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湖に漂う羨望 ~外伝~

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湖に漂う羨望―外伝―
「少年ドラゴンの成長」


この住処の主、「おじちゃん」と呼ばれていた古竜も旅立ち早15年、
今はその住処に仲良く若夫婦とその息子が暮らしていた。
息子は「マツリ」という名で呼ばれ大変かわいがられていたのだが・・・・。



ちょっと深いところまで来たかな・・・。
マツリはそんなことを考えながら長い眉毛を揺らし、犬のようにペタペタと4足歩行で歩いていた。
父親譲りの凛々しい顔と母親譲りのスマートな体型で14歳ながらも
一人前の竜のような毅然とした態度で深い森を歩いていた。


両親のいるきれいな湖、暖かい洞窟にいるときとはまったく違う深い森の雰囲気、
獣の気配に少し心を乱されていた。
若いマツリは好奇心から住処から離れたこの森に冒険に来たのだが、
今ではその好奇心よりもこの森を抜け出せない焦燥感が大きかった。

「ふぅ・・・何か不気味な森だな・・・」
「人の縄張りに失礼ね」
不安からか思わず独り言をつぶやいたマツリは、いきなり答えをかえしてきた
声に思わずバッと身を低くした。

「だ、誰だ!」
マツリは精一杯ドラゴンの重圧のある声を出して叫んだ。
こんな不気味な森で声をかけてくるものはほとんど敵であると考えて間違いない。

マツリは必死に目をこらし、声の主を探した。
すると10メートルほど離れた場所にマツリより少し大きめのメスのドラゴンが
岩に腰掛けている。
大きい耳に妖しく光る眼、メスらしいくびれた腰に大きな胸の下で腕を組み
妖しい美貌で微笑んでいた。


「・・・・・・」
マツリは母親以外で初めて見る、しかも色気を振りまいた妖しいメスにとまどっていた。
オスならば今まで住処の周りで何回か戦っているが、
この未知の森で正体の分からないメスと戦うとなると勝手が違うので戸惑うのは当然と言えよう。

そんなとまどうマツリをあざけ笑うかのように、そのメスは腕を組んだままマツリを下から上まで
舐めるようにジロジロと見ている。
「ふふっ、私の縄張りであなたみたいな子供が私に勝てるかしら・・・?」
挑発するように笑うメスをマツリはジッと睨んだまま、間合いを取っていた。
マツリが戦い慣れた大人のドラゴンならば、明らかに不利なこの戦いは逃げるべきだと察知
するだろうがまだ若いマツリはオスとしてのプライドが邪魔をして逃げられなかった。

いままで同世代のオスにも負けたことがないのだからメスなんかに負けるわけがない。
そう考えていたマツリの甘い考えは、実際にこのメスと戦うとすぐに砕かれた。
マツリがどんなにすばやく飛び掛ってもヒラリと避けられて、かわされてしまうのだ。
メスは攻撃する気がないのか微笑みながらマツリの攻撃をかわして体をなでるようにタッチする。

「さ、さわるな!」
そのたびに体をビクッとさせすぐに振りむく。
そんなことを繰り返しているうちにマツリは焦りと疲れで息が荒くなってくる。
そんなマツリを見て、メスがマツリの背中に軟着陸した。
「ぼうや、全然だめね~。攻撃も守りもまったくできてないわ」
いきなり背中に乗られ焦るマツリは背中を必死に振るが、メスはまったく降りようとしない。
「くっ・・・降りろ!」
そう叫び背中を振るマツリを無視し、そのメスは背中に抱きついたままマツリの股間部に手を伸ばしていった。

「ふあっ・・!」
いきなり敏感な部分を触られマツリは思わず腰が砕けてしまう。
「へぇ、なかなか大きいじゃないぼうや」
マツリの戦意がなくなったのを確認するとメスはさらにもう片方の手で
マツリの乳首をさわさわと撫でる。
「ふふふ、ぼうやお名前は?」
メスは赤面しながら耐えるマツリに話しかける。
「や・・・やめ・・・ろ・・・」
マツリはとても自己紹介できる状況ではなかった。

