湖に漂う羨望2

    

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だめだ、やっぱり見ちゃいられない!
ズブ・・・ズブ・・・
「あっ・・・や・・・やぁ・・・」
絶望に染まった彼女の喘ぎ声に意を決すると、僕は洞窟の入口からおじちゃんに聞こえるように大声を上げた。
「やめて!おじちゃん!」
その声にわずかながら驚いたおじちゃんが動きを止め、クルリと僕の方を振り向く。
「何だ小僧、ワシに何か文句でもあるのか?」
「か、彼女を許してあげて。僕なら何でもするから・・・さ・・・」
それを聞くと、おじちゃんが無抵抗になった彼女の顎を片手でそっと持ち上げて僕の方を向かせた。
そしてフサフサと赤毛を靡かせる彼女の顔に頬を擦りつけながら、こちらをギロッと睨みつける。
「ほう・・・お前がこの小娘の身代わりになるというのか」
勢いでおじちゃんを止めに入ったまではいいものの、はっきりと"彼女の身代わり"などと言われてしまってはついその覚悟が揺らいでしまう。
「どうなのだ!?」
「う、うん・・・約束する・・・だから、彼女を離して」
まるで怒鳴りつけるかのような勢いで念押しされ、しかたなく遠慮がちに頷く。
肝心の彼女はというと、半分ほど体内へと侵入してきた巨根の感触に怯えてきつく目を閉じながら震えていた。

ズボッ・・・
「ひぅ・・・」
ねっとりと滴った愛液とともに彼女を貫きかけていた肉棒が勢いよく抜かれ、一瞬にして背筋を駆け上がった快感に彼女が身を竦める。
それでもおじちゃんがようやくグルグル巻きにしていたその体を解放すると、大粒の涙を浮かべた彼女の顔に憔悴と安堵の色が同時に浮かんだ。
「うぅ・・・あぅぅ・・・」
よほど恐ろしかったのか、彼女の今にも消え入りそうな嗚咽が僕の耳にも届いてくる。
「行くぞ、小僧」
「あ・・・」
だが彼女の身を案じる暇もなく、僕はクルンとおじちゃんの長い胴に体を絡め取られるとそのまま強引に洞窟の外へと連れ出されてしまった。
「ど、どこに行くの?」
「ワシに逆らうとは、お前には少し仕置きが必要なようじゃ」
そう言いながらてっきり隣の洞窟へ入っていくのだと思った僕の予想を裏切って、おじちゃんが湖の中へと身を躍らせる。
「わっ、ちょ、ちょっと待っ・・・わぶ・・・」
ザバーンという盛大な水音とともに、僕はおじちゃんに捕まったまま冷たい湖水の中へと沈められた。

「もが・・・ごぼごぼ・・・む~!う~~!」
息苦しさに必死で暴れる内に、辛うじて水面の上へと鼻先が突き出す。
「うぐ・・・ふぅ・・・ふあぁ・・・た、助けて・・・おじ・・・もがが・・・」
必死でおじちゃんに助けを求める間に再び水中へと引きずり込まれ、僕は鼻と口から大量の水を飲み込んだ。
「黙れ小僧。ワシに逆らうとどうなるか、たっぷりと思い知らせてくれるわ」
「あぐ・・・ぁ・・・うあっ・・・」
息が詰まる寸前で水上へと引き上げられ、またいつ沈められるかもわからないまま荒い息をつく。
「ご、ごめんよ・・・僕が悪かったから・・・ああっ・・・」
そうこうしているうちに手足の上からさらにグルンとおじちゃんに巻きつかれ、僕はついに完全に体の自由を奪われてしまった。
このまま水の中に沈められてしまったら、今度はもがくことすらできないだろう。

