・・・覚悟おしよ・・・」
赤竜はそう言うと、俺の下半身に押し付けていた重々しい体をズッと持ち上げた。
その下に、ドラゴンのモノとは思えない程に小さく縮み上がった肉棒が姿を見せる。
そしてそんな情けない雄の象徴にゆっくりと視線移した彼女の顔に、あの美味そうな獲物を目の前にした雌豹のような微笑が浮かんでいた。

クチュ・・・
身動き1つできずに震えていた俺の耳に、どこからともなく淫猥な水音が届いてくる。
彼女の堅牢な蛇腹の筋に隠されていた横割れが、熱く蕩けた淫口を開けた音だ。
首を地面の上に押し付けられているせいで彼女の秘部は視界に入らなかったものの、それがどんなものなのかは聞こえてきた粘着質な愛液の弾ける音で十分に想像がつく。
あれは、愛や命を育むための器官じゃない。
屈強な雄でさえもその快楽で捻じ伏せ弄ぶ、恐ろしい魔口なのだ。
その証拠に、まだ口を開けただけだというのにグッチュグッチュと躍動する肉襞の気配と滴り落ちる淫蜜の甘い匂いが俺の体を不思議な高揚感と絶望的な期待感で蝕んでくる。

「うぅ・・・」
逃げ場のない不安と恐ろしさにゴクリと息を呑んだ感触が喉元から赤竜の手に伝わったのか、彼女はまるで今にも泣き出しそうな程に情けない表情を浮かべていた俺の顔をじっとりと眺め回した。
「ふふふ・・・いい顔をするじゃないか・・・これだから若い雄をいたぶるのは止められないねぇ・・・」
彼女はそう言うと、それまで背後に隠してあった太くて長い尻尾を股の間からグイッと持ち上げてきた。
ジョリッジョリジョリジョリッ
「うあっあっ!」
その瞬間ザラザラとした尻尾の腹にフニャリと横たわっていた肉棒が激しく磨りおろされ、高圧電流のような快感が全身を跳ね回っていく。

「ほぉら、最高だろう・・・?あたしにかかった雄どもは、皆こいつを食らって泣いて喜んだものさ」
そんな赤竜の力任せで無造作な一撃に、萎えていた肉棒は再び元の固さと太さを取り戻してしまっていた。
彼女は雄と交わるのは7年振りだと言ったが、きっとその前はこうして大勢の雄竜を手篭めにしては成す術もなく墜ちていく無様な姿を眺めて今のように勝ち誇った笑みを浮かべていたのに違いない。
やがて一瞬の内に歪な形の尖塔を建立してしまった快楽の波が過ぎ去っていくと、彼女は腹下にそそり立った俺の肉棒へと再び視線を移していた。
そしてその雄槍を慈しむように尻尾の腹で擦りながら、獲物を心待ちにしている熱い肉洞へと誘っていく。

ジュル・・・グブ・・・グブブ・・・
「・・・・・・・・・!」
声が出ない・・・熱さと、快感と、後はよく判らない疼きのようなものが一斉に敏感な肉棒の先端に叩き込まれ、俺は強大な捕食者に成すがまま飲み込まれていく恐怖に醜く顔を歪めることしかできなかった。
じっくりと嬲るように少しずつ腰を落としていく赤竜が、擦れゆく肉襞の1枚1枚に責められて悶える俺の顔を愉悦の表情で見守っている。
人間の女性などとは明らかに異質な、雌のドラゴンの膣。
肉壁に無数に散りばめられた分厚い襞と柔突起は止めど無く分泌される高温の粘液を身に纏いながら、長大な雄の肉棒をすっぽりと根元まで呑み込んでは逃れ得ぬ愛撫の虜にしてしまうのだ。
中に入れているだけでドクンドクンという力強い脈動が断続的な刺激となって捕えた生贄を責め続け、その奥底に蓄えられているであろう白濁を搾り出すべくじわじわと追い詰めてくる。
更には雄の意思では肉棒を引き抜けないように根元の部分では返しのついた肉襞がギチギチと締め上げていて、1度中に入れてしまったが最後、雄竜である俺の運命は完全に彼女の掌中に握られてしまっていた。