「ん~ぼうや、気持ちよすぎて答えられないのかしら?」
そういうとメスはやっと手の動きを止め、マツリの耳元に顔を近づけささやく。
「ねえ・・・・お名前教えて」
「はぁっ・・・はぁっ・・・マ、マツリ・・・」
素直に答えないとまた責められると思ったマツリは仕方なく答える。
「ふふっ、素直な子は好きよ。私の名前はステファ」

マツリの名前を聞き、自分の自己紹介も終えるとステファは
また乳首とペニスへの刺激を再開する。
その瞬間またマツリの体がビクッと反応する。
「こんな状況で大きくしてるなんて・・・エッチな子ね」
「・・・・」
何か反論したかったが自分のペニスが大きくなっているのは事実だった。
だがそれよりも初めてメスと触れ、ペニスからの刺激が気持ちよすぎて、
正直もっとして欲しいという気持ちが大きかった。
もう完全に戦意はなくなっている。

「ほらほら、マツリちゃんのおっきなおちんちんがビクビクしてきたぁ」
ステファは弄ぶように右手でペニスを、左手でマツリの乳首に刺激を与えながら
マツリのやわらかいフサフサの首元を甘噛みする。
「あふ・・・あ・・・あ・・・・」
すでに立っているだけでも限界のマツリは情けない声を出すしか出来なかった。
「ほらマツリちゃんの背中に今当たっているのがメスのおっぱいよ」
そういいながらマツリの背中に自分のやわらかい胸をぐいぐいと押し付ける。
メスとの接触経験が一切なかったマツリには刺激的すぎた。

ほけたように口からヨダレをたらし頬を赤く染めるマツリ。
そんな表情もステファにはたまらなく感じた。
「ねぇ・・・今度は仰向けになって」
ステファが甘ったるい声でマツリにささやく。
初めて味わう快楽にマツリは抵抗することも出来ず、恥ずかしそうに戸惑いながらも
ステファに促され、自らの腹を見せる。
抵抗する気力が完全にうせたマツリはもうステファの虜だった。
「ああ、いいわマツリちゃん・・・とってもかわいい」
自らの乳首を擦りながらステファがマツリの上にのしかかってくる。

「ああっ・・・あんまりこすらないで・・・」
マツリが涙目で懇願するがステファは聞こえなかったかのように自分の腹を執拗にこすり付ける。
そしてマツリのペニスがステファのやわらかい股に擦れた瞬間、
ビュビュッ!
ビチャッ・・・・

マツリとステファの腹に挟まれ、マツリの限界まで大きくなったペニスから、
ついに勢いよく精液が勢いよく飛び出した。
お腹からマツリの顔まで飛んだ精液がその勢いを物語っている。
「はぁっ・・・はぁ・・・・」
マツリは強烈な射精感に全身の力が抜け、とても動けない状態だった。
「はぁん・・・マツリちゃんったらこんなに出して・・・」
ステファも精液の臭いとマツリのかわいい表情を見ているだけで
股間が熱くなってくるのがわかった。

ペロッ・・・ピチャ・・・
マツリの顔に飛んだ精液をステファが抱きついたまま舐め取る。
「ふふっ、おいし♪」
そしてそのままマツリのファーストキスも奪ってしまった。
チュッ、クチュッ
メスに口内まで丁寧に舐められ、マツリはまたペニスに血が集まっていくのを感じた。

「ねえマツリ・・・あたしのおっぱいも・・・ね」
そういうとステファは自分の胸を自分の手で挟むようにして差し出す。
マツリは間近でみるメスのおっぱいにおずおずと上体を起こし、口を近づけていく。
ちゅぷちゅぷ・・・・
マツリは自分のヨダレを塗りたくるように夢中でステファの胸を責める。
「ああぁ・・・いいよぉ」
かわいい少年ドラゴンに自分の乳首を舐められているという事実だけでステファはたまらなく感じてくる。
そしてまたマツリの乳首へ指を伸ばしていった。
お互い乳首を責め合い、森の中に2人の嬌声がシンクロしてこだまする。