「どうだ、これでもまだあの小娘の身代わりになるなどと抜かすつもりか?」
少しずつ少しずつゆっくりと僕の体を水中に引っ張り込みながら、おじちゃんが低く抑えた声で囁いてくる。
「あ・・・う・・・」
肯定すれば、僕は間違いなくひどい目に遭わせられてしまうだろう。
だがそれは同時に、僕には彼女を守れなかったということになるのだ。
彼女とは会ってまだ数時間の仲だが、さっきおじちゃんに襲われた時に見せた若い雌竜らしいなよなよとした姿に、僕は例えようもないある種の愛しさを感じたのもまた事実だった。
なんとしても、彼女を守ってやりたい。
そんなどこからともなく湧き上がった思いが、僕に折れかけた心とは異なる返事をさせる。
「お願い・・・か、彼女には、ひどいことしないで・・・」
「ええい、まだ言うか小僧!」
「あ、会ったばかりだけど・・・僕、彼女が好きになっちゃったんだ・・・だから・・・」
その言葉を聞くと、怒りにまかせて再び僕を水の中へと沈めようとしたおじちゃんの動きがピタリと止まる。
「フン・・・それなら、これまで3日に1度だった供物を毎日ワシに捧げてもらうことになるぞ」
「ほ、他には?」
「決まっておるだろう?・・・ワシとの夜の営みも、覚悟しておくのだな」
そ、それで彼女が無事にあの洞窟に住めるのなら・・・
僕は脳裏にふと過ぎったそんな打算から目を背けると、ゴクリと唾を飲み込んでおじちゃんに返事を返した。
「うん・・・わかった」
フーッという長い溜息が聞こえ、おじちゃんが僕の縛めを解いてくれる。
「全く・・・誰に似たのか、頑固な奴だ・・・」
そう言ったおじちゃんの顔に、ようやく微かな笑みが覗いていた。

彼女は今、一体どうしてるのだろうか。
陸地に上がってブルブルと体を震わせると、僕はポタポタと水の粒を滴らせながら彼女のいる洞窟へと向かった。
そして音を立てないようにそっと薄暗い穴蔵の中を覗くと、彼女が自分の尻尾を抱えるように丸まって地面の上に蹲っているのが見えた。
一瞬眠っているのかとも思ったが、その体が時折ヒックとしゃっくりをしているかのように揺れている。
声をかけようかと身を乗り出すと、背後から突然おじちゃんが僕の体を引き止めた。
「そっとしておけ・・・後であの娘の方から、お前に会いにくるだろう」
「うん・・・」
「その間、狩りにでも行ってくるがいい。どうせ小僧も何も食べておらぬのだろう?」
おじちゃんにそう言われて、僕は初めて自分の空腹感に気がついた。
よくよく考えたら、僕も彼女もおじちゃんも、みんな朝から何も食べていないのだ。

「そうだね。狩りに行ってくるよ」
「ワシの分を忘れるでないぞ」
「わかってるよ」
そう言うと、小僧はさっきまでの暗い面持ちから一転して明るい表情を浮かべていた。
そして高々と照りつける太陽の下、森へ向かって水色の仔竜が勢いよく駆け出していく。
「やれやれ・・・」
鬱蒼と茂った森の草木の奥に小僧の姿が消えると、ワシは深々と大きな溜息をついた。
そしてさっきまで外から覗き込んでいた洞窟へと引き返し、悲しげに泣いている娘のもとへと近づいていく。
「いつまで泣いているのだ」
「ひっ・・・」
これが第1印象というものなのか、目の前で怯えている娘の頭にはすでにワシに対する絶対的な恐怖が擦り込まれてしまっているらしい。