「ふふふ・・・精々いい声で鳴いとくれよ・・・心配しなくとも、たっぷりと搾ってやるからねぇ・・・」
肉棒が完全に熱い膣の中へと埋没してしまうと、彼女がいよいよ俺を責めようと両足に力を入れる。
腰をゆっくりと持ち上げる彼女の動きにつられて膣に捕えられた肉棒が引き上げられたと思った次の瞬間、それまで軽く嬲られていた怒張の先端がギュッと肉壁に押し潰された。
「うあぁっ!」
幾重にも重なった肉襞が、俺のモノを舐め上げながら更にグイグイと膣の奥へ引き込もうとしてくる。
グシュッ・・・グシュッ・・・グシュゥッ・・・
断続的で、執拗で、それでいて決してとどめを急がない生殺しの圧搾。
これは、ただただこの俺から苦痛と快楽に屈する悲鳴を絞り出すためだけに味わわされる拷問なのだ。

「ひぐっ・・・ぐあぁっ、はぁ・・・があぁ・・・」
しなやかに前後に振られ始めた腰の動きが牙を剥いた柔突起に容赦なく肉棒を擦り付け、熱い肉襞がヒラヒラと波打ちながら切ない昂ぶりを擦り込み続けている。
そんな緩急のついた無慈悲な責めに悲痛な声を漏らす度、赤竜は満足げに眼を細めて俺の苦悶に喘ぐ顔を眺め回していた。
しかも悲鳴にもならない微かな息の漏れる音すら聞き逃すまいと耳をそばだてながらも、彼女が時折悪戯っぽい笑みを浮かべて激しく肉棒を扱き上げてくる。

グギュゥッ
「ぐわあぁっ!」
喉の奥から迸る甲高い嬌声・・・いや、これは悲鳴だろうか?
灼熱の牢獄に閉じ込められて嬲り回されている雄が、助けてくれ、早く解放してくれと泣き叫んでいる。
だが際限なく味わわされる責め苦に体を暴れさせようにも、凶悪な体重で踏み潰されている右手や深々と鋭い爪先の食い込んでいる長い首はどうあっても動かすことなどできそうになかった。
今の俺が唯一自由になりそうなのは尻尾くらいのものだが、それにすら軽くではあるが既に彼女の尾がグルリと2巻きほど巻きつけられてしまっている。
彼女がその気になれば、こんな尻尾などいつでも捻じ伏せることができるのだろう。
だが今の彼女は、俺が快感を味わわされる度に尻尾がビクンと跳ねる様子を楽しんでいるのだ。

「く、くそぉ・・・うがぁっ・・・ひぁっ・・・や、やめ・・・ぎゃはっ・・・」
ズリュッ、ズッチュ、グシュッ、グシャッ、ヌチャッ・・・
反抗の声を上げたせいだろうか、それともそろそろ俺から精を搾り取ろうということなのだろうか、雄を責め嬲る卑猥な水音が圧搾のペースが早まったことを告げる。
もう、ほとんど何も感じない。
激し過ぎる快楽に感覚が麻痺してしまったのか、まるで小さな波を大きな波がかき消してしまうかのように意識の全てが肉棒に叩き込まれる怒涛の刺激にすっかりと塗り潰されてしまっていたのだろう。
やがて体の奥から雌竜の愛液などよりももっと熱い何かが込み上げてくる気配を感じて、俺は射精の瞬間が近いことを本能的に感じ取っていた。

「はぁっ、はぁっ・・・も、もうだめ・・・ひぎぃ・・・」
「ふふ・・・そろそろ限界が近いようだねぇ・・・ほら、遠慮せずに出しちまいな!」
彼女はそう言いながら、雄の根元を締め付けていた肉襞をほんの少しだけ緩めると思い切り腰を持ち上げた。
ズリュリュッズボボボボッ
射精直前の敏感な肉棒が無数の襞と突起に締め付けられたまま一気に膣から引き抜かれ、強烈な吸引ととどめの扱きがギチギチに張り詰めた肉棒へと叩き込まれる。
だが限界を迎えて熱い白濁を虚空に向けて吐き出そうとしたその瞬間、素早く落ちてきた彼女の腰が俺の肉棒を再びその膣の中へと捕えていた。
ズブブブブッ
「ぐあああああーーーっ!」
ドブッドクッドクドクッ・・・
湖の辺に響き渡った屈服の声・・・
一瞬の内に脱出と挿入の快感を同時に味わわされては射精を堪えることなどできるはずもなく、俺は彼女の望み通りその暴虐の器官の中へ大量の精を放っていた。