「じゃあそろそろお姉さんが一人前のドラゴンにしてあげようかしら」
頬を紅潮させたステファはそういうと胸から手を離し、マツリを仰向けにしたまま
自分の腰をマツリの股間付近へもっていく。
「ねぇ、マツリ・・・マツリの初めてもらっちゃうわよ・・・・」
ちょうどつながる位置でステファが微笑みながらマツリに話しかける。

「でも・・・マツリがどうしても嫌ならやめてあげる」
「えっ・・・」
この状況でやめることができるオスなどいるわけがないが、ステファがマツリに
あえて問いただす。
「本来こういうことは本当に好きなメスとだけなのよ」
ステファが意地悪な誘導をかける
「ぼ、ぼくが本当に好きなのは・・・ステファだよ!」
純粋なマツリはおもわず叫んでしまった。
ステファはそれを聞いてうれしくなったのか再び問いただす。
「ふふっマツリは本当にかわいいわ。じゃあもう一回自分の口でちゃんと言って・・・」
ステファはマツリのペニスと自分の膣口に指を当てて挿入寸前の状態にし、
マツリの顔の寸前まで顔を近づける。
「ぼくは・・・ステファが好きだ!・・・ステファは僕が好―――」
ズ・・・ブッ・・・・
マツリが最後まで言おうとした寸前でステファは答る代わりにその口を自分の口でふさぎ、
おもいっきり腰を落とした。

「んんっ!!んーーー!」
口をめちゃくちゃに舌で犯され、ペニスからはしめった暖かい体温としごかれるような締め付け
が伝わってきてマツリは快楽の波の飲まれそうだった。
ブシュッ・・・チュッ・・・ピチュッ
股間の接合部分と上の口とがつながりいやらしい水音を響かせる。

「ぷはぁぁっ・・・あはぁん!マツリのおっきくて・・・ああん!あたしにピッタリよ!」
ようやく口を離したステファが腰を激しく動かし、マツリのペニスをめちゃくちゃに味わう。
「ああっ!・・・ステファ!ステファ!」
マツリのほうもたまらなくその声にこたえるようにステファの名前を連呼する。
自分の指でクリトリスをいじり、ステファもどんどん快楽のボルテージをあげていく。
そのたびにマツリのペニスをキュッと締め付け、思わずイッてしまいそうになるが
オスとしてのプライドでなんとか射精感を抑えている状態だった。

「ああっ!マツリ!いいよぉ!」
もはやステファのほうも余裕がなくなってきたのか腰を乱暴に下へ叩きつけるような
激しい交尾になってきた。
その激しい腰使いにマツリも答えるかのように腰を動かす。
「も、もう・・・イクよ!ステファ!」
「うんっ!マツリきてぇ!わ、わたしも!」
お互い限界が近いと感じたのか、お互いに目を合わせるとまたステファが体を倒しギュッと抱きつく。
「イクッ!もうだめぇ!」
「あああ!ステファ!」

2人でそう絶叫するとマツリはステファの子宮に先ほどと同様濃い精液をたっぷりと流し込んだ。
「はぁっ・・・・はぁっ・・・」
「ふ・・・ふぅ・・・・」
2人とも精根尽きた感じで射精の瞬間の抱き合ったままの状態で息を整えていた。


「ねえ、マツリ」
しばらくしてようやく落ち着いた頃にステファは抱き合ったままマツリに話しかける。
「一緒にここで暮らさない?」
「・・・・僕の家族が心配するから・・・帰らなきゃいけない」
マツリもここで愛したステファと暮らしたかったが、今まで育ててくれた優しい両親のために
戻ろうと決意していた。
「でも・・・いつか立派な1頭のオスドラゴンになったときは・・・ステファを迎えに来るよ」
マツリは真剣な目でステファに決意をする。
「マツリ・・・うれしい。さびしくなったらいつでも来てね。マツリを一人前にしたのはあたしなんだから」
そういうとステファは軽いキスをして微笑む。
それから2人は別れを惜しむように寄り添って話をした。

「じゃあそろそろ行くね。ありがとうステファ」
そう微笑むとマツリはステファに教えてもらった帰り道を、来るときよりも
成長したドラゴンの風格で歩いていった。
優しい両親の待つ住処へ。




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