「こ、来ないで・・・来ないでよ・・・」
ジリジリと後ずさりながら震える声でそう訴える娘の様子に、ワシは不覚ながら微かな憐れみを感じてしまった。
だが、ここでこの娘を甘やかすわけにはいかぬ。
いくら貸しているとはいえ、ここは今もワシの縄張りなのだ。
「ここで泣いているだけでよいのか?あの小僧は、お前をここに住まわせるために自ら重責を負ったというのに」
「・・・え?」
娘のキョトンとした顔を見ながら、ワシは更に先を続けた。
「小僧を手伝ってやらなくてよいのかと言っておるのだ」
「ど、どうしてよ・・・?」
「奴は1日に鹿を2頭捕えるのがやっとだというのに、お前の為に毎日3頭は獲物を狩らねばならなくなったのだぞ」
それを聞いて、娘の身に目に見える動揺が走った。
いくら世間知らずな娘だとはいえ、流石にこの言葉の意味は彼女にも理解できたらしい。
「あ、あたしも行くわ」
娘はそう言うと、あれだけ恐れていたワシの横を擦り抜けて森の方へと走っていった。
その後姿を見送り、すでに西へと傾きかけた橙色に染まる太陽へと目を向ける。
ワシもいらぬ世話を焼いたものだな・・・
小僧どもが戻ってくるまで、一眠りするとしよう・・・
胸の内でそう呟くと、ワシはキラキラと眩いばかりに朱に染まった湖へと潜っていった。

星の光も届かぬ闇に沈んだ湖底・・・
その冷たい泥土の中で目を覚ますと、ワシは小僧を待つためにそよそよと冷たい風の吹く湖面へと顔を出した。
雲1つなく晴れ渡った空にはまるで宝石をちりばめたかのように明るい光の粒が広がっていて、小さな星達に負けじと満月までもが眩い煌きを放っている。
そしてふと湖の辺へと目を向けると、驚いたことにあの小娘が暇を持て余したのか湿った地面の土を弄りながらワシを待ち受けていた。
「お前は・・・そんなところで何をしておるのだ?」
突然かけられたワシの声に驚き、娘の体がビクッと硬直する。
「う・・・か、彼の代わりに・・・あんたの相手をしにきたのよっ」
吐き捨てるようにそう言ったかと思うと、娘がワシからツイッと顔を背けた。
どうやらあの洞窟に住むための条件について、小僧から粗方の話は聞いているらしい。
「何だと?・・・あの小僧らしくもない。結局は己が身可愛さでお前を・・・」
「それは違うわ!」
ワシの言葉を全力で否定するように、娘が突然声を張り上げた。
「あたしが自分から言い出したのよ。か、彼に・・・全部背負わせることなんてできるわけないもの・・・」
ザバッという水音とともに陸へと上がると、ワシは飽くまで威圧的な態度は崩さずに娘へと近づいた。

「グフフフ・・・」
暗い水中から再び全貌を現した老龍の姿に、あたしは思わずゴクリと唾を飲み込んだ。
そして不気味な含み笑いとともに老龍が近づき、震えるあたしの首筋を指先から生えた短い爪でそっと撫で上げる。
「うっ、く・・・」
昼間の一件があるだけに、あたしはどうしてもこの縄張りの主に対する恐れ、心の底から湧き上がってくる体の震えを抑えることができなかった。
その巨体に押し倒されるようにして砂の上へと仰向けに寝かせられ、老龍があたしの鼻先へ大きな顔を近づける。
「本当に覚悟はできているのであろうな?」
「ば、馬鹿にしないでよ・・・あ、あんたなんか・・・全然怖くなんて・・・うぅ・・・」
口ではそう言いながらも、もう後戻りできないという恐ろしさに目から涙が溢れ出てしまう。
どことなくこの状況を楽しんでいるような老龍の瞳に見つめられているだけで、あたしは尻尾の先まで力が吸い取られてしまったかのように体を弛緩させた。
抵抗する気力を失った獲物を前にして、老龍の肉棒が興奮で持ち上がっていく。
そしてあたしの小さな局部へとその先端をそっと押し当てると、老龍の口の端に微かな笑みが浮かんだ。