ビュッ・・・ビュルッ・・・ビュルルッ・・・
「あっ・・・はぁっ・・・ひぅっ・・・」
なんと凄まじい射精だっただろうか・・・
目の前の本物のドラゴンには遠く及ばないとはいえ、俺の体も人間から見れば十分過ぎるほどに大きいのだ。
それなのに俺が彼女の中に放った精の量ときたら、まるで巨大な下腹の辺りが空っぽになってしまったかのよう。
しかもそんな大量の白濁を1度に注ぎ込まれたというのに、彼女はそれをほんの1滴も漏らすことなく全て己の膣へと収めてしまっていた。
キュッ、キュゥッ・・・
「あふっ・・・ぅ・・・」
そして長い長い射精が終わると、彼女はギュボッという鈍い音を立てながら俺の肉棒を膣から引き抜いた。

「なんだ、もう枯れちまったのかい・・・?全く、つまらない雄だねぇ・・・」
それは・・・仕方がない。何しろ、俺は本物の雄竜ではないのだから。
いくら見せかけだけは屈強な竜の姿になったとはいえ、中身は所詮ただの人間。
ドラゴン同士の激しい交尾に耐え得る体力や精力など、当然持ち合わせているはずがない。
だが、この場合はむしろそれが幸いしたと言っていいだろう。
これがもし本物の雄竜だったなら、今もまだあの恐ろしい膣に捕らわれたままジワジワと容赦なく精を啜られ続けていたに違いないのだから。

「あ、あんたを襲ったのは悪かったよ・・・だ、だから・・・これで見逃してくれ・・・」
「ふん・・・いいさ、どこへでもいっちまいな。お前みたいな情けない雄になんか、あたしは興味ないからね」
うぐぐ・・・言いたい放題言いやがって・・・
もちろん人間とドラゴンの格など比べるべくもないことは重々承知しているが、雌にそんなことを言われてしまっては男として耐え難い屈辱を感じざるを得ない。
まあ、折角俺のことを見逃してくれると言っているのだ。ここはおとなしく引き下がるべきだろう。
それに早いところ別の人間を見つけて食わないと、もう竜の姿には戻れないかもしれないのだ。

だがその時、俺は自分の体から薄っすらと靄のようなものが出ていたのに気がついた。
未だ俺を腹下に組み敷いていた赤竜が、それを見て怪訝そうな声を上げる。
「んん・・・?どうかしたのかい・・・?」
「こ、これは・・・そんな・・・」
まさか・・・まだ薬を飲んでから1時間も経っていないはずのに・・・変身が解ける・・・?
彼女の激しい責め苦で、著しく体力を消耗してしまったからだろうか?
と、とにかく・・・早くここから逃げ出さないと・・・
今までは、俺が雄竜の姿をしていたから彼女も俺に対してはさして危険な感情を抱かなかったのに違いないのだ。
もし万が一彼女の前で人間などに戻ってしまったら、一体何をされるかわかったものではない。

シュウ・・・シュウウ・・・
だが早く逃げなければという激しい焦燥感とは裏腹に、結局俺は彼女に押さえつけられたまま体が小さく縮んでいく感触を味わうことになった。
固かった竜鱗は柔らかな人間の皮膚へと戻り、尻尾や翼が体の中に吸い込まれるようにして消えていく。
「あ・・・あぁ・・・」
目の前の赤竜の体が相対的にどんどんどんどん大きく膨れ上がっていくのを呆然と見つめながら、俺は今度こそ暗い絶望の底に引きずり込まれてしまったのを感じていた。

山のような巨竜の足元に転がる、ぐったりと疲れ切った小さな人間・・・
そんな俺の様子をじっと覗き込みながら、赤竜が何か考え事をしているかのように軽く首を捻る。
だがやがて俺が人間に姿を変えたのではなく竜に姿を変えていたのが解けてしまったのだということを悟ると、彼女は途端にその顔に嗜虐的な表情を浮かべていた。
「ふぅん・・・お前、人間だったのかい?それに誰かと思えば、酒場であたしに声をかけてきた男じゃないか」
そして恐ろしさに凍りついている俺の体をその巨大な手でゆっくりと鷲掴みにしながら、彼女が先を続ける。
「人間のくせにこのあたしを襲うなんて・・・随分といい度胸だねぇ・・・」
「ち、違うんだ・・・あ、あんたの正体がドラゴンだったなんて・・・し、知らなかったんだぁ・・・」

ギリッ・・・
「う、うああっ・・・!」
見苦しい言い訳を並べる俺を黙らせるかのように、赤竜が俺を掴んだ手をきつく握り締める。
その凄まじい力で体が圧縮される感覚に、俺は唯一手の中から出ている首を精一杯に仰け反らせて喘いでいた。
苦痛を堪えながら何とか巨大な掌中から逃れようと身を捩ってみるが、そんな抵抗など軽く握り潰されてしまう。
「ふん・・・今更いくら暴れたところで無駄さ・・・このあたしからは逃げられないよぉ・・・」
「た、助けてくれっ・・・頼む・・・い、命だけはあがあぁぁ・・・!」
メキッメキキッ
「だめだね・・・あたしの正体を知ってしまった以上、お前を生かしておくわけにはいかないからねぇ・・・」
骨の軋む音が頭の中に弾け、徐々に締め潰されていく肺から押し出された空気が短い悲鳴となって漏れていく。

「はっ・・・が・・・ぁっ・・・」
やがて酸素の供給を断たれた脳が俺の意識を暗い闇の底に引きずり込もうとしたその時、じわじわと獲物を締め上げていた赤竜の手からようやく力が抜けた。
だが肺を潰されそうになった息苦しさと体中に走る鈍い骨の痛みのお陰で、彼女の指にガクリともたれかかるようにして崩れ落ちた体には全くと言っていいほどに力が入らない。
俺はそんな抵抗することもできずに巨竜の手の内で震えている自分の姿を、数日前にこの森で捕まえたあの小さな野兎の姿に重ね合わせていた。
思えば、あの兎には可哀想なことをしてしまったものだ。
力では絶対に敵わない捕食者に捕まって嬲り殺しにされる恐怖は、きっと想像を絶するものだったに違いない。
でも、今なら俺にもあの憐れな小動物の気持ちが痛いほどよくわかる。
何故なら、俺もこれからあの野兎と同じ運命を辿ることになるのだから・・・

ぐったりと体を弛緩させた俺に暴れる力などもう微塵も残っていないことを確かめると、案の定彼女は人間程度なら簡単に丸呑みにできるような巨口を大きく開けていた。
細く糸を引く粘り気のある唾液が、上顎と下顎の間に数本の平行な線を形作る。
そして俺の眼前に赤黒い肉の巨洞が開けられると、彼女はポイッとスナック菓子か何かを頬張る時のように何の躊躇いもなく俺の体を口の中へと投げ入れていた。
ベチャッ
「うあっ!」
あっという間に大きな舌の上に溜まった唾液の池に勢いよく墜落し、激しい音とともに熱い雫が辺りに飛び散る。
だがハッとしてドラゴンの口の中から外の景色を眺めようとしたその瞬間、バクンという小気味のよい音とともに2度と開くことのない死の牢獄の扉が閉じられてしまっていた。