ズブッズブブブッ
「ああ~っ!」
昼間に味わった緩慢な挿入とは打って変わり、固くそそり立った肉棒が勢いよくあたしの体を貫いていく。
愛液と肉襞と膣壁の奥へと隠された敏感な突起が一瞬にして暴虐な槍で突き上げられ、あたしは長くて重い老龍の体にのしかかられながらも背筋を思い切り仰け反らせた。
「おおっ・・・流石に若い雌の味はよいものだな」
「あっ・・・はっ・・・」
グイッ、グイッと老龍に強引に腰を突き上げられ、その度に口の端から短い喘ぎ声が漏れてしまう。
「どうだ・・・傍目には苦しそうな顔をしておるが、お前も感じておるのだろう?」
「こ、こんなの・・・うあっ・・・」

執拗に最奥を責める老龍の一撃に反論を嬌声に変えられ、あたしは脳裏にあの若い仲間の顔を思い出していた。
ついさっきまであたしと一緒に森の中を走り回っていた優しい彼・・・
結局獲物は1頭も取れなかったけど、あたし達はお陰でとても親しくなることができたのだ。
昼間あたしを守ってくれた彼の為に・・・彼の負担を少しでも減らすために、あたしは今ここにいるのだ。
「そろそろ堪らなくなってきただろう?それ、泣き叫んでもワシは一向に構わんのだぞ?」
「だ・・・れが泣く・・・もんですか・・・ぜ、絶対に・・・泣かないんだから・・・!」
危うく目から零れそうになった涙をグッと堪えると、あたしは両手をきつく握り締めて徐々に膨れ上がっていく快感に歯を食い縛った。
ブシュッビュビュ~ッ
「くぅ・・・ぅ・・・」
老龍の精が噴出した音とともに膣内に熱い粘液の感触が広がり、限界寸前だったあたしの理性に容赦なくとどめの一撃が振り下ろされる。
決して認めたくはない絶頂の快感に意識が薄れ、あたしは悔しさに顔を顰めたままフッと気を失ってしまった。

「生意気な小娘だとばかり思っておったが・・・フン・・・なかなかに健気なところもあるではないか」
泣かないと意地を張った割に目には大粒の涙を浮かべている娘の顔を、ペロリと一舐めしてやる。
そしてグッタリと気絶した娘の体をグルグルと巻き取ると、ワシは小僧の待つ洞窟へと向かった。
「小僧・・・いるか?」
一体、あやつはどんな気持ちでこの小娘をワシのもとへと送り出したのだろうか?
様々な感情の入り混じった顔で洞窟の暗がりの中を覗き込むと、疲れ切った小僧が壁に背を預けて蹲っていた。
だが薄く開けられていたその目がワシと合うと、小僧が慌てた様子で飛び起きる。
「お、おじちゃん!彼女は?」
「介抱してやれ・・・」
ワシはそれだけ呟くと、絡め取っていた娘の体を小僧の目の前へと降ろしてやった。
そして小僧が心配そうに娘の顔を覗き込んだのを確認し、静かに洞窟を後にする。

少し、酷いことをしてしまったな・・・
音を立てぬようにそっと水の中へと体を滑り込ませながら、ワシは憔悴した娘の顔を思い出して胸の内で呟いた。
明日からは、あの娘にももう少し優しく接してやるとしよう。
なにしろあの小僧も小娘も、今はワシの縄張りでともに暮らす若い家族なのだから・・・
1時間前に目覚めた時と同じように黒ずんだ湖底の泥土の中に身を沈めると、ワシは澄んだ水底にまで届いてくるようになった強い月と星の淡い明かりに顔を上げた。
そしてこれからも平和な生活を送れるという幸せを噛み締めるように目を閉じ、自らの腹の上へと顎を乗せる。
ゴロゴロ・・・ゴロゴロゴロ・・・
だがいざ眠りにつこうとしたその刹那、重々しい低音がワシの体内へと鳴り響いた。
すぐにその理由に思い当たり、水の中で大きく溜息をつく。


ああ・・・そう言えば、今日は小僧の捧げ物を当てにして何も食ってはいなかったな・・・腹が減った・・・




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