ヌルッ・・・ニュルルッ・・・
「う、うわあぁ・・・」
足元からぬめった唾液を纏う舌先が這い上がってくる感触に恐れを成して、俺は必死でドラゴンの口内から逃げ出そうと固く噛み合わさってしまった牙の門にしがみついていた。
だが一旦口の中に入れられてしまった餌に中から口をこじ開けることなど到底できるはずもなく、両足にグルリと巻きつけられた舌によって再び唾液の溜まった口腔の底へと引き戻されてしまう。
「うわぶっ・・・や、やめて・・・ひっ・・・わああぁ・・・」
抵抗も空しくヌチャッ、ヌチャッと煮え湯のように熱い唾液の上で転がされながら腕や顔にも舌を巻きつけられ、気付いた時には既に俺は巨大な赤黒いとぐろに巻かれたまま持ち上げられていた。

「ふふふ・・・どうだい?これからゆっくりとあたしに丸呑みにされていく気分は?」
「んんっ!んん~っ!」
真っ暗な口内に響く、ドラゴンの勝ち誇ったかのような尊大な声。
だが何かを叫ぼうとしても口を塞ぐように巻かれた舌のお陰で妙な唸り声しか出すことができず、俺は泣きながらグニグニとロクに動かぬ体を力の限りに捩っていた。
体に力を入れる度に舌のとぐろがギュッと締まり、少しずつ少しずつ俺の体力を削り取っていく。
「いいねぇ、お前のその必死な姿・・・この目で見られないのが残念でならないよ」
「ふ、ふぐ・・・ふぐぅ~・・・」
く、くそぉ・・・もうだめだ・・・俺・・・どうしてこんな目に・・・
やがて逃れようのない絶望に暴れる力も失ってクタッと全身を弛緩させると、ドラゴンは俺の体を肉厚の舌の上にコロンと横たわらせた。
そしてゆっくりとその舌先を持ち上げながら、力尽きた獲物を呑み込むべく深い深い食道へ誘うように傾斜をつけていく。

ズル・・・ズル・・・
「うぅ・・・い、いやだ・・・誰か・・・誰か助けて・・・」
徐々に暗い肉洞に向かって滑り落ちていきながら、俺はもう指先すら動かすこともできないままか細い声で助けを求めていた。
だが最早奇跡など起ころうはずもなく、足先が温かい粘膜に覆われた食道の中へと少しずつ消えていく。
「ふふふふ・・・ほぉら、落ちてお行き・・・」
「うあ・・・ああああぁ~~・・・」
ズ・・・ゴクンッ
そしてその言葉とともにドラゴンがクイッと顎を傾けると、俺は成す術もなく巨竜の胃袋に向かって闇の中を滑り落ちていった。

カランコロン・・・
「いらっしゃい・・・やあ、イザベラ」
「ねぇマスター、町中が妙に騒がしいみたいなんだけど、何かあったのかしら?」
「ああ、何でもお城の宝物庫からお宝を盗んだ男がいたらしくてね。森の方に逃げられちまったんだとさ」
透き通ったワイングラスを拭きながらそう答える店主の言葉に、イザベラが軽く相槌を打つ。
「あら、そうだったの。でもそれじゃあ、その人は多分もう見つからないでしょうね」
「そうだろうね。今頃は、とっくに隣の国にでも逃げている頃だろう」
だがそこまで言った時、店主は初めてイザベラが何だか爽やかな笑顔を浮かべていたのに気が付いていた。
「ところでイザベラ、今日は何だか機嫌がよさそうだね?どうしたんだい?」
「ええ、ちょっと・・・とっても楽しいことがあってね・・・数年振りに美味しいものも食べられたし」
そう言ったイザベラの美しい顔に、一瞬だけ妖しげな笑みが浮かぶ。
だが店主はそんなことには全く気付かずに、彼女に仕事の開始を告げていた。
「そうか、そいつはよかった。それじゃあ、今日も頼むよ、イザベラ」

美しい踊り子がいることで有名な、ノーランドの町にある小さな酒場。
雌の老竜が姿を変えている彼女は今日もその魅惑的な躍りで酔った男達を魅了しては、相変わらず獲物を見定めるような鋭い眼差しを彼らへと向けている。
だが、気を付けた方がいい。
もしかしたらこの町で人間の生活に溶け込んで暮らしているかつての恐ろしい人食い竜は、彼女1人だけではないかも知れないのだから・・・